「ガランシェール」の版間の差分

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== ガランシェール(Garencieres) ==
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{{登場メカ概要
*[[登場作品]][[ガンダムシリーズ]]
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Garencieres]]<ref>[http://www.gundam-unicorn.net/ova/ms/03.html#03 MS/MECHANIC]、機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]、2022年2月6閲覧。</ref>
**[[機動戦士ガンダムUC]]
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| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
*分類:航宙貨物船
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*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムUC}}
*全長:約120m(アニメ版では全長146m)
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
*最大貨物積載量:500t超
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| SRWでの分類 = [[機体]]<br/>[[母艦]]
*搭載可能[[MS]]数:4機
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*主な乗組員:
 
**[[スベロア・ジンネマン]](艦長)
 
**[[フラスト・スコール]](航行士)
 
**[[ギルボア・サント]](操舵手)
 
**[[アレク]](予備操舵手)
 
**[[トムラ]](メカニック)
 
  
[[袖付き]]所属のガランシェール隊の貨物船で、[[宇宙世紀|UC]]0096年代では旧式にあたる。宇宙だけでなく大気圏内の飛行能力も持ち、[[宇宙]][[地球]]を往復することも可能である。
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{{登場メカ概要
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| タイトル = スペック
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| 分類 = [[分類::航宙貨物船]]
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| 最大積載量 = 500 t超
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;【艦長】
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:[[パイロット::スベロア・ジンネマン]]
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:[[ギルボア・サント]]
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;【予備操舵手】
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:[[アレク]]
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'''ガランシェール'''は『[[機動戦士ガンダムUC]]』の[[登場メカ]]
  
デブリ破砕用のロケット弾などは装備しているものの、基本的に武装は施されていない。OVA版における対[[ガルダ級|ガルダ]]戦においては地上のジオン残党軍から譲り受けたスキウレ砲やクレイ・バズーカ、ザク・マシンガンといった各種火器が中に置かれており、艦載機の[[ギラ・ズール]]がそれらを使用することで戦闘を行っている。
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== 概要 ==
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[[袖付き]]所属のガランシェール隊の旧式貨物船。表向きには「リバコーナ貨物」という架空の民間会社の船として偽装している。
  
表向きは「リバコーナ貨物」という民間の貨物船を装っているが、実際は「袖付き」の船で[[クシャトリヤ]][[ギラ・ズール]]などのMSを搭載している。
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デブリ破砕用のロケット弾等は装備しているものの、基本的に武装は施されていない。一方、OVA版における対[[ガルダ級|ガルダ]]戦においては地上のジオン残党軍から譲り受けたスキウレ砲やクレイ・バズーカ、ザク・マシンガンといった各種火器が中に置かれており、艦載機の[[ギラ・ズール]]がそれらを使用することで戦闘を行っている。
  
劇中では「[[ラプラスの箱]]」の引き渡しに関わったことを切っ掛けに[[ユニコーンガンダム]]と深く関わることになり、中立の立場で様々な陣営を転々とする[[バナージ・リンクス|バナージ]]と敵対したり協力したりと立場を変えながらも行動を共にするが、最終的には(原作では連邦と「袖付き」双方に対して、OVA版では連邦に対しての)囮となって搭載されている艦載機や火器を[[ネェル・アーガマ]]に移した上で自沈する。
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最終的には搭載されている艦載機や火器を[[ネェル・アーガマ]]に移した上で'''[[地球連邦軍]]や袖付きに対する囮として自沈する'''(この時、袖付きが[[ユニコーンガンダム]]に取り付けたサイコ・モニターの送信波を態々流している)。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
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;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
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;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
:初登場作品。袖付きの母艦的立ち回りだが、元々旧式の貨物船ということもあってさほど強くはない。ただ、ジンネマンが「[[底力]]」と「[[ガード]]」を持つため意外としぶとい。
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:初登場作品。[[袖付き]]の母艦的立ち回りだが、元々旧式の貨物船ということもあってさほど強くはない。ただし、[[スベロア・ジンネマン|ジンネマン]]が「[[底力]]」と「[[ガード]]」を持つため意外としぶとい。
:原作再現がそこまで進まなかったこともあり自沈はせず、時空修復後は袖付きの部隊を率いて撤退している。
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:原作再現がそこまで進まないこともあり自沈はせず、時空修復後は袖付きの部隊を率いて撤退している。
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
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;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
:今回は第24話「一筋の光明」にて、1話限定でスポット参戦する。HPは少ないが、'''低燃費と指揮系統中枢は健在の上に'''、右側用のグラフィック(会社名が反転ではない)と砲撃モーションまで用意されている。
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:今回は第24話「一筋の光明」にて、1話限定で[[スポット参戦]]する。[[HP]]は少ないが、'''低燃費と[[指揮系統中枢]]は健在の上に'''、右側用のグラフィック([[企業]]名が反転ではない)と砲撃モーションまで用意されている。追加チップイベントのため、3機の敵をジンネマンで撃墜する必要がある。
:マリーダ生存条件を満たすと、彼女の身代わりとなって[[バンシィ・ノルン]]に撃沈される。しかし、ジンネマンとクルー達は全員無事で、バナージとマリーダに救助された。
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:マリーダ[[隠し要素/第3次Z|生存条件]]を満たすと、彼女の身代わりとなって[[バンシィ・ノルン]]に撃沈される。しかし、ジンネマンとクルー達は全員無事で、[[バナージ・リンクス|バナージ]]と[[マリーダ・クルス|マリーダ]]に救助された。
:余談だが、前述のスポット参戦時にイベントで周辺の露払いとしてギルボアが率いるモビルスーツ部隊を展開させる(ユニットとして使用は出来ない)が、この時展開させるモビルスーツの中には複数機のギラ・ズールに混じって[[ジェガン]]や[[サーペント]]、[[ザクウォーリア]]なども少数混じっている。
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:余談だが、前述のスポット参戦時にイベントで周辺の露払いとして[[ギルボア・サント|ギルボア]]が率いる[[モビルスーツ]]部隊を展開させる(ユニットとして使用は出来ない)が、この時展開させるモビルスーツの中には複数機のギラ・ズールに混じって[[ジェガン]]や[[サーペント (ガンダムW)|サーペント]]、[[ザクウォーリア]]なども少数混じっている。おそらく、[[捕獲|鹵獲]]等で手に入れた機体を戦力としているか、あるいは機体ごと原隊を離反した者達を糾合したものと推測される。
:おそらく、[[捕獲|鹵獲]]するなどで手に入れた機体を戦力としているか、あるいは機体ごと原隊を離反した者たちを糾合したものと推測される。
 
  
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦BX]]
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦BX}}
:第32話から参戦。母艦として運用出来るが、武装は相変わらずスキウレ1つだけ。[[サブパイロット]]、補給装置を搭載したが、他の戦艦が優秀なためメインで運用するには大変厳しい。
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:第32話「対の獣と光」から参戦。[[母艦]]として運用出来るが、武装は相変わらず「スキウレ」一つだけ。[[フラスト・スコール|フラスト]]が[[サブパイロット]]登録され、[[補給装置]]も搭載されたが他の母艦が優秀なためメインで運用するには大変厳しい。使用するならば機体ボーナスを最終段階まで上げて「[[不屈]]バリア」ができるようにしておきたい。
:なお、今作では自沈せず最後まで使用できる。
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:なお、本作では自沈せず最後まで使用できる。
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:通常はスポット参戦だが、[[隠し要素/V|条件を満たすと]]最後まで使用可能になる。加入時は[[S-アダプター]]と高精度センサーシステムの[[強化パーツ]]がついている。加えて、該当ルートで加入すると発生する[[ファクトリー]]シナリオでは'''500'''と破格のTacPが得られる(通常、これだけのTacPが入るのはシークレットシナリオでぐらい)。
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:パイロットの[[精神コマンド]]はどちらかといえば戦闘向けだが、[[熱血]]や[[魂]]を覚えない反面、[[スベロア・ジンネマン|ジンネマン]]が[[希望]]を覚えるので、最終的には悪くない。他の母艦が優秀な上、唯一のメリットである補給装置も搭載時1ターンで全快するようになったので、戦艦枠で出すなら搭載や回収で十分といった理由から、やはりメイン運用は厳しい。
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:カスタムボーナスで移動力+2と修理装置を手に入れると、これを利用してレベルを上げたり緊急回収で攻撃ユニットの移動を補助したりといった運用を行いやすくなるため、それなりに価値はある。が、それでも補助のできる戦艦としては[[プトレマイオス2改]]と比べるとやや見劣りするか。
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:序章ワールド2にて登場。艦内での会話シーンが描かれている。
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== 装備・機能 ==
 
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=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
;メガ粒子砲
 
;メガ粒子砲
:船体上部のハッチからギラ・ズールが現れ、スキウレ砲を掴んで撃つ。偽装貨物船ということもあり武装はこれのみ。
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:船体上部のハッチからギラ・ズールが現れ、スキウレ砲を掴んで撃つ。偽装貨物船ということもあり、武装はこれのみ。
:『BX』ではスキウレ名義だが、ギラ・ズール部隊が現れて波状攻撃を仕掛ける召喚技になっている。
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:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では「スキウレ」名義だが、ギラ・ズール部隊が現れて波状攻撃を仕掛ける[[召喚攻撃|召喚技]]になっている。
  
 
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:[[Zシリーズ]]と『V』で採用。『V』は敵仕様のみ。
 
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:『V』。これによりそれなりの移動力と、戦艦の中で唯一修理と補給を同時使用可能というアイデンティティを一応得られるものの、やはり戦闘力・支援力どちらも半端な感は拭えない。
  
 
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:[[クシャトリヤ]]とPUが組めれば有用なものが揃っているのが非常に惜しい。
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:ちなみに、前半二つは[[船長|キャプテンのそっくりさん]]が乗っている[[キャリア・ビーグル|装甲車]]と全く同じである。
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== 機体BGM ==
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;「UNICORN」
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:劇中[[BGM]]。『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』、『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で採用。
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== 関連機体 ==
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;スキウレ
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:『[[MSV]]』に登場したMS用支援兵器。[[ビグロ (ガンダム)|ビグロ]]用のものを改造したメガ粒子砲と台座部分で構成されている。スキウレ砲の大元。
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;ブランダムール
 +
:[[漫画]]『機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン』(SRW未参戦)に登場した同型艦。
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;ガランシェールJr
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:『[[機動戦士ガンダムNT]]』に登場した同型艦。
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
:本艦が民間船に偽装する際に名乗る「リバコーナ」という社名は、原作[[小説]]の出版元である角川書店(現・KADOKAWA)が元ネタとされている。<br/>「リバ」はリバー(river)ですなわち「川」、「コーナ」はコーナー(corner)ですなわち「角」。これらを逆にすると「角川」になる。
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*ガランシェールが民間船として偽装する際に名乗る「[[企業|リバコーナ]]」という社名は、原作[[小説]]の出版元である角川書店(現・KADOKAWA)が元ネタとされている。
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**「リバ」はリバー(river)ですなわち「川」、「コーナ」はコーナー(corner)ですなわち「角」。これらを逆にすると「角川」になる。
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== 脚注 ==
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<references />
  
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== 資料リンク ==
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*[[GUNDAM:ガランシェール]]
 
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{{DEFAULTSORT:からんしええる}}

2024年11月18日 (月) 20:41時点における最新版

ガランシェール
外国語表記 Garencieres[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
SRWでの分類 機体
母艦
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スペック
分類 航宙貨物船
全長 146 m(OVA版)
112 m(原作小説版)
最大積載量 500 t超
搭載可能MS 4機
主な搭乗員
【艦長】
スベロア・ジンネマン
【航行士】
フラスト・スコール
【操舵手】
ギルボア・サント
【予備操舵手】
アレク
テンプレートを表示

ガランシェールは『機動戦士ガンダムUC』の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

袖付き所属のガランシェール隊の旧式貨物船。表向きには「リバコーナ貨物」という架空の民間会社の船として偽装している。

デブリ破砕用のロケット弾等は装備しているものの、基本的に武装は施されていない。一方、OVA版における対ガルダ戦においては地上のジオン残党軍から譲り受けたスキウレ砲やクレイ・バズーカ、ザク・マシンガンといった各種火器が中に置かれており、艦載機のギラ・ズールがそれらを使用することで戦闘を行っている。

最終的には搭載されている艦載機や火器をネェル・アーガマに移した上で地球連邦軍や袖付きに対する囮として自沈する(この時、袖付きがユニコーンガンダムに取り付けたサイコ・モニターの送信波を態々流している)。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
初登場作品。袖付きの母艦的立ち回りだが、元々旧式の貨物船ということもあってさほど強くはない。ただし、ジンネマンが「底力」と「ガード」を持つため意外としぶとい。
原作再現がそこまで進まないこともあり自沈はせず、時空修復後は袖付きの部隊を率いて撤退している。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
今回は第24話「一筋の光明」にて、1話限定でスポット参戦する。HPは少ないが、低燃費と指揮系統中枢は健在の上に、右側用のグラフィック(企業名が反転ではない)と砲撃モーションまで用意されている。追加チップイベントのため、3機の敵をジンネマンで撃墜する必要がある。
マリーダ生存条件を満たすと、彼女の身代わりとなってバンシィ・ノルンに撃沈される。しかし、ジンネマンとクルー達は全員無事で、バナージマリーダに救助された。
余談だが、前述のスポット参戦時にイベントで周辺の露払いとしてギルボアが率いるモビルスーツ部隊を展開させる(ユニットとして使用は出来ない)が、この時展開させるモビルスーツの中には複数機のギラ・ズールに混じってジェガンサーペントザクウォーリアなども少数混じっている。おそらく、鹵獲等で手に入れた機体を戦力としているか、あるいは機体ごと原隊を離反した者達を糾合したものと推測される。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦BX
第32話「対の獣と光」から参戦。母艦として運用出来るが、武装は相変わらず「スキウレ」一つだけ。フラストサブパイロット登録され、補給装置も搭載されたが他の母艦が優秀なためメインで運用するには大変厳しい。使用するならば機体ボーナスを最終段階まで上げて「不屈バリア」ができるようにしておきたい。
なお、本作では自沈せず最後まで使用できる。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦V
通常はスポット参戦だが、条件を満たすと最後まで使用可能になる。加入時はS-アダプターと高精度センサーシステムの強化パーツがついている。加えて、該当ルートで加入すると発生するファクトリーシナリオでは500と破格のTacPが得られる(通常、これだけのTacPが入るのはシークレットシナリオでぐらい)。
パイロットの精神コマンドはどちらかといえば戦闘向けだが、熱血を覚えない反面、ジンネマン希望を覚えるので、最終的には悪くない。他の母艦が優秀な上、唯一のメリットである補給装置も搭載時1ターンで全快するようになったので、戦艦枠で出すなら搭載や回収で十分といった理由から、やはりメイン運用は厳しい。
カスタムボーナスで移動力+2と修理装置を手に入れると、これを利用してレベルを上げたり緊急回収で攻撃ユニットの移動を補助したりといった運用を行いやすくなるため、それなりに価値はある。が、それでも補助のできる戦艦としてはプトレマイオス2改と比べるとやや見劣りするか。
当人達よりも持参品の方が嬉しい、というのは『W』のアカツキ・ナガレや『第3次Z天獄篇』のジェイソン・ベックを思い起こさせる。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
Rの戦艦ユニット。
スーパーロボット大戦DD
序章ワールド2にて登場。艦内での会話シーンが描かれている。
2章Part13終盤でネェル・アーガマと合流するが、Part14冒頭で原作同様に囮として使われて爆破された事が語られている。
スーパーロボット大戦30
キーミッション「神話のその先へ」にてマップアイコンのみ登場。参戦しているのが『NT』なのでガランシェールJr.であると思われる。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

メガ粒子砲
船体上部のハッチからギラ・ズールが現れ、スキウレ砲を掴んで撃つ。偽装貨物船ということもあり、武装はこれのみ。
BX』では「スキウレ」名義だが、ギラ・ズール部隊が現れて波状攻撃を仕掛ける召喚技になっている。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

指揮系統中枢
Zシリーズと『V』で採用。『V』は敵仕様のみ。
補給装置
『BX』、『V』で採用。EN回復と同じ効果がある。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

特殊能力「修理装置」を得る。移動力+2。
『V』。これによりそれなりの移動力と、戦艦の中で唯一修理と補給を同時使用可能というアイデンティティを一応得られるものの、やはり戦闘力・支援力どちらも半端な感は拭えない。

サイズ[編集 | ソースを編集]

2L

機体ボーナス[編集 | ソースを編集]

BX
  • 初期段階:経験値+10% EN+50
  • 第二段階:経験値+15% EN+75 装甲値+100
  • 第三段階:経験値+20% EN+100 装甲値+125
  • 最終段階:経験値+30% EN+150 装甲値+150 バリア1000
クシャトリヤとPUが組めれば有用なものが揃っているのが非常に惜しい。
ちなみに、前半二つはキャプテンのそっくりさんが乗っている装甲車と全く同じである。

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「UNICORN」
劇中BGM。『BX』、『V』で採用。

関連機体[編集 | ソースを編集]

スキウレ
MSV』に登場したMS用支援兵器。ビグロ用のものを改造したメガ粒子砲と台座部分で構成されている。スキウレ砲の大元。
ブランダムール
漫画『機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン』(SRW未参戦)に登場した同型艦。
ガランシェールJr
機動戦士ガンダムNT』に登場した同型艦。

余談[編集 | ソースを編集]

  • ガランシェールが民間船として偽装する際に名乗る「リバコーナ」という社名は、原作小説の出版元である角川書店(現・KADOKAWA)が元ネタとされている。
    • 「リバ」はリバー(river)ですなわち「川」、「コーナ」はコーナー(corner)ですなわち「角」。これらを逆にすると「角川」になる。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. MS/MECHANIC、機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]、2022年2月6閲覧。

資料リンク[編集 | ソースを編集]