「ウォン・リー」の版間の差分

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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*『アニメージュ』1985年10月号の付録「機動戦士Zガンダム118SEAL」には、握り拳で威嚇ポーズを執っているウォンの背景に「'''修正'''」の2文字を加えたネタ的なシールが存在している。
 
*『アニメージュ』1985年10月号の付録「機動戦士Zガンダム118SEAL」には、握り拳で威嚇ポーズを執っているウォンの背景に「'''修正'''」の2文字を加えたネタ的なシールが存在している。
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*ソーシャルゲーム『機動戦士ガンダム U.C. Engage』では阪口周平氏がウォン・リー役を担当している。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

2024年7月27日 (土) 21:06時点における最新版

ウォン・リー
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 名取幸政(TV版)
田中和実(劇場版『Ζ』)
デザイン 安彦良和(Ζ)
北爪宏幸(ΖΖ)
初登場SRW スーパーロボット大戦Z
SRWでの分類 サポートユニット
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プロフィール
種族 地球人[1]
性別
所属 アナハイム・エレクトロニクス
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ウォン・リーは『機動戦士Ζガンダム』および『機動戦士ガンダムΖΖ』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

エゥーゴの出資者である大企業アナハイム・エレクトロニクスにおける有力者。

序盤で増長していたカミーユ・ビダンに『修正』を行った事で有名で、次作の『ガンダムΖΖ』でも第20話のみに登場する。

人物 [編集 | ソースを編集]

民間の企業人ながらも規律に対して非常に厳しい人物。出資者の立場であるが故に当然エゥーゴ内での発言力も強く、アーガマに乗り込んだ際には、艦長のブライト・ノアに無茶な命令を出しており、高圧的だったり戦況を楽観視したりといった面から、アーガマのクルー達から煙たがれている様子が描かれている。しかし、決して口先だけの小者ではなく、責任感も非常に強い人物で、月面の戦闘ではプチモビに乗ってカミーユを援護したり、グワダンからの脱出の際にも銃を手にクワトロ達軍人にまるで見劣りしない立ち回りを演じたりと、自らの命を危険に晒す事も厭わない度胸と行動力を持ち合わせた有言実行型な人物である。カンフーの使い手でもあり、修正を受けたカミーユが素直に謝らず口答えをした際には、空手部に所属しているカミーユの反撃をかわしつつ、ボコボコにして気絶させている。しかし、『ΖΖ』ではジュドー・アーシタを修正しようとしたが、今度は逆に蹴られ返されている事から、「所謂喧嘩殺法には弱い」との見方もある。一方、軍事組織と殆ど関係無いと言える民間人の子供には優しさを見せる事もあり、遠慮するシンタとクムにジュースをおごってあげたりもしれいる。また、劇場版の『Ζ』では、家族から送られてきたビデオレターを会議中に見ていたブライトに対しても、彼の行動に非があったにも関わらず、その苦労を気遣って認めている[2]

会議に遅れて反省の色を見せないカミーユを「修正」[3]した事で有名。ただし、これは理不尽な暴力ではなく、カミーユのパイロットとしての素質を認めた上での行動であり、あえてカミーユを「修正」した理由は「このままでは彼が自身の慢心が元でいずれ戦場で落命する」と判断したからである。実際、ウォンは後に人間的に成長したカミーユに対して褒め言葉も送っている。その上、『機動戦士ガンダムΖΖ』第20話においてネオ・ジオン寝返っていたビーチャ・オーレグモンド・アガケをブライトが庇った際に、「(彼等は)ニュータイプだというのか!? カミーユとは似ても似つかんじゃないか!」と話す等、カミーユを非常に高く評価している様子が見て取れる。逆にジュドー達に関しては、軍事組織であるエゥーゴの一員としての自覚に欠け、あまりにも身勝手で無軌道過ぎる行動に怒りを覚えており、庇おうとするブライトに対しても厳しい態度を向けている。

なお、カミーユがアウドムラから勝手に出て行った事で怒りを買って殴られた腹癒せに「まるで女ウォン・リー」と扱き下ろしたステファニー・ルオは、劇場版『Ζ』で本当にウォンの娘として設定された。ただし、実父扱いされていたルオ・ウーミンとは息子の嫁、つまりは「義理の娘」になっており、ウォンとウーミンとの親子関係が逆転したとも言える。

キャラクターの総評[編集 | ソースを編集]

原作では厳格なイメージが強いが、劇場版『Ζ』では嫌な一面が削られており、割と好人物として描かれている。ただ、ウォンはけっして悪人というわけではないが、美点もある一方で欠点も少なくない人物とも言えなくもない(美点しかない人間というのもそんな都合良く存在する訳が無く、人間味に欠けているとも言えるが)。

一方、『ΖΖ』では、ジュドー達と対立する嫌な大人の一人として見られがちであるが、ようやくティターンズとの戦いであるグリプス戦役が終わってエゥーゴ側にも多大な犠牲が出てしまった矢先にネオ・ジオンとの戦いである第1次ネオ・ジオン抗争が始まってしまった事へ強い危機感も抱いていたのは確かであると思われる。それ故に、そんなウォンの視点から見れば「圧倒的なまでに不利な状況でネオ・ジオンと戦争しなければならないにも拘らず、戦争についてロクに理解出来ていない我儘で自分勝手な子供達をパイロットとして戦わせている上に甘やかしている」と見えてしまうのも、当然と言えば当然である。実際、この時のブライトを始めとするアーガマのクルー達は、ネオ・ジオンと戦っていく為に仕方が無いとは言え、『Z』(グリプス戦役)時におけるカミーユやカツ・コバヤシファ・ユイリィ達への対応と比べても、ジュドー達シャングリラ出身の子供達への対応が甘過ぎたと言える。特に、利己的な理由でネオ・ジオン側への裏切りをしでかしたビーチャやモンドの場合は殆ど有耶無耶にしており、本来なら軍隊でこんな事をすれば銃殺刑は確実なのだが、それを「エゥーゴから追い出す」だけで許そうとしていた事からも、ウォンが破格なまでの温情を見せていたと言っても良い。また、今後の戦局に大きく関わる重大な戦力であるΖΖガンダムを「妹のリィナの救出」という個人的私用の為だけに使おうとしていたジュドーの行いも半ば黙認しようとしていた事に関しても、エゥーゴ側の出資者としてだけでなく、ネオ・ジオンの侵略に危機感を抱いている者としても、ウォンには決して看過出来ない事であったのは間違いないだろう。ましてやジュドー達と出会ったばかりでいきなり彼等の身勝手な行動や反抗的な態度を目の当たりにすれば、カミーユの時の様に「修正」に出ようとするのも当たり前で、それを庇おうとしているブライトの行動を理解出来無い態度を見せるのも仕方が無かったと言わざるを得ないだろう。一見ウォンの言っている事が横暴の様に聞こえても、実は割と的を射た正論であったのも確かなのであり、前作の戦争のシビアさが描かれた『Ζ』と対照的に、『ΖΖ』は戦争に巻き込まれた子供達が明るく逞しく生きていこうとする描写となっていた結果、厳格ながらも責任感の強い大人であるウォンは、傲慢で分からず屋な人物であるかの様な印象で描かれてしまう形となり、割を食ってしまった部分もあったと言えるだろう。

ブライト達アーガマのクルーに色々無茶を言う事があったのも確かであったが、エゥーゴ…特に指導者であるブレックス・フォーラの亡き後において、彼等意外に重大な作戦や無茶な要求を任せられる適任者が他にいなかったのも事実だったと言える。また、『ΖΖ』で登場した20話においてジュドー達に散々反抗的な態度を向けられた上で勝手な行動を繰り返され、グラナダの宇宙港にまで大被害を出てしまったにも拘らず、「地球から戻ってきたらアナハイムが新たに造った艦を与える」という約束については、後にネェル・アーガマが配備されている事実からも守っていた事が伺われ、少なくとも数多くの「無茶」をこなしてくれていたブライトへの信頼だけは終始変わらなかった事が伺える。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Z
初登場作品。ifルートではブレックス暗殺された後、アクシズに身を寄せており、後にハマーンと共にZEUTHに合流する。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦V
名前のみの登場。クワトロの頼みで精神崩壊後のカミーユの面倒を見ていたことがカミーユの口から語られる。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
Rサポートユニット。

ステータス[編集 | ソースを編集]

サポートアビリティ[編集 | ソースを編集]

ルオ商会からの支援
R。獲得資金アップ。

人間関係[編集 | ソースを編集]

機動戦士Ζガンダム[編集 | ソースを編集]

家族等[編集 | ソースを編集]

ステファニー・ルオ
ルオ商会の中心人物。劇場版では実の娘という設定。
V』ではカミーユが存在に言及していた(なお、そちらでは劇場版同様の「娘」設定が採用されている)。

アナハイム・エレクトロニクス[編集 | ソースを編集]

メラニー・ヒュー・カーバイン(SRW未登場)
アナハイム・エレクトロニクスの会長。ウォンの直属の上司。

エゥーゴ[編集 | ソースを編集]

カミーユ・ビダン
ハロ修理していて会議に遅れたにもかかわらず、弁解をしたことに激昂したウォンから「修正」を受ける。賛否が別れる荒っぽいやり方だが、ウォンなりにカミーユの事を一番案じていたが故の行為でもあった。実際、当時のカミーユは正規兵でないとはいえ「組織の一員」としての自覚が薄く、戦場では一歩遅れれば命に関わる事態にもなりかねないため、クワトロもエマもむしろカミーユの方を厳しく叱責している。この事が結果的に、パイロットであるカツ・コバヤシの軽率な行動を厳しく指導したり、戦争の犠牲を減らすために自分ができることを考えるなどカミーユの人間的成長の一因になったことも事実と言える
また、『ΖΖ』では、彼が精神崩壊し人事不省となってしまった事を案じたり、スーパーロボット大戦Vでは入院中にルオと共にしばしば見舞いに訪れていた事が語られるなど、それなりに良好な関係が続いている関係が語られた。
クワトロ・バジーナ
早くから彼の正体を「シャア・アズナブル」と見抜いていた。また、彼の意見は意外とよく汲んでいた。
ブライト・ノア
立場としてはウォンより下であるが、彼に振り回される事もあったのか『ΖΖ』ではウォンと対立したジュドーを擁護していた。
一方、劇場版では家族と離れて暮らしているブライトを気遣っている(後述)。
シンタ、クム
子供好きであるため、彼らにジュースをおごってあげた。

機動戦士ガンダムΖΖ[編集 | ソースを編集]

エゥーゴ[編集 | ソースを編集]

ジュドー・アーシタ
自分の言う事を聞かない彼をカミーユと同様に「修正」を加えようとしたが、逆にかわされた挙げ句膝蹴りを喰らうことに。横暴に見えるかもしれないが、乗っている機体の調整等をロクにせず勝手に遊びに行こうとしていたジュドー達の振る舞いがエゥーゴのメンバーとしての自覚に欠けていると見なされても仕方が無かったとも言える。その後、トーレスからも「船から降ろされたらリィナを助けに行かれないだろ!」と叱責され、謝るよう促されている。
ビーチャ・オーレグモンド・アガケ
一時ネオ・ジオン寝返っていた事を理由に「エゥーゴには不要」と判断したが、ブライトには反発され、彼等にも反発された。
ただし、ビーチャ&モンドは極めて自分勝手な理由で裏切りを行っていた為に、れっきとした軍隊であるエゥーゴの上の立場の人間として文句を言うのは至極当然の事で、再度の裏切りや敵前逃亡を懸念して降ろそうとしたウォンの命令に間違いが有るとは言えない。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]

アルベルト・ビスト
V』では彼とカミーユを引き合わせ、ラプラスへの参加を決意させる。

名台詞[編集 | ソースを編集]

TV版[編集 | ソースを編集]

「そのガキ、待ちな!」
第9話で会った途端に、この台詞の後に問答無用で張り手の一発。この後、(空手を習っている)カミーユの攻撃をかわしつつ乱打乱撃の雨あられ。
「貴様は情報部員じゃなかろう。なら、パイロットをやる事が先だ! そうでなければ、アーガマから放り出されて今頃は宇宙で溺れていたかもしれんのだ!」
ハロは情報を持った記憶チップを持ったロボットだとわかったんだ。それを調べようとして」というカミーユの屁理屈に対して。
確かにパイロットならば機体の整備等やるべき事が有るはずであり、今までのカミーユがいかにアーガマで特別扱いされていたかがわかる。
「つべこべつべこべと! 何故『ごめんなさい』と言えんのだ!!」
前述の通り、会議に遅れた上に口答えし続けるカミーユをボコボコにしての一言。カミーユはこの後クワトロエマからさらなるお説教を受ける事に。
アーガマラーディッシュも勝つよ。でなければ、地球は滅び、ティターンズエゥーゴもなくなる。だから、今はエゥーゴが勝つのだ。そう、私は信じている。だから市民を避難させて、エゥーゴの不信感を育てるような真似は止めてくれ。頼む。」
第25話より。「ティターンズがグラナダコロニー落としを仕掛けようしている」という作戦をウォンから聞き、グラナダの市民を避難させようとする市長を説得した台詞。
口では「ああだこうだ」と喧しく指図していたが、彼等への信頼を表していると同時に、口だけでなく身体も張るウォンのスタイルもよく表している。
「私の意見は、メラニー・ヒュー・カーバイン会長の意見だ! それを聞けんというのなら、私にも考えがある!!」
第32話より。自分で説得できなくなったら、上司の名前を出す。スポンサーの立場上仕方無いのだが…。
「ふーん、お前も実戦というものがわかってきたようだな。『修正』した甲斐があったというものだ」
第34話より。「動けば充分ですよ」と言ったカミーユに対して。
民間人とは思えない口振りだが、時として前線へ出向することも厭わないウォンは、実際に下手な軍人よりも戦場の空気を熟知しているからこその台詞である。
「戦闘は完璧な状態で戦えることの方が珍しいんだ。今、クワトロ大尉も言っていたが、アーガマは不可能を可能にする艦ではないのかね?」
前半は筋が通っているが、後半はクワトロの言葉を都合よく捉えての発言。このように、本来民間人であるウォンが口を出す筋合いではない分野にまで首を突っ込んでくることも少なくない。
劇中の活躍を見れば確かにそうだが、クワトロに「出資者は無理難題をおっしゃる」と皮肉られるのも無理はない。

劇場版[編集 | ソースを編集]

「まったく、消す事はなかろう。折角クワトロ大尉が持ってきてくれたんだ」
劇場版『Ζ』より。作戦会議中に家族からのビデオレターを見ていたブライトに対する台詞。
作戦会議中にビデオレターを見ているブライトの方に問題が有るのだが、ウォンは離れて暮らしている家族がいるブライトの事情を理解していた為か、あえて咎めなかった。粋な計らいである。

機動戦士ガンダムΖΖ[編集 | ソースを編集]

「カミーユの事か」
第20話より。アーガマを地球に降ろすウォンらエゥーゴ上層部の作戦に反発し、「パイロットも兵士もチェスの駒にしか考えていない」と言い放ったブライトへの返答。
少なくともカミーユが精神崩壊により戦線離脱してしまった事に関しては、思う所があった様である。
「あれか、今度乗ってきたニュータイプは?」
「そんな事ではいつまでたっても敵は倒せんぞ」
上は半舷休息で仲間と共に降りてきたジュドーを初めて見た際の台詞で、下はジュドーを呼び止めてモビルスーツの整備がいい加減にしかしていないのを指摘した際の台詞。かつてのカミーユ以上に自分勝手な印象の強いジュドー達に不安を覚えて叱責しようとするのも、当然と言えば当然である。
ウォンとしてはネオ・ジオンとの本格的な戦いになる事を考えてアーガマクルーを引き締めようとしたのかもしれないが、どちらにしてもブライトから「パイロットをチェスの駒にしか考えていない」と言われても仕方が無い。
裏切った人間をどうして信用できる! え!?」
ビーチャモンドを不要」とした事に反発したブライトへの反論で、さらに腹部に軽いパンチを入れる。
ビーチャ&モンドは個人的な不満からネオ・ジオンに寝返り、さらに同様の理由でまたエゥーゴに寝返っているので、ウォンの言う事も間違っている訳ではなく、むしろあまりに身勝手な彼等を「裏切りではありません!彼等のパワーが溢れている証拠で…」と、客観的に見れば意味不明な言い訳で必死に庇うブライトの方も、過度に期待して感情移入し過ぎていた部分があったと言える。また、それに対してウォンの方も「ニュータイプだというのか?カミーユとは似ても似つかないじゃないか!?」と容赦無い反論を行っている。
「お前にはわかっちゃいないんだ!」
リィナを救う事を否定して激昂したジュドーに対して。分からず屋な物言いに聞こえなくも無いが、グリプス戦役の中でエゥーゴの期待していた多くの人員やパイロット達が戦死、戦線離脱行方不明になり、ハマーン率いるネオ・ジオンが本格的に地球に攻め込む状況をウォンは彼なりに痛感し危機感を抱いていたからこそ、極めて私的な理由の為だけに戦おうとしているジュドーが「我儘な子供」にしか見なさないのも、仕方の無い事である。
「子供の言う事を全て信用するのだな? 大人気無い…」
ジュドーの出撃を止めさせようとしたウォンの命令を無視してジュドーらを出撃させようとしたブライトに対して。ブライトはあくまでも彼等の可能性を信じようとするが、初めて会ってから身勝手な行動や態度・発言ばかりが目立つのを目の当たりにしているウォンに、彼等の言葉や行動を信じろと主張されても無理があるのも確かである。実際、この後のジュドーはリィナの事しか考えないあまり、敵の船を強奪してネオ・ジオンへ向かうと我儘を言い出す始末であった。
「お前ら…」
「艦長…」
ジュドー達やブライトの結束力に対して。彼らの力を止めることはもう不可能だった。
だが、勝手に出撃した挙句、宇宙港に甚大な損害を出すという迷惑行為に出たジュドー達を叱責するのは当然であるにも拘らず、ジュドーや友人達からはまたしても反発され、挙句の果てにはブライトまでもが「アーガマのクルー全員がこの子達と同じ考えだという事を忘れないで下さい」とまで言い出し、まるで全部ウォンの方が悪いみたいに言われるのは、ある意味自業自得とは言え、いくらなんでも少し気の毒と言えなくもない…。
おまけに次の21話の冒頭解説では、語り部のジュドーから「ウォンさんのおかげで、ビーチャとモンドと俺で単独行動に出る事になった」と、無断出撃の責任転嫁までされてしまっている

余談[編集 | ソースを編集]

  • 『アニメージュ』1985年10月号の付録「機動戦士Zガンダム118SEAL」には、握り拳で威嚇ポーズを執っているウォンの背景に「修正」の2文字を加えたネタ的なシールが存在している。
  • ソーシャルゲーム『機動戦士ガンダム U.C. Engage』では阪口周平氏がウォン・リー役を担当している。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 原作者である富野由悠季監督の証言によれば、ベトナム系。
  2. 自身も自立したとはいえ娘がいる身の為、同じ父親として理解や共感の出来る部分もあったと思われる。
  3. 小説版『Ζ』では、「修正」のやり取り等が少々異なる。