「クラウレ・ハモン」の版間の差分

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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*「主人公の目標となる、熟練し人間の器量も大きなベテラン軍人を公私に渡って支える恋人」というクラウレ・ハモンのキャラクター像は、ガンダムシリーズのみならずロボットアニメのテンプレートの一つとなっている。
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*「主人公の目標となる、熟練し人間の器量も大きなベテラン軍人を公私に渡って支える恋人」というハモンのキャラクター像は、ガンダムシリーズのみならずロボットアニメのテンプレートの一つとなっている。
*「クラウレ」は富野由悠季監督の[[小説|小説版]]で設定された名前であり、1980年代のカードダス等では「'''ハモン・ラル'''」と表記されていた。
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*「クラウレ」は富野由悠季監督の[[小説|小説版]]で設定された名前であり、1980年代のカードダスなどでは「'''ハモン・ラル'''」と表記されていた。
 
**近年では「クラウレ・ハモン」が正式なキャラ名とされるケースが多い。安彦良和氏の[[漫画]]『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』でも「クラウレ」を採用している。
 
**近年では「クラウレ・ハモン」が正式なキャラ名とされるケースが多い。安彦良和氏の[[漫画]]『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』でも「クラウレ」を採用している。
**クラウレ・ハモンは大抵の場合ファミリーネームの「ハモン」と呼称される事が多いが、安彦良和氏による漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではハモンとは旧知の仲であるアストライア・トア・ダイクンからはファーストネームの「クラウレ」と呼ばれている。
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**大抵の場合ファミリーネームの「ハモン」と呼称されることが多いが、『THE ORIGIN』ではハモンとは旧知の仲であるアストライア・トア・ダイクンからは「クラウレ」と呼ばれている。
*富野由悠季監督の小説版におけるクラウレ・ハモンは「[[ギレン・ザビ|ギレン]]の元秘書兼愛人」という設定となっており、[[ランバ・ラル]]共々アニメとはかなり役柄が異なる。
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*富野由悠季監督の小説版では[[ギレン・ザビ|ギレン]]の元秘書兼愛人という設定となっており、[[ランバ・ラル]]共々アニメとはかなり役柄が異なる。
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**ラルと恋人というのは変わらないが、正体は[[デギン・ソド・ザビ|デギン公王]]の内命を受けたダルシア首相の手駒で、ギレンが連邦軍と[[キシリア・ザビ|キシリア]]をまとめて消すために[[ア・バオア・クー]]に[[ソーラ・レイ]]を撃ち込もうとしていることを伝えるという重要な役どころ。それが巡り巡ってギレンの死や、ひいてはジオン共和国の復興へとつながっていく。
 
**今の愛人であるラルを愛する一方で、かつて自分を捨てたギレンに対してはラルと共に屈辱感や弱者意識を持っていた模様。
 
**今の愛人であるラルを愛する一方で、かつて自分を捨てたギレンに対してはラルと共に屈辱感や弱者意識を持っていた模様。
*[[漫画]]『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではハモンとラルの過去に関する物語が描かれている。ハモンはジオン・ズム・ダイクンと結ばれたアストライア・トア・ダイクンとは旧知の仲であり、当時レジスタンスの闘士だったラルとは長い付き合いであった([[クランプ|当時からの]][[アコース|彼の]][[コズン・グラハム|部下]][[タチ|達]]ともこの当時から面識が有り、率先して彼女の店を手伝う等、ラル一党のアイドル的な存在でもあった)事が語られている。
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*『THE ORIGIN』ではハモンとラルの過去に関する物語が描かれている。ハモンはジオン・ズム・ダイクンと結ばれたアストライアとは旧知の仲であり、当時レジスタンスの闘士だったラルとは長い付き合いであった(当時からの彼の部下たちともこの当時から面識があり、率先して彼女の店を手伝うなど、ラル一党のアイドル的な存在でもあった)ことが語られている。
*『冒険王』連載の漫画版ではギャロップ(SRW未登場)でリュウの[[コアファイター]]を撃墜するも、それに逆上したアムロの駆る[[ガンダム]]によってギャロップごと'''投げ飛ばされて'''戦死した<ref>この設定が反映されたのか、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではギャロップに爆薬を満載してホワイトベースに特攻を仕掛けるも、[[ホワイトベース隊]]のモビルスーツ全機で防がれ、ギャロップは崖下に突き落とされて破壊されている。</ref>。
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*『冒険王』連載の漫画版ではギャロップ(SRW未登場)でリュウの[[コアファイター]]を撃墜するも、それに逆上したアムロの駆る[[ガンダム]]によってギャロップごと'''投げ飛ばされて'''戦死した<ref>この設定が反映されたのか、『THE ORIGIN』ではギャロップに爆薬を満載してホワイトベースに特攻を仕掛けるも、[[ホワイトベース隊]]のモビルスーツ全機で防がれ、ギャロップは崖下に突き落とされて破壊されている。</ref>。
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*OVA『THE ORIGIN』以降の作品では、[[声優:沢城みゆき|沢城みゆき]]氏が声を担当している。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

2024年11月14日 (木) 19:34時点における最新版

クラウレ・ハモン
外国語表記 Crowley Hamon[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 中谷ゆみ
デザイン 安彦良和
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦
SRWでの分類 パイロット
テンプレートを表示
プロフィール
種族 地球人
性別
所属 ジオン公国
テンプレートを表示

クラウレ・ハモンは『機動戦士ガンダム』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

ランバ・ラルの内縁の妻。

正式な軍人ではないが、自らが所属するランバ・ラル隊への補給の滞り具合から自分達が政治的に孤立している事を察するなど洞察力は高く、ラルの部下達からも強く慕われている。

ホワイトベースを脱走中のアムロ・レイと偶然出会い、気に入って食事を奢ろうとした。ラルの死後、残存兵力を率いてホワイトベースを攻撃するが、リュウ・ホセイ特攻マゼラトップを撃墜されて死亡した。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次スーパーロボット大戦
初登場作品。NPCとしてランバ・ラルと一緒に出てくる。
第4次スーパーロボット大戦S
リアル系限定シナリオ「老兵の挽歌」のみに登場。ダブデに乗る。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
ザンジバルに乗ってくる。
本作が初の声付き参戦だが、音声収録は『F完結編』の段階で行われており、没データが存在する。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦GCXO
原作での脱走中のアムロとのエピソードが再現されている。ザンジバルに乗り、ラルが戦死した後も仇を討たんとばかりにクランプタチアコースを連れて何度か出てくる。
スーパーロボット大戦Operation Extend
今回もザンジバルで登場。出番は多いが、ラルが戦死しないため影は薄い。

関連作品[編集 | ソースを編集]

リアルロボット戦線
当初はアズロニア軍によって、ラルを従わせる為の人質に取られていた。
ラズロルート・シャアルートではラルに救出され仲間になるが、後者のルートでは後に永久離脱する。なお、敵としては登場しない。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

第4次S
根性必中激励
α
集中信頼激励補給復活
リアルロボット戦線
誘惑補給幸運かく乱捨て身

特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]

GCXO
援護L3、指揮L2

人間関係[編集 | ソースを編集]

ランバ・ラル
内縁の夫。互いに深く愛し合っており、そのは強い。
アムロ・レイ
敵の兵士だが、会って直ぐ個人的に気に入る。ラル曰く、ハモンが初対面から相手を気に入ることなど滅多に無いらしい。
リュウ・ホセイ
彼に討たれる。
アストライア・トア・ダイクン
ハモンが歌姫として務めていたナイトクラブの先輩。
『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』では政争に巻き込まれた彼女の子供達サイド3から脱出させる為に大立ち回りを演じている。

名台詞[編集 | ソースを編集]

あの坊やが、邪魔するような事がありましたら…あなた…守って下さいましね」
第21話「激闘は憎しみ深く」より。ラルの戦死後、ランバ・ラル隊の残存兵力を率いて出撃する前に。
内縁の夫であるラル亡き後に戦いに赴く覚悟および彼への深いが伝わってくる台詞である。
「ほんと、好きだったよ、坊や…」
同上話。敵艦ホワイトベース特攻するカーゴをアムロが搭乗するガンダムが押し留めている隙を突き、マゼラトップの主砲で至近射撃を仕掛けようとした際の台詞。
しかし、その目論見は横合いからコアファイターで特攻してきたリュウによって阻止されてしまい、ハモンは戦死を遂げラルの後を追った…。

THE ORIGIN版[編集 | ソースを編集]

アムロ「どうしてこんなことをするんだ!?戦争なのに!ボクが人殺しをしたわけじゃないのに!」
ハモン「知ったようなことを言わないで!たかだか十五、六年しか生きていていないクセに」
「わたしとラルの人生はあなたよりずっと豊かだった!」
「それを終らせたのが坊や、あなたなの!」
THE ORIGIN版にて追加。上記と同じく、アムロが乗るガンダムに仕掛けた際に。
作中ではラルと20年以上に渡って接点を持ち続けており、一蓮托生の間柄にあったラルを喪った悲しみが伺える。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

「フフ…また坊やに会えるとは思っていなかった」
α』第26話「海からのマレビト」or「紅いエヴァンゲリオン」に於けるアムロとの戦闘前会話
「あの時の坊や…? ふふふ、覚えていてくれたようね」
DC版『α』の同上シチュエーションでは、こちらの戦闘前会話に変更されている。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

ザンジバル級機動巡洋艦
ランバ・ラル隊母艦。ラルの出撃時にはハモンが指揮を取る。
マゼラトップ
ラルの敵討ちを仕掛ける際に搭乗。

他作品での搭乗機体[編集 | ソースを編集]

ドップ(茶)
『リアルロボット戦線』で仲間になる際に搭乗している。

SRWでの搭乗機体[編集 | ソースを編集]

ダブデ
第4次S)』で搭乗。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 「主人公の目標となる、熟練し人間の器量も大きなベテラン軍人を公私に渡って支える恋人」というハモンのキャラクター像は、ガンダムシリーズのみならずロボットアニメのテンプレートの一つとなっている。
  • 「クラウレ」は富野由悠季監督の小説版で設定された名前であり、1980年代のカードダスなどでは「ハモン・ラル」と表記されていた。
    • 近年では「クラウレ・ハモン」が正式なキャラ名とされるケースが多い。安彦良和氏の漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』でも「クラウレ」を採用している。
    • 大抵の場合ファミリーネームの「ハモン」と呼称されることが多いが、『THE ORIGIN』ではハモンとは旧知の仲であるアストライア・トア・ダイクンからは「クラウレ」と呼ばれている。
  • 富野由悠季監督の小説版ではギレンの元秘書兼愛人という設定となっており、ランバ・ラル共々アニメとはかなり役柄が異なる。
    • ラルと恋人というのは変わらないが、正体はデギン公王の内命を受けたダルシア首相の手駒で、ギレンが連邦軍とキシリアをまとめて消すためにア・バオア・クーソーラ・レイを撃ち込もうとしていることを伝えるという重要な役どころ。それが巡り巡ってギレンの死や、ひいてはジオン共和国の復興へとつながっていく。
    • 今の愛人であるラルを愛する一方で、かつて自分を捨てたギレンに対してはラルと共に屈辱感や弱者意識を持っていた模様。
  • 『THE ORIGIN』ではハモンとラルの過去に関する物語が描かれている。ハモンはジオン・ズム・ダイクンと結ばれたアストライアとは旧知の仲であり、当時レジスタンスの闘士だったラルとは長い付き合いであった(当時からの彼の部下たちともこの当時から面識があり、率先して彼女の店を手伝うなど、ラル一党のアイドル的な存在でもあった)ことが語られている。
  • 『冒険王』連載の漫画版ではギャロップ(SRW未登場)でリュウのコアファイターを撃墜するも、それに逆上したアムロの駆るガンダムによってギャロップごと投げ飛ばされて戦死した[2]
  • OVA『THE ORIGIN』以降の作品では、沢城みゆき氏が声を担当している。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. CHARACTER、機動戦士ガンダム公式web、サンライズ、2022年1月5日閲覧。
  2. この設定が反映されたのか、『THE ORIGIN』ではギャロップに爆薬を満載してホワイトベースに特攻を仕掛けるも、ホワイトベース隊のモビルスーツ全機で防がれ、ギャロップは崖下に突き落とされて破壊されている。

資料リンク[編集 | ソースを編集]