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− | + | また、ソレスタルビーイング側もガンダムと互角の性能を持つGN-Xを高く評価しており、ソレスタルビーイングの戦術予報士の[[スメラギ・李・ノリエガ]]が「これからはガンダム同士の戦いになる」と警戒していた程である。 | |
=== 劇中での活躍 === | === 劇中での活躍 === |
2019年2月9日 (土) 21:43時点における版
GN-X | |
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読み | ジンクス |
登場作品 | |
デザイン | 海老川兼武 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 擬似太陽炉搭載型モビルスーツ |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | GNX-603T |
頭頂高 | 19.0 m |
重量 | 70.4 t |
動力・推進機関 | GNドライヴ[Τ] |
エネルギー | GN粒子 |
装甲材質 | Eカーボン |
所属 | 国連軍 |
主なパイロット |
パトリック・コーラサワー セルゲイ・スミルノフ ソーマ・ピーリス ダリル・ダッジ |
GN-Xは『機動戦士ガンダム00』の登場メカ。
概要
ソレスタルビーイングの「監視者」であるアレハンドロ・コーナーが、ガンダムの技術を用いる形で極秘裏に開発した量産型モビルスーツ。同じく極秘離に開発させていたガンダムスローネの簡易量産型と言える設計で、擬似太陽炉(GNドライヴ[Τ])を搭載し、「ジンクス」の通称で呼ばれる。また、開発にはアレハンドロと同じくソレスタルビーイングの「監視者」でリニアトレイン公社の総裁であるラグナ・ハーヴェイが携わっている。
機体色はグレーと白だが、これはEカーボンの地の色であり、本機に塗装は施されていない。これは、武力介入が過激化していくソレスタルビーイングのガンダムの対抗策として、一刻も早く本機の可能な限りの製造と実戦配備が求められいた状況で、余計な装飾等を施す暇が無かった為と言える。
後の地球連邦軍やアロウズ等と言った軍事組織の主力MSの先駆けとなった。
機体概要
計30機が製造されAEU、人革連、ユニオンに10機ずつ提供され、各軍のエースパイロットに割り当てられた。
異なる所属のパイロットが乗り込む事を前提に開発されているので、腰の部分に存在するコクピットはモビルスーツの操縦経験があるなら誰でも操縦可能な構造になっており、武装もGNバルカン、GNビームサーベル、GNビームライフル、GNシールドといった基本的な物しか採用していない。そのため、各ガンダムが得意とする局面においては分が悪いものの汎用性と基本性能は高く、パイロットの技量や連携次第ではガンダムを凌駕する。
また、ソレスタルビーイング側もガンダムと互角の性能を持つGN-Xを高く評価しており、ソレスタルビーイングの戦術予報士のスメラギ・李・ノリエガが「これからはガンダム同士の戦いになる」と警戒していた程である。
劇中での活躍
3機のガンダムスローネを撃退した他、ソレスタルビーイングを壊滅に追い込む事に成功し高い戦果を挙げた。但し流用された1機を除く29機のうち27機が破壊(残る2機はセルゲイとピーリスの機体)されている。
終戦後は国連軍の手により本機を元にした様々な後継機が開発されている。
登場作品と操縦者
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- シリーズ初登場。ほぼ原作通りの扱いで終盤では多数のGN-Xが敵として出現する。原作通りかなりの性能を持ち、HPが一般兵機でも10000越え、ネームドパイロットになると30000に匹敵する高さ。武装はGNビームサーベル、GNビームライフル、GNロングライフルと標準な物だけだが、どれも性能が高く油断すると撃墜される恐れがある。
- 第20話でジョシュアを撃墜していないと、彼が第48話で乗ってくるという隠し要素がある。だが、SRポイントとの両立が不可能なこともあり、ジョシュアを第20話の時点で撃墜していることが多い。ただし、GN-Xは高い資金を落とすので、第20話で彼を撃墜せずにあえて見逃すのも一つの手ではある。
- また、ルート次第ではセルゲイ、ピーリスが搭乗するGN-Xがスポット参戦する。5段階改造済みでかなりのスペックを誇り、自分で操作可能なので存分に強さを堪能しよう。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- プロローグに登場。本編でも序盤の分岐シナリオで現れるが、その時のパイロットは「テロリスト」名義という哀しさ。後継のGN-X IIIの姿を拝んで暫く経つシナリオということもあり懐かしさすら覚えるユニットと化すだろうが、長射程の武装は侮れない。
- なお、出現する分岐シナリオは日本・宇宙ルートであるため、ガンダム00勢で戦うことができず、それどころか自軍のガンダムがガンダムダブルエックスしかいない。
装備・機能
武装・必殺武器
- GNクロー
- ガンダム系には存在しない本機オリジナルの装備。指先にGNフィールドを展開して敵を攻撃する。あくまで補助的な装備。
- 『第2次Z』では未実装。
- GNバルカン
- 頭部に内蔵された小型ビーム連射砲。主に牽制用。
- 『第2次Z』では未実装。
- GNシールド
- 左腕に装着。ユニオンやAEUのパイロットに配慮し、ディフェンスロッドが内蔵されている。
- GNビームサーベル
- 大腿部に計2基マウント。GN粒子はガンダムスローネと同じく赤。
- GNビームライフル
- 小型のビームライフル。連射速度に優れる。
- 『第2次Z』ではP属性に加え、最大射程が5と長く距離があっても攻撃される事が多い。
- GNロングバレルビームライフル
- 上記のビームライフルにロングバレルを換装し長距離攻撃を可能にしたもの。通常時のビームライフルより連射速度は劣るため、状況に応じて使い分けが必要。
- 『第2次Z』では最大射程7(名有りパイロットは8)と中々の射程を誇るため、反撃不能になり易い。なお、本来は上のビームライフルかこれのどちらかを選択して携行する。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
カスタムボーナス
- なし
- 冗談でもネタでも未記入でも無く本当にカスタムボーナスが設定されておらず「なし」と表記される。恐らくスポット参戦故に改造する機会がないため、設定されていないのだろう。
機体BGM
- 「DAYBREAK'S BELL」
- 1stシーズン前期OP。
対決・名場面
1stシーズン終盤に主人公側勢力を壊滅に追い込んだだけあって、強敵としての印象が強く残る。
- 対トリニティ戦
- 1st第20話より。劇中初登場。圧倒的な数とガンダムに匹敵する性能、各パイロットの高い技量を以ってチームトリニティの機体ガンダムスローネを撃退する。
- 怨敵スローネの撃退に成功した事で兵士達の士気も格段に高まり、セルゲイ、ピーリスらは勝利の美酒を味わった。
- 対ガンダムデュナメス
- 1st第21話より。システムダウンからの回復が遅れているヴァーチェの状況に気付いた本機搭乗のコーラサワーと其れを阻止せんとするガンダムデュナメスとが交戦。デュナメスのGNミサイルで左腕とシールドを失うも、反撃の速射でその主力武器であるGNスナイパーライフルを破壊、最後はヴァーチェの盾になろうと飛び込んだデュナメスの操縦席ブロックにビームサーベルを突きたて、操縦席半壊&パイロット気絶に追い込みデュナメスを倒した。続いてヴァーチェをも屠ろうとするもGNアームズの遠距離射撃でビームサーベルと右腕を破壊された為、止むなく撤退に追い込まれる。
- 対ガンダムナドレ
- 1st第24話より。コーラサワーのGN-Xが中破したナドレに迫るがナドレの攻撃に遭ってしまう。コーラサワーはナドレの頭部を破壊する事は出来たが、コーラサワーのGN-Xは上半身を吹き飛ばされてしまう。……しかし、GN-Xのコックピットが腰部にあったために、コーラサワーは無事であった。
- さらに公式外伝では、コーラサワーの搭乗するGN-Xは宇宙を漂流しているのだが、フォン・スパーク(SRW未登場)の気まぐれによって、地球の方向へと軌道修正されたために、無事に生還することができた。
関連機体
強化型・バリエーション機
- アドヴァンスドGN-X
- 公式外伝に登場。後期生産型を現場の要請でカスタムした機体。エースパイロットに支給された。SRW未登場。
- GN-X II
- 後継機。公式外伝に登場。TVシリーズの空白期間に量産された。オプションにGNバスターソード・GNキャノンを選択で装備可能。SRW未登場。
- GN-X III
- 後継機。TVシリーズ2ndシーズンにおいての連邦正規軍・アロウズの主力機。
- GN-X IV
- 後継機。劇場版においての地球連邦軍の主力機。武装バリエーションも豊富になっている。また、トランザムも可能になっている。
関連機
- ガンダムスローネ
- 本機にはアイン、ツヴァイ、ドライのデータも反映されている。
- スローネヴァラヌス
- 公式外伝に登場する機体。ガンダムスローネとGN-Xの中間に当たる。この機体を元にGN-Xは開発されている。SRW未登場。
- グラハム専用ユニオンフラッグカスタムII
- グラハムの頼みにより、ビリーが解体したGN-Xのドライヴを搭載した。
余談
- GN-Xは、2010年1月にバンダイから1/100マスターグレードモデルが発売された。これは宇宙世紀ガンダム以外の量産機としては初となる快挙である。
商品情報
資料リンク
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