Dr.ヘル
Dr.ヘル | |
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外国語表記 | Dr.Hell |
登場作品 | |
声優 |
富田耕生(マジンガーZ、マジンカイザー) 岸野一彦(真マジンガー) |
種族 | 地球人(ドイツ人) |
性別 | 男 |
生年月日 | 西暦1902年9月6日 |
年齢 | 70歳 |
所属 | Dr.ヘル一派 |
概要
世界征服を企む悪の天才科学者。マジンガーZが正義のスーパーロボットの元祖ならば、Dr.ヘルはロボットアニメ作品における悪の親玉の元祖であろう。
マジンガーZ
TV版
ドイツのライン地方に生を受け、大学では原子物理学を専攻。この時期に兜甲児の祖父である兜十蔵と出会う。1924年に卒業した後はナチス政権の科学者となり、殺人兵器の開発に携わった。この頃から世界征服の野望にとり憑かれていたらしいが、周囲の人間には気付かれていなかった模様である。
1952年、地中海のバードス島で古代ミケーネの遺跡を発見し、発掘されたロボットを元に機械獣を開発。それから20年の時を経た1972年、世界征服計画を実行に移すべく、遂に行動を開始する。
Dr.ヘルは高年齢者ではあるもののその身体能力は高く、癇癪を起こして暴れた際にあしゅら男爵とブロッケン伯爵に制止されたが、両名を簡単に跳ね除けている程である。また、基本的に非情な性格であるが、「あしゅらの死には涙を流し、その石像を作った」という部下思いな一面も見られた。
長期に亘る戦いの果てに『マジンガーZ』第91話でマジンガーZによってグールを撃破されて死亡したかに思われたが…。
グレートマジンガー
続編『グレートマジンガー』にて、ミケーネ帝国の幹部である「地獄大元帥」として復活する。
原作漫画版
TV版と大きく変わらないが、甲児の祖父である十蔵との因縁は無い。…はずだが、単行本によっては「おじいちゃんを殺したDr.ヘル」と甲児が口走るページが加筆されることがある。
『週刊少年ジャンプ』連載時は、あしゅらとブロッケンの戦死に憤り、バードス島を動かした。
『テレビマガジン』連載時は、連載最終回にて地獄城を自爆させるが、座乗していた飛行要塞グールを撃沈されて死亡した。ちなみに、この決戦は4ページ程度で片付けられ、ページの大部分は戦闘獣の襲来に費やされた。
大多数の単行本では、地獄王ゴードンに乗って最終決戦に挑むことになる。
桜多吾作版
桜多吾作氏の漫画版では、より傲慢な性格に描かれており、あしゅらやブロッケンからも愛想を尽かされる。
その一方、短編『闘え!!Dr.ヘル』において、その出自と人生の軌跡が描かれ、多くの読者の涙を誘った。
真マジンガー 衝撃! Z編
バードス島でミケーネの遺跡を発掘し、機械獣の力で世界征服を企むという点では、大筋で原作・TV版と変わらないが、あしゅらとの関係等、幾つか異なる点もある。
マジンカイザー
OVA版
概ねTV版に近い。最終話ではあしゅら男爵を失い、燃え上がる地獄城の中、それでも兜甲児を前に「自分の元に来い」と勧誘するが拒絶される。
直後に巨大ロケットで脱出を図るが、基地の誘爆に巻き込まれ彼自身も炎に包まれる。己の敗北を認めつつも自身の不滅と逆襲を口走りながら悪の首領は消えていった。
新魔神伝説
その正体は兜十蔵のクローン(原作序盤で死亡した十蔵もクローンであった)である、という驚くべき事実が判明した。
津島直人版
最終話にて世界征服の動機を「野放図な世界に秩序をもたらすため」と語り、甲児をパートナーへと勧誘する。しかし、「仲間たちとの楽しい日常」を愛する甲児からは相手にされなかった。
肉体は甲児に討たれるも、その精神は既にバードス島と融合しており、自らを中心に全大陸と融合して「地球そのもの」になろうとしたが、最期はマジンカイザーのカイザーノヴァによって消滅した。
登場作品と役柄
旧シリーズでは敵幹部の一人という位置付けであったが、近年の作品では元祖悪のスーパー系大ボスとしての存在感が増している。
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- OVA版設定と『真マジンガー』設定の両方が登場。後者はマリーメイア軍にレオン・三島とも手を組む。
- イベント「放たれたタマシイ」では、復活を遂げたOVA版・真マジンガー版の二人のDr.ヘルが手を組み、カイルスに挑む。
旧作版設定
旧シリーズ
- 第4次スーパーロボット大戦
- 初出演。DCの幹部であるが、あしゅら男爵らの数々の失敗でDC内部での地位が下がっていることが判明。グールに搭乗。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 基本的に『第4次』と同じだが、マップ「日輪は我にあり」で倒された時のセリフが変更されており、ここで明確に死亡する。
- スーパーロボット大戦F
- スーパー系第2話のみ、グールに乗って敵パイロットとして出る。HPを半分以下にすると撤退するが、ギリギリまで削り、主人公の熱血+底力+ブラスターキャノンなら倒すのは不可能ではない。その後はデビルガンダムに機械獣を糧として捧げるなど裏方。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 声優ネタがある。ランタオ島で倒され死亡。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 遺跡調査組織LTRのメンバーだった設定で、BF団とも繋がっている。
- 後半では「ジオンの幻像」にて量産型のグレートマジンガーとゲッタードラゴンを引き連れてくるが、甲児の言うとおり元祖スーパー系大ボスのヘルと元祖リアル系大ボスのギレンとの競演が実現している。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT2
- ミケーネ帝国の幹部で暗黒大将軍と同僚。その設定ゆえか、剣鉄也からは「地獄大元帥」と呼ばれている。無敵要塞デモニカを指揮し、第1部で顔見せで登場した後、第3部のバードス島で戦う。
- リメイク作の『IMPACT』では正真正銘の地獄大元帥に差し替えられている。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- バルマー帝国辺境方面軍第8艦隊の傘下に入っており、珍しく宇宙で活動する。NPC扱い。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 本作では元考古学者であり、その時にサイバディを発掘したとされている。その縁であしゅら男爵が綺羅星十字団に派遣される。
マジンカイザー版設定
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- スーパーロボット大戦W
- 直接パイロットとして戦う機会は無い。第1部後半に原作通りの決着を迎えるが、原作の曖昧な死の描写をうまく利用し、第2部最終話1話前にてザ・データベースの協力者としてまさかの再登場を果たす。
- ちなみに、このステージは『機動戦士ガンダムSEED』のクルーゼも同時に登場するため、α同様に同じステージで大ボス同士がまた競演している。本作では「(Dr.へルは)ウィスパードに匹敵する程の頭脳の持ち主」とも評されている。
単独作品
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 非戦闘員のNPCだが、DVEがある。
真マジンガー版設定
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- ズール皇帝と組み、共に地球征服を狙う。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 黒の英知を手に入れ、ズール皇帝やムゲ・ゾルバドスと共謀し、ZEXISとは別にバアルであるインベーダーやアンチスパイラルと敵対する等、従来の作品と比べてもかなりの大物の大敵として描写されている。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- 今作ではアイラの予知を基にミケーネ復活の儀を行おうとしたあしゅらを、ピグマンを身代わりにする事で一度は出し抜いたものの、キバによりミケーネの復活は行われてしまい、暗黒大将軍に一蹴されるという情けない最期を迎えた。
- 何気に、本編で直接対決する事が不可能となっている。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
- 兜十蔵
- 同窓にして因縁の相手。桜多吾作氏の漫画版では恋敵でもあった。『真マジンガー』では、最終決戦前に立体映像とはいえ、墓参りを行っている。
- 兜甲児
- 十蔵の孫にして、彼の死後における最大の敵。
- あしゅら男爵
- 部下。
- ブロッケン伯爵
- 部下。第2次世界大戦時からドイツ軍所属という接点がある。
- ピグマン子爵
- 部下。『第2次Z』にて、『真マジンガー』準拠で初登場。
- 鉄仮面
- 組織の一般兵。
- ゴーゴン大公
- 提携を取るが、ゴーゴンの方からは「捨て石」と見なされている。桜多吾作氏の漫画版では、彼に討たれる事に。
- 地獄大元帥
- 死後、ミケーネの手によりこの姿となる。
- 暗黒大将軍
- 『BX』では彼に引導を渡される。
- 闇の帝王
- 死後のヘルを戦闘獣に改造するよう命じた張本人。団龍彦氏の小説『スーパーロボット大戦』では彼に引導を渡す事となる。
- 『R』では死後に機械獣を接収される。
- 魔将軍ザンニン、マダムシレーヌ、妖獣ブゴ
- 『マジンガーZ対デビルマン』ではテレパシー装置を撃ち込む事で、デーモン族である彼らすら支配下に置く程の科学力を示し、マジンガーZ打倒の駒として操る。
他作品との人間関係
ダイナミック系
- 流竜馬、神隼人、車弁慶
- 小説『スーパーロボット大戦』にて共演済み。
- 『W』の終盤に彼らと対峙した際、ザ・データベースと接触した事で知った「前の宇宙のゲッター」の存在を仄めかし、彼らにザ・データベースに降るように呼びかけるが、突っぱねられる。
- アイラ
- 『BX』では彼女の予知を基に本来起きる未来、即ちあしゅらによるミケーネの復活を知り、それを阻止するべくピグマンを自身の影武者に使った。
スーパー系
- プリンス・シャーキン
- 『第4次』では、DCでの同僚。当初はいがみ合っていたが、お互いにDC内での地位が低下していることや、コロスの命令ゆえ、協力する。
- 『新』では、地球人出身のバルマー帝国傘下…早い話が「地球圏の裏切り者」同士である。
- ドン・ザウサー、コロス
- 『第4次』におけるDC総帥と副総帥。つまりは、上役。
- 諸葛亮孔明
- 『α』における協力者。
- ホネルバ
- 『W』では共闘するが…。
- 幽羅帝
- 『J』では、彼女達鉄甲龍とも早々と手を組む。
- シンクライン皇太子
- 『W』では共にインファレンスに拾われ、終盤に共闘してノイ・ヴェルターに挑む。
- ズール皇帝、ムゲ・ゾルバドス
- Dr.ヘルと肩を並べるスーパー系悪の大ボスの代表格。『第2次Z』では黒の英知に触れた者同士、手を組んでいる。
ガンダムシリーズ
- ギレン・ザビ
- Dr.ヘルと肩を並べるリアル系悪の大ボスの代表格。『F完結編』では「ギレンが総帥、ヘルが幹部」という力関係。一方、『α』では対等の立場で共演。
- シャア・アズナブル
- 旧シリーズでは、ヘルが登場する『第4次』以前にDCを離脱しているが、『第3次』前半までは同僚だった。
- 『新』では、地球人出身のバルマー帝国傘下…早い話が「地球圏の裏切り者」同士である。
- ハマーン・カーン
- Dr.ヘル自身が登場しない『第3次』までは同僚。『F』では上役。
- ミネバ・ラオ・ザビ
- 『F』ではDCの名目上の総帥で、上役。
- 東方不敗マスター・アジア
- 『F』『F完結編』では彼と手を組む。
- デキム・バートン
- 『CC』では彼と手を組み、エネルガーZを提供する。
- ラウ・ル・クルーゼ
- 『W』では共にインファレンスに拾われ、終盤に共闘してノイ・ヴェルターに挑む。
リアル系
バンプレストオリジナル
- ビアン・ゾルダーク
- 旧シリーズでは共演していないが、『第2次』の時点では「総帥と幹部」の関係。プレイヤーの間では、「ビアンとは友人同士」という説が有力視されている。
- ジュデッカ・ゴッツォ
- 『新』では彼が率いるバルマー帝国辺境方面軍第8艦隊の傘下に入る。
- インファレンス
- 『W』では彼に拾われ、全宇宙の知を集め続ける彼らザ・データベースに感動し、彼に積極的に協力、そして共に知を集める旅に出る事を認めさせた。
名台詞
TV版
- 「我が機械獣どもよ、悪魔の強さを見せてやれ! 街を徹底的に破壊し、光子力研究所を占領するんだ! お前達の前に立ち塞がる者は無い…」
- 第1話ラストで初めて人類の前にその威容を晒し、東京へ上陸した機械獣軍団を鼓舞する。
- 「我々は世紀の発掘をした! 今ここに古代ミケーネ人の驚異の遺産を再現するのだ!」
- 第2話回想シーンで、後に機械獣の素体と化す機械兵士の修復作業を行なわせるべく、「調査団団長」として団員達に檄を飛ばす。
- 純粋に学術的探究心を刺激された兜博士をはじめとする調査団スタッフは、我知らずヘルの野望に加担してしまう事と成る…。
- 「皆よく聞け! ロボットを見事に復元してくれた事に感謝する」
「だが、ワシは密かにテレパシー操縦装置を取り付けておいた。それはワシの手足と成って動かす為だ。これからはロボットを『機械獣』と呼ぶ事にする!」 - 復元作業終了後、調査団スタッフへ直隠しにしていた己が野望を一気呵成にブチ撒ける。ここに至ってようやく事の重大さに気付いた兜博士だが、時すでに遅し。
- 「諸君、ワシはDr.ヘル。ワシはここに予言する。先ず日本を攻撃し、世界最後のエネルギー資源ジャパニウムを確保する!」
「光子力研究所を押えれば我が機械獣軍団は不動のものと成る。そこでワシは一年以内に、この機械獣軍団を使って全世界を征服する!」
「そして全世界の人類をワシの奴隷にするのだ! フハハハハ…!!」 - 第2話ラストでTV電波をジャックし、日本国民へと叩き付けた狂気の宣戦布告。とは言え、この時点で得意げに謳い上げていた「一年以内の世界征服」が足踏み状態に陥るとは、流石のDr.ヘルも想定外だったであろう。
- 「人間の知恵は無限じゃ。また、悪知恵も無限じゃ!」
- 作戦の失敗により死のうとするあしゅら男爵に対して。Dr.ヘルの性格がよくわかる台詞である。
- 「こんな機械獣ではだめだ!」
- 頑固職人の様に機械獣を作っては破壊した。
- 「ロケット工学の複雑な理論を無視し、そしてこのワシに勝ちおった…」
「兜博士よ、ワシは君がうらやましい。敵ながら天晴れな跡継ぎを持ったと言って良いだろう…!」 - 第32話にて「ロケットを手に持って飛ぶという方法でゲルべロスJ3(SRW未登場)をマジンガーZが打ち破った」という報告を聞いた後の台詞。
OVA版
- 「グレートマジンガー…そしてマジンガーZ! やつらの打倒なくして世界征服はありえん。出撃せよ! 我がしもべ、機械獣軍団よ!」
- 第1話より。この号令と共に地中と空中から機械獣軍団の奇襲を受け、ダブルマジンガーは敗れてしまう。更に捕獲されたマジンガーZには屈辱的な改造が待っていた。
- 「おお! ついにやったか!? 兜甲児を! マジンカイザーを!」
- 第6話より。妖機械獣の攻撃でパイルダー・オンを妨害、ミサイルの爆炎に巻き込まれた甲児とカイザーを見て。
- お察しの通り、典型的な「やってない」フラグであり、この後無傷のカイザーに歯噛みすることに。
- 「フフフフフ…ハハハハハ! 兜甲児よ、今日の所は貴様の勝ちとしてやろう。だがワシは死なん! 貴様を地獄に送り、全世界を征服するために必ずや舞い戻ってくるぞ! それまで首を洗って待っておるのだ…ハハハハハ…ワハハハハ!!」
- 最終話より。全てを失い、自らも地獄の炎に焼かれつつある今際の際ですら、大ボスの貫禄に満ちたこの態度。
- 再登場を匂わせた台詞だが、残念ながら続編での復活は成らなかった。
漫画版
- 「なぜ地獄(ヘル)と呼ばれるか、その“いわれ”をおおしえしよう。この私の姿を見た者は、必ず地獄に落ちるからだ!」
- 漫画版の台詞で、自身の名前の由来を明かしている。
- なお、後のシリーズにはマジンガー乗りでありながら「地獄」を名乗る連中も登場しており、『CC』や『BX』では対面が実現してしまう(一応、それらの作品に登場するDr.ヘルはOVA版や真マジンガー版なので別設定だが)。それどころか、『BX』では甲児まで「地獄」を名乗り出す。
- 「かつて、アレクサンダー大王がナポレオンが、そしてヒットラーが! 成し遂げれなかった世界征服をこのDr.ヘルが成し遂げるのだ!!」
- Dr.ヘルが己の夢を語る台詞である。彼は元ナチス政権下のドイツの科学者]であった為に余計にこの台詞に深みが出る。
- なお、津島直人氏の漫画版『マジンカイザー』では、“世界征服”の解釈を違った形で捉えた台詞として使われている。
- 「Dr.ヘルはまたも挑戦する」
「幼少を、そして青春期に冷たい仕打ちを続けた人々を呪い…」
「今、全人類を足元に平伏させんが為に」
「その人生の全てをかけて…」
「頑張れDr.ヘル、戦えDr.ヘル、勝利は目の前だ」 - 桜多吾作氏の漫画版『闘え!!Dr.ヘル』を締めくくる台詞。
真マジンガー
- 「フハハハ…ザマァ見ろ…ハハハ…嘆くがいい…悔やむがいい…あれが貴様達の運命だ…」
「さよう…今全てに決着が着いたのだ…お前達の完全な敗北がな…」
「さぁ苦しめ…喘げ…泣き叫べ…その惨めな姿を地獄の底で楽しませてもらうぞ…兜甲児ぃぃ!」 - 第1話で暗黒大将軍と相対したマジンガーZと甲児に対して下半身切断の致命傷を負いながら言い放った台詞。
- 「どうにもこの戦い、最初から敵を騙したり、誰かに化けたり、秘密を作ったり、裏切りの連続だった……だが、それももうこれで最後だ! 立て! 地獄王!」
- 地獄王ゴードンを起動させる際の台詞。『BX』ではDVE。
- 「馬鹿かぁっ!!」
- 「脳ある鷹はパンチを隠す!」と叫ぶ甲児に対しての返し。「ロケットパンチ100連発」という無茶過ぎる光景を見れば、こうも返したくなるだろう…。
スパロボシリーズの名(迷)台詞
旧シリーズ
Zシリーズ
- (皇帝ズールよ、貴様のもたらした黒の英知なるもの、決して無駄にはせぬぞ)
- 『第2次Z破界篇』終盤でバードス島最深部の調査へと向かう直前、ズール皇帝の敗北を知り呟いたモノローグ。
- 「お前達こそ、いいのか? あしゅらに協力すれば、かつての同志……『荒ぶる神』を復活させることもできよう」
- 『第2次Z再世篇』第47話「死線! 総攻撃Dr.ヘル!」のIMより。ゲシュタルトと[[応じなかった。
- 「光子力……それは古の神の力……バアルと戦い、この世界を照らすための力」
「その力は時空さえも捻じ曲げる。お前達……大時空振動でなぜ日本が二つになったか、わかるか?」
「そのまさかよ! バードス島に眠っていたゼウスの腕が、同じ光子力を秘めたこの富士の地下に眠るジャパニウム鉱石に反応し……一つに重なるはずだった日本の片方を太平洋へと押し出したのだ!」 - 『第2次Z』の世界観における最大の謎「二つの日本」の真相。重なるはずだったエリア11をゼウスの腕とジャパニウム鉱石が弾き出したらしい。
- 「全てはいずれ起こる真戦に向けてこの世界に眠る光の力を守るためよ」
「そして、その力を託されるべきは、このワシ、Dr.ヘルをおいて他にはないのだ」 - その続き。もっともケドラ曰く「既にこの星の人類は真戦の中にいる」らしい。
- 「兜甲児……とんでもない過ちを……! 奴が、奴こそが……!」
- イベント戦闘で撃破された際の台詞。光子力の器たる地獄王ゴードンを破壊され、ミケーネの神官と巫女たるあしゅらも逃がしてしまい、ミケーネ復活を止める手段が消失してしまう。
- この時点でのあしゅらはバアルの存在を鑑みて血の儀式を先延ばしにしているが、続編ではヘルの懸念が的中してしまう事態に。
携帯機シリーズ
- 「貴様たちには力がある。並外れた力が。その力を、なぜ愚かな地球連合などに与して無駄にするのだ」
「どうだ貴様たち。ワシと組んで、思う存分にあばれてみないか。連合でもプラントでもない。我らの力で地球圏を守り、そして人類を支配しようではないか!」
「今の人類は互いに殺し合うことしかせん。グラドス人どもの言っておる通りよ。人類は、地球は、強大なる力によって支配されねばならん。オルファン? 異星人? ハハハハッ、そんなものは関係ないのだ。このままであればそんなものは関係なく、人類は滅ぶであろう」 - 『J』第29話「地獄城の激闘!」より。地獄王ゴードンが倒された後、原作通りに姿を現わした時の台詞。
- 世界を統一することによって、曲がりなりに地球を救おうと考えていたが、結局その考えをプレイヤー部隊の面々に否定されてしまう。
- 「だがいずれ貴様たちも気付くぞ。その力を連合などに使われることの愚かさをな」
- 上の場面で自身の考えを非難してきたプレイヤー部隊に対して。皮肉にも上記の台詞が後のシナリオで的中する事に…。
- 「簡単な事…それはそもそもワシが死んでおらぬからよ」
- 『BX』第37話「降臨!大いなる神の化身!」にて、あしゅら男爵が血の儀式を果たせなかった理由。
- 「貴様には我が夢幻の牢獄で、永遠の眠りについてもらうぞ、あしゅら…」
- 同上。アイラの予知を利用し、あしゅら男爵の目論見を潰した事であしゅらに死の宣告を突きつけるが…。
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