ミスマル・ユリカ
- 外国語表記:Yurica Misumaru
- 登場作品:
- 声優:桑島法子
- 種族:地球人(火星出身)
- 性別:女
- 所属:ネルガル重工→連合宇宙軍
- 階級:民間人(TV版)→大佐(劇場版)
- 年齢:20歳(TV版)→25歳(劇場版)
- 身長:166 cm
- 体重:52 kg
- 3サイズ:B85・W58・H86
- 出身:火星
- 好きな食べ物:甘いもの全般
- 嫌いな食べ物:アルコール
- 趣味:歌(下手の横好き)、ジグソーパズル
- 特技:戦略シミュレーションの天才
- 好きな男性のタイプ:赤い糸を信じている(=アキト)
- (以上、放送当時に発売されたカードダスマスターズより)
- キャラクターデザイン:後藤圭二
概要
『機動戦艦ナデシコ』のヒロイン。名前の漢字表記は「御統ユリカ」。
火星生まれで、父は地球連合軍の提督、ミスマル・コウイチロウで、母とは死別している。軍関係の学校は主席で卒業し、ナデシコの艦長となる。
基本アホの子だが、語学は堪能。記憶力にも優れ、劇中、ウェイトレスのバイトで店内四方八方から飛び交ってきた注文を完璧に捌いてみせた事もある。反対に料理の腕前は壊滅的である。
幼馴染みのテンカワ・アキトのことが好きで、アキトを思う気持ちは誰よりも強い。マイペースな性格で、本人に悪気は無いが、周囲は振り回されてしまう事も多い。
TV版
軍のシミュレーション等で、優秀な成績を収めた事で、ナデシコの艦長へと任命されるが、マイペース過ぎる振る舞いから、周囲を不安にさせる事も少なくなかった。しかし、艦長としての責任感はちゃんと持ち合わせており、時にはクルーを守る為に苦渋の命令をする決断力を見せる事もあった。
戦術指揮の技術も確かで、その作戦で何度もナデシコのピンチを救っており、ボソン砲を使用する秋山源八郎の艦隊を相手にした際には、周囲も驚かせる作戦によって、見事に撃退に成功している。
この作品が本格的なデビュー作(ただし、その前に名無しのモブキャラクターも経験している)となった桑島法子氏は当時20歳。しかも、EDテーマ「私らしく」も歌う大型新人だったが、新人離れした透き通った声で視聴者を驚かせ、華々しいデビューとなった。
TV版から劇場版の間
蜥蜴戦争後は、父・コウイチロウとの大喧嘩の末に、ルリと共に修行中であるアキトの元へ居候。ミナトをルリの引取りを巡った対立や、コウイチロウとの対決を経て、晴れてアキトとの結婚を果たし、軍務を続けながらも、非番の時にはアキト、ルリの三人でラーメン屋の屋台を営む生活を送る。しかし、アキトとの新婚旅行の際に、事故死に見せかける形で火星の後継者に拉致されてしまう事になった。
劇場版
火星の後継者に誘拐され、演算ユニットのコアにされていた。またその際にアキトへの愛情を逆手に取られていた。最終的には、ナデシコC部隊やブラックサレナを駆るアキトの活躍によって救出されるが、復讐鬼となる形で自身を救ったアキトは、自身に会う事無く去ってしまう事になった。
劇場版のその後が描かれたDCのゲームでは、火星の後継者の残党にA級ジャンパーとして再び狙われてしまう事を懸念したコウイチロウの意向によって、地球での内勤に配属されている。その後、ルリ達ナデシコB部隊の危機から、ナデシコCに搭乗して駆けつけており、選択ルート次第では火星の後継者との決戦に同行する事になる。ただし、その際には、サブロウタのエステバリスに乗って騒動を起こす等、相変わらずのマイペース振りも見せる。また、アキトは行方不明のまま。
ちなみに、後藤圭二氏のイラスト集では、劇場版の後日談とされる漫画が掲載されている。ユリカは軍人としての勤務を続けながらも、非番の際には行方不明になったアキトから引き継いだ屋台を使って、ラーメン屋を営んでいる姿が描かれており、アキトが帰ってくる事を信じ続けている。
登場作品と役柄
TV版で登場する場合は、自軍の母艦の艦長として出撃可能なステージが非常に多い。会話シーンでは、そのマイペースな性格により他の作品のキャラクターに絡まれることも多い。一方で、劇場版で登場する場合は、イベントのみのキャラクターであることが多い。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦IMPACT
- TV版で参戦。声付きでの初参戦。担当声優の桑島法子氏も今作でスパロボ初参加。回復に愛、気力上げに鼓舞、対ボス用に脱力を持つ有能サポートキャラ。
- 艦長でありながら、TV版最終回を踏まえて乗り換えでエステバリスにも乗ることが可能で、しかもダブルゲキガンフレアも使える。そして、「ゲキガン~」と技名も叫ぶ。なぜか特殊技能で逆切れを所持。原作で逆切れしたのはTV版最終話『いつか逢う貴女のために』(それも特殊な状況)くらいだが。しかも公式サイトでは「ユリカらしい」などと書かれてしまった。なお、エステバリスに乗るユリカを使えるのは本作だけである。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 初登場作品。TV版で参戦。ナデシコがブライト艦より戦闘性能が高いにもかかわらず、精神コマンドが完全に支援向きで必中も持っていないため、まともな攻撃役をやるのは厳しい。しかし、以降の作品にも当てはまることだが、出撃枠を圧迫せず出せる脱力持ちなので育てて損はない。
- スーパーロボット大戦R
- 過去に戻ってからはナデシコがほぼ全てのシナリオで強制出撃なので、出番は多い。精神コマンドは脱力・応援・かく乱・信頼・祝福で完全にサポート向けだが、最後に愛を覚えるのでマップ兵器で稼ぐことができる。終盤ナデシコCに乗り換える。
- ルートによってはEDでアキトの子供を妊娠している。
- スーパーロボット大戦J
- TV版で参戦。ナデシコが強いので必然的に彼女も活躍し、恒例のYユニット装着イベントもあるため最後まで戦える。同じく平時と戦闘時のギャップの激しいラクス・クラインとの会話は必見。また、後半は声優ネタでナタル・バジルールに敵視されるも、ユリカ側は意に介さず。EDでは、アキトと婚約したことが分かる。
- スーパーロボット大戦W
- 第一部ではナデシコの艦長として登場。第二部では劇場版よろしく火星の後継者に拉致されるが、終盤にナデシコ・Yユニット(本体はユーチャリスを無理やり改修しYユニットはレプリカ)で復帰。次のシナリオで黒い方のアキトと再会する。しかし、アキトも元のキャラに戻りつつあったためか全く動揺することはなかった。後半はカットインが消える上にルリとの差別化のためかIFSが付かないのが残念。
- 劇場版設定では艦長に復帰したユリカが使用できる唯一の作品。
- スーパーロボット大戦BX
- TV版で参戦。『IMPACT』以来、音声が新規収録された。パラメーターがかなり高い上、今回はIFSを持っているため、戦艦組の中でもトップクラスの能力を持つ。
- なお、本来ユリカは最終盤になるまでIFSを打ち込んでおらず、実際『BX』でも出撃シーンで「艦長はIFSを打ってないはずじゃ」と言う台詞がある。本作のユリカの能力値はルリと全く同じである事も考えると、このIFSスキルはルリのスキルを、便宜上ユリカの物としても扱っていると思われる。
- シナリオ上では、ユリカと同じ新人女性艦長であるナトーラ・エイナスと大きく絡み、彼女の成長の指針となる。
単独作品
- スーパーロボット大戦MX
- 劇場版と同じく火星の後継者に捕われる。『闘将ダイモス』のエリカとのクロスオーバーがあり、テンカワ・アキトと竜崎一矢が救出に向かう。
- 最終決戦終了後、ナデシコBの新任艦長として現場復帰を果たし、満身創痍のマグネイト・テンを出迎える任務に就く。EDでは五感が回復したアキトと、感動の再会を果たした。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
射撃がやや高い。作品によっては技量もやや高め。艦長パイロットの宿命なのか回避、防御は低め。
精神コマンド
いつでもマイペースな性格なので、脱力を必ず覚える。応援、祝福、かく乱も覚えることが多くサポート要員として優秀。また、愛を最後に習得することが多く、愛の効果がプチ奇跡である場合はナデシコのMAP兵器を有効に使えるようになる。
- IMPACT
- 脱力、応援、かく乱、信頼、鼓舞、愛
- A
- 脱力、応援、かく乱、信頼、幸運、愛
- A PORTABLE
- 脱力、応援、かく乱、必中、幸運、献身
- R
- 脱力、応援、かく乱、信頼、祝福、愛
- J
- 脱力、応援、かく乱、祝福、気合、愛
- W
- 脱力、応援、ひらめき、加速、熱血、愛
- BX
- 応援、ひらめき、必中、脱力、愛
特殊技能(特殊スキル)
艦長であるため指揮、統率等を覚える。また援護攻撃より援護防御のLvが伸びやすい、または習得しやすい傾向にある。
- IMPACT
- ナノマシン処理、A級ジャンパー、統率L3、逆切れ
- R
- 援護攻撃L1、援護防御L2、指揮L4
- J
- 指揮L3、援護攻撃L1、援護防御L3
- W
- 援護防御L3、指揮L3
- BX
- IFS、援護攻撃L2、援護防御L2、全体攻撃L1、指揮L3
戦術指揮
- 射撃武器の攻撃力上昇、対木星蜥蜴への攻撃・防御力上昇、サイズ差無視
- 『BX』。
パイロットBGM
- 「YOU GET TO BURNING」
- 『IMPACT』における選曲。
人間関係
- テンカワ・アキト
- 火星での幼馴染み。後に結婚。
- ホシノ・ルリ
- 部下。ナデシコを降りた後は身寄りのなかった彼女を引き取り、アキトと共に保護者となる。スパロボでは、TV版で参戦する場合、ユリカの代わりにナデシコのメインパイロットになることがある。
- ミスマル・コウイチロウ
- 父親。軍人としては有能だが、かなりの親バカ。また、ユリカの(特に自軍内における)交渉術において、彼の名を出すことは事実上の切り札である。
- アオイ・ジュン
- ナデシコ副長でユリカに好意を持っているが、ユリカ曰く「いいお友達」。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- アムロ・レイ
- 『A』では、マリーメイア軍の地球降下を阻止するために、彼を連れて資源衛星MO-IIIへと向かう。また、ブライトを憧れの艦長だと主張した際に、長年の付き合いからブライトの人となりをよく知っている彼から「見習うべきでない部分も多い」とツッコまれる事に。
- シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)
- 『IMPACT』での初対面時、「地上激動篇」の沙羅と同様に、彼からも自身が「艦長」であることを疑われてしまう。終盤の隠しルートでは、ネオ・ジオンの総帥となった彼と本格的に敵対する事となる。また、ユリカも他のメンバーと同じく彼を最後まで「シャア」と呼ばずに「クワトロ大尉」と呼び続けた。
- ブライト・ノア
- 艦長として比較されることが多い上に、彼を振り回すことも多い。
- 反面、実戦経験や艦長としての経験では圧倒的に彼のほうが上であり、『A(A PORTABLE)』では彼に自分の戦術のミスを指摘された上で叱咤激励されるシーンも。なお、『A』では憧れの艦長と称し彼を彷彿させる立ち振る舞いをする事も。
- クリスチーナ・マッケンジー
- 『IMPACT』第1部の序盤では、佐世保で恒例の挨拶をDVEで行った際に、あまりにも軍人とは思えない挨拶に彼女を唖然とさせてしまう。
- アナベル・ガトー
- 『A』の序盤の宇宙ルートにて、彼からジオンとの共闘を持ちかけられるが拒否し、敵対することになる。
- 余談だが、彼から通信が入った際、「ソロモンの悪夢」ことガトーからの通信ということで、ナデシコクルーはひどく動揺していた。
- シロー・アマダ
- 『IMPACT』では、ナナフシの重力波レールガンによってナデシコが航行不能のダメージを負った際に、ガンドール隊から派遣された彼の指揮する陸戦ユニットで編成された先遣隊に助けられる。
- レイアム・ボーリンネア
- 『BX』にて、溢れる貫禄故か、彼女がネェル・アーガマの艦長と勘違いした。
- オットー・ミタス
- …で、ネェル・アーガマの艦長がオットーであると訂正された際に、彼の事をお目付け役だと思っていた。
その他ガンダムシリーズ
- ドモン・カッシュ、レイン・ミカムラ
- 『IMPACT』では彼らの告白シーンに多大な感銘を受けたようで、ブライトらとの定時連絡そっちのけでアキトに告白「してもらおう」と暴走する。
- 張五飛
- 『『A』では、自分のような戦士を否定する平和という名の正義の正しさを確かめるべく敵となった彼の考え方を「間違ったおかしい考え方」と反論した。
- リリーナ・ドーリアン
- 『R』では、かぐらづきにおいて行われた地球と木連による和平交渉で、地球圏統一国家の代表として出席した外務次官の彼女に同行する。
- ラクス・クライン
- 『J』にて天然ボケなところに波長が合ったらしく、意気投合。『W』では彼女の歌声が人間翻訳機とされたユリカに影響を与えることになる。
- ナタル・バジルール
- 『J』にて声繋がりでライバル視される。ユリカの方も彼女のことを心のどこかで「悪人」扱いしていたらしく、彼女と同じ手段をとった敵を見て「悪人のやること」と発していた。
- スメラギ・李・ノリエガ
- 『CC』では、スメラギとは旧知の間柄である事をうかがわせる台詞がある。
- 『BX』ではスメラギ達の言葉を聴き、ソレスタルビーイングを自軍部隊に迎え入れる事に真っ先に賛同している。
- ティエリア・アーデ
- 『BX』では事前に情報を得ていたとはいえ、ELSを脳粒子波を使い誘き寄せていた彼ごと相転移砲を撃ち込んでいる。
- ナトーラ・エイナス
- 同じ新人女性艦長で、家族が軍の高官という共通点がある。だが、ユリカは天然でマイペース、ナトーラは真面目だが優柔不断で頼りないと性格は正反対。
- 『BX』では交流の中で友人となり、彼女に「私らしく」という心構えを伝授、それによりナトーラは一皮むける事が出来た。一方で、木連との決戦時に悩んでいる時には、ナトーラにセリックの真似で励まされる場面も。
- ジラード・スプリガン
- 『BX』ではガルダ防衛戦で出会った際、アキトが月にボソンジャンプした際に知り合ったどころか、アキトの料理までご馳走になっていたと知り、ユリカは彼女にヤキモチを焼く。フラグを満たして自軍加入後は、ユリカとアキトの仲を大人の女性として見守っていく。
リアル系
スーパー系
- 破嵐万丈
- スパロボ全般では、彼が敵対するメガノイドの本拠地が火星である故か、共演すると必然と言っていいほど絡みが多い。
- コロス
- 『A』では、メガノイドによって占拠された火星極冠遺跡での総力戦で、メカボーグ化した彼女のグラマラスなスタイルに負い目を感じる。
- 『IMPACT』でも彼女を「スーパーバスト」と呼んでいる。
- コマンダー・ネンドル
- 『R』では、新艦長の選抜をかけたミスコンでルリに負けてしまい、落ち込んでいたところをアキトに化けて潜入してきた彼に当身を食らわされ気絶。ソルジャーの改造素体としてルリと一緒に港の倉庫街に監禁されてしまう。
- 兜甲児、剣鉄也、流竜馬、神隼人、車弁慶
- 『W』にて彼らやゲッターチームをヴェルターにスカウトする。そのときの招き文句は…。
- あしゅら男爵
- 『W』にて、彼にも完全に「アホの娘」として見られている。
- 三輪防人
- 『A』では、流石のユリカも彼の滅茶苦茶ぶりには困っている。
- 結城沙羅
- 『IMPACT』での自己紹介時、「艦長」を自認しながらもノリの軽いユリカを一喝する。
- 式部雅人
- 『IMPACT』では、佐世保において恒例の挨拶をDVEで行った際に、ガンドール隊のメンバーで彼だけからは「ノリがいい」と好意的に受け止めて貰えた。
- 葉月考太郎
- 『IMPACT』ではユリカが連邦大学に在籍していた頃、講演に訪れていたらしい。ユリカは彼の書いた「人の持つ野性と宇宙の調和」という論文に感銘を受けたと力説するが、葉月の方はユリカの存在を全く覚えていなかった。
- アブゾルート、ウィッター、グルメイ
- 『R』では、ネンドルに港の倉庫街に監禁されていたところを、空腹状態だった彼らが倉庫のドアのロックや拘束していた手錠や鎖まで食べてくれた事でルリと共に自由の身となる。
- ファーラ姫
- 『W』では共に木連との和解に尽力したが、木連の人々からの人気は彼女とユリカとでは雲泥の差で…。
名台詞
- 「みなさーん、私が艦長でーす! ブイ!」
一同「ぶい!?」
(これで、みんなのハートをキャッチ!) - 第1話「『男らしく』でいこう!」より。ナデシコのクルー達へ自己紹介した後に、Vサインした時の台詞。クルー達、特にルリは「また、馬鹿?」と呆れていた。[1]ミスマル・ユリカを代表する名台詞の一つ。
- 『A』でも、序盤にロンド・ベル隊に対して行っていたが、大半が呆気にとられていた様子であった(こちらはグラフィック無し)。また、序盤に宇宙ルートを選択すると、ガトーから通信が入るシーンがあるのだが、さすがにその時にVサインをするのはプロスペクターに止められた。
- 「アキトは私が大大だーい好き!」
- ユリカが「自分はアキトに好かれてる」と決め込んで言う時のお決まりの台詞。
- 「えー? 私はただアキトの話がホントか確かめに来ただけなの」
- 第2話「『緑の地球』は任せとけ」より。ナデシコを停止してまで父親に会いに行った理由。ナデシコを明け渡す気は全く無かった。
- 「『艦長たる者、たとえどのような時も艦を見捨てるような事はいたしません』。そう、教えてくださったのはお父様です」
「それに…あの船には私の好きな人がいるんです!」 - 上記の台詞の続き。マイペースながらも、ユリカに艦長としての責任感が有る事がよくわかる。
- 「ごめん、ジュンくん。私ここから動けない」
「ここが私の場所なの。ミスマル家の長女でも、お父様の娘でもない。私が私でいられるのは……ここだけなの」 - 第3話「早すぎる『さよなら』!」より。ジュンからナデシコを止めるように言われて。
- 「ジュン君…。どうしてアキトに突っかかるのかしら?」
「大事なお友達よ」 - アキトと一騎討ちを望むジュンに対して。下の台詞はメグミからジュンとの関係の事を言われかけた際に。
- 「ううん、夢。そう、夢よ。ただのすっごく悪い夢。メチャメチャ現実感あったけど、あんなの夢でしかあり得ない! …よね? 夢よねェー!!」
- 第4話「水色宇宙に『ときめき』」より。「自分の恋人」だと思い込んでいたアキトがメグミと口づけを交わし、仲良く手を繋いでいた光景を目撃した後に。
- この後、第9話「奇跡の作戦『キスか?』」のあたりまでユリカのスランプが続くことになる。
- 「あたし達、何のために火星まで来たの…? アキト、ごめんね。ごめんね…! 助けられなかった、誰も…!」
- 第6話「『運命の選択』みたいな」より。火星の地下シェルターに避難していた民間人を木星蜥蜴の襲撃から救助する事ができなかったユリカは、洗面所で己の無力さを噛みしめ落胆していた。
- ユリカはアキトに対して「キスしてくれたら、頑張れるから」とせがむが、彼女からの頼みに動揺してしまった彼に立ち去られてしまう。
- 「ねえ、『元気になれるおまじない』教えてあげようか? 目つぶって…」
アキト「バカッ!? 何すんだよ、いきなり!!」
「ウフッ、よかった。元気になった!」 - 第9話「奇跡の作戦『キスか?』」冒頭におけるアキトの回想場面より。本編から10年以上前の幼少だった頃のある日、独り泣いていたアキトはユリカから「元気になれるおまじない」を掛けてもらう。これが、二人のファーストキスであった。
- 「火星の時、『キスしてくれたら頑張れる』なんて言ったけど、アキトは私の為を思って敢えてしなかった。あの時と同じだね! あの時のアキトの気持ち、わかったよ」
「アキトは、私の『逃げ場』じゃない! 好きになったら、キスして。…だって、私の大事なファーストキスだもん!」 - アキトと共にバーチャルルームでの学園生活を体験した際に、彼は「メグミとの三角関係の件等で落ち込むユリカが元気になれるように」とキスをしようとしたが、彼女はそれを制止した。そして、ユリカは彼女らしく強く立ち直るのであった。
- なお、アキトが言った通り、ほとんどユリカの勘違いなのであるが、彼女が彼の心情を大事にしている事がうかがえる。第6話ラストのやりとりと対称をなす名場面である。
- 「どうしたのアキト? なんかいつもと違うよ…何か怖いよ」
- 第15話「遠い星からきた『彼氏』」より。木星蜥蜴の正体を知り、怒りに震えるアキトを見て。
- 「艦長です! だから知る権利があります! 私たちが誰と、何のために戦っているのか!」
エリナ「知らなくても結果は同じよ! 戦争なんだから!」
「直接戦う人に、死ぬかもしれない人に、何も知るなだなんて言えません!」 - 第16話「『僕達の戦争』が始まる」より。エリナが語った木星蜥蜴の正体と連合の実態を知りながらも、人間同士の戦いを受け入れる。
- 「私? 私は…私はアキトが大好き!」
- TV版最終話「『いつか逢う貴女のために』」より。ユリカの好意はあからさまだが、彼女が「アキトが好き」と直接口にしたのは後にも先にもこの時だけで、アキトは「初めて聞いた」と驚いていた。
- 『A』と『R』では最終回にあたるシナリオの展開が原作と異なるためか、それぞれアキトが月に飛ばされて通信を入れてきた時と、飛ばされそうになった所をエクサランスが連れ戻した時に口にしているが、アキトは特に反応していない。
- 『BX』では、直後のやり取りもキスシーンまで再現、しかも丸々DVE。
- 「アキトはどこに行きたいのー?」
- 劇場版で演算ユニットのコアにされていた時、「幸せな新婚生活」のイメージを送り込まれて。
- それまでユリカの意思がノイズとなって火星の後継者達は自由なボソンジャンプが出来ないでいたが、少女漫画を参考に彼女の意向と一致するイメージを送り込むことで問題は解決。秩父山中などへの跳躍を果たしている。
- 「みんな、老けたね」
- 救出された直後の台詞。
- 『W』第2部第47話「黒衣の復讐鬼の最期」でも発言しているが、原作ではTV版から数年が経っている訳だが『W』では半年であり、確かに老けるには早過ぎるなどメタな台詞と化した(当人たちいわく、アキトとユリカを心配するあまりの心労らしい)。
- 「私、ずっと夢見てた。アキトは…どこ?」
- 直後、この台詞に続く。その時、既にアキトの姿はユリカの傍には無かった…。
迷台詞
- アキト「その前に!!」
ユリカ「空き缶はくずかごにね」 - 第2話「『緑の地球』は任せとけ」より。自分を無視するアキトへくずかごの空き缶を投げつけた後に。後ろから覗いてたクルーは見事にコケた。
- 「あたしだって、負けない! 一緒に木星蜥蜴と戦おう! 負けるもんか、おうっ!」
- 第6話「『運命の選択』みたいな」より。メグミからアキトを巡る恋のライバル宣言をされた…のだが、ユリカは相変わらずのマイペースぶりであった。
- もっとも、この直前の場面におけるユリカは、火星に住む人々を木星蜥蜴の魔の手から救えなかった事で落ち込んでいたので、これで良かったのだろう。
- 「ブッ殺してください!」
- 第10話「『女らしく』がアブナイ」より。アクアといちゃついてる(ように彼女には見えた)アキトに嫉妬し、半ば八つ当たり気味にリョーコへ飛ばした木星蜥蜴への対処。
- 『IMPACT』戦闘台詞では「ぶっ倒しちゃってください!」にアレンジされている。どちらも大概である。
- 「夢中になった日々が 夢の~タケダさ~ん♪ …あれ?」
- 第20話「深く静かに『戦闘』せよ」より。OP曲『YOU GET TO BURNING』の公式から披露された空耳ネタ。すぐさまエリナから歌詞を訂正されつつ「タケダさんって誰よ…」とツッコまれた。
- 『BX』ではDLCキャンペーンマップ「試される『成績』」のエンドデモにて、まさかのDVEで発する。これによると「武田さん」じゃなくて「竹田さん」らしい。
スパロボシリーズの名台詞
戦闘台詞
- 「私も、これやりたかったんだっ!」
「ゲェェェキガンッ! フレアーーーッ!!」 - 『IMPACT』における、ゲキガンフレア使用時。
- 「木星軍の無人機は、本艦で引き受けます!」
- 『BX』における特殊戦闘台詞。
- 実は「木星軍」自体は原作で使われている呼称であり、別段おかしな台詞ではない。
- 「こんなドジで、ノロマで、カメな女の子じゃ、嫌われちゃうよぅ!」
- 『BX』における被弾時の台詞。元ネタは、テレビドラマ『スチュワーデス物語』の主人公・松本千秋の自虐的な評から。
- なお、第9話「奇跡の作戦『キスか?』」では、アキトと共にバーチャルルームでの学園生活を体験した際に上記とほぼ同じ内容の台詞を吐いている。
IMPACT
- 「ええ~!? ぶー!」
- 第1部地上激動篇第5話「『男らしく』でいこう」より。例の自己紹介をDVEでガンドール隊に行ったところ、沙羅から軍人としてあるまじき態度と怒られてむくれた台詞。
- ユリカ本人は真面目なつもりで、別にふざけてるつもりは毛頭ないのだが…。真っ向から否定されたのは、流石にユリカも精神的に堪えたようである。
- 「なんか色とりどりですごかったですよね! それに腕は飛ぶわ、お腹からビーム出るわで…」
- 第2部宇宙激震篇第5話「蒼い心の訪問者」より。ガンドール隊所属のスーパーロボット達への感想を、興奮気味に語る。
- 「いつだって囚われのお姫さまは、必ず王子さまに助けてもらえることになってるんです!」
- 第3部銀河決戦篇シーン3全ステージ終了後のインターミッションより。デビルガンダムコロニーに突入する際の発言。
- ここでのお姫さまと王子さまはレインとドモンのことだが、劇場版のことを考えると…。
- 「どんな野望を持ってるかは分かったけど…恋人の仲を裂くのは許せません!」
- 第3部銀河決戦篇第23話「君の中の永遠」より。DG細胞に侵された己の体を誇り、悦に入るウルベへの怒り。
- 「もう! どうしてジオンの人たちって、地球にものを落とすのが好きなんですかあ!」
- 第3部銀河決戦篇第24話「宇宙の道標」より。
- フィフス・ルナを地球へと落下させるネオ・ジオンの最終作戦に憤るも、ハマーンから「それが最良の手段」と返答される。
- ユリカのごもっともな疑問およびハマーンからの回答には、納得したプレイヤーも多いであろう。
携帯機シリーズ
- 「エリナさん、ナデシコの艦長は私です。いま、ナデシコはネルガルの物ではなく、連邦軍の物だということをお忘れなく! プリベンターの人たちが真っ先に降りていったんですよ? 私たちが味方のピンチに駆けつけるのは当然ですっ!」
- 第26話「永遠への回帰」or「リターン・トゥ・フォーエヴァー」にて、地球に降下したマリーメイア軍が次々と連邦軍の拠点を制圧していく中、一か八か彼らのボスであるマリーメイアとデキムが立て籠もっているジャブローに総攻撃をかける事を決意した際に、エリナが、「ロンド・ベルと心中だなんて自分は御免だ」と我が身可愛さに反対し始め、上司のアカツキにナデシコの不参加を訴えた時に、彼女を一喝して黙らせた台詞。
- まるで、『Ζ』の頃のアーガマの今後の方針で、意見が対立したエゥーゴのスポンサーであるアナハイム・エレクトロニクスのエージェントであるウォン・リーを黙らせた時のブライトを彷彿させる、ユリカにしては珍しく頼もしい言葉である。
- 「あわわ、見とれちゃった」
- 第29話「地底城強襲」or「地底城直上決戦」にて、東方不敗の生存フラグを立てた場合、彼が味方援軍として登場した際のドモンとの熱い師弟のやり取りを見て。
- 「ケンカはしません! 時々はするかもしれないけど…時々だからいいんです! でも、戦争は時々でも、ましてや、いっつもなんて、あっちゃいけないものです!」
- 最終話「極めて近く、限りなく遠い世界に」におけるヴィンデルとの戦闘前会話。アキトと幸せな家庭を築くと言うユリカに対してヴィンデルから劇場版を示唆した問いをうけての答え。
- 「ひどぉい。ニュータイプって、そんなものじゃないはずです」
- 第20話「ダブルエックス起動!」より。インドにあるネオ・ジオンが出資しているニュータイプ研究所に、フォウにプルやプルツーが囚われているという情報が入り、そこの研究所では戦争をする必要のない誤解なく分かり合えるはずのニュータイプが、モルモットのごとき実験材料にされたり、使い捨ての兵器同様に使役されるなどの非人道的な扱いをされているという事実を聞いて。
- さすがの楽天的なユリカも、身近な仲間に何人もニュータイプがおり、彼らがほぼ自分たちと変わらない人間である事を知ってるため、このような残酷な仕打ちをする人間が世の中に多数いる事にはショックを受けざるを得なかった。
- 「修理できないって、どういうことですか!?」
「そんなぁ! ナデシコを火星に捨てて、帰れっていうんですかぁ!?」 - 第34話「ゲキ・ガンガー」を越えてゆけ!」より。火星極冠遺跡で演算ユニットを取り外している最中、デスピニスの奇襲によりYナデシコが航行不能のダメージを負い、ウリバタケからも最早修理不能だと告げられた際の台詞。
- その後隼人にも「ナデシコは放棄するしかない」と進言され下の台詞で目の色を変えて反論するも、更にノインからも「動かない艦では意味がない」とダメ押しを受けることに。
- 「…わかりました…乗員は速やかにラー・カイラムへ…」
- 上記の台詞の後、遂にナデシコの放棄する事を決めた台詞。
- オモイカネはルリがデータのバックアップを取っていたため、地球に持ち帰れば新しい体を用意してくれるとプロスペクターがフォローしていた。
- 「ええ、生まれてくるまでの楽しみとして、男か女かは調べてないんです」
- フィオナ編エンディングより。フィオナ達の歴史的介入によって未来が改竄されたため、火星の後継者に拉致される事もなく、無事アキトと結婚し彼の子供をお腹の中に宿して、平穏な日々を送っていた。
- 劇場版を知っているファンからすれば感涙ものである。
- 「やっぱり人質なんて悪人のやることですよ! ねえ?」
- 第12話(「ナデシコに残る」ルート)「兜甲児、死す!?」。あしゅら男爵がさやかを人質にして甲児とマジンガーZを捕らえたことを知ったときに発した台詞であるが、明らかにナタルがラクスを人質にした事件を前提に言っている(分岐ルートなのでナタルは場にいない)。
- 「ガンダムファイト! レディ・ゴー!」
- 第41話「涙の兄弟拳!東方不敗暁に死す」より。ランタオ島の決戦に駆けつけたときの台詞。
- 「待ちなさい! こらハゲ! 待てーっ!!」
- 半ば狂乱状態に陥り、周辺や主人公らもろともオルファンを核攻撃すると一方的に宣告し、一方的に通信を切ったコルベットに対して。「こらハゲ!」などと乱暴に言うあたり、さしものユリカもこの横暴は腹に据えかねたらしい。
- 「要するに自分らしく頑張ればいいんです!」
- 第20話ELS移送ルート「ロストロウランに散る」より。自分は艦長にふさわしくないのではと悩むナトーラに、こうアドバイスを送る。このアドバイスによりナトーラは吹っ切れ、艦長として一皮むけた。
- 元ネタはユリカ役の声優・桑島法子氏が歌ったナデシコのED曲「私らしく」。
単独作品
- 「ルリちゃん…みんな…お疲れ様。もう大丈夫だよ」
- 『MX』でナデシコBを駆り、AI1との最終決戦を終えたマグネイト・テンの面々を出迎える。
- 「ダメだよ、ルリちゃん。それはあなたがちゃんとアキトに返さなきゃ」
- 『MX』のエンディングより。アキトから預かったラーメンのレシピを手渡そうとするルリへ、彼女の心情を察し敢えて拒否する。ユリカの配慮に、ルリも笑顔で了承した。…ところがアキトはよりにもよって、ルリと入れ違いでユリカの元へ帰ってきてしまった。
- 「やったー! スメラギさん! 来てくれたんですね」
- 『CC』第28話「『男らしく』でいこう!」より。宇宙に上がったアークエンジェル隊とナデシコへの援軍に(武装済みの)プトレマイオスで駆け付けたスメラギに対して。
- マリューは「どういうこと!?」と驚愕するが、ユリカは「まあ、気にしない気にしない」と流すのであった。
- 「デスティニープランか… 額面通り受け取れば、夢のような話ですね」
- 『CC』第37話「運命の先」より。プラントのデュランダル議長が発表したデスティニープランに対するユリカの感想。
- 上記のユリカの台詞における「夢のような話」とは肯定的な意味合いではなく、むしろ「非現実的な」等といった否定的な意味合いもあるのだろう(実際、ユリカの台詞に続く形でルリが「遺伝子で生き方を決めるなんて間違ってます」と発言している)。
スパロボシリーズの迷台詞
戦闘セリフ
- 「ゲキガンライフル! 同じ武器なのに色んな名前があるし!」
- 『IMPACT』に於ける、ラピッドライフル使用時。艦長、それは禁句ですよ。
- ユリカ「いきましょう! ヤマダさん!!」
ガイ「ガイだ! ダイゴウジ=ガイ!」
ユリカ「了解です、ジロウさん!」 - 『IMPACT』において、ダブルゲキガンフレアをガイと組んで使用した場合。完全に漫才である。
IMPACT
- 「カワサキシティ…かなりの人気スポット?」
- 第1部地上激動篇第28話「夢の欠片」より。カワサキシティ戦で、木星蜥蜴と宇宙海賊バンカーに挟撃され、取り敢えずボケてみる。
- 「ツノなしガンダムってかわいいですよねえ」
- 第2部宇宙激震篇第5話「蒼い心の訪問者」より。こちらはEz-8に対する感想。ガンダムを「可愛い」と表現した猛者は、多分ユリカだけであろう。
- 「もう、口で言えばいいのに。ブライト艦長の照れ屋さん!」
- 第2部宇宙激震篇第14話「温めの『冷たい方程式』」より。周囲の確認を行なわずにグラビティブラストをブッ放したことに対し、戦闘開始寸前という状況下ゆえ電信でクレームを伝えたブライトの行動を、上述のように解釈した。
- 「それはもちろん! もっとナイスバディに! こう、ボーンと」
- ロム達パワードスーツ隊(と、この時点では思い込んでいる)の「変形スーツ」を羨んだ際、メグミから「何に変形するつもりなんですか?」と問われたときの返答。
- 「そっか…私ももっと問題の人になれるよう頑張らなきゃ! 渦中の艦長! あ、何かいい感じ?」
- 第3部銀河決戦篇第4話「白熱の終章」より。ブライトや葉月が、部下達から艦長としての資質を良い意味で問題視されていることを知って口走った台詞。
- アキトからは即、努力の方向が違うことを突っ込まれた。
- 「いえ、講義には無かった葉月長官の獣戦機隊流の指揮を、直接ご教授させて頂きます!」
「え~と、『よし! 突撃! やってやるぜいっ!』」 - 第3部銀河決戦篇第4話「白熱の終章」より。
- ガンドールを失った葉月長官が、引き続きナデシコで陣頭指揮を執ることを上述の決め台詞で快く了承するが、ユリカに悪影響を与えたと思われる部下へ、無言の批難を浴びせる葉月であった。
- 「あぁん! ナデシコが動けば、私も美人艦長艦隊に仲間入り出来たのにぃ!」
- 第3部銀河決戦篇第5話「呪われしジャンヌ=ダルク」より。
- シーラとロミナの優雅な遣り取りを見て対抗意識を燃やすも、エリナから王族ではないことを突っ込まれる羽目に。
- 「何もしてないけど、だいじょぶです! 人の噂も四十九日って言うし!」
- 勝平や十三が賭けの対象として、独断先行中のユリカの安否について噂していた同時刻、盛大なクシャミを発し周囲から突っ込まれた際の返答。すかさずルリから、意味と日数の間違いを指摘される。
携帯機シリーズ
- 「え? え? 金ダライとか?」
- 『A(PORTABLE)』第5話「二人の艦長」or「ロンド・ベルvsナデシコ」より。ルリから「上空から大質量の金属反応がナデシコに直撃する」と告げられて。金ダライなわけがあるか。
- ちなみにその「大質量の金属反応」の正体はデビルガンダムである。
- 「うわあああぁぁぁぁぁぁん!」
- 『J』第19話「策謀する者たち」より。かなめを呼びに行こうとして部屋の前に来たら、宗介のしかけたトラップに掛かった際の悲鳴。宗介からは潜入工作員扱いされてしまう。
- その後、アキト曰く「真っ黒な顔してわんわん泣きながら」、ブリーフィングに関わらずお風呂に行ってしまった。
- 「えむあいえい? なんですかそれ」
- 『J』第33話「対決!デビルガンダム軍団!」より。バルザックがMIAになったと聞いて。仮にも軍人でありながら、MIA(作戦行動中行方不明)を知らないというのはどういう事だろうか?
- 「皆さん、いい身体してますね…。どうです? 私達といっしょに明日の地球を守りませんか?」
- 『W』第1部第11話「魔神相打つ」でマジンガー&ゲッターチームにヴェルターへの参加を申し込んだ際、発した勧誘の台詞。ミスマル提督から聞いてきた伝統的なスカウトの言葉とのことだが、さやかには「そこまで明るく元気に言われると逆に怪しい」と返され、ベンケイにも「なんなんだその誘い文句は」と言われてしまった。
- 前半のフレーズを見るに、元ネタはやはり初代『スーパーロボット大戦』のゲッターの説得台詞だろうか。
- 「なんてしっかりした方…。私も、同じ女性艦長として負けないように頑張りますね!」
- 『BX』第9話「激突するユニコーン」より。レイアム副長と出会って。直後に本来の艦長であるオットーを紹介されるが……。
- 「え? わ、私てっきり、この方はムネタケ提督みたいなものだと…」
- 同上。お目付け役とでも言いたかったのだろうが、アイシャから微妙にフォローになってないと返される。
- 「それはいけません! 祓いたまえ! 清めたまえ!」
- 『BX』第10話「皇の浮上」より。バイストン・ウェルから戻ってきた「地獄」達に対して。
- ちなみに、TVシリーズ第5話「ルリちゃん『航海日誌』」での台詞に同様のものがある。
- 「む、私は男じゃないよ、プンプン!」
- 『BX』第23話「時の扉」より。仁の「尻尾を巻いて逃げるなんて男らしくない」発言を受けての一言。
- ちなみに、TVシリーズ第20話「深く静かに『戦闘』せよ」でも同様のやりとりが存在する。
- 「いっそ1億2000年ぐらいあっても…」
- 『BX』第35話「巨神と子供達」より。艦長、それは今回出ていません。
単独作品
- 「そんな感じで取り返しました! ぶい!」
- 『CC』Cosmic Chronicle第8章「世界の歪み」より。佐世保の地でアロウズによって接収されかけたナデシコをソレスタルビーイングおよび黒の騎士団の協力の下で奪還に成功して。
- しかも、上記の状況を説明するナレーションの後に言うので、プレイヤーに向かって発言しているような印象を受けてしまう台詞である。