「マリーメイア・クシュリナーダ」の版間の差分
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:母方の祖父。しかし、実際は彼に利用されているだけだった。 | :母方の祖父。しかし、実際は彼に利用されているだけだった。 | ||
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:ちなみにマリーメイアと[[トロワ・バートン|「名無し」のトロワ]]のほうは劇中において、互いの面識があったのか否かの描写すら存在していない(名無しのほうのトロワは彼女が赤ん坊だった頃の写真を見たことはあるが) | :ちなみにマリーメイアと[[トロワ・バートン|「名無し」のトロワ]]のほうは劇中において、互いの面識があったのか否かの描写すら存在していない(名無しのほうのトロワは彼女が赤ん坊だった頃の写真を見たことはあるが) | ||
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2024年10月13日 (日) 17:37時点における最新版
マリーメイア・クシュリナーダ | |
---|---|
外国語表記 | Mariemaia Khushrenada[1] |
登場作品 | |
声優 | 佐久間レイ |
デザイン | 村瀬修功 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦COMPACT |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人 |
性別 | 女 |
年齢 | 7歳 |
出身 | L3コロニー群 |
所属 | マリーメイア軍 |
マリーメイア・クシュリナーダは『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
トレーズ・クシュリナーダとレイア・バートンの間に生まれた娘であり、デキム・バートンの孫……とされる少女。
デキムが地球圏支配を画策した際に、御輿として担ぎ出されるも、最終的にはヒイロやリリーナの決死の行動により、己の無力さを痛感することとなり、紛争終結後にレディ・アンに引き取られた。
『W』版のミネバ・ラオ・ザビとも言える立ち位置のキャラクターである。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α外伝
- 概ね原作準拠。
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 今回はリリーナのみならずナナリーも拉致する。
- リリーナをかばって撃たれはするものの、スザクが割って入り無傷で終わる。そして、レディの元に送り届けられる最中オードリーと対面する。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 最終話において、Z-BLUEに声援を送る人々の中にレディやサリィ、ドロシーと共に姿が確認できる。
COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦COMPACT(WSC)
- 初登場作品。トレーズについて言及するエピソードが無いため、「クロスボーン・バンガードに唆されて、武装蜂起した御嬢様」としか描写されない。
- さらに、原作ではマリーメイアを擁護してくれたリリーナやレディが登場しないため、戦犯扱いで拘束されるという初出演の割りにあんまりな役柄を割り当てられた。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 名前だけ登場。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦A(PORTABLE)
- リリーナのみならず三輪長官をも拉致し、権力の委譲を要求する。
- スーパーロボット大戦R
- 原作では対面しなかった大統領と会話する。
- クーデターが成功した序盤の未来世界では、デキムが彼女の名前を出しているので、神輿に担がれ続けている模様。
- スーパーロボット大戦W
- 第1部では概ね原作準拠だが、レディではなくロゼ事務総長に引き取られた。
- 第2部ではリリーナやロゼ事務総長達と共に火星の後継者の説得にあたり、火星の後継者のクーデターの鎮圧に活躍した。
- ちなみに、デュオとカトルが第1話で地球行きをヴァルストークファミリーに依頼したのは、彼女の情報を地球に持ち帰るためであることを第20話「加速する宇宙」のシナリオエンドデモにて明かしている。
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦X
- 「アル・ワースの真理を理解している者」としてドアクダーに囚われている。
- ドアクダーが倒れ、エクスクロスに救出された際には身体が衰弱しており、アル・ワースの真実をエクスクロスに話したあとに倒れてしまうが後に回復し、EDではゼクスのトールギスIIIに同乗するかたちで革命の世界に帰還している。
人間関係[編集 | ソースを編集]
家族・親族[編集 | ソースを編集]
- トレーズ・クシュリナーダ
- 表向きは父とされている。ただし、デキムの発言からトレーズとの血縁関係はない可能性が示唆されている。
- ちなみに生年月日等を照合するとマリーメイアが生まれた時、トレーズは18歳ということになるが…
- レイア・バートン
- マリーメイアの母。劇中では写真のみの登場。
- デキム・バートン
- 母方の祖父。しかし、実際は彼に利用されているだけだった。
- トロワ・バートン(本物)
- レイアの弟で叔父。マリーメイアに対しては少なくともデキムよりは愛情はあるようで「俺たちが地球を治めたら、こいつ(マリーメイア)が支配者になるんだ」と発言していた。
- ちなみにマリーメイアと「名無し」のトロワのほうは劇中において、互いの面識があったのか否かの描写すら存在していない(名無しのほうのトロワは彼女が赤ん坊だった頃の写真を見たことはあるが)
その他 [編集 | ソースを編集]
- リリーナ・ドーリアン
- 父の前任の世界国家元首。その影響力に眼を付けて拉致する。
- レディ・アン
- 父の側近。窮地を助けられる。その後、彼女に引き取られた。
- ヒイロ・ユイ
- 実は両親の馴れ初めを作ったのは彼。
- ルクレツィア・ノイン
- 同じく両親の馴れ初めを作った1人。その為、作中では唯一マリーメイアの出自に心当たりがあった。
- 大統領
- 地球圏統一国家の大統領。原作中では官邸制圧前に脱出したために、マリーメイアと面識を得るには至らなかった。
- 『R』では捕縛に成功した為、リリーナ共々シェルターで会話する。
- ドロシー・カタロニア
- 父方の親戚。劇中では互いの面識の描写はなく、民衆の反マリーメイア運動を扇動・支援する等、むしろ敵対関係にあった。
- 「PREVENTER・5」では共にリリーナの誕生日パーティーに出席していた。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]
- エニル・エル
- 『R』ではマリーメイアの事を心配しており、追い詰められても頑なに抵抗を続けようとするマリーメイアを諭し、抵抗を止めさせた。
- フロスト兄弟(シャギア・フロスト&オルバ・フロスト)
- 『R』では、彼らの乗機であるガンダムヴァサーゴとガンダムアシュタロンを、サテライトシステムを搭載させたガンダムヴァサーゴチェストブレイクとガンダムアシュタロンハーミットクラブへと強化した。
- ミネバ・ラオ・ザビ
- 立場が似た者同士。『R』では直接対面することはないが、「彼女よりも自分の方が支配者としてふさわしいとネオ・ジオンも協力してくれている」とリリーナに説明した。
- 『第3次Z時獄篇』では、オードリー名義の彼女と会話をするシーンがある。
- ハマーン・カーン
- 『R』では協力者であるが、いずれはミネバと共に打倒するつもりであった。一方の彼女も、マリーメイアをザビ家に対する反発を和らげるクッションとして利用していただけだった。
リアル系[編集 | ソースを編集]
- セイナ
- 『W』では彼女に窮地を救われる。
スーパー系[編集 | ソースを編集]
- 三輪防人
- 『A』では彼のタカ派への影響力に眼をつけ、リリーナ共々拉致する。
- ロゼ・アプロヴァール
- 『W』ではクーデター決行の際に彼女を人質に取るが、彼女に諭される。クーデターの鎮圧後は彼女に引き取られ、孫のように可愛がられるように。
- ドアクダー
- 『X』では彼の人質にされる。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「黙りなさい!私は地球圏国家の正統なる後継者です!失礼な発言は許しません!」
- 「リリーナさん、何度も言わせないで下さい。私に失礼な発言は許しません」
- リリーナとの会話中に意に沿わない発言を受けた際の台詞。自身の受けて来た教育の歪さを窺わせる尊大な物言いで、終盤まではリリーナからの説得には全く耳を貸さず黙らせていた。
- 「例えるなら、歴史というものは終わらないワルツのようなものです。戦争、平和、革命の三拍子がいつまでも続く」
- 大統領府地下シェルター内でのリリーナとの会話にて。『Endless Waltz』の由来となる台詞。OVA版ではここで会話が終わるが、小説版ではその続きがある。
- 『X』では戦争、平和、革命の三つはアル・ワースの真理に関わる超重要キーワードとして扱われている。
- 原作においてはガンダムパイロット達とは特に関係のない台詞だが、『第3次α』においてはカトルがこの言葉を後に聞いて「では、平和と改革と二拍子…マーチにしませんか?」と発言している。
- 「もちろんです。あなた達の無力を思い知りなさい!」
- ガンダムチームを窮地に追い込んだところへ、大統領総統府上空に現れたウイングゼロのパイロットであるヒイロから「確認する…シェルター・シールドは張っているな?」と通信が入り、さらに念を押すように「シェルターは完璧なんだな?」と再度確認され、意気揚々と返した台詞。
- 「虫けら如きが何を!」と言わんばかりの高慢さで溢れかえっているが、この後ヒイロから「了解した…」という返答と同時に、最大出力のツインバスターライフルをシェルター・シールドに3連続でぶち込まれてしまう事に。
- なお、『R』でも同様のイベントや台詞があるが、圧倒的に優勢だった原作と違ってイベントの前に自軍の機動兵器がラウンドナイツによって一機残らず全滅させられているため、流石にこの状況ではマリーメイアも動揺を隠し切れない様子だった。その時の言動や振舞にも高慢さはどこにもなく寧ろ「張子の虎」と言った方が正しい印象だった。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「私も同じ過ちを犯しました。そして、そこから学びました」
「人は力に屈しません。世界を変えるのは一人一人の人間の心であり…」
「世界はそれを尊重しなくてはなりません」
「それが亡き父トレーズ・クシュリナーダの遺志でもあります」 - 『W』第46話「新しい時代の始まりに」より。上述にある通り、リリーナやロゼ事務総長達と共に火星の後継者を説得した時の台詞。
- 「このアル・ワースは…戦争の世界、平和の世界、革命の世界のワルツによって支えられています…」
「そして、世界を存続させているのは意思の力なのです…」
「知る事、感じる事、確かめる事…。意思こそが力を持つ世界…。それが、このアル・ワース…」
「力だけに頼らないで…。あなた達の想いこそが…未来を切り拓く力になる…」 - 『X』第48話「暗黒の王、光の勇者」より、ドアクダーから救出された後に、リリーナ達にアル・ワースの真実を伝える。
余談[編集 | ソースを編集]
- 父親とされるトレーズおよびその親戚であるドロシーのキャラクターデザインにおける共通点として「二股に分かれた眉毛」が挙げられるが、マリーメイアの眉毛は二股になっていない。
- 一方で、小説版や漫画作品において、トレーズとレイアの出会いや、レイアとその赤子の写真が描かれているため、娘ではないとも言い切れない。
- 少なくとも続編小説『新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop』で明かされた設定は、同作自体がOVAよりも大分後発……つまるところ後付けされたものという側面も強いことは留意すべきだろう。
脚注[編集 | ソースを編集]
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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