ヨナ・バシュタ

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ヨナ・バシュタ
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 榎木淳弥
中村文徳(8歳時)
デザイン 高橋久美子(原案)
金世俊(アニメ版)
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人
性別
誕生日 4月25日
年齢 25歳
所属組織

地球連邦軍

  • 宇宙軍
所属部隊 シェザール隊
役職 パイロット
軍階級 少尉
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ヨナ・バシュタは『機動戦士ガンダムNT』の主人公

概要

地球連邦軍の少尉で、ナラティブガンダムのパイロット。ルオ商会ミシェル・ルオの依頼で、行方不明のフェネクスを捜索する『不死鳥狩り』作戦の増援としてシェザール隊へと編入された。

ミシェル、そしてフェネクスのパイロットのリタ・ベルナルとは幼馴染の間柄で、二人とはある出来事が原因で破損したヨナの父親の形見のペンダントを分かち合っている[1]

一年戦争が開戦して間もない頃、コロニー落としを事前に察知し、街の人的被害を抑えたことで「奇跡の子供たち」と呼ばれており、戦後は戦災孤児となったミシェル、リタらとともにティターンズの主導するオーガスタ研究所で実験対象として扱われ、グリプス戦役でティターンズが壊滅すると過去の経歴を隠して連邦軍に入隊した。

軍人としては賞罰も特になく、平凡を絵に描いたような経歴を持つ(ただし上記の通り過去の経歴は詐称している部分もある)。一方、実戦経験もほとんど無く、パイロットとしての腕前は中の上[2]と決して高くはなかったが、フェネクスとの接触を経て、次第にニュータイプとしての素養を覚醒させていく。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。2018年12月のイベント「起死回生のシャア」にて期間限定でユニットが登場したが、本編のネタバレを防ぐためにイベントシナリオには登場しない。
イベント報酬のパイロットパーツはボイス付きで、担当声優の榎木淳弥氏は本作でSRW初出演。
2019年5月のイベント「超越並行世界の旅であります!」にて復刻参戦。今度はイベントにも出演する。
スーパーロボット大戦30
家庭用SRW初参戦であり、音声も新規収録。本作では本編前にシェザール隊に居た設定で、本編ではロンド・ベル隊の所属となる。ザンスカール帝国の侵攻などがあるためかフェネクスのみに執着しておらず、原作よりも落ち着いている印象が強い。
作中でも当初は「中の上」と称されるパイロットでしかないが、事情を秘めながらも平凡な自分に腐らず懸命な彼の姿勢は周囲からも好意的に見られ、様々な面子に胸を借りて訓練や模擬戦に励む場面がよく描かれている。性能面ではエースボーナス込みでやっと一線級といったステータスだが初期状態から底力L6と気力+(DEF)、精神コマンドも不屈・気合を習得していくため、やや回避が心もとなく気力制限が気になるナラティブとの相性は悪くない。
キーミッション「神話のその先へ」のイベントでフェネクスに乗り換え、同時にニュータイプ技能も解禁される。ただ必殺武装やCBがNT技能準拠の為、レベル99になっても7で成長が止まる彼にはやや勿体なく感じる。
宇宙でA装備をメインとする場合はヒット&アウェイを持たせたくなるが、最終的な乗機となるフェネクスの最強武器が近距離型の格闘武器なので育成はやや迷う。フェネクスに乗せないならV2ガンダム(2機目)やDLC機体のHi-νガンダムへの乗せ換えも選択肢に入る。エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「射撃アップ」。

パイロットステータス

精神コマンド

X-Ω
閃き直感
パイロットパーツ装備時
感応奇襲勇気
30
集中不屈必中気合友情
ニュータイプ系パイロットしては「覚醒」が無いのが惜しいが、「集中」があるので標準的なリアル系パイロットの使い方は可能。
専用機が気力制限のある武装・特殊能力に頼る割合が多いため「気合」はありがたいが、できれば闘争心の育成でカバーしたい。

特殊スキル

30
ニュータイプL7、底力L6、気力+(DEF)EセーブL1
ニュータイプは当初は「???????」表示。解禁されてもL7止まりなのが物足りない。

エースボーナス

格闘・射撃・命中・防御・回避・技量+10
30』で採用。「平凡を絵に描いた士官」という意味では『第3次Z天獄篇』の一兵士と同じ内容でらしいといえばらしい。
だがこのボーナス込みでも他トップエースにようやく肩を並べる程度の能力値にしかならず、PPを使えば補える内容なので周回を重ねるほどありがたみが薄くなる等、長期的な目で見るとやはりイマイチ。

人間関係

ミシェル・ルオ
幼馴染の1人。彼女の行動でヨナたちは離散することになり、その時の経緯からヨナはミシェルを嘘つきと見做している。
リタ・ベルナル
幼馴染の1人。現在は消息不明。フェネクスに乗っていると思われる彼女を探し、過去を精算することがヨナの目的でもある。
イアゴ・ハーカナ
シェザール隊の隊長。ヨナを隊の一員として支える。
フランソン、アマージャ、デラオ、パベル、タマン
シェザール隊の隊員達。
アバーエフ
母艦の艦長。
ゾルタン・アッカネン
サイド6で交戦したジオン共和国のMSパイロット。最大の敵となる。
バナージ・リンクス
劇中終盤、シルヴァ・バレト・サプレッサーでヨナを援護する。
エスコラ・ゲッダ、マルガ
ヨナ達がいたオーガスタニュータイプ研究所の施設長と研究員。

他作品の人間関係

ブライト・ノア
30』ではロンド・ベル所属のため直属の上司。
ロザミア・バダム
『30』ではオーガスタ研にいた頃に彼女と交流を持った事が語られている。
ウッソ・エヴィン
『30』では彼の兄貴分のような関係となる。
エッジ・セインクラウスアズ・セインクラウス
『30』では彼or彼女の過去をいち早く聞かされており、アズルートの場合では打ち解けた後も彼女のことを気にかけている。

名台詞

「リタ!リタなんだろ!リタなら話を聞いてくれ!俺だ、ヨナ・バシュタだ!」
「今更遅すぎるってわかってる!でも、俺は!」
フェネクスに対してミシェルから指示されたハイメガキャノンの使用を拒否して、通信用ワイヤーを接触させた際の台詞。
「インコムッ!」
サイド6内の中立コロニー「メーティス」における戦いで、ゾルタン操るシナンジュ・スタインに対抗するために、やむを得ず出力を抑えてインコムを使用することを決断した際の台詞。
ファンネルやビット使用時に武器名を叫ぶのはもはやガンダムシリーズのお約束だが、疑似サイコミュであるインコムの武器名を叫ぶパターンは珍しい。
SRWではインコム使用時の戦闘台詞として採用されている。
「君が鳥になるなら、俺は……俺も鳥になる!」
IIネオ・ジオングの猛攻を避け、囚われのフェネクスのコクピットに乗り込んで。その決意と共に3つに分かれていたペンダントは一つに纏まり、フェネクスは真の姿へと覚醒する。
SRWではフェネクス搭乗時、サイコ・アタックの戦闘台詞として採用されている。

スパロボシリーズの名台詞

「お前のような怪物になるなら、永遠の生命なんているものか!」
アレクシス・ケリヴの特殊戦闘台詞。『30』ではミシェルは生存しているがどんな気持ちで聞いているのだろうか。
(あの子は過去の傷を隠しながら生きていこうとしている…。 俺が余計な事を言う必要はないな…)
『30』アズルート「進むべき道の先に」または「定められた運命」開始前の会話より。こちらのヨナはアズを気にかける側となるが、それ故に彼女の事情を仲間に言わないと決めた。
なお、ヨナはクリア後の見舞うシーンにも登場している。
(リタ…。ミシェルと一緒に帰ろう…)
「お、俺は…何を言っている!?幻覚を見ているのか!?」
「何が起きている!?これがザンスカールの実験の成果なのか!?」
『30』サイドミッション「恐るべき罠」にて、サイコウェーブの影響下での戦闘開始前台詞。ニュータイプ未覚醒のためか、他の影響下のニュータイプと違い違和感に気付いている。
「もし、リタとミシェルがいなかったら、あそこにいたのは俺だったかも知れない…」
「苦しい事、悲しい事を我慢した先にあるのは互いに傷つけあう世界…」
バナージ「でも、そこで人は出会い、変わっていく…」
「だから、生命ある者はこの世界と生きていくんだ…」
『30』「天使の輪の上で」/「天使たちの昇天」におけるIIネオ・ジオング撃破後に。
「それは過去の話だ!今の俺は、ドライクロイツのヨナ・バシュタだ!」
「今の俺には過去を振り切って飛ぶ翼がある!お前の勝手な幸せなんて俺にも世界にも必要ないんだ!」
『30』「天使たちの昇天」/「光あふれる未来へ」におけるカギ爪の男との戦闘前会話にて。カギ爪は「奇蹟の子供達」の一人であることを知っていたが、それは過去の話と断じる。不死鳥と共に今を守るため、己のエゴで世界を塗りつぶさんとする男に立ち向かう。

搭乗機体

ナラティブガンダム
『不死鳥狩り』作戦参加時の搭乗機。
ナラティブガンダム (A装備)
高機動用装備仕様。
ナラティブガンダム (B装備)
インコム装備仕様。
ナラティブガンダム (C装備)
サイコフレーム装備仕様。
フェネクス
捕獲任務目標。紆余曲折を経て一時的にこの機体に搭乗することになる。
ディジェ
ミシェル主導によるマーサ・ビスト・カーバイン確保のための作戦で搭乗。
ヨナはこれが初陣だったため、腕前の差もあってアンクシャとの戦闘で不利に立たされた[3]
ジェガンD型(SRW未登場)
原案小説『不死鳥狩り』での搭乗機。
スタークジェガン(SRW未登場)
原案小説において、シェザール隊に編入された際に搭乗。フェネクスの捕獲の際には、ハンブラビの海ヘビを装備していた。

脚注

  1. 小説版ではこのペンダントについて掘り下げられていて、ハービック社の研究員だったヨナの父親が画期的な発明をして連邦軍の航空機開発に貢献したことを称える徽章とされている。ちなみにハービック社はコアファイターの開発メーカーでもある。
  2. 監督インタビューではギュネイ・ガスには勝てないとされる。
  3. 護衛部隊との戦闘で他のディジェが目立った損傷が無かったのに対して、彼だけが右腕を被弾しており、パイロットとしての腕前を示唆している。

資料リンク