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他にもキラの操縦技術にあわせ、各部装甲を分割して機体の動きに合わせてスライドする機構が加えられた。とにかく運動性を高め、被弾しない事を前提に採用されているため、この機構により人体に近い動きが可能となったが、装甲の間に無防備な隙間を生み、防御力が低下するという欠点を抱えている。しかし、この欠点は前述の「とにかく高めた運動性」とキラの操縦技術により、問題にならないとされた。
 
他にもキラの操縦技術にあわせ、各部装甲を分割して機体の動きに合わせてスライドする機構が加えられた。とにかく運動性を高め、被弾しない事を前提に採用されているため、この機構により人体に近い動きが可能となったが、装甲の間に無防備な隙間を生み、防御力が低下するという欠点を抱えている。しかし、この欠点は前述の「とにかく高めた運動性」とキラの操縦技術により、問題にならないとされた。
また、キラの反応速度により機体に大きな負担をかけるため、その負荷から機体を守るために[[PS装甲]]構造材製のフレームが採用されている。関節部が黄金に発光しているのは、フレームにかかった負荷をPS装甲のエネルギーとして放出しているためである。
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また、キラの反応速度により機体に大きな負担をかけるため、その負荷から機体を守るために[[PS装甲]]構造材製のフレームが採用されている。関節部が黄金に発光しているのは、フレームにかかった負荷をPS装甲のエネルギーとして放出しているためである。双方ともまったく同種のシステムを持つデスティニーでは、シンの最新のデータにあわせて分割部分を変えるという非常に手間のかかる事をしていたりする。(エターナル側のチームではそこまでの人員及び時間が足りないことが原因)
  
 
原作では、完成した本機は[[エターナル]]に搭載され、[[エターナル]]が[[ザフト]]に襲撃された際に[[ラクス・クライン]]から[[キラ・ヤマト]]に渡され、キラ得意のOSの即時書き換え後に起動。2分で[[ザクウォーリア]]と[[グフイグナイテッド]]25機を戦闘不能にし、さらに[[ナスカ級]]3隻を動力部のみを破壊して戦闘不能に追い込んだ。(おそらく、初代ガンダムのオマージュ)。その後、ラクスの乗る[[インフィニットジャスティスガンダム|∞ジャスティス]]と共にオーブへ降下して防衛戦に参加。[[アークエンジェル]]が正式に[[オーブ軍]]に編入されると再び宇宙へ上がり、ステーション・ワン攻防戦、メサイア攻防戦に参加している。レジェンドの撃墜やメサイアの陥落などの驚異的な戦果を挙げたため、[[C.E.]]73時では最強のMSとして知られる事になった。[[ミーティア]]装備時については[[ストライクフリーダムガンダム (ミーティア)]]の項を参照。
 
原作では、完成した本機は[[エターナル]]に搭載され、[[エターナル]]が[[ザフト]]に襲撃された際に[[ラクス・クライン]]から[[キラ・ヤマト]]に渡され、キラ得意のOSの即時書き換え後に起動。2分で[[ザクウォーリア]]と[[グフイグナイテッド]]25機を戦闘不能にし、さらに[[ナスカ級]]3隻を動力部のみを破壊して戦闘不能に追い込んだ。(おそらく、初代ガンダムのオマージュ)。その後、ラクスの乗る[[インフィニットジャスティスガンダム|∞ジャスティス]]と共にオーブへ降下して防衛戦に参加。[[アークエンジェル]]が正式に[[オーブ軍]]に編入されると再び宇宙へ上がり、ステーション・ワン攻防戦、メサイア攻防戦に参加している。レジェンドの撃墜やメサイアの陥落などの驚異的な戦果を挙げたため、[[C.E.]]73時では最強のMSとして知られる事になった。[[ミーティア]]装備時については[[ストライクフリーダムガンダム (ミーティア)]]の項を参照。
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監督のお気に入りの機体であり、本機の活躍のシーンはすべて監督が自らコンテを切ったという逸話がある。
 
監督のお気に入りの機体であり、本機の活躍のシーンはすべて監督が自らコンテを切ったという逸話がある。
  
=== 設定の変遷 ===
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=== 設定の変遷等 ===
初期設定では「スーパーフリーダムガンダム」という名前だったが、登場前に起きた「スーパーフリー事件」を連想させる為急遽名前が変更になった。そのような経緯の為、視聴者からは事件の首謀者の名前を元に、「和田」という通称で呼ばれることがある。 名前を皮切りに、他にも各種設定がしばしば変更されている。
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光パルス高推力スラスター(ドラグーン発射口から出る「[[V2ガンダム|光の翼]]」)は、福田監督が「ドラグーン射出後の羽がみすぼらしいから」と後付けたものである。しかし、ドラグーンは大気圏内では使えないため、単なる足枷にしかならない。したがって、スラスターも大気圏内で使用不可能になってしまっている上、火力も下がっている。特に言及こそされていないが、ドラグーンユニットの重量とスラスターを使用できない事により、大気圏内では[[宇宙]]での運用時に比べて明らかに機動力の低下は避けられず、敵機の攻撃を避ける事が前提の本機コンセプトと矛盾する。このため、大気圏内での戦闘にて何度か被弾する場面も見受けられた(ただし、攻撃自体は全てシールドで防いでいる)。装甲についても間接から覗くフレームまでPS装甲材製になったため、万全の防御力の上重量が増して機動力の減少に繋がっている(PS装甲材はとても重いので)。
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ただし、DESTINY公式外伝の「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 Δ ASTRAY(デルタアストレイ)」では、背部にヴォワチュール・リュミエール (VL) を搭載しており、有人機としては最速を誇る機動性をもつ「デルタアストレイ」というMSが登場しており、連合の宣戦布告直後の戦闘(キラがオーブにいたころ)でプラント側に加勢している。
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デルタアストレイのパイロット(ちなみにコーディネイター)は加速時に強烈なGに晒される為、'''特殊な専用パイロットスーツの着用でGを軽減し、特殊な保護システムでパイロットを固定し、血流・体圧をコントロールする'''という事を行っており、「'''コーディネイターですら長時間耐えられない加速'''」であることを考えれば、ドラグーンユニットの大気圏内での装着はある意味「フェイルセーフ」のような働きをしている。(ぶっちゃけそのままでもフリーダムと同等以上の速度はあるため)
  
また、光パルス高推力スラスター(ドラグーン発射口から出る「光の翼」)は、福田監督が「ドラグーン射出後の羽がみすぼらしいから」と後付けたものである。しかし、ドラグーンは大気圏内では使えないため、単なる足枷にしかならない。したがって、スラスターも大気圏内で使用不可能になってしまっている上、火力も下がっている。特に言及こそされていないが、ドラグーンユニットの重量とスラスターを使用できない事により、大気圏内では宇宙での運用時に比べて明らかに機動力の低下は避けられず、敵機の攻撃を避ける事が前提の本機コンセプトと矛盾する。このため、大気圏内での戦闘にて何度か被弾する場面も見受けられた(ただし、攻撃自体は全てシールドで防いでいる)。
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動力源の設定については「新型核エンジン」「レーザー核融合エンジン」などの変遷を経て現在は、ハイパーデュートリオンとされている。(新型の核分裂エンジンとデュートリオンシステムのハイブリッド)
 
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また、初期設定では「スーパーフリーダムガンダム」という名前だったが、登場前に起きた「スーパーフリー事件」を連想させる為急遽名前が変更になったという奇話がある。
動力源についてもはっきりせず、「新型核エンジン」「レーザー核融合エンジン」などの変遷を経て現在は、ハイパーデュートリオンとされている。さらに装甲についても「防御力を犠牲にして機動力を上げた」はずが何故か間接から覗くフレームまでPS装甲材製になったため、万全の防御力の上重量が増して機動力の減少に繋がっている(PS装甲材はとても重いので)。
 
 
 
このようにガンプラや書籍等の新商品が出るたびに設定の後付を繰り返したために、何が真実なのかわからなくなってしまっている。
 
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==

2014年7月2日 (水) 04:13時点における版

ZGMF-X20A ストライクフリーダムガンダム (Strike Freedom Gundam)

ZGMF-X10Aフリーダムガンダムの後継機として、クライン派秘密組織ターミナルが建造した試作型モビルスーツ。元々はザフトがフリーダムの量産化を前提に開発していた後継機である。開発自体はフリーダムと同時期に開始されているため、実質的には兄弟機に近いといえる。しかし、搭載予定のドラグーン・システムと新型高機動スラスターの開発が予定より遅れ、機体完成前に戦争が終結。その後、ユニウス条約の発効で核エンジン搭載型MSの所有が禁止された為、既に完成していた基本アッセンブリーや開発・設計データなどは封印された。だが、後にクライン派が封印されていたそれを盗用し、その痕跡をザフト統合開発局から完全抹消。オーブでレストアされていたフリーダムやこれまた盗用したセカンドステージシリーズのデータを投入し、キラ・ヤマト専用として開発された。

動力にハイパーデュートリオンエンジン、推進システムには光パルス高推力スラスター(スターゲイザーのヴォワチュール・リュミエールを独自発展させたもの)など最新技術を惜しみなく投入した事により、デスティニーレジェンドに匹敵するスペックを誇る。

他にもキラの操縦技術にあわせ、各部装甲を分割して機体の動きに合わせてスライドする機構が加えられた。とにかく運動性を高め、被弾しない事を前提に採用されているため、この機構により人体に近い動きが可能となったが、装甲の間に無防備な隙間を生み、防御力が低下するという欠点を抱えている。しかし、この欠点は前述の「とにかく高めた運動性」とキラの操縦技術により、問題にならないとされた。 また、キラの反応速度により機体に大きな負担をかけるため、その負荷から機体を守るためにPS装甲構造材製のフレームが採用されている。関節部が黄金に発光しているのは、フレームにかかった負荷をPS装甲のエネルギーとして放出しているためである。双方ともまったく同種のシステムを持つデスティニーでは、シンの最新のデータにあわせて分割部分を変えるという非常に手間のかかる事をしていたりする。(エターナル側のチームではそこまでの人員及び時間が足りないことが原因)

原作では、完成した本機はエターナルに搭載され、エターナルザフトに襲撃された際にラクス・クラインからキラ・ヤマトに渡され、キラ得意のOSの即時書き換え後に起動。2分でザクウォーリアグフイグナイテッド25機を戦闘不能にし、さらにナスカ級3隻を動力部のみを破壊して戦闘不能に追い込んだ。(おそらく、初代ガンダムのオマージュ)。その後、ラクスの乗る∞ジャスティスと共にオーブへ降下して防衛戦に参加。アークエンジェルが正式にオーブ軍に編入されると再び宇宙へ上がり、ステーション・ワン攻防戦、メサイア攻防戦に参加している。レジェンドの撃墜やメサイアの陥落などの驚異的な戦果を挙げたため、C.E.73時では最強のMSとして知られる事になった。ミーティア装備時についてはストライクフリーダムガンダム (ミーティア)の項を参照。

監督のお気に入りの機体であり、本機の活躍のシーンはすべて監督が自らコンテを切ったという逸話がある。

設定の変遷等

光パルス高推力スラスター(ドラグーン発射口から出る「光の翼」)は、福田監督が「ドラグーン射出後の羽がみすぼらしいから」と後付けたものである。しかし、ドラグーンは大気圏内では使えないため、単なる足枷にしかならない。したがって、スラスターも大気圏内で使用不可能になってしまっている上、火力も下がっている。特に言及こそされていないが、ドラグーンユニットの重量とスラスターを使用できない事により、大気圏内では宇宙での運用時に比べて明らかに機動力の低下は避けられず、敵機の攻撃を避ける事が前提の本機コンセプトと矛盾する。このため、大気圏内での戦闘にて何度か被弾する場面も見受けられた(ただし、攻撃自体は全てシールドで防いでいる)。装甲についても間接から覗くフレームまでPS装甲材製になったため、万全の防御力の上重量が増して機動力の減少に繋がっている(PS装甲材はとても重いので)。 ただし、DESTINY公式外伝の「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 Δ ASTRAY(デルタアストレイ)」では、背部にヴォワチュール・リュミエール (VL) を搭載しており、有人機としては最速を誇る機動性をもつ「デルタアストレイ」というMSが登場しており、連合の宣戦布告直後の戦闘(キラがオーブにいたころ)でプラント側に加勢している。 デルタアストレイのパイロット(ちなみにコーディネイター)は加速時に強烈なGに晒される為、特殊な専用パイロットスーツの着用でGを軽減し、特殊な保護システムでパイロットを固定し、血流・体圧をコントロールするという事を行っており、「コーディネイターですら長時間耐えられない加速」であることを考えれば、ドラグーンユニットの大気圏内での装着はある意味「フェイルセーフ」のような働きをしている。(ぶっちゃけそのままでもフリーダムと同等以上の速度はあるため)

動力源の設定については「新型核エンジン」「レーザー核融合エンジン」などの変遷を経て現在は、ハイパーデュートリオンとされている。(新型の核分裂エンジンとデュートリオンシステムのハイブリッド) また、初期設定では「スーパーフリーダムガンダム」という名前だったが、登場前に起きた「スーパーフリー事件」を連想させる為急遽名前が変更になったという奇話がある。

登場作品と操縦者

キラ・ヤマト専用機。1対多の戦闘を前提としているという設定が反映され、全体攻撃、そして燃費の悪さが特徴。基本的にフリーダムから改造を引き継ぐ。連続ターゲット補正があるゲームでは、さすがに無茶をすると被弾してしまう。尤も、本機はVPS装甲があるので、それを見越して装甲を弄るという手もある。また、エターナルとの合体攻撃を持っているが、これを使う場合は戦闘に向かない戦艦を前線に出さないといけなくなるという問題がある事から使い勝手は悪い。また、SEED世界の仕様上、大気圏内でのドラグーンの使用は本来不可能だが、スパロボでは地形適応こそ若干悪いものの使用可能なので取りあえず安心。燃費の悪さも作品を重ねるごとに徐々にではあるが改善されてきている。

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
Sフリーダムガンダム」表記。味方ユニットの中で唯一敵味方識別可能な弾数制のMAP兵器を持ち、更に移動後攻撃可能なTRY攻撃、伝家の宝刀ドラグーン・フルバースト、ミーティア・フルバーストと殲滅戦のスペシャリスト。しかし、全体攻撃の多さが裏目に出て火力は低く、再攻撃には向かない。フリーダムから引き続きEN回復(小)を持っているが、燃費ははっきり言って最悪。何より、最大の問題は正式参入があまりにも遅すぎることで、使い勝手の悪い機体となっている。ただし、ランドルートの場合は、あらかじめフリーダムガンダムを改造しておくことで、その改造を引き継いだ状態で参戦することになる。余談だが、切り払い終了後のモーションが独特で、1回転しながらサーベルを収納する。
ちなみに内部データにはフリーダムと同じく敵仕様のデータが存在する。なんとインフィニットジャスティスやアカツキもセットで。開発段階では完全に敵対する案も予定されていたのかもしれないが、何らかの理由で没になったのだろう。敵仕様のデータの性能は、HP57000・EN270・装甲1700・地形適応空宇宙共にSと正に大ボスクラスの性能を誇る。武装面では味方仕様のものより攻撃力が全て-100されているが、ドラグーン(MAP)・ライフル・ライフル(トライチャージ用)の弾数が3・16・4発と大幅に増えている。同作に敵として登場するデスティニーやレジェンドに勝るとも劣らないスペック。没になったのが非常に惜しい。現段階でSフリーダムの敵データが存在するのはこの作品だけである。
第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
PVにも登場。グラフィックは前作の流用。前作のメンバーだが、今回新たに合体攻撃が追加され専用のイベントもあるなど全体的に優遇されている。しかし、原作設定を反映してか装甲値が900と最低クラスに。と言っても本作ではビーム兵器持ちが少なく、被弾するときはVPS装甲が起動するので防御力は数値以上。但し、演出の殆どがZの使いまわしのため、ドラグーンフルバーストがカリドゥスしか当たらないと言う酷い状態に。(しかも新規追加された合体攻撃もこの例に漏れない。)
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
参戦は中盤。ドラグーン・フルバーストにトドメカットインが入った。また、エターナルが参戦したため2種類の合体攻撃も演出を変化させて復活した。フル改造ボーナスが変更され合体攻撃の威力が強力になったが継戦力がやや落ちている。ちなみに本作で出てくる味方ユニットの中でエースボーナス&リレーション効果等を利用するとガンダム系列の機体以外(ガンダム系列なら刹那が最大ダメージ記録保持)なら最大ダメージを与えられる機体であり、攻撃力は数字以上に高い。相変わらず本来の主役機だったはずの機体を差し置いてのPV登場である。またやっぱりドラグーン・フルバーストがカリドゥスしか当たらない。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
今回も参戦は第31話と中盤。全体的に(立ちグラも含めて)戦闘シーンが刷新された。カスタムボーナスが変更になり、さらに遠距離を活かした回避性能が重要となるユニットと化した。マップ兵器の攻撃範囲が着弾指定型から周囲5マス敵味方識別ありに変更された。マルチアクションや覚醒を持つパイロットと組ませると非常に強力。
今作ではドラグーン・フルバーストが「一斉射撃」という名称に変更になった。今作でも、単体相手に撃つとやっぱりカリドゥスしか当たらない。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦K
地上と宇宙で一部の武装と地形適応が変わり、さらに∞ジャスティスとの合体攻撃が追加された。他機体と同じく、陸の地形適応がBに下がっている。また、初めてハイパーデュートリオンが実装された。燃費が悪く、フルバースト(地上・宇宙両方)に至っては平気でENを100も消費する(フリーダムのフルバーストはたった30しか消費しない)。なので、Eセーブやフル改造ボーナスは必須。ちなみに武器改造費はフリーダムの方が安いので、フリーダムがあるうちに改造しておくとよい。特に竜宮島ルートはルート分岐前の1回しか改造出来ないので、使うならすぐに武器を改造してしまおう。
スーパーロボット大戦L
前作に比べ正式加入は遅く、しかも初登場シナリオで鳴り物入りで登場したにも関わらず、インペリアルヴァレイに危うく落とされそうになった。パイロットの方のSEEDの弱体化やコーディネイターシステムの廃止、攻撃力が下方修正されてしまっているが、ほかのガンダムの地形適応が軒並み宇空Aになってる中相変わらず本機のみ宇空Sを保持している。MAP兵器はあるが弾数は1で、使用期間、範囲、効率その他の面でレジェンドに一歩譲る形となった。しかしハイパーデュートリオンと適応Sのおかげで未だにトップクラスの性能を有している。また、通常のフルバーストも燃費が前作から大幅に良くなっており、僅か40しか消費しない。
なお、戦闘シーンではビームサーベルや合体技であるコンビネーション・アサルトあたりは前作より演出が強化されている。トドメ演出もさらに増え、SEED DESTINYの他のガンダムがそれぞれ必殺級の武器2種にしか持っていない一方で、ストフリはビームサーベルにもトドメ演出が追加された事により、機関砲以外の全ての武器にトドメ演出がついた。
スーパーロボット大戦UX
地形適応は最大Aに。MAPフルバーストの射程が1短くなったが、レジェンドがいないので最強MAP兵器の座を勝ち取る。使用可能期間もLよりは大分長く、中盤からの参戦となる。今回は宇宙戦が少ないからか、地上/宇宙での形態変化が無くなり、地上でも普通にドラグーンが使えるが、地形ボーナスは宇宙のみになった。今作で漸く通常兵器版のフルバーストでマルチロックオンのカットインが無くなった。今までの単体攻撃に対複数攻撃用のマルチロックオンが必要な事自体おかしいのだが
当初は∞ジャスティスとPUが組まれており今作でも合体攻撃があるが、この2機はいかんせん武装の射程がかみ合わないため、主力として使っていくのなら射程が良い具合にかみ合うガンダムサバーニャ辺りと組ませるのがお勧め。なお今作ではSフリーダム単機でも十分な火力を持つので無理に合体攻撃に拘る必要もない。

Scramble Commander

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd

単独作品

スーパーロボット大戦Operation Extend
VPS装甲のおかげでかなり硬く、機動力も高い。ドラグーン・フルバーストが単体版、MAP兵器版共に強力。スーパードラグーンは単体で使用することができない。Ver.1.03パッチにて、武器性能が一部強化されている。

装備・機能

武装・必殺武器

射撃兵装

MMI-GAU27D 31mm近接防御機関砲
頭部に装備されたバルカン砲。スペースを必要とすることから排除する案もあったが、実弾兵装への信頼の強さから、最終的には残された。本編では未使用。
Zでは運動性ダウン、Kは照準値ダウンの特殊効果がある。
MA-M21KF 高エネルギービームライフル
フリーダムの物を改良したビームライフル。通常のMSと違って2丁もっているのが特徴。未使用時は腰部にマウントされる。連結して、長射程のロングビームライフルとしても使用可能。
Zでは長射程のロングモード、P・TRYの二種類。Kでは1~3のコンボ武器。携帯機では派手なガンプレイをしながら撃ちまくる。
MGX-2235 カリドゥス複相ビーム砲
腹部に装備された高出力のビーム砲。ドラグーンの設置によりオミットせざるを得なかったプラズマ砲の代用として追加された。アビスの装備している物と同型だが、ハイパーデュートリオンエンジンを採用している分、こちらの方が威力と連射性能で上。固定装備なので正面にしか撃てないが、威力は高い。砲口はPS構造材製。
Zの単体攻撃では最強。大気圏内ではドラグーンを使用できない為、状況次第では本機の生命線とも成りえる武装である。
MMI-M15E クスィフィアス3レール砲
腰に装備された電磁レール砲。フリーダムの物の改良型である。格納方法が3つ折り式から2つ折り式に変更され、威力も上がっている。また、スラスター兼AMBACユニットとしても機能している。ビームライフルを腰にマウントしている時には使用できないのが欠点。
据え置き機のスパロボでは単体武装として採用されたことがなく、いまいち目立たない武装でもある。

格闘兵装

MA-M02G シュペールラケルタ ビームサーベル
フリーダムなどに装備されたラケルタの改良モデル。インパルスなどのヴァジュラと同等の出力を誇る。「アンビデクストラス・ハルバード」モードでも使えるが、キラはよく二刀流で戦っていたため、使われなかった。
ゲームでは格闘武器はジャスティスやデスティニーには劣る。Kではコンボ武器。

防御兵装

MX2200 ビームシールド
両腕に装備された光学防御兵器。ハイペリオンなどに搭載されたモノフェーズ光波防御シールドにさらなる改良を加えて完成させた。

ドラグーンシステム

EQFU-3X スーパードラグーン 機動兵装ウイング
背部の武装プラットフォーム兼ヴォワチュール・リュミエールの機能を持つ装備。武装プラットフォームには8門装備された無線誘導兵器「スーパードラグーン」を装備している。設置箇所の関係上、フリーダムに装備されていたバラエーナプラズマビーム砲はオミットされた。これは、第2世代型ドラグーン・システム(第1世代のように高い空間認識能力を持たなくても、操作可能になった簡易形のドラグーンのこと)にカオスと同等のドラグーンの技術が加えられるといったクライン派独自の改良が施された、「特異な空間認識能力を必要とするシステム」である。とは言ってもプロヴィデンスに搭載された第1世代型のドラグーンに比べれば、格段に使いやすくなっているが。キラをパイロットと想定した改良が施されている為、他のパイロットでは使いこなせない。また、大気圏内での使用は不可。無線端末自体に大気圏内での飛行能力がないためか。
スパロボでは設定無視して大気圏内でも使用可能になっている。Zではマップ兵器(詳細は後述)。 BKでは宇宙ステージでのみ使用可能だが、通常兵器版のみでマップ兵器版はオミット。
スーパードラグーン(マップ兵器版)
着弾指定型・敵味方識別・弾数2。Sフリーダム最大の強みで、てかげんで味方のレベルアップのアシストができ、後半マップではかなり便利。だが宇宙以外の地形適応が弱いので、強化パーツによるフォローが必要。必要気力も140と非常に高いので、激励希望などで早めに気力を上げる必要がある。地形適応は悪い事が多い。
MA-80V ビーム突撃砲
スーパードラグーンに内蔵されたビーム砲。破壊力と速射性を併せ持つ。ビームスパイクとしても使用できるらしい。タイプとしてはカオス、ガイアのビーム突撃砲と同じ物。

フルバースト

ドラグーン・フルバースト / 一斉射撃
ストライクフリーダムの全ての武装を展開して行う必殺技。ドラグーンが追加されたことで、マルチロックオンシステムによる精密一斉射撃の威力が上がった。ドラグーンを機体周辺に整列させて撃っているのに、敵に届く時は四方八方からビームが降ってくるという謎の攻撃でもある。第3次Zでは名称が「一斉攻撃」に変更された。
ZではP武器、携帯機シリーズでは長射程非P武器。Z、Kでは一発で100もENを消費するため、連発するとすぐにガス欠になる。LやUXではたった40なので、気軽に使える。第2次Zでは小隊制が廃止されたこともあり、Zの半分の50となっている。本来大気圏内では使えないが、ZシリーズやUXでは使える。
ドラグーン・フルバースト(マップ兵器版)
方向指定型・敵味方識別・弾数1。必要気力130。扇形で広範囲。位置取りを間違えなければ敵増援を瞬殺できる。てかげんアシストも健在。何より、一発限りとは言え、通常版とは違ってENを消費しないのが最大のメリット。
ハイマット・フルバースト
ドラグーン以外の全兵装を展開して行う一斉射撃。ドラグーンの使えない重力下ではこれが使われる。
K、Lで採用。基本的にドラグーン・フルバーストと同じだが、威力が低い。Kでは燃費は上のドラグーン・フルバーストと同じですこぶる悪い。
ハイマット・フルバースト(マップ兵器版)
基本的にドラグーン・フルバースト(マップ兵器版)と同じだが、やはり威力が低い。

合体攻撃

コンビネーション・アサルト
∞ジャスティスとの合体攻撃。元ネタは前作「ガンダムSEED」で、オーブ解放作戦時での連合の3機のGとの戦いでキラとアスランが即興で合わせた連携攻撃。スパロボでは第3次α、J、Wでフリーダムとジャスティスで使用できたが、Kで遂にストライクフリーダムと∞ジャスティスでの使用が実現した。Lでは攻撃数が増えており、止めでは∞ジャスティスとお互いビームで挟み込む、というコンビネーションをぶっつけ本番で決めた。Zシリーズでは第2次Z 破界篇より使用が可能になり、次元獣ライノダモンに大ダメージを与えた。
ミーティア・サーベル
エターナルとの合体攻撃。Zでのみ使用可能で、ストライクフリーダムの単体攻撃では最強。Kでは後述する技に統合されているため、単独技としては使えない。
ミーティア・フルバースト
エターナルとの合体攻撃。ドラグーン・フルバーストよりも強力な全体攻撃だが、残念ながらP属性ではない。しかも、消費ENも大きい。ZでもKでも、使うとキラとラクスの特殊なカットインが入る。一方、Kではなんとミーティアのサーベルで攻撃した後に追い討ちでフルバーストというかなりエゲツない攻撃をする。

特殊能力

剣装備、盾装備、銃装備
切り払いシールド防御撃ち落としを発動。
ヴァリアブルフェイズシフト装甲VPS装甲
EN回復(小)
主力武器のEN消費がことごとく激しいストライクフリーダムでは、この能力単独では焼け石に水。補給装置持ちを小隊に組み込んだり、ソーラーパネル装備による回復量の底上げが欲しい。Eセーブも持ちたいが、技能枠の残りが悩み所。第2次Z破界篇では、フル改造することで(小)から(中)に変更される。
ハイパーデュートリオン
核エンジンとデュートリオンビームのハイブリッド動力機関。EN回復(小)の代わりにKで実装され、毎ターン自軍フェイズ開始時に、ENが最大値の25%回復する。だが、それでも足りず、Eセーブやフル改造ボーナスと併せて使う事でやっと無双ができる。逆にLでは燃費が良くなったため、これのお陰で気がねなくEN消費武器を使える。

移動タイプ

飛行可能。

機体ボーナス

L
無改造:照準値+5 地形適応宇/空A
ハーフ改造:照準値+15 地形適応宇/空A 移動力+1
フル改造:照準値+25 地形適応宇/空S 移動力+2
UX
初期段階:射撃武器+100 照準値+5
第二段階:射撃武器+150 照準値+10 地形適応宇A
第三段階:射撃武器+200 照準値+20 地形適応宇S
最終段階:射撃武器+300 照準値+30 地形適応宇S 射程+1
地上/宇宙での形態変化が無くなり地形ボーナスは宇宙のみ。移動力の代わりに射程が伸びるため、より遠距離戦に強くなった。インフィニットジャスティスガンダムと対になる構成。

機体BGM

「Meteor ~ミーティア~」
Zにて、フリーダム兼アークエンジェル部隊の汎用BGM。
「vestige -ヴェスティージ」
同作品系後継機専用BGM。
「キラ、その心のままに」
K、Lで採用。
「ignited -イグナイテッド-」
Lのイベントで流れる。また、OEで戦闘BGMに採用。
「君は僕に似ている」
UXで採用。

対決・名場面など

デスティニーガンダム
オーブ攻防戦での対決。終始キラが圧倒する形で進められ、最後はデスティニーが何故かエネルギー切れを起こし撤退したことで流れた。原作では対艦刀であるアロンダイトを、両手のビームライフルを投げ上げたと同時に真剣白刃取りで止め、さらにレールガンをコクピットに直撃させ、退き際にライフルを回収して再装備するという神業を披露している。

スパロボシリーズでの名場面

インペリアルヴァレイ撃墜作戦
L27話「戦うべき敵」にて。ジブリールに脅されたユウナが率いるオーブ軍、およびジブリールの私兵を相手に、LOTUSと共同戦線をとるアークエンジェル隊。だが、戦闘終了が近づいたその時、戦域東端に隊が追っていた謎の集団が姿を現す。
突如現れたストレイバードも加わり、謎の集団は次第に劣勢に追い込まれていくが、指揮官機は撃墜間際に動力炉を意図的に暴走させ自爆を試みる。暴走状態の動力炉が生み出すエネルギーによる一時的な超高機動力に翻弄されるストライクフリーダムだったが、その時デスティニーが割り込んで指揮官機の動きを止める。発破をかけられたキラはその隙を見逃さず、アスランの∞ジャスティスとの連携で指揮官機を撃墜。原作ではありえなかった、主役機3機による連携が実現した場面である。

関連機体

フリーダムガンダム
シンに撃墜されるまで搭乗していた機体。コクピットは撃墜された際の核爆発にも耐えられた事から、かなり頑丈に作られていたようだ。フリーダムを宇宙用としてより強化した機体がSフリーダムとも言える。
フリーダムガンダム (ミーティア)
プロヴィデンスガンダム
本機に搭載されたドラグーンの初搭載機。
ストライクフリーダムガンダム (ミーティア)
武装モジュールであるミーティアを装着した状態。用途はフリーダムの時と変わらない。なお、プロヴィデンスと違い、当初からミーティアとの連携を想定して開発されたのか、ドラグーンを装着したまま合体可能になっている。
インフィニットジャスティスガンダム
兄弟機。Sフリーダムと違い、特に目立った新機能は搭載されず、基本的にはジャスティスと変わらない。
インフィニットジャスティスガンダム (ミーティア)
ドムトルーパー
元はザフトのお蔵入りになった試作機のデータを盗用して製作されたモビルスーツ。ユニウス条約が無ければ、ザクの代わりにこの機体がザフトの各パイロットの搭乗機になっていた。
スターゲイザーガンダム
ヴォワチュール・リュミエールシステムを初めて搭載した機体。
エターナル
前作と同じく、フリーダムとの連携がメイン。相変わらずカラーリングはピンクのまま。

余談

本機はガンプラ史上屈指の「立体化に向かない機体」と言われる。有名作品の主役機なので非常に多くのバリエーションが発売されているのだが、殆どが何がしかの欠陥を抱えている。 主な原因は最大の特徴である背部ウイングと金色関節で、特にPGで「作ってる最中に羽基部が自重で折れた」「関節を塗ったらパーツが割れた」「上半身重すぎて自立できない」「腰が回らない」と言った異常・破損報告は枚挙に暇がない。そのため、ネット上では閣下と呼ばれモデラー達から恐れられている。 ちなみに一番出来が良いのはMGであり、目立った欠陥はない。やはり自立は難しい部類だが。

商品情報

プラモデル

  • 1/144、1/100

  • その他

フィギュア