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2018年10月7日 (日) 22:01時点における版
神勝平 | |
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読み | じん かっぺい |
外国語表記 | Kappei Jin |
登場作品 | 無敵超人ザンボット3 |
声優 |
大山のぶ代 坂本千夏(SRW代役) |
デザイン | 安彦良和 |
種族 | 地球人(ビアル星人の末裔) |
性別 | 男 |
年齢 | 12歳 |
所属 | 神ファミリー |
神勝平は『無敵超人ザンボット3』の主人公。
概要
ザンバード(ザンボエース)、及びザンボット3のメインパイロット。神北兵左衛門によって睡眠学習を受けさせられており、ザンバードの操縦をマスターすると同時に、戦闘に対する恐怖心を取り除かれている。
ガイゾックが地球を襲うまでは、駿河湾の港町で網元の次男坊として育つ。地元では札付きの悪ガキで、バイクを無免許運転したり、香月真吾と過激なケンカを繰り広げたりしていた。子供ゆえデリカシーに欠ける言動が多く、何かと生意気に見られがちな問題児ではあるが、自分に非がある場合は憎まれ口で本心を隠しつつ自省するなど、素直になれないだけで本質的には困った人を放っておけない人情家である。
ガイゾックとの戦いでは当初は荒っぽさが災いして、守るべき対象である地球人の住む町にも被害を与えてしまい「神ファミリーこそ災いの元凶」という顰蹙を買う一因にもなってしまった。戦うことの重大さを知ってからは、人々の信頼を勝ち得ていき、香月やブスペアとも和解することができた。
最終的にはガイゾックに勝利するも、そこに至るまでの過程でアキや同じ神ファミリーの何人かを喪った上、コンピュータドール第8号との対話でガイゾックの真実を知らされたことで、勝利の喜びなどないまま、地球に帰還。心に深い傷を負いながらも、香月やミチ、先に脱出させられた母親たちや幼年組、和解した人々に出迎えられた。
登場作品と役柄
主人公としては年少である為、弟分的な立ち位置で描かれることが多く、同年代のキャラクターとの絡みも多い。
旧シリーズ
- 第4次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。原作の再現の為か、複数系のスーパー系にしては幸運持ちがいないので、とどめ役を任せにくい難点があるものの、スーパー系では比較的2回行動が早い。睡眠学習仕込みで実戦経験に乏しいためか技量が低く、宇宙太のてかげんが活かせない。
- エンディングでは、催眠学習効果が切れて、普通の生活に戻るが相変わらず勉強そっちのけで遊んでいる。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 他作品の主役級のキャラに声が付いた中で、明確な事情で音声収録が行えなかったデューク・フリードと共に声が付かなかったため、様々な憶測を呼んだ(余談の項も参照)。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- シナリオが歴代で最もイベントが多い。音声も大幅に新規収録されている。地元の人から迫害され、友達が人間爆弾にされるなど、かなり『ザンボット』の会話やイベントなどがある。条件次第では人間爆弾イベントを回避できる。ifストーリーはスパロボの醍醐味でもあるのでなんとか、このイベントを回避させてあげたいものである。スポット参戦とはいえザンバードに搭乗できるのは『64』以来。
- 第2次スーパーロボット大戦Z(破界篇/再世篇)
- 『破界篇』中盤の暗黒大陸ルートで、ZEUTH組の先陣を切って登場する。直前までアキ達と釣りを楽しんでいたとの台詞から、前作で彼女が爆死を免れたルートが正史となっている事が窺える。
- また、ガイゾックとの戦いで乗り越えた経験で、親しかった人を失った人物に対して励ます気遣いが見られる。
- 次作『第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇』では未参戦のため登場しないが、序盤で竹尾ワッ太により「気の強い鉄砲玉」とその存在を示唆する発言が確認されている。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 兄貴分である万丈と共に復帰参戦。また、再び音声が新規収録された。
- 内部データではパイロットリストの一番上に位置しており、DLCで出てきた場合は気力108から始まる(撃墜数が同じ場合は内部リストの上から優先してトップ扱いされるのと、デフォルトで戦意高揚を持っているため)。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
- 途中で抜けるため育成不要。活躍は第2部で。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
- 主力のスーパー系となる。ザンボットの分離形態では「若い反射神経」が必要とされるという設定からか、NT系エースクラスと同等の反応値を誇る。ド根性、気合、熱血を必修する。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- シーン3にてガイゾックとの決戦が用意されている。第2部から能力の変化はなく、精神コマンドもド根性、気合、熱血を担当する。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 代役として坂本千夏氏が声を担当。シナリオ的にはあまり悪ガキっぽさや口の悪さは強調されておらず、「元気で威勢のいい少年」という印象が強い。他作品のキャラにも「○○の兄ちゃん(姉ちゃん)」と懐く事が多い。今回ザンボット3が単体での火力が乏しく、合体攻撃を持たない為軽視されがちだが、勝平が援護攻撃により使い勝手が劇的に向上する。近距離にはムーン・アタックで、遠距離ではイオン砲の援護攻撃で活躍する。惜しむらくはイオン砲を使うのに射撃が高くない事か。また、スーパー系の中では珍しく宇宙と地上の地形適応が両方Sなのもポイント。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 最終回まで生き残ったからか、最後に幸運を覚える。今回は「若い反射神経」が必要とされるという設定は生かされておらず反応は平凡。他の能力も格闘以外ぱっとせず、サポート回数も1止まりと不遇な能力。ダイターン3のとの連携を前提に運用しよう。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- 幸運を使うと不屈も追加される、「不幸」なエースボーナスが付いた。声優は代役の坂本千夏が引き続き担当している。『IMPACT』では見送られた音声付き合体攻撃が実装されている。
- スーパーロボット大戦R
- 現代編では「ザンボット3操縦者で唯一の生き残り」として名前のみ登場。何処かで荒事から遠い生活を送っている模様。
- 過去編では小学生同士、出雲銀河など電童のメンバーと絡む事が多い。幸運はなくなったが、覚醒を覚える。射撃値は低めなので追加武器のイオン砲を選んでもらえないことが多い。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- リンクバトラーをリンクすると参戦。そのため、序盤からザンボットと共に仲間にする事も可能。万丈との合体技もあり、宇宙適性もA(当時は地形適応 宇宙Bのスーパー系が多かった)なのでステージを選ばず活躍できる。
- スーパーロボット大戦V
- 序盤の日本帰還ルート第16話「消えない傷跡」から参戦。周囲からはもう十分過ぎるほど戦ったとして日々を暮らして欲しいと願ったが、危機を前に勇気を振り絞って立ち上がる。ガイゾックによって睡眠学習を解除されているため心中不安を抱えていながら戦っている場面が有る。
- 加速の消費SPが全習得者で最も低い10なので、今作のスーパーロボット勢では足回りが高い(他の習得者は空を飛べなかったり加入が遅いためで更に消費SPも全員20と多い)。
関連作品
- バトルロボット烈伝
- 隠しキャラ。アム達3人が水浴びに来た湖の西側で登場。ザンボット単機でゲルスター帝国と戦い続けていた。最初はこちらを帝国の戦力と疑って生意気な態度を取っていたが、オペレーターのエミーに一喝されて降参。以後は彼女に懐いて自軍入りする。ザンボット3は強力なユニットだが、勝平の素早さが低いため中々行動順が回ってこない。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
睡眠学習で鍛錬を積んだからなのか、格闘以外の数値は低い傾向にある(『Z』では、成長パターンのおかげでかなり能力が高くなる)。防御もスーパー系にしては頼りない数値で、技量に至っては主役キャラの中でもかなり低い部類に入る。そのため、クリティカルヒットを喰らいやすく、打たれ弱い。近年の作品なら、パイロット養成が可能なため防御や技量を上げるなどして、防御面の不安さをなくすような育成も視野に入る。また、パイロット養成が出来ない頃はザンボットがイオン砲を使用できても射撃が低いため有効に活用できなかった。
精神コマンド
主に「熱血」と「気合」の担当となる。「気合」ばかり使いすぎると「熱血」に回すSPが無くなってしまう点には注意がいる。
- 第4次(S)
- ド根性、熱血、必中、気合、覚醒、愛
- リンクバトラー
- 気合、鉄壁、熱血、ド根性、覚醒、挑発
- 64
- ド根性、熱血、気合、鉄壁、挑発、覚醒
- IMPACT
- ド根性、加速、狙撃、熱血、気合、幸運
- A(A PORTABLE)
- ド根性、鉄壁、気合、熱血、信頼、幸運
- R
- ド根性、不屈、気合、熱血、信頼、覚醒
- Z
- ド根性、気合、加速、熱血、絆
- 第2次Z
- ド根性、気合、加速、友情、熱血、勇気
- 第3次Z 天獄篇
- ド根性、気合+、加速、勇気、絆
- V
- ド根性、気合、加速、友情、熱血、勇気
特殊技能(特殊スキル)
底力は高いレベルまで育つ傾向にある。イオン砲のある作品では援護攻撃がかなり役立つ。
- 第4次(S)
- 底力
- IMPACT
- 底力L9、援護攻撃L2、援護防御L2
- A
- 底力L7、切り払いL7
- A PORTABLE
- 底力L7、切り払いL7、援護防御L3
- R
- 底力L7、防御L1、援護攻撃L1、援護防御L2
- Z
- 底力L9、闘争心、気力+ (命中)
- 第3次Z 天獄篇
- 底力L7、反骨心、戦意高揚
- V
- 底力L7、反骨心、気力+(DEF)
小隊長能力(隊長効果)
- 小隊全員に「気力+ (ダメージ)」の効果
- 『Z』で採用。
固有エースボーナス
- 「幸運」をかけると「不屈」も同時にかかる
- 『A PORTABLE』で採用。ステータス画面でのかかっている精神コマンドの簡略表示が「不幸」になるというネタ交じりのもの。
- 反撃時の与ダメージ1.2倍
- 『第2次Z』で採用。
- 敵対する軍勢のフェイズ時に与ダメージ1.2倍、最終被ダメージ0.9倍
- 『第3次Z天獄篇』、『V』で採用。反骨心を絡めれば、与ダメージ1.3倍になる。
パイロットBGM
- 「行け!ザンボット3」
- オープニングテーマ。
人間関係
- 神源五郎
- 父。
- 神花江
- 母。最後まで生き残った唯一の家族。
- 神一太郎
- 兄。最期は弟を助けるため、その命を犠牲にする。
- 神梅江
- 祖母。
- 千代錦
- 飼い犬。一緒にザンボエースに乗り込む。
- 神江宇宙太
- いとこ。ザンブルのパイロット。
- 神北恵子
- いとこ。ザンベースのパイロット。
- 香月真吾
- 喧嘩相手。一時は彼からの恨みを買い苦悩するが、後に和解し良き理解者となる。
- アキ
- ガールフレンド。勝平は照れながらもアキのことが気になっている。
- ミチ
- ガールフレンド。最後まで勝平を想いつづける。
他作品との人間関係
スーパー系
無敵シリーズ
- 破嵐万丈
- 勝平に対するよき兄貴分であり、憧れの存在。
- 竹尾ワッ太
- 『第2次Z』における親友。初対面時はいがみ合うも、直ぐに意気投合する。
- 柿小路梅麻呂
- 『第2次Z破界篇』EDにて竹尾ゼネラルカンパニーの特別社員となった事で立場上、上司になったワッ太へ普段のようにタメ口で会話しようとするも、柿小路専務から口やかましく注意される。
ダイナミック系
- 兜甲児
- 兄貴分として彼を慕っているのだが、時折彼のオツムを容赦なく馬鹿にする場面もチラホラ。
- 炎ジュン
- 『ZSPD』の「サンドマン杯」では彼女とダブルスを組むが、猪突猛進な傾向が強い自身の戦法を徹底的に戒められた上に一切の反論も許されなかった事で、流石の勝平も萎縮してしまう。
- デューク・フリード
- 『IMPACT』では「宇門の兄ちゃん」と呼んで懐く。
- 『Z』ではみんなに憎しみで戦ってはいけないと言われ、カッとなりきつく当たってしまう。
- 兜甲児 (真マジンガー)、弓さやか、ゲッターチーム
- 『第2次Z破界篇』では自分達の世界の彼らについて言及しようとするも、「平行世界のマナー」を思い出し話を打ち切る。
- 剣鉄也 (真マジンガー)
- 『V』では師弟関係を結び、舞人と共に彼の特訓を受ける。それだけに彼を信頼し慕っていたため、鉄也が一時的に敵に回った際にはショックを受けた。
- 余談だが、別世界の彼も含めて鉄也とは『第4次』以来かなりの回数共演しているが、シナリオ上でまともに絡んだのは『V』が初めてである。
- 流竜馬 (OVA)
- 『V』では鉄也と関わりが深い者同士として親交がある。鉄也が敵に回り落ち込んでいた際には彼に檄を飛ばされ、鉄也を信じ続けると同時に敵対したときは戦うことを決意する。その後は鉄也に代わり隼人、弁慶と共に勝平と舞人を鍛える。
その他のスーパー系
- 三輪防人
- 『A』にてザンボット3を接収しようとした彼を迷惑がっていた。さらに、最後には「協力したくなくなる」と皮肉を言う。
- 藤原忍
- 『IMPACT』での喧嘩相手。彼相手に宇宙太とタッグを組んで舌戦を繰り広げる。大人げの無い言動へ冷静にツッコミを入れる事も多い。
- 出雲銀河
- 『R』での同年代の友人。
- ロジャー・スミス
- 『Z』ではわりと親しいが、敵対時にへぼネゴシエイター呼ばわりした。と言うか、普段から微妙に彼のエセ紳士ぶりを小馬鹿にしている気がしないでもない。
- 紅エイジ
- 『Z』では脱走した彼を捜す為に、彼の靴下の臭いを千代錦に嗅がせる。
- 天空侍斗牙
- 『Z』では自分と同じような境遇にあった彼に同情する場面も。
- クライン・サンドマン
- 『Z』では中盤で彼の正体が異星人であった事と(事故とは言え)2つの星を滅亡に追いやってしまった過去を知った際には、不幸な事故だったと理解しつつも彼にきつく当たってしまうが、万丈の助言ですぐに和解する(きつく当たった原因は自分が異星人の子孫という理由で迫害を受けたことや、人間爆弾を目の当たりにしたことで一時的に異星人に憎しみを抱いていたからだとも言えるが…)。
- テラル
- 『Z』にて人間爆弾の件もあってかブッチャーとは正反対の性格である彼に対しても不信感を抱いていたが、後に和解している。
- 旋風寺舞人
- 『V』にて旋風寺コンツェルンで原作の戦いを終えたザンボットを預かって整備していた。勝平の再起を信じて、恐怖に怯える彼にザンボットがある工場のキーカードを手渡す。
- ホイ・コウ・ロウ
- 『V』にて、パオズー内に人質をとって攻撃する卑劣なやり方を「ガイゾックと同じ」と糾弾する。
- ショーグン・ミフネ
- 『V』ではザンボットをつけ狙う彼を敵視している。ただ、ザンボットを褒めてくれている事実に関しては嫌な想いはしていない模様(43話b「紫色の悪意」のファクトリーシナリオにて)。
ガンダムシリーズ
- シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)
- あろうことか、『第4次』で彼を「おっちゃん」呼ばわりする。あらゆる作品でシャアにそんな事を言ったのも勝平くらいのものだろう。しかしシャアはこの勝平の失礼極まりない言葉を笑って済ませている。
- 『IMPACT』の逆襲のシャアルートで敵対した際は地球潰しを行おうとする彼を「ガイゾックと同じ」と怒りをぶつける。
- 『第3次Z天獄篇』では、CCA時代の彼が味方にいるという特殊な状況で「カッコ付けてる」「人間、髪型を変えると変わる」と評していた。
- カミーユ・ビダン
- 『Z』にて自分達の存在意義に悩んでいたところを彼に諭された。
- 東方不敗マスター・アジア
- 『A』では彼の思想に賛同しかける。
- リリーナ・ドーリアン
- 『R』では、寄りによってガイゾックとの交渉に赴くという自殺行為同然の行動を取った彼女に呆れた。まあ、気持ちはわかる。
- シン・アスカ
- 『Z』での兄貴分。
- キラ・ヤマト
- 『Z』にてキラ達の見境のない行動に他の面々同様激怒しており、アウトサイダー組の変貌を、あろうことかキラ達のせいにするという、理不尽さを見せる。
- キンケドゥ・ナウ
- 『V』のボーナスシナリオ「月光の照らす未来」で勝平の戦法の危うさを指摘する。また彼に対しては父親的なニュアンスで親しみを込めて「おっちゃん」と呼んでいる。(苦言を呈されたため心中では兄ちゃんと言い直した)
リアル系
- テンカワ・アキト
- 『V』ではかつて共闘した戦友同士で、慕っている。本編では火星の後継者の襲撃時に彼に命を救われているほか、ガイゾックとの戦いであまりに過酷な思いをしたことからアキトからも「これ以上戦う必要はない」と気を遣われている。
- 白鳥ユキナ
- 『R』では和平の使者に相応しくない攻撃的な態度を「生意気な奴」と評する。
- オルソン・D・ヴェルヌ
- 『Z』で勝平に「おっちゃん」呼ばわりされた。さすがにクワトロとは違って傷ついていた。
- レントン・サーストン
- 『Z』では対立した際に、自分の方が2歳も年下であるにも拘らず、レントンをガキ呼ばわりしている。『第2次Z破界篇』では彼らとの対話で、自分達が並行世界に飛ばされてきた事を知る。
- 早乙女アルト
- 『第2次Z破界篇』では、初対面時に彼を「姉ちゃん」呼ばわりする。勝平曰く「あんまり美人だったんで間違えちまったぜ」。
- ハザード・パシャ
- 『COMPACT2第3部』では彼に丸め込まれそうになる。
- ジュリオ・飛鳥・ミスルギ
- 『V』では彼をボンクラ呼ばわりしている。
バンプレストオリジナル
- キョウスケ・ナンブ
- 『IMPACT』では彼を「無愛想」と評しながらも、割と懐いている様子。特にエクセレンが行方不明になって以降、何かと彼を励ます事が多い。
- セツコ・オハラ
- 人間爆弾によって浜本が死んでしまった際、彼女に励まされる。
- シュラン・オペル
- 「最後まで気持ち悪い奴だったな…」(勝平・談)。万丈は「大人になったら彼の気持ちがわかる」と言うが、正直、わからない方が幸せなような気がしないでもない。
- エーデル・ベルナル
- 最終決戦の際、彼女に「お前を迫害した者達を私が罰してやってもいいのだぞ」と言われるも、勝平は「俺達は誰の事も恨んじゃいねえ」と強く否定した。
- ジ・エーデル・ベルナル
- 『Z』での最終決戦の際、勝平達に対してコンピュータドール第8号と同じく戦いが報われる事は無いと言い放ち嘲笑うが、勝平はそれに強く否定した。
- アサキム・ドーウィン
- セツコに対して行った所業やデンゼル、トビーを殺害した彼を激しく憎んでいる。それは『第2次Z破界篇』でも同様であり、中盤の暗黒大陸ルートでは怨敵であるアサキムに協力しなければならない状況に憤りを隠せないでいた。
- ギルター・ベローネ
- 『第3次Z天獄篇』では、彼が民衆を煽ることで戦闘不能に追い込まれそうになるが、駆けつけた香月達に救われる。
名台詞
- 「アキ、お前は何のために生まれてきたんだ? ガイゾックに追っかけられ…殺されるために?」
- 第18話より。残忍卑劣なガイゾックの手によって人間爆弾にされた末に死んでいったアキ。かつての彼女との楽しい日々を思い出し、勝平は涙を流しながら呟く。
- 勝平「ザンボット3にしてもキング・ビアルにしても、地球の戦闘メカとは違うことくらい知ってるんでしょ?」
野崎「ああ、それぞれのメカを運転する人の精神と反応する仕掛けがあることは知っている。だから、戦闘の専門家に」
勝平「メカブーストの闘いを一番よく知っているのは俺達なんだ! 地球上の武器があっと言う間にやられても、俺達は戦い抜いた。これは、戦闘の専門家にとって、絶対的条件なんですよ!」 - 第20話より。軍人とのやり取り。このエピソードは最終話の後に制作された為か、富野節全開の台詞回しである。
- 「…じいちゃん…父ちゃん…ばあちゃん…俺達、やったよね…ちゃんと戦ったんだよね…宇宙太、恵子、一兄ちゃん…」
「…俺達、くだらないことなんか…しなかったよなあ…なあ、アキ…」 - 第23話(最終話)より。コンピュータドール第8号の詰問を論破できなかった勝平は、ガイゾックとの戦いで死んでいった人々に問いかける。
- 「…こ、怖いよ…と、父ちゃん…」
「…寒い…さ、寒いよ、父ちゃん…」 - 2行目の台詞が、神勝平役を演じた声優・大山のぶ代氏によるアドリブ。震えながらに言うこの台詞が、この後に続くシーンをより引き立てる。
スパロボシリーズの名台詞
旧シリーズ
- 「なんか知らないけどさ、男のくせにウジウジしてんじゃないよ、おっちゃん。オレ達がいいって言ってんじゃんか。素直になりなって」
- 『第4次(S)』第24(Sでは25)話「エゥーゴとの接触」にて一度ロンド・ベルを離れた事を気にして、ロンド・ベルとの合流を断ろうとしていたクワトロへの台詞。おっちゃん呼ばわりされたクワトロだが笑って済ませており、むしろ勝平のこの発言でロンド・ベルへの合流を決める。
Zシリーズ
- 「絶対にお前の事を守ってやるからな!大船に乗った気でいろよ!」
- 浜本との和解。それもつかの間浜本は爆死してしまう。
- 「浜本ぉぉぉぉぉー!!」
- 『Z』にて浜本が爆死した際に叫んだ。ちなみに原作では叫びはなく、ただ泣く事しかできなかった。
- 「セツコ姉ちゃん…。俺…姉ちゃんの気持ちがわかったぜ…」
「俺も強くなる…。強くなって、絶対にガイゾックの奴らをこの手で叩き潰してやる…!」 - 『Z』での人間爆弾イベントの後、かつて自分と同じく憎い相手によって親しい仲間を殺されながらも、それを乗り越えて強く成長したセツコのようになりたいと決意した。
- 「うるせえ!あんたの顔なんて見たくねえよ!」
- 『Z』にてデュークに怒鳴った台詞。酷い言い方に聞こえるが、人間爆弾イベントの後であるせいかカッとなるのも無理もなかった。そのためにデュークは距離を離れ、アウトサイダー組との合流を決意する。
- 「なあ、オルソンのおっちゃん…。俺、よくわからないんだけどよ…」
- 『Z』第42話「終章開幕」より。特異点や時空修復などに関して、難しいのでオルソンに質問した際に。ちなみにオルソンはまだ20代半ば(おまけに勝平は桂を「兄ちゃん」と呼んでる事もあって)なので、当然勝平のこの言葉に傷ついた。『Z』の勝平はどうも口の悪さが目立つ。…もっとも、『MX』では小学生にオッサン呼ばわりされた10代も居たし、『第3次Z天獄篇』では(上記の通り『第4次』の勝平の「おっちゃん」呼びは笑って済ませてたのに)20代にオッサン呼ばわりされて傷ついた赤い彗星も居た。
- 「俺…万丈の兄ちゃんみたいにやれねぇよ…。俺は自分じゃ輝けねえ…」
「月は…やっぱり、太陽の光を受けて光るしか出来ねえんだよ…」 - 同上。結果的にアキを死なせてしまい激しく落ち込む彼に万丈が厳しい言葉を放った際の台詞。何でもできる万丈への憧れと対比して、自分はいつも厳しい現実に打ちのめされているという勝平の本音が垣間見える一幕。
- 「またな、アキ…。俺…必ずお前に平和をプレゼントするぜ」
- 同上。こちらはアキ生存ルートのもの。ポゥが持ってきた冷凍睡眠装置で眠りに就く前のアキに対して掛けた言葉。
- 「格好いいな、兄ちゃんは!俺が困っている時に颯爽と表れてズバッと言ってくれてよ!」
- サンドマンが異星人だと知って暴言を言ってしまい自己反省している際、万丈に言われた際の台詞。万丈に対して尊敬の念を抱いているようだ。
- 「ど、どうしちまったんだよ、ジュリィの兄ちゃん!?」
- 『Z』第52話ミネルバ一時残留ルート「黒歴史の真実」より。風見博士の裏切り後唐突に「…殺す」と言い出したジュリィに狼狽して。
- 「お前ら!勝手な事ばかり、言ってんじゃねえ!」
「生きたくても生きられなかった奴もいるんだぞ!それを…それを!」
「そんなのは八つ当たりだ!今は自由に生きられるはずなのに、こんなつまんない事しやがって!」
「生きてるんだったら、その命を大事にしやがれよっ!!」 - 『Z』第52話ミネルバ一時残留ルート「黒歴史の真実」より。フロスト兄弟との戦闘前会話。人間爆弾にされた人たちが目の前で爆死した姿をみた勝平だからこそいえる。この台詞はかなり重く、現実世界でも通用する台詞である。
- 「こわ…い…怖いよ…」
「け、けどよ……きっと浜本やアキ達はもっと怖い思いを…したんだ…だから…だからよ…!」
「ガイゾック! お前なんかに負けるもんか! 負けるもんかよぉぉぉっ!!」
「うわあああっ! ザンボット・コンビネーション!!」
「俺は神勝平だ! あんな奴に負けてなるかよ!」 - 『Z』第55話「永遠に輝け、僕らの星よ」より。第8号に睡眠学習装置の効果を消されて恐怖心が蘇るも、それをも凌駕するガイゾックへの怒りと持ち前のド根性によって復活。ザンボット3へと再合体し、反撃を開始する。
- 「俺は恐怖にも、お前の言葉にも負けねえ!」
「見ててくれ、アキ、浜本! 俺は絶対に負けないぞっ!」 - 同上。第8号との戦闘前会話より。
- 「うるせえっ! 負けたんなら、とっとと消えろ!」
「お前の話なんか、これっぽっちも聞く気はねえよ!!」
「無意味でなんかあるものかよ! 俺達は……俺達は!!」 - 同上。第8号を撃破した後、なおも言いつのろうとするガイゾックの親玉を遮って吼える。
- 「最後まで気持ち悪い奴だったな…」
- 『Z』第59話セツコ編「黒の世界」orランド編「塗りつぶされる明日」より。シュランの最期の後に言ったセリフ。そりゃあんなにレーベンの名前を聞かされていればそう言いたくもなる。直後、万丈とクワトロがかなり意味深な発言をしてくれる。
- 「そ、それは…その…」
- 『ZSPD』グローリー・スターレポート第1話「熱闘!戦士の休息」に於ける初戦闘時の戦闘前会話より。ジュンに戦闘スタイルを注意されたシーン。さすがの勝平も素直に従った。
- 「だけどよ! 俺は浜でアキや香月たちと釣りをしてたんだぜ!」
- 『第2次Z破界篇』の初登場時、時空震動によって暗黒大陸へと飛ばされた際、巻き込まれる直前のことを語る。この台詞から、アキは生存していることが正史となっていることがわかる。
- 「くそっ…! くそぉぉぉっ! あのアサキムを助ける事になるとはよ」
「あいつはデンゼルのおっちゃんとトビーの兄ちゃんの仇なのに!」 - 『第2次Z破界篇』第27話地上ルート「呪われし放浪者」より。アサキムとの一時的な共闘を余儀なくされた際に発したセリフ。前作でアサキムがセツコの仲間を殺害した事、セツコ自身に対して行った数々の非道極まりない所業を顧みれば、彼がアサキムとの共闘を頑なに拒否するのは当然であるといえる。
- 「…それしかねえんだよ…。悲しい時は悲しむしかねえ…」
「でも、それで終わっちゃ駄目なんだ。きっと、シモンの兄ちゃんもそれにいつか気付く…」 - 『第2次Z破界篇』第33話「天を突く命」より。カミナを失ったシモンの心情を察しながらも、彼の復活を信じて発した台詞。カミナを失ったシモンの姿をかつて人間爆弾で死んだ親友の浜本を失った自分に重ねていたのかもしれない。上述の発言にクロウは、勝平もまた過酷な運命を背負ってきた事を悟る。
- 「俺の父ちゃんが言ってたぜ。どん底に落ちたら、あとは上るだけだって」
- 『第2次Z破界篇』第31話「対決!マーズとマーグ!」より。借金が倍増したクロウに掛けた慰めの言葉。
- 「くそっ…!ゲッターロボと戦うことなんて二度と無いと思ってたのによ!」
- 『第2次Z破界篇』にてゲッターロボGとの戦闘前台詞。前作での仲間割れを示した小ネタ。
- 「やったぜ俺の大好物だ!」
- 『第2次Z破界篇』のエンディングで、郁絵から差し出されたおやつのドラ焼きを見た時の台詞。勝平の本来の声優である大山のぶ代氏の代表作が元ネタである。
- 「この野郎! やっていいことと悪いことがあるだろうが!」
- 『第2次Z再世篇』第32話「奪われた鉄人」で、ブランチが搭乗するブランチロボ5号に爆弾が搭載されているのを明かし、自爆特攻を強要するゲシュタルトの姿に人間爆弾作戦を実行したガイゾックの姿を重ね激昂する。
- (父ちゃん…。俺達のやってきた事は、つまらない事じゃなかったよね…)
(だから俺…戦うよ。つらくても、怖くても…) - 『第3次Z天獄篇』中央大陸ルート第26話「輝け、ぼくらの星」の戦闘終了後。香月、アキ、ミチ…多くの人々の笑顔を守り抜き、かつてガイゾックに否定された地球の人々の心を証明してみせた。
- 「俺…宇宙の真理ってのはもっと楽しいもんだと思っていたが、この星を見ると、そうは思えねえな」
- 『第3次Z天獄篇』第60話「永遠へ」より、惑星エス・テランに生命が全く感じられない様子を目の当たりにして。
- 「さて、どう戦いぬくかな? へへ…聞いてくれたかい、爺ちゃん?俺、立派になっただろ…?」
- 『第3次Z天獄篇』『V』の中断メッセージ。元々は彼の祖父である神北兵左衛門の決め台詞で、『第3次Z時獄篇』の発売年である2014年に他界した声優である永井一郎氏に向けてのメッセージとも取れる。
COMPACTシリーズ
- 「人の星ぶっ潰して叶う願いなんてよ、叶っちゃいけねえんだよ!」
- 『IMPACT』第3部銀河決戦篇第4話「白熱の終章」より。[「ディオレの間」での最終決戦に敗れ、ディラドの悲願が叶わなかった事を呪うケイムへの反論。
- 「俺たちが…誰かに感謝されたいから戦っているだと…!? 望んでいる戦い…誰かが喜んでくれる戦い? ふざけやがって…戦争なんて、ないのがいいに決まってるんだ。あんなのがいなけりゃ、もともと戦ってなんかいねえよ…!」
「誰が好きで戦争なんかするかよ! そんな損得で人殺しが出来る奴ら…許せねぇんだよぉっ!」 - 『IMPACT』第3部銀河決戦篇シーン3B自由選択ステージ終了後のインターミッションより。ブッチャーに自身の戦う意味を否定され、延々と引き摺っていた勝平がバンドック胴体部突入直前、抑え切れぬ激情をブチ撒ける。
- 「なんだよ!こんなんじゃあガイゾックと同じじゃねえかよっ!」
- 『IMPACT』隠しシナリオ「忌まわしき記憶とともに」より。アクシズ落下による地球人類の粛清を宣言するシャアへ、ストレートに怒りをぶつける。
携帯機シリーズ
- 「ガイゾックとか…そういう連中も…入れなくなる…」
- 『A』第19話「勝利者たちの挽歌/魂の扉」にてデビルガンダムによる地球再生と防衛を主張する東方不敗に対する台詞。
- 「まったく、無茶もいいとこだよ。ガイゾックが和平交渉なんかに応じるもんか!」
リリーナ「しかし、私は」
「甘いんだよ、外務次官さんはさ!」 - 『R』第8話「バンドック現る!」のシナリオエンドデモにて、ガイゾックとの和平を望まんとするリリーナに対する恫喝の台詞。
- 自らが掲げる完全平和の「理想」故にガイゾックをどこかで信じたいというリリーナと、ガイゾックは和平など端から望めない存在であるという「現実」を知る勝平の、互いの意識の溝を垣間見させる一幕。
- 「フン、一人で生意気言うからだ。いい気味だぜ」
- 『R』第9話「炸裂!バイパーウィップ」にて初めてデータウェポンを手に入れて増長していた銀河がアルテアに苦戦した直後の台詞。
- 「おい、このカブト虫みたいなの、地球に持ってけないかな?」
- 『R』第35話「嵐の海」にて、他のラウンドナイツのメンバーがガルファ本星の大自然に驚嘆するなかでの一言。この直後に恵子に「やめなさいよ」と制止されてしまう。昆虫に目が行くあたりが少年らしい。
単独作品
- 「一人で戦うなんて、そんなの悲しすぎるじゃねえかよ! 俺も…俺達、神ファミリーもみんなに嫌われて、俺達だけで戦ってたけど、アキトの兄ちゃんやみんなに助けてもらった! だから、俺は…! 今度は俺が兄ちゃんを助けるんだ!」
「怖くなんかあるかよ! あの時の俺の悲しい気持ちを誰かに味わわせるぐらいなら、どんな恐怖にだって痛みにだって耐えてやる!!」 - 『V』日本ルート第16話「消えない傷跡」にて、「ガイゾックがいなくなった今、お前が戦う必要は無い」と勝平を遠ざけようとするアキトに対して。これにより睡眠学習が途切れたことによる恐怖を乗り越え、再び戦うことを決意する。
スパロボシリーズの迷台詞
- 「何なのさ、このかっこう…幕張にでも行くのかよ!?」
- 『第4次(S)』第9(Sでは10)話「ザンボット3登場」より。家族総出でパイロットスーツに着替えさせられての第一声。『第4次』発売の時点で、既にコミケの開催地は幕張から晴海に移っているのだが(PS版『第4次S』発売年の1996年夏より有明となった)…。
- 「格闘!」
- 『第4次』でザンボエース搭乗時の格闘戦での戦闘台詞。武器名をそのまま叫ぶパターンの多いザンボエースやザンボット3だが、それがただの格闘にも適用された結果がこれかもしれない。
- 「ちょ、ちょっと、ばあちゃん! 何だよ、その宇宙の何でも屋みたいな服は!?」
- 『Z』セツコルート第5話「目覚めの日」にて、戦闘服に着替えさせられる際に。戦闘服が安彦良和氏が挿絵を手掛けた小説『クラッシャージョウ』にデザインそのままで流用された事への小ネタ。
- ちなみに勝平は『第2次Z』にて、別の宇宙の何でも屋と共演する。
- 「へぇ、俺なんて立派過ぎて胡散臭く感じるけどよ!」
- 『Z』で、サンドマンの私設部隊であったことに対する率直な感想。率直に言いすぎである。
- 「エイジの兄ちゃんを捜すために兄ちゃんの匂いのついてるものをブリギッタに出してもらったんだけどよ…洗ってない靴下を千代錦に嗅がせたら、泡吹いて倒れちまったんだ」
- 『Z』第33話「星が輝く時」にてエイジが脱走した際に。千代錦は不憫である。ちなみにエイジの名誉のために言っておくと、「靴下が臭い」のは『Z』オリジナル設定である。
搭乗機体
余談
- 勝平の声が代役の坂本氏となった経緯は、オリジナルを担当していた大山氏が「ドラえもんの声と演技を大切にしたい」との一言から、他の作品への出演を全て断っていたためである。
- 2005年にアニメ『ドラえもん』のリニューアルに伴うレギュラー声優総換えによりドラえもん役を降板して以降には、大山氏もゲーム『ダンガンロンパ』のモノクマ役等ドラえもん以外の役での出演を行うことがあったが、現在は認知症の闘病中にある為2015年を最後に出演活動を行っておらず、SRWではオリジナルキャストとして氏を起用する期を逃した状態にある。