ロアビィ・ロイ
ロアビィ・ロイ | |
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登場作品 | |
声優 | 山崎たくみ |
デザイン | 西村誠芳 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦α外伝 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
身長 | 184cm |
体重 | 69kg |
髪色 | ブロンド |
瞳の色 | グリーン |
職業 | 傭兵 |
所属 | フリーデン |
ロアビィ・ロイは『機動新世紀ガンダムX』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
フリーデンの傭兵。ウィッツ・スーとコンビを組む。優男っぽい外見の通りクールで軽いナンパな性格で、口説いた女性の数は数え切れないが、別れた後もアフターサービスと称して花を届けて回るマメな一面も持つ。いざ戦闘になると頼りになる男。一見飄々しているが、内には熱いものを秘めておりレオパルドが修理中に味方がピンチの際はジャミルの許可が必要なガンダムエックス・ディバイダーに無理やり乗り込み助けに向かおうとする等、仲間想いな一面も持つ。
ギャンブル好きで、乗機のガンダムレオパルドもある女性から賭けに勝って譲ってもらったものらしい。私費を投じてフリーデン艦内に娯楽の為の共用部屋を作ったりもしている。
家族はいない。唯一の帰る場所であったレオパルドを譲り受けた女性も失っており、原作途中でフリーデンとの専属契約後はそこに自分の居場所を見つけるようになる。「金さえ貰えば後は適当に」というモビルスーツ乗りらしい考えを持ち、物事に執着しない気楽な気分屋で、自ら「思想がかった物は嫌い」と公言していた。そのためエスタルド共和国での紛争に巻き込まれた際には一度フリーデンを離れることになる。しかし酒場で知り合った女性ユリナの死に直面し戦いの意味を見出し、以後は「思想がかった戦い」にも積極的に参加するようになる。
戦闘では乗機の火力と段幕を活かしフリーデンの護衛や敵戦艦を潰す役割を担う事が多い。弱者は生き残れないバルチャーの世界で若くして伝説のガンダムタイプを乗りこなすだけありパイロットとしての腕も非常に高く、多数のMSを撃破したエースでもある。その技量で最終決戦もほぼ無傷で戦い抜いた。
当初はただの契約先でしかなかったフリーデンにも徐々に愛着を見せ、ウィッツと共にガロードの良き兄貴分として欠かせない存在となって行く。
戦後は、どういう経緯かエニル・エルと共にウィッツの故郷の村に現れ、ウィッツを驚かせた。二人の関係がただの友人なのかそれ以上の関係となったのかは不明。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
現時点ではエスタルド編が再現されていないのでシナリオ上ではあまりスポットは当たらないが、プレイボーイキャラとして他作品の女性好きやナンパキャラと絡む場面もあり独特の存在感を放つ。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α外伝
- 初登場作品。未来世界の住人として登場。ラー・カイラム搭乗後はそこにも娯楽部屋を作っている。射撃を中心に安定して高い能力を持ち、地形適応は陸のみAという、正にガンダムレオパルドのパイロットといった感じだが、バグによりパイロットの地形効果は反映されてないので空でも宇宙でも問題なく運用できる。「脱力」持ちなので、Gファルコンに乗せてサポートに回すのも良い。
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Z
- プレイボーイキャラ桂木桂等と仲が良い。
- 今回は初めからガンダムレオパルドデストロイに乗っている。本人の能力は高いがレオパルドが飛行できないため、原作通りに小隊を組むと足を引っ張りがち。レオパルドに乗せ続けるのであれば陸:Sに養成したいところ。台詞の新規収録が行われている。
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 物語中盤にガロードやウィッツ、ロラン達『∀ガンダム』の面々と共に次元震に巻き込まれ、自軍に加入。前回と違い今回はレオパルドが援護役としてかなり使いやすくなったので自身の高い能力値と援護能力を存分に活かせるようになった。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 中盤に参戦。相変わらず援護能力が高く、愛機レオパルドに必殺武器が追加されたので決定力も増した。本作では敵の命中率が高いため、有効性が高いかく乱が使えるのも高ポイント。ウィッツと機体を交換するのも良い。ウィッツが乗ると突出して高くなるエアマスターの移動力も、加速を持たないロアビィが乗ると丁度良く、素早く敵陣に切り込んで後続機を低燃費・高威力の『ノーズビームキャノン』で援護する事が出来る。射程の短さをロアビィのエースボーナスで補える点も好相性。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 今回はNPC。初の自軍不参加となった。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦R
- 過去の世界で登場。ガンダムレオパルドに乗っている。能力が高く序盤に参戦するため使用できるステージも多い。脱力、突撃を覚えるので、Gファルコンに乗り換えてサポートさせてもいい。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦X-Ω
- シナリオNPC。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
能力値[編集 | ソースを編集]
命中、回避が高く、防御もリアル系にしては高め。参戦当初から格闘と射撃はバランスよく高い。援護攻撃とそれを活かす技能や精神コマンドを持ち、高い援護能力を持つ。
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
狙撃を覚え、敵の射程外からの攻撃に長ける。また、脱力、分析等サポート系のものも修得する。
特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]
隊長効果[編集 | ソースを編集]
エースボーナス[編集 | ソースを編集]
人間関係[編集 | ソースを編集]
- ガロード・ラン
- 仲間。当初は子供扱いしていたが、次第に良き兄貴分となる。
- ウィッツ・スー
- 同僚。元々はただの仕事仲間程度の存在だったが、専属契約後は相棒的存在となる。
- ジャミル・ニート
- 雇い主。
- サラ・タイレル
- 口説いていたが、結局彼女はジャミルの元へ。
- エニル・エル
- 最終回のエンディングで共に登場。関係性は不明。漫画版の最終回では彼女の肩を抱き寄せており、親密な仲になったことを匂わせている。
- ロアビィの本命
- ロアビィの本命の恋人である女性。レオパルドの元の持ち主でもあり、賭けに勝って入手。ロアビィが傭兵活動している最中に亡くなる。
- 劇中では存在が語られるだけで名前も容姿も不明。
- ユリナ・サノハラ
- 反新連邦ゲリラ組織・民族独立戦線のメンバー。エスタルドにおいて、政治がかった戦争に参加することを良しとしないロアビィが身を寄せた酒場ではピアニストとして活動し、ロアビィと親しくなるが新連邦の襲撃でロアビィを庇って戦死。これにより、ロアビィも本人なりに世界と向き合う決意を固める。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- カミーユ・ビダン
- 『α外伝』では、正体不明な彼を怪しみながらもこの世界の情勢等を教えた。
- ジュドー・アーシタ、エルピー・プル、ウッソ・エヴィン、プレシア・ゼノサキス
- 『α外伝』では、フリーデンの予備倉庫を娯楽室に模様替えする際に、彼らをこき使うように手伝わせる。
- トロワ・バートン
- 『R』では搭乗機の性能の類似から、彼をライバル視する。
- ソシエ・ハイム
- 『α外伝』では、フリーデンの予備倉庫を娯楽室に模様替えする際に、インテリアの配置替えは好きだと言う彼女だけが二つ返事で協力してくれた事に上機嫌になる。
- エルチ・カーゴ
- 『α外伝』では、フリーデンを出た後に彼女に気に入られスカウトされる。
- 桂木桂
- プレイボーイ同士。『Z』では彼にサラへの恋を応援された。
- 西川大作
- 『α外伝』では、フリーデンの予備倉庫を娯楽室に模様替えする際に、力仕事は得意だと豪語する彼も手伝わせる。
- 峰一平
- 『α外伝』では、同じくビリヤードを趣味としてると聞いて意気投合する。
- マチコ・ヴァレンシア、アイザック・ゴドノフ
- 『α外伝』では、彼らに酒を薦めた際に、乗り気のマチコに対しアイザックが意外にもオレンジジュースを頼んできた事に呆気にとられるが、見かけによらず下戸だった事に気付いて驚愕した。
- 草薙北斗
- 『R』ではビリヤード仲間。その腕前はロアビィでさえ強いと言わしめたほど。
- スバル
- 『R』後半では、北斗をビリヤードを誘った際に彼も誘う。しかしルールを知らなかったため指導する事に。
- 不動GEN、クライン・サンドマン
- 『第2次Z再世篇』では彼らの命を受けてインサラウムの背後で暗躍するアイムを追っていた。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「ハッ…まいったね、どうも」
- 第1話、GXに立ち塞がった際の台詞。
- 「身の程知らず、か。ガキの頃はみんなそうだろ。自分に『できること』と、『やりたいこと』の区別がない。自分一人で世界だって変えられる気もすれば、ちっぽけな自分に苛立つこともある。それがガキの頃ってやつさ」
- ガロードを「身の程知らず」と評したウィッツに対して。
- 「もしかして俺ってニュータイプ?」
- ウィッツに対してガロードの気持ちを見抜いた時に言った台詞。ガロードの気持ちは見ただけで丸出しだったため、ウィッツには「誰でもわかる」とツッコミを入れられた。
- 「今度、飯でも一緒にどうだい?」
「今のは本気だぜ」 - 口説き文句を「冗談は嫌い」と軽くあしらうサラに対する台詞。
- 「弾切れ、息切れ、切れ切れついでに人生の幕切れってやつ?」
- 第11話、フロスト兄弟の襲撃をウィッツと共に迎え撃つものの弾丸とエネルギーとスタミナが尽きてしまった時の台詞。
- 「冗談きついな、お前。本命のお前が死んでるなんて、出来の悪いメロドラマじゃないんだから…ホントに…冗談きついな」
- 第15話。ジャミルから休暇をもらい、故郷へ。他の元彼女たちとは違う本命用のバラを持って向かった女性は亡くなっていた。墓の前で物思いに沈むロアビィ。
- 「天国なんてあるのかな。今の世の中に…」
- 同話ラスト。休暇が終わりウィッツと再会した際、互いにほろ苦い休暇となったために発した台詞。この回のサブタイトルにもなった。
- 「これ、数多い俺の特技ね」
- 第16話。トニヤとサラに水着をプレゼントした時の台詞。見ただけで女の子のサイズがわかるという特技を披露し、ガロードとウィッツに呆れられた。
- 「だってあの戦争の後だろ、幽霊なんて本当にいたら生きてる人間よか多くなっちゃうぜ」
- 第18話。ローレライの海に幽霊が出るというガロードと女性陣の会話にツッコミを入れる。人口の99%が死んだともなれば、そうもなるだろう。
- 「うるせぇな!!」
- 第19話。作戦開始前、フリーデンの娯楽室でビリヤードをしてる時にサラに見つかって注意された時にカッとなって放った台詞。すぐに冷静になって謝罪している。ジャミルとルチルの境遇に思うところがあり、サラに本命が亡くなっていたことも明かした。
- 「なぁめんじゃねえええええ!!!」
- 第28話。心を通わせたレジスタンスのユリナが目の前で落命し、彼女の最期の言葉で迷いに立ち向かうことを教わったロアビィがフリーデンを苦しめる鉄壁のMS・ガブルに向かって零距離からレオパルドの全火力をぶつける際に放った台詞。この鬼神の如き猛攻でガブルを打ち砕くことに成功する。普段叫ぶことが少ないロアビィの中では特に熱く、またユリナの死を振り払おうとする物悲しさをも感じさせる台詞。
- 「ははっ、こりゃいいや。これでもうウィッツの世話になんないですむしね!」
- 第36話より。ガンダムレオパルドデストロイ+Gファルコンのテスト飛行を行った際の感想。直後、ウィッツから「こら、乗せてやった恩を忘れるな」と怒られる。
- 余談だが、山﨑たくみ氏はインタビューにて「僕のガンダムは飛べるようになるのか?(笑)[1]」とコメントした事がある。
- 「過ちは繰り返さない…なんでしょ!!」
- 第39話=最終回より。フロスト兄弟が15年前の悪夢を再現しようとしていることを知ったガロードを行かせる際に発言。ガロードの戦う理由の1つとなった「過ちを繰り返さない」を使った辺り、ロアビィらしさが表れている。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「ありがとうよ、キッド。この新型レオパルドなら、思いきり暴れられそうだぜ!」
- 「さあ…名前通りにデストロイといこうか!!」
- 『Z』第14話ランドルート「集う異邦人たち」より。乗機のレオパルドを大幅に改造してもらったロアビィは、機体の新たな名称である「デストロイ」を強調させる形で、新地球連邦、ムーンレィスに戦いを挑む事になる。
- このしばらく後、似たような名前のガンダムとやりあう羽目になるとは、夢にも思わなかっただろう。
- 「あっちのグロな連中が、俺達の味方ならな」
「どう聞いても、お友達になりたいって言ってるとは思えないぜ」 - 『第2次Z破界篇』第26話地上ルート「集う力」より。ヴィラル率いる獣人達に囲まれた時、インベーダーが現れヴィラル達が撤収してウィッツが安心した時に言った台詞だがインベーダーの反感を買ったのか、同じく並行世界に飛ばされたガロードやロラン達に襲ってきた。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
余談[編集 | ソースを編集]
- 名前の由来は、「(外見が)六本木のロアビルあたりにいそうだから」[2]。
脚注[編集 | ソースを編集]
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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