「ガンダムシュピーゲル」の版間の差分
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− | : | + | :両腕に装備された刃。普段は肘の後ろに伸びており、有事においてトンファーのように展開する、本機の主要武器。ネオドイツ製ながら日本刀の鍛造ノウハウが採り入れられており、思いの外鋭い切れ味を誇る。 |
:『IMPACT』では二度斬りつけた後、シュバルツの「'''どうした!どうした!どうしたぁ!!'''」の烈帛とともに滅多斬りにし、蹴りで間合いを離してからトドメの二刀を放つという凝ったアニメーションとなっている。 | :『IMPACT』では二度斬りつけた後、シュバルツの「'''どうした!どうした!どうしたぁ!!'''」の烈帛とともに滅多斬りにし、蹴りで間合いを離してからトドメの二刀を放つという凝ったアニメーションとなっている。 | ||
;アイアンネット | ;アイアンネット | ||
− | : | + | :腕から金属網を発射して相手を絡める。ピンク色に光っているため一見ビームネットに見えるが、これは表面に施された対ビームコーティングによるもので、実態は名称通り鋼鉄ないしはそれ以上の強度の金属製であり、シャイニングフィンガーをも押さえつけられる。敵機を絡めた後に高圧電流を通電させて追撃することも可能で、SRWではこの通電攻撃が採用されている。 |
:P属性で有射程の武器となっており、シュピーゲルの武器で唯一切り払いの対象にならない。 | :P属性で有射程の武器となっており、シュピーゲルの武器で唯一切り払いの対象にならない。 | ||
;メッサーグランツ | ;メッサーグランツ | ||
− | : | + | :爆薬が内蔵された苦無手裏剣。 |
:旧シリーズでは苦無の表現が難しかったのか黄色い光弾を投射しており、'''無限に撃てる'''。 | :旧シリーズでは苦無の表現が難しかったのか黄色い光弾を投射しており、'''無限に撃てる'''。 | ||
:『IMPACT』では数発を投げた後に両手指に挟んだ苦無を「'''それそれそれそれぇ!!'''」のシュバルツの烈帛とともに無数に投げる。命中して爆発する寸前、苦無が山のように突き刺さりハリネズミの如き姿となった敵機が一瞬映される。 | :『IMPACT』では数発を投げた後に両手指に挟んだ苦無を「'''それそれそれそれぇ!!'''」のシュバルツの烈帛とともに無数に投げる。命中して爆発する寸前、苦無が山のように突き刺さりハリネズミの如き姿となった敵機が一瞬映される。 |
2024年3月11日 (月) 09:38時点における版
ガンダムシュピーゲル | |
---|---|
外国語表記 | Gundam Spiegel[1] |
登場作品 | |
初登場SRW | 新スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | モビルファイター |
生産形態 | ワンオフ機 |
型式番号 | GF13-021NG |
全高 | 16.3 m |
重量 | 7.3 t |
動力 | 核融合炉 |
装甲材質 |
ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材 レアメタルハイブリッド多層材 |
バトルポイント |
|
開発 | ネオドイツ |
所属 | ネオドイツ |
ガンダムファイター | シュバルツ・ブルーダー |
ガンダムシュピーゲルは『機動武闘伝Gガンダム』の登場メカ。
概要
ネオドイツ代表・神出鬼没の覆面ガンダムファイター、シュバルツ・ブルーダーが駆るモビルファイター。頭部はドイツ陸軍の鉄兜をモチーフとしている。
シュバルツのゲルマン流忍術をトレースして戦う。そのため武装も苦無や投網等の忍具をモチーフとしている。また優れた適応能力を誇り、あらゆる条件下で最大の力を発揮出来る。「シュピーゲル」とはドイツ語で「鏡」を意味し、その名のとおり周囲の風景に同化する忍者のような機体である。
ランタオ島での最終決戦でキョウジ・カッシュの魂を食らい暴走を続けるデビルガンダム (第2形態)を止めるべく、単身突撃。デビルガンダムの猛攻の前に四肢を吹き飛ばされるが、シュバルツは大破寸前に脱出し、デビルガンダムのコックピットに到達。それを見届けたかのように爆炎の中に消えた。
なお、設定上言及されていないが、デビルガンダム (第1形態)との交戦後はパイロットと同様に、DG細胞によって修復されたのではないかとの説もある。
登場作品と操縦者
自軍に本格参戦して使用できるシリーズは少ない。スポット参戦、もしくはイベントのみの場合が多く、シュバルツ共々スパロボ補正を受ける事が少ない不遇な機体。
自軍に参戦した場合は合体攻撃こそないもののバランスのいい武器と分身を持つ優良な機体。しかし武器の射程が総じて短いのと、切り払い対象の武器がそこそこあるのが玉に瑕ではある。
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦F
- シナリオ「DCの陰謀」において味方としてスポット参戦する。削り役を任せたくなる火力を持つが、シュバルツの技量値が非常に高いのでクリティカル発生を前提にダメージを計算した方が良いかも知れない。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 中盤で味方増援として登場し、以後ロンド・ベルに加入するが、イベントで永久離脱してしまう。改造・育成はせず、削りとしての運用に留めておいた方がいい。
- シュバルツ自体は恐ろしく強いのだが、敵機体の性能インフレが激しい本作において、『F』仕様の機体性能でしかないシュピーゲルでは活躍させにくい。ファティマとミノフスキークラフトを装備し、運動性の低さと対空攻撃手段をフォローしておこう。幸いにも地上ルートではMSやオーラバトラーを相手にする機会が殆どなく、機械獣や戦闘獣ばかりのため、命中率や敵の切り払いを気にする必要はない。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 本作ではシュバルツ&キョウジが忍者繋がりで飛影に救助され、条件を満たしていた場合に限り第3部から使用可能となる[2]。確実に仲間にしたければシュバルツを敵と戦闘させなければいい。高い運動性に分身、燃費が良く比較的強力な武器、シュバルツ本人の強さや特殊技能「忍者」により、かなりの高性能…と言うよりGガン系機体では改造込みで最強と言っても遜色ない性能になっている。戦闘アニメーションも総じて良く動き、シュバルツ共々歴代で一番扱いが良いかもしれない。
- 初期状態ではゴッドガンダムと比べると運動性と限界反応が多少上回る以外では劣るが、移動力が8と非常に高く、改造段階が最大12と高め(ゴッドは8段階)なことからフル改造時は全性能で上回り、更にはパーツスロット3なので、改造を施せば最終ステージを含むほとんどのステージを単騎クリア可能なほど強い。最強武器のシュツルム・ウント・ドランクはEN消費40攻撃力4000越え、フル改造比ではゴッドガンダムの天驚拳より少し低い程度の攻撃力と十分に高く、しかもV-UPユニットも活用できる範囲。但し致命的な問題として、終盤では雑魚を含む)敵の切り払いにすこぶる弱い(特に隠しステージは雑魚すら防御持ちばかり)のに、シュバルツが必中を覚えない(奇襲はある)。閃き・集中すらないので改造しなければ使い勝手は悪い。アイアンネット(最弱武器)が切り払い対象外なのでこれを活用したいが、射程3までしかなく8発のみ、また最長射程5と短めなので反撃が難しい。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 第8話の分岐で地上ルートを選ぶと、打ち上げイベント後にスポット参戦。以降登場する第17話ギアナ高地ルートおよび第19話ではイベント戦闘で出番が終了してしまうため、ルート限定かつ1話しか使用できないレア機体。流石に経験値は積極的に与えられないため、削り役兼囮役に徹することになる。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- 『MX』から戦闘アニメが多く流用されている本作だが、当機は『MX』に出ていないので『IMPACT』のものがベースにアレンジされている。
- スーパーロボット大戦J
- スポットどころかイベントユニット。そもそも『Gガンダム』という作品自体の扱いが悪い。
VXT三部作
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 初登場作品。スポット参戦だが、隠しマップ「狂気の力」でも仲間になる。当作品のみ「隠形」という特殊能力があり、撃墜されると生身のシュバルツになる。
- (ガンダムシュピーゲルだけの問題ではないが)中盤のデスアーミー軍団と戦うシナリオで、射程が短いため、敵のターンでは回避→反撃不能(または、メッサーグランツで少し削るだけ)が頻発するので、時間を大いに浪費するのが難点と言えば難点。回避や防御を選択すれば良いと思うかもしれないが、その時、(シュバルツが第3勢力扱いのため)反撃コマンドの選択は不可能となっている。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。
- スーパーロボット大戦64
- ルートによっては、最後まで仲間にいる。……のだが、ギアナ高地編で一旦離脱すると、再度仲間に来る際は前回の改造が無駄になっているので育てる人は注意したい。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2018年3月のイベント「サクラ大戦 帝都遙かなり」にて実装。SSRファイター。チーム全体に強力なバフを与えるアビリティ「覆面の裏に隠された心」が魅力。
- アリーナでは、ファイターバフの「ゲルマン流忍術」と、自身と1マス後方の味方を強化する「覆面の裏に隠された心」で味方を支援するサポート役。貴重なファイターバフ持ちであるが非大器ゆえ性能自体は並であり防御面も分身とEXアビリティ「隠密」によるステルス能力が頼りとなる。
- 2019年9月のイベント「我道」では報酬ユニットとしてSSRシューターが追加。
装備・機能
武装・必殺武器
武装
- シュピーゲルブレード
- 両腕に装備された刃。普段は肘の後ろに伸びており、有事においてトンファーのように展開する、本機の主要武器。ネオドイツ製ながら日本刀の鍛造ノウハウが採り入れられており、思いの外鋭い切れ味を誇る。
- 『IMPACT』では二度斬りつけた後、シュバルツの「どうした!どうした!どうしたぁ!!」の烈帛とともに滅多斬りにし、蹴りで間合いを離してからトドメの二刀を放つという凝ったアニメーションとなっている。
- アイアンネット
- 腕から金属網を発射して相手を絡める。ピンク色に光っているため一見ビームネットに見えるが、これは表面に施された対ビームコーティングによるもので、実態は名称通り鋼鉄ないしはそれ以上の強度の金属製であり、シャイニングフィンガーをも押さえつけられる。敵機を絡めた後に高圧電流を通電させて追撃することも可能で、SRWではこの通電攻撃が採用されている。
- P属性で有射程の武器となっており、シュピーゲルの武器で唯一切り払いの対象にならない。
- メッサーグランツ
- 爆薬が内蔵された苦無手裏剣。
- 旧シリーズでは苦無の表現が難しかったのか黄色い光弾を投射しており、無限に撃てる。
- 『IMPACT』では数発を投げた後に両手指に挟んだ苦無を「それそれそれそれぇ!!」のシュバルツの烈帛とともに無数に投げる。命中して爆発する寸前、苦無が山のように突き刺さりハリネズミの如き姿となった敵機が一瞬映される。
- 本機の最大射程武器。『X-Ω』ではシューター版の通常攻撃。
必殺技
- シュツルム・ウント・ドランク
- シュピーゲルブレードを展開し、片脚立ちから機体を独楽のように高速回転させて突撃、相手を斬り刻む必殺技。
- なおこの語はドイツ語で「疾風怒涛」を意味し、一般的には18世紀後半にドイツで見られた革新的な文学運動を指す。
- 他のMFに比べて必要気力が少なめなのが特徴。
- ちなみにときた洸一版の漫画では「シュトゥルム・エクスプロズィオーン」という名称がつけられていた(後の復刻版では上記の名称に変更されている)。
- メッサーグランツ(コンボ)
- 『X-Ω』シューター版の必殺スキル。アイアンネットで敵の動きを止めてからメッサーグランツを投げつける。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
カスタムボーナス
- 分身発生率+10%
- 『A PORTABLE』で採用。ただし、上述したようにスポット参戦限定のため活かせる場面がない。
機体BGM
- 「FLYING IN THE SKY」
- 前期オープニング。
対決・名場面
- 対シャイニングガンダム
- 新宿でのデビルガンダム軍団との戦闘が終わって間もない頃、自分の未熟さを認められないドモンは、シュバルツにガンダムファイトを申し込む。だが、ファイトは終始、シュピーゲルのペースであり、シャイニングの切り札であるスーパーモードも発動できず、シュバルツの情けで中断された。
- 対マスターガンダム
- ギアナ高地での戦い。怒りのスーパーモードの隙を突き、ドモンにトドメを刺そうとした東方不敗だったが、その一撃はシュバルツに阻まれる。手刀の直撃をコクピットに受けながらもマスターガンダムの腕一本を奪うがダメージは大きく、シュバルツも戦闘不能になってしまう。
- 対ゴッドガンダム
- 決勝リーグで負け無し同士の最終戦にしてデスマッチ。レイン不在によるゴッドの整備不良から優位に立つが、ドモンとレインの和解による応急修理に時間を与える。必殺技同士の激突の末、石破天驚拳の前に敗北した上、時限爆弾の爆発でさらなるダメージを負うことに。
- 対デビルガンダム
- ランタオ島での戦いにおいて、デビルに向かっていくシュピーゲルであるが、デビルの弾幕で爆散してしまう。しかし、寸前のところで脱出したシュバルツはデビルのコクピットに辿り着くとキョウジを羽交い絞めにし、デビルの動きを抑え込むことに成功。ドモンに勝機を与えた。
関連機体
- カイザーガンダム(SRW未登場)
- 第7回大会で優勝したネオ・ドイツ代表MF。ガンダムシュピーゲルは本機の後継機にあたる。
商品情報
脚注
- ↑ モビルファイター紹介、機動武闘伝Gガンダム、2022年2月10日閲覧。
- ↑ 救出イベントは条件を満たしていたか否かに関わらず必ず発生するため、キャラ自体は死亡しない。
資料リンク
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