リック・ドムII

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概要

ツィマッド社が開発したジオン公国軍量産型モビルスーツ

「統合整備計画」によってMS-09Rリック・ドムを再設計した機体で、IIは「ツー」ではなく、ドイツ語読みで「ツヴァイ」と読む。

本来、ドムは陸戦用の機体であり、リック・ドムはドムの設計を変更することなく、スラスターの改装で対応していた。しかし、本機は初めから宇宙戦用に設計されており、ジェネレーターやスラスターにも改良が加えられている。また、バックパックにプロペラントタンクが増設されたことで、作戦行動時間が延長された。

だが、開発されたのは一年戦争末期であり、実戦に投入された数は多くない。また、本機は後にドライセンのベースにもなっている。

一年戦争時にはサイド6のリボーコロニーでの戦闘で投入され、デラーズ紛争時にもデラーズ・フリートが本機を運用している。

機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争に登場した緑色の本機がコロニー内で使用されていたことから、改修なしで陸戦に対応可能とされる。あるいは緑色の機体は陸戦用に改修されたものとされる場合もある。

登場作品と操縦者

旧シリーズ

スーパーロボット大戦EX
SFC版では普通のドムだったが、PSのコンプリートボックス版では「ドムII」表記のこの機体になっている。
第4次スーパーロボット大戦S
ドム」表記で初登場。DCの戦力として登場。原作は『0080』になっているが、図鑑の解説文はドムの内容になっている。
スーパーロボット大戦F
ドムII」表記。DCの戦力として登場。図鑑の解説文は第4次と同じな為、ドムの内容になっている。
スーパーロボット大戦F完結編

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
黒い三連星カリウス等が搭乗する。「ソロモン攻略戦」にて12機出現し、3ターン以内に全滅させるとコンスコンが原作と同様の台詞を喋る。
『0080』からの参戦扱い。
第2次スーパーロボット大戦α
主に序盤からのネオ・ジオンの戦力として登場。デラーズ・フリート残党の機体やゾンダーメタルの複製、ベンメルコレクションとしても登場する。
カリウスの本来の乗機であるが、彼は最後までゲルググMに乗っている。今作及び第3次αでは『0083』からの参戦扱い。
第3次スーパーロボット大戦α
リアル系序盤のテロリスト搭乗機、コロニー軍(ジオン兵)の機体、ゾンダーメタルの複製として登場。
サブシナリオではバイオネットが破棄した機体がゾンダーによって再生したり、封印戦争時の連邦軍機として登場する。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦IMPACT
宇宙編中盤でジオン軍残党が使用。同時期に出現するMSの中ではHPが低く対処し易い。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
ドムII」表記。カリウスジオン兵の他、黒い三連星も搭乗する。ただ終盤になると、黒い三連星が上位機種のドライセンに乗り換えてるのに対して、カリウスはドムIIのままである。周囲がバウハンマ・ハンマギラ・ドーガといった新鋭機で固められてるのに対していくらなんでもこれは…。

関連作品

ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦
ドム、リックドムの上位種として宇宙でザコ敵として出現する。名称表記は「リックドム2」。

装備・機能

武装・必殺武器

拡散ビーム砲
胸部に装備。原型機よりも出力は上がっている。
ヒートサーベル
0083』で追加された武装。背部に1本装備。
MMP-80 90mmザク・マシンガン
本機の携行兵装。主にデラーズの勢力が装備。
シュツルム・ファウスト
本機の携行兵装。
ジャイアント・バズ
本機の主兵装。新たに設計された後期型のタイプで性能が向上している。

合体攻撃

ジェット・ストリーム・アタック
黒い三連星の合体攻撃。

特殊能力

剣装備
切り払いを発動。

移動タイプ

ホバー

サイズ

M

関連機体

以下の機体は「統合整備計画」に則って開発。本機を含めてコクピットブロックは全て共通規格であり武装も共有する。

リック・ドム
原型機。
リック・ドムII陸戦用
OVA『機動戦士SDガンダム Mk-IV 夢のマロン社 宇宙の旅』に登場した陸戦用のリック・ドムII。
もしかするとこれが「ドムII」なのかもしれない。

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