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:『機動戦士ムーンガンダム』に登場した新兵向けに改良された機種。 | :『機動戦士ムーンガンダム』に登場した新兵向けに改良された機種。 | ||
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2024年10月21日 (月) 16:14時点における最新版
ガザC | |
---|---|
外国語表記 | Gaza-C[1] |
登場作品 | |
デザイン | 岡本英郎 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 可変モビルスーツ |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | AMX-003 |
全長 |
|
頭頂高 | 18.3 m |
全高 |
22.5 m
|
全幅 |
|
本体重量 | 40.8 t |
全備重量 | 72.5 t |
動力 | 熱核反応炉 |
ジェネレーター出力 | 1720 kw |
スラスター推力 |
30,800 kg×2(背部)
|
アポジモーター数 | 4 |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
センサー有効半径 | 10,600 m |
開発 | アクシズ |
所属 | アクシズ |
主なパイロット | ハマーン・カーン |
概要[編集 | ソースを編集]
アクシズが開発した可変モビルスーツ。なお、型式番号は「AMX-003」と「MMT-1」の二種類の説が存在する。
機体概要[編集 | ソースを編集]
戦力不足を補うために作業用モビルスーツであるガザA、ガザBを戦闘用に発展させた機体。
ただし、元々が作業用モビルスーツだっただけに機体性能は低い。そのため大口径ビーム砲「ナックルバスター」を搭載し、砲撃による集団戦闘を目的としている。コクピットは頭部に存在し、構造上かなり狭い。
グリプス戦役時のMSだが、開発時期はそれ以前の機体であり当時の標準的技術だったムーバブルフレームは用いられておらず、機体各部のモジュールをブロックとして組み上げる「ブロック構造」式を機体構造として採用している。この機体様式は単純な構造なので生産性は高く、また部分的な破損や故障が生じた場合は、該当するブロックモジュールのみを交換すればよい為、整備性など兵站系負担に配慮した構造でもある。しかし代償として耐久性が極めて劣悪であり、グリプス戦役時に鹵獲した本機を見たエゥーゴの技師が「3回出撃したら空中分解するぞ」と苦言を漏らす程であった[2]。変形時には機体を構成するブロックモジュールを組み替える方式を採用している。
構造的な欠陥を持つ本機であるが、急造可能というメリットを活かし、圧倒的な物量を揃えることでアクシズの軍備増強に大きく貢献した。抱えていた欠陥は後続機であるガザDやガ・ゾウムなどで解消されていくことになる。
MA形態[編集 | ソースを編集]
この形態では武装の向きが前方に集中する。足部はクローとなり、物を掴む事も可能。この状態で母艦等に配置され、砲台としても運用される。
本編での活躍[編集 | ソースを編集]
グリプス戦役時に投入され、物量でティターンズのMS部隊を圧倒していた。主にアクシズの一般兵が使用したが、ハマーン・カーンが初登場時に搭乗していた(TV版のみ)。
第1次ネオ・ジオン抗争時にも投入されているが、系列機であるガザD、ガ・ゾウム共々地上には配備されていない。脚部の構造上地上戦に向かないと記述している資料も散見される。
『劇場版 機動戦士Ζガンダム 恋人たち』でのハマーン機は白のパーソナルカラーに変わっていた。特に戦闘等は無く、一般機との性能の差異も不明。
第1次ネオ・ジオン抗戦後の8年後の世界である『機動戦士ガンダムUC』では、腕部に装飾をされピンク色からモスグリーン色に変更された当機がネオ・ジオン残党軍「袖付き」の戦力として登場している。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。序盤から登場するザコ敵。これといって特徴はない。
- 第3次スーパーロボット大戦
- 序盤から中盤にかけて、DCとインスペクターが使ってくる。流石にザクよりは強いが、有名パイロットも乗らないため影の薄いザコとなっている。
- スーパーロボット大戦F完結編
- MSとMA両形態が終盤登場。「質より数」だった原作と比べると異常なほど能力が高く強い。その性能はガルスJ等を軽く凌ぎ、ハンマ・ハンマに並ぶ。獲得資金も高額に設定されており、もはや高級MSの様な位置付けである。…ただし、獲得経験値はハンマ・ハンマの180に対し本機はたったの40(本作では最弱レベルの雑魚ユニットであるドムIIやバドと同値)しかない。
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Z
- アクシズ軍の戦力として登場。立ち絵はMA形態で変形は戦闘アニメのみ。単なる雑魚でしかない。
- これとは別にミネルバ離脱ルート第49話「絶望の光、希望の灯」後半にてユニットアイコンとしてハマーン専用機が登場するが、戦闘はせずにすぐ撤退する。没機体とはいえロボット大図鑑には登録される。まあ、戦闘しないこと自体が原作再現といえばそれまでだが。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 最序盤から終盤まで登場。『Z』とは逆に立ち絵がMS形態だが戦闘アニメで変形はしない。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 今回も最序盤から終盤まで登場。ネオ・ジオン一派だけでなく、様々な勢力で運用してくる。
Scramble Commanderシリーズ[編集 | ソースを編集]
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦X
- 中盤の宇宙ルートとボーナスシナリオでのみ登場。グラフィックは『第3次Z』の流用なので、ガザDと違いMS形態固定。
- ボーナスシナリオ「アムロ・レイの夢」では、作業用MSの改修機という設定からハッパに「不格好なその姿は、かえって哀れさを感じさせる」と、一味変わった評価をされている。
- スーパーロボット大戦T
- ネオ・ジオンでは使われておらず、脱走兵が搭乗しているものと、ならず者やスペース・ウォリアーズがAI制御で運用しているものが登場する。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦GC
- 捕獲して運用するといくつかのシナリオがスキップされてしまうバグがあるため注意。捕獲機体コンプリートを目指す場合は最終回のサブシナリオで捕獲し、全く手をつけないデータを作るべきか。
- スーパーロボット大戦XO
- 『GC』でのバグは修正され、運用してもトラブルは発生しなくなった。捕獲出来る機体の中では珍しい変形ユニットで、移動力は高いのだがその他は平凡。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 中盤からネオ・ジオンの戦力としてMSとMA両形態が登場。メイン武装のナックルバスターが「押出」効果持ちのため援護や反撃を封じられる事が多く、ゲーム中盤における難敵となっている。
- スーパーロボット大戦30
- ネオ・ジオンの他、ドクトル・ガウスが無人機を運用している。
関連作品[編集 | ソースを編集]
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
- ナックルバスター
- 胸部右側に装備されているジェネレータ直結式ビーム砲。本機の主兵装で、すぐ上に備わっているセンサーと連動させる事で精密射撃が可能。ただし機体ジェネレーターの出力をE-CAP式のビームライフルより割かれる欠点がある。
- ジェネレータ直結式の為出力は6.7MWと当時の量産機としてはかなりの高出力(ハイザックやマラサイのビームライフルは2.2MW程度)。
- ビームガン
- 背部に2門装備。出力2.3MW。こちらも本体出力を直接使う為ジェネレーターへの負荷がかかる。
- ビームサーベル
- 腕部のバインダーにマウントされている。
- シールド
- 両肩のバインダーを盾として使用する。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- M
カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ガザC改(SRW未登場)
- 『ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム』に登場。
- ガザD、ガ・ゾウム
- 後継機。
- ガザE(SRW未登場)
- 『ガンダム・センチネル』に登場。MA形態を重視した運用設計となっている。
- ガザG(SRW未登場)
- 『機動戦士ムーンガンダム』に登場した新兵向けに改良された機種。
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ Mobile Suit、機動戦士Ζガンダム、2022年2月4日閲覧。
- ↑ ガンプラ「1/144ガンダムZZシリーズ ガ・ゾウム」プラモデル付属設定資料に記述。なお、エゥーゴの上層部やMS開発陣はリック・ディアス開発時点で、既にガザ系の機体の情報は入手していた。
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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