「トマーシュ・マサリク」の版間の差分

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'''トマーシュ・マサリク'''は『[[機動戦士Vガンダム]]』の登場人物。
  
名前の元ネタはチェコスロバキアの初代大統領「トマーシュ・マサリク」
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== 概要 ==
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有色人種で、家族と共に太陽発電衛星ハイランドに住んでいた。
  
この役でデビューした関氏は[[機動武闘伝Gガンダム|次回作]][[ドモン・カッシュ|主役]]に抜擢された。
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== 登場作品と役柄 ==
 
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:ハイランドが[[ブルー・スウェア]]に解放された際に行動を共にするが、パイロットに登録されるのはオリファーの死後である。能力的に凡庸であり、参入時期の遅さもあって使いにくい。オリファーの撃墜数が引き継がれるオデロと違って、彼は引き継がれない事も使いにくさに拍車をかけている。使うのであれば、[[ニュータイプ]]技能を持っていることを活かして、余っている[[ファンネル]]搭載機などに乗せてやるといい。
  
 
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::フリーバトルに登場。
 
::フリーバトルに登場。
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:音声新規収録。据え置き機作品への登場は『新』以来で、なんと'''25年ぶり'''となる。
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:序盤の宇宙ルートで顔を見せるが、パイロットとしての加入はキーミッション「新しい翼」からとなる([[V2ガンダム]]早期解放フラグの影響を受ける)。エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「回避アップ」。
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:エースボーナス込みで低コストで使える「補給」を覚えるのが最大の強みで、「激励」も覚えるため、積極的に攻めるプレイヤーとの相性が良い。一方で攻撃系の精神コマンドは持たないため勇者の印や鋼の魂といった強化パーツでフォローするか、[[メタス]]や[[ホワイトアーク]]で修理・補給によるレベル上げが必要。
  
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:『30』で採用。SPを回避に割くことが減り、消費SPが減った「補給」を積極的に使えるという、上手く噛み合った中々優秀なボーナス。
  
 
== 人間関係 ==
 
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:オリファーの形見として、彼らを育てるが、最終的に彼らに任せることになる。
 
:オリファーの形見として、彼らを育てるが、最終的に彼らに任せることになる。
 
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== 名台詞 ==
 
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:リガ・ミリティアに参加時に搭乗。
 
:リガ・ミリティアに参加時に搭乗。
 
;[[ホワイトアット]]
 
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:一度だけ無断出撃で使用。
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:第19話にて無断出撃で使用。
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;魚の骨(SRW未登場)
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:[[ザンスカール帝国]]の小型哨戒艇「シノーペ級」を拿捕し、色の塗り替えと小改造を行ったもの。「魚の骨」という呼称は船体の形状から。
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=== SRWでの搭乗機体 ===
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;[[ホワイトアーク]]
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:『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』で搭乗。恐らく上記の「魚の骨」の代役。
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*前述のとおり生き残っているが、他に生き残ったメンバーの中でなぜか彼だけ最終エピローグに登場しない。
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*前述の通り生き残っているが、他に生き残ったメンバーの中でなぜか彼だけ最終エピローグに登場しない。
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*担当声優の関智一氏は本作が初レギュラー作品となる。
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**次回作『[[機動武闘伝Gガンダム]]』では主役の[[ドモン・カッシュ]]役に抜擢された。
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== 脚注 ==
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<references />
  
 
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{{ガンダムシリーズ}}
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[[Category:機動戦士Vガンダム]]

2023年6月10日 (土) 07:13時点における最新版

トマーシュ・マサリク
外国語表記 Tomache Massarik[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 関智一
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦G
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人アースノイド
性別
年齢 17歳
出身 ハイランド
所属 民間人リガ・ミリティア
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トマーシュ・マサリクは『機動戦士Vガンダム』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

有色人種で、家族と共に太陽発電衛星ハイランドに住んでいた。

ハイランドザンスカール帝国から解放されたのがきっかけでリガ・ミリティアに参加。宇宙作業に慣れているのかモビルスーツの操縦も行える。最初は後方支援が多かったが、オリファー・イノエの指導の下モビルスーツに搭乗するようになる。直後にオリファーが壮絶な戦死。その後も仲間が次々に死んでゆく中、終戦時まで生存していた。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦G
初登場作品。ミリエラフラニーと共に加入するが、1人だけレベル15と低い。
ホワイトアークの初期パイロットだが、2回行動レベルが非常に遅い上に支援系精神コマンドにも乏しいため、大抵は他のパイロットに乗機を譲ることになる。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
一切登場しないが没パイロットデータが存在。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦D
ハイランドがブルー・スウェアに解放された際に行動を共にするが、パイロットに登録されるのはオリファーの死後である。能力的に凡庸であり、参入時期の遅さもあって使いにくい。オリファーの撃墜数が引き継がれるオデロと違って、彼は引き継がれない事も使いにくさに拍車をかけている。使うのであれば、ニュータイプ技能を持っていることを活かして、余っているファンネル搭載機などに乗せてやるといい。

単独作品[編集 | ソースを編集]

新スーパーロボット大戦
音声初収録。ハイランドではなく、月面都市セント・ジョセフにいて、サイド6までの輸送機護衛ミッションにてオデロと共にパイロットとして登録される。
残念ながらストーリーでは存在感が薄く、性能的にもオデロと違ってニュータイプになれず、精神コマンド集中ひらめきはあるものの熱血が無いのが痛い。
新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
フリーバトルに登場。
スーパーロボット大戦30
音声新規収録。据え置き機作品への登場は『新』以来で、なんと25年ぶりとなる。
序盤の宇宙ルートで顔を見せるが、パイロットとしての加入はキーミッション「新しい翼」からとなる(V2ガンダム早期解放フラグの影響を受ける)。エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「回避アップ」。
エースボーナス込みで低コストで使える「補給」を覚えるのが最大の強みで、「激励」も覚えるため、積極的に攻めるプレイヤーとの相性が良い。一方で攻撃系の精神コマンドは持たないため勇者の印や鋼の魂といった強化パーツでフォローするか、メタスホワイトアークで修理・補給によるレベル上げが必要。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

第2次G
根性加速友情必中気合ド根性
D
偵察集中ひらめき熱血信頼激励
探索加速集中隠れ身根性ひらめき
30
集中信頼閃き必中激励補給

特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]

D
ニュータイプL6、シールド防御斬り払い撃ち落とし援護攻撃L3、援護防御L3、コンボL2
切り払いL4、シールド防御L4
30
ニュータイプL5、ガードL2、援護防御L1

エースボーナス[編集 | ソースを編集]

最終回避率+15%。精神コマンド「補給」の基本消費SPが50になる。
『30』で採用。SPを回避に割くことが減り、消費SPが減った「補給」を積極的に使えるという、上手く噛み合った中々優秀なボーナス。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ウッソ・エヴィン
コンビを組む相手。基本的にウッソ共々猪突猛進が強い彼らであるが、トマーシュは抑え役に回ることが多い。
オデロ・ヘンリーク
コンビであり、同じ機体でウッソをバックアップする。
オリファー・イノエ
モビルスーツ操縦の師であるが、間もなく戦死する。
マーベット・フィンガーハット
オリファーの形見として、彼らを育てるが、最終的に彼らに任せることになる。
カレル・マサリク
弟。
エリシャ・クランスキーマルチナ・クランスキー
近所の姉妹。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「そういうのを死に急いでるって言うんだよ!」

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

ガンブラスター
リガ・ミリティアに参加時に搭乗。
ホワイトアット
第19話にて無断出撃で使用。
魚の骨(SRW未登場)
ザンスカール帝国の小型哨戒艇「シノーペ級」を拿捕し、色の塗り替えと小改造を行ったもの。「魚の骨」という呼称は船体の形状から。

SRWでの搭乗機体 [編集 | ソースを編集]

ホワイトアーク
第2次G』で搭乗。恐らく上記の「魚の骨」の代役。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 前述の通り生き残っているが、他に生き残ったメンバーの中でなぜか彼だけ最終エピローグに登場しない。
  • 担当声優の関智一氏は本作が初レギュラー作品となる。

脚注 [編集 | ソースを編集]

  1. CHARACTER|機動戦士Vガンダム 2022年1月5日閲覧。