「バグ (ガンダムシリーズ)」の版間の差分

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:原作では搭載していないので、[[召喚攻撃]]の一種になる。原作ではそもそも、ガル・プラウが破壊されてバグが射出出来なくなったので、ラフレシアが出撃した。
 
:原作では搭載していないので、[[召喚攻撃]]の一種になる。原作ではそもそも、ガル・プラウが破壊されてバグが射出出来なくなったので、ラフレシアが出撃した。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==

2017年1月20日 (金) 22:47時点における版

概要

クロスボーン・バンガードの自律式の無人殺人兵器。 本機は「親バグ」とも呼ばれる。

円盤の外周に鋸状の突起が付いた様な形状をしており、人間の体内から排出された二酸化炭素や体温、すなわち「生体反応」を感知してその外周突起で切り刻む攻撃を行う。

建物等親バグが入れない場所(または入る事が非効率的な場所)には「子バグ」と呼ばれる直径0.6m程の小型機(こちらは円盤に刃状の突起が付いた物)を射出、侵入させ切り刻みと自爆による攻撃を行う。

劇中ではザムス・ガルに秘密裏に搭載されており、運用テストとしてフロンティアIで使用された。

ビルギット・ピリヨ「人間だけを殺す機械かよ!」という台詞が有名だが、別にその他の物を破壊せず迂回するなどといった事はしない。インプットされた命令的には「人間が居る可能性の有る場所・物全てに攻撃せよ」という事なのだろう。もちろん自軍であるクロスボーン・バンガードの機体は攻撃しない様にプログラミングされている。

この無人機による無作為の粛正を、カロッゾ・ロナ「誰の良心も痛めることはない良い作戦」と語っており、テストが良好であればバグを地球に降下させる予定であったらしい。

機動戦士Vガンダム』(小説版)や『∀ガンダム』(漫画版小説版)にも登場している。特に、後者ではハロに偽装するという悪辣な使われ方がされている。

登場作品と操縦者

SRWではユニットとして登場したり、武器扱いだったりと様々。

αシリーズ

第2次スーパーロボット大戦α
今作ではクロスボーン・バンガードの貴族主義派が木星帝国に付いているため、木星帝国の兵器として登場。
HPは低く、特に苦戦はしないが、幾つかコロニーへの侵入を防ぐシナリオがある。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
これまではラフレシアの武装としてのみだったが、今回から単独ユニットとしても登場。
SSサイズでオーラバトラー以上の回避性能を持つが、HPは非常に低くバルカンでも撃墜できそうなほど。
射程が短いゆえに一ヶ所にまとめやすいので、必中MAP兵器で一掃するといい。
スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
スーパーロボット大戦IMPACT
終盤で、大挙してネオジャパンコロニーに襲撃を掛ける。「独立して稼動する兵器」という共通項で、デューク円盤獣を想起していた。
二軍ユニットの育成に打って付けの存在であるが、油断は禁物。

単独作品

スーパーロボット大戦Card_Chronicle
ELSを殲滅する目的で射出される。

関連作品

ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦
敵キャラクターとして「親バグ」「子バグ」が登場。クロスボーン・バンガードの兵器として、コロニーの住民を殺害した。
戦闘では親バグを倒さない限り、子バグは無限に出現する。

装備・機能

武装・必殺武器

高速チェーンソー
外周に24基装備。MSの装甲すら切り裂くことが可能。
レーザートーチ
24門を内蔵している。
子バグ
内部に3基搭載している小型のバグ。レーザー砲と爆薬、カッターを内蔵しており、親バグ同様切り刻んだりレーザーを発射したり、自爆する事で人間を殺傷する。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

S

関連機体

ザムス・ガル
艦首部(ガル・プラウ)に搭載しており合体用の部分から射出するが、SRWではザムス・ガルの合体分離機構を再現していない事も有ってか武装には反映されていない。
ラフレシア
原作では搭載していないので、召喚攻撃の一種になる。原作ではそもそも、ガル・プラウが破壊されてバグが射出出来なくなったので、ラフレシアが出撃した。

余談

  • どういう訳か、ネットではビルギットだけを殺す機械」という通称が広まってしまった。
  • 機動戦士Vガンダム』の地球クリーン作戦エンジェル・ハイロゥも、自然環境へのダメージを小さくしながら人間だけを殺す機械といえる。
  • 2012年に公開されたアメリカ映画『バトルシップ』に登場する異星人の使用する円盤状の兵器が、「バグに似ている」と視聴者からネタにされることがある。
    • ちなみに、『バトルシップ』に登場する異星人の使用する円盤状の兵器は、バグと異なって(何故か)人間を殺傷せずに機械や建造物の破壊だけを行う代物である。殺戮を目的としたバグと比較すると、人間に優しい(?)兵器である。
  • 機動戦士ガンダムUC』でも最終盤で未来を暗示させる1シーンだけ登場している。