ユカ・マイラスは『機動戦士Vガンダム』の登場人物。
概要
元・地球連邦軍のバグレ隊の生き残りだったが、連邦軍には戻らず、リガ・ミリティアに賛同して、人員の減ったシュラク隊に加わった。そのためかシュラク隊の中で唯一、ほかの隊員たちと異なるノーマルスーツを着用している。彼女が所属していた部隊がことごとく全滅していることから、「死神」と呼ばれていた。シュラク隊の中ではホワイトアークに同行することが多く、マーベットの次に少年部隊と関わりが深かった。
最終決戦間際、エンジェル・ハイロゥに向かうウッソ・エヴィンに道を作るため、特攻をかけて散った。
登場作品と役柄
- 第2次スーパーロボット大戦G
- 初登場作品。まだ連邦軍がないため、DCに敗れた国連軍の生き残りという設定になっていた。宇宙ルートを通らないと登場しない。彼女が加入するとガンブラスターが一機多くなるのもメリット。 熱血・必中・ひらめきという優秀な精神コマンドを持っているので、シュラク隊の中ではかなり上位に位置する。
- 仲間にした場合、最終決戦直前にジュンコから励まされるイベントが発生する。
- スーパーロボット大戦α
- 声が原作通り田中敦子氏になった。新録されたのは、同じ声のヴィレッタが参戦した影響もあったと思われる。分岐を少し進んだ辺りからシュラク隊として登場し、連邦軍にいたという経歴は語られていない。魂持ちではあるが、スポット参戦なので意味なし。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 代役の伊藤美紀氏の声が入った[2]。宇宙編18話にて加入。アムロとウッソ以外のMSパイロットでは唯一の魂持ちなので、Vダッシュガンダムに乗る可能性が高いと思われる。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。
- スーパーロボット大戦30
- 音声新規収録。キーミッション「宇宙を走る閃光」にて加入。また彼女の参入と同時に、ガンブラスターのシュラク隊一斉攻撃にフラニーとミリエラが登場するパターンも加わる。
- 希望を習得するためサポート役としての使い道はある。
パイロットステータス
- 第2次G
- 根性、ド根性、熱血、必中、ひらめき、集中
- 新
- 加速、熱血、ひらめき、ド根性、威圧、魂
- α
- 根性、必中、努力、信頼、熱血、魂
- 30
- 加速、集中、不屈、必中、友情、希望
- 新
- 切り払いL4、シールド防御L4
- α
- シールド防御L6、切り払いL7
- 30
- 底力L4、闘争心L1、援護攻撃L2
- 援護攻撃に参加すると自身と援護した相手のSP+3。
- 『30』で採用。
人間関係
- バグレ隊
- 元所属。リガ・ミリティアに協力していた連邦軍部隊の一つだったが、カイラスギリー攻防戦で壊滅した。
- コニー・フランシス、フランチェスカ・オハラ、ミリエラ・カタン
- 同僚。
他作品との人間関係
- エッジ・セインクラウス、アズ・セインクラウス
- 「多くの仲間を失った者」の繋がりか、他のシュラク隊メンバーとは違い、エッジとアズのどちらを主人公に選んだ場合のエーストークでも、真面目な内容となる。
名台詞
- 「あたしの関わった部隊はみんな死んでいるんだ。死神なんてあだ名は欲しくないんだ。坊や達を助けられれば、そんな汚名も返上出来るって事さ!」
- 第47話のシュバッテン追撃戦の中での台詞。
- 『第2次G』では最終決戦直前に同様のセリフを言いかけるが、途中でジュンコに遮られ、励まされる。
- 「マーベットがあたし達の子供を産んでくれるってことの意味、あんたらにはわからないよ! 先にいってくれた連中にこの事を教えに行かなくちゃいけないんでね!」
- 第49話、カテジナのゴトラタンと対峙して。シュラク隊の女たちが得られなかった幸せ(誰かの妻になることや子供を産むこと)。つまり未来への希望を、自分達は無理でもマーベットがそれを成してくれるという意味。マーベットが妊娠してからの残ったシュラク隊のメンバーの過保護ぶりからもそれが伺える。
- 「坊や! ボヤボヤしていないで、リングに突入しなさい!」
- 同話、ユカ死亡シーンでの台詞。最期の瞬間まで自分の身よりも他者の無事を祈り、戦死した仲間たちの元へと逝った…。
スパロボシリーズの名台詞
- 「性能はジャベリン以上なんだから…!」
- 『30』において、ガンブラスター搭乗時の特殊戦闘台詞。ジャベリンとは『Vガン』作中における当時の地球連邦軍の主力MSで、ヘビーガンの後継機にあたる機体である。ユカ自身もバグレ隊所属時代に乗っていた。
搭乗機体
- ガンイージ
- ガンブラスター
- Vガンダム
- Vガンダムヘキサ
- Vダッシュガンダムヘキサ
資料リンク
脚注