「ユニウスセブン」の版間の差分

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== ユニウスセブン(Junius Seven) ==
 
== ユニウスセブン(Junius Seven) ==
『[[機動戦士ガンダムSEED]]』に登場した[[プラント]]の農業用[[スペースコロニー|コロニー]][[血のバレンタイン事件]]により多数の犠牲者を出し、[[地球連合]]と[[ザフト]]の全面戦争に突入していくきっかけとなった。[[アークエンジェル]]が水不足に陥った時に[[ムウ・ラ・フラガ]]の提案でユニウスセブンの跡地から水を補給したことがある。
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『[[機動戦士ガンダムSEED]]』および[[続編]][[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』登場した[[プラント]]の農業用[[スペースコロニー|コロニー]](の残骸)。
  
[[続編]][[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』ではザフトの過激派が[[地球]]に向けて質量弾として使われ、[[ブレイク・ザ・ワールド]]によって完全に崩壊。
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=== SEED ===
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宣戦布告から3日後となる[[コズミック・イラ]]70年2月14日、[[地球連合軍]]がユニウスセブンに仕掛けた[[核ミサイル|核攻撃事件]]「[[血のバレンタイン]]」によって24,3721名の犠牲者<ref>ちなみに犠牲者の中には、レノア・ザラ([[パトリック・ザラ|パトリック]]の妻で、[[アスラン・ザラ|アスラン]]の母親)や、[[サトー]]の妻および娘もいた。</ref>を出し、[[地球連合]]と[[ザフト]]が[[ヤキン・ドゥーエ戦役|全面戦争]]に突入していく切っ掛けとなった。
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『SEED』第7話「宇宙の傷跡」においてプラント側は議長である[[シーゲル・クライン|シーゲル]]の娘[[ラクス・クライン|ラクス]]を追悼慰霊団の代表に任命して、ユニウスセブンへ派遣した。
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また、同話において[[アークエンジェル隊]]が水不足に陥った際に[[ムウ・ラ・フラガ|ムウ]]の提案でユニウスセブンの残骸から水を[[補給]]している。<ref>ただし、ユニウスセブンからの水の[[補給]]は生き残る為にやむを得ず行ったものであり、実際[[アークエンジェル隊]]の面々は補給作業の際に「[[血のバレンタイン]]」の犠牲者に対して黙祷を捧げている。</ref>
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「[[前大戦|先の大戦]]」を経たコズミック・イラ72年3月10日、地球連合とプラント間の停戦条約がユニウスセブンの地で結ばれた。いわゆる、「ユニウス条約」である。
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ところが、コズミック・イラ73年10月3日、『SEED DESTINY』第6話「世界の終わる時」においてユニウスセブンは、[[サトー]]らザフトの過激派によって[[地球]]へ向けて落とす[[コロニー落とし|質量弾]]として使用されてしまう。
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[[ミネルバ隊]]等の活躍によってユニウスセブンは破砕されたものの、大気圏突入で燃え尽きてしまう[[サイズ]]にまで小さくできなかった為、地球上に甚大な被害をもたらした。世に言う、「[[ブレイク・ザ・ワールド]]」である。そして、この事件が切っ掛けとなって[[第2次連合・プラント大戦|地球連合とプラント間の二度目の戦争]]に突入する。
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コズミック・イラの歴史を振り返れば、'''「ユニウスセブンは地球連合([[ナチュラル]])とプラント([[コーディネイター]])間の二度にもわたる大戦の(直接の)切っ掛けとなった『悲劇の舞台』である」'''と評する事ができよう。
  
 
== 登場作品 ==
 
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:『SEED DESTINY』準拠なので、既に[[核ミサイル|核攻撃]]によって崩壊した状態で存在する。作中序盤で「[[ブレイク・ザ・ワールド]]」のシナリオがあり、破砕作戦のために[[ザフト]]の部隊と[[LOTUS]]がそれぞれ向かう。
:どこからきたのかは不明だが中に[[擬態獣]]が住み着いており、ザラ派残党のテロリストと交戦している時に湧いて出てくる。
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:なお、どこからきたのかは不明だが'''ユニウスセブンの残骸に[[擬態獣]]が住み着いており'''、ザラ派残党の[[テロリスト]]と交戦している時に湧いて出てくる。
  
 
=== Scramble Commanderシリーズ ===
 
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:ブレイク・ザ・ワールドのシナリオがあり、破砕作業の為にゲッターとミネルバ隊が向かう。
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*[[GUNDAM:ユニウスセブン]]
 
*[[GUNDAM:ユニウスセブン]]

2016年4月22日 (金) 18:50時点における版

ユニウスセブン(Junius Seven)

機動戦士ガンダムSEED』および続編機動戦士ガンダムSEED DESTINY』登場したプラントの農業用コロニー(の残骸)。

SEED

宣戦布告から3日後となるコズミック・イラ70年2月14日、地球連合軍がユニウスセブンに仕掛けた核攻撃事件血のバレンタイン」によって24,3721名の犠牲者[1]を出し、地球連合ザフト全面戦争に突入していく切っ掛けとなった。

『SEED』第7話「宇宙の傷跡」においてプラント側は議長であるシーゲルの娘ラクスを追悼慰霊団の代表に任命して、ユニウスセブンへ派遣した。

また、同話においてアークエンジェル隊が水不足に陥った際にムウの提案でユニウスセブンの残骸から水を補給している。[2]

SEED DESTINY

先の大戦」を経たコズミック・イラ72年3月10日、地球連合とプラント間の停戦条約がユニウスセブンの地で結ばれた。いわゆる、「ユニウス条約」である。

ところが、コズミック・イラ73年10月3日、『SEED DESTINY』第6話「世界の終わる時」においてユニウスセブンは、サトーらザフトの過激派によって地球へ向けて落とす質量弾として使用されてしまう。

ミネルバ隊等の活躍によってユニウスセブンは破砕されたものの、大気圏突入で燃え尽きてしまうサイズにまで小さくできなかった為、地球上に甚大な被害をもたらした。世に言う、「ブレイク・ザ・ワールド」である。そして、この事件が切っ掛けとなって地球連合とプラント間の二度目の戦争に突入する。

コズミック・イラの歴史を振り返れば、「ユニウスセブンは地球連合(ナチュラル)とプラント(コーディネイター)間の二度にもわたる大戦の(直接の)切っ掛けとなった『悲劇の舞台』である」と評する事ができよう。

登場作品

αシリーズ

第3次スーパーロボット大戦α
初登場作品。

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
序盤から終盤まで物語上において、非常に重要な存在である。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦J
スーパーロボット大戦W
スーパーロボット大戦L
『SEED DESTINY』準拠なので、既に核攻撃によって崩壊した状態で存在する。作中序盤で「ブレイク・ザ・ワールド」のシナリオがあり、破砕作戦のためにザフトの部隊とLOTUSがそれぞれ向かう。
なお、どこからきたのかは不明だがユニウスセブンの残骸に擬態獣が住み着いており、ザラ派残党のテロリストと交戦している時に湧いて出てくる。

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
「ブレイク・ザ・ワールド」のシナリオがあり、破砕作業の為にゲッターチームミネルバ隊が向かう。

単独作品

スーパーロボット大戦Card Chronicle
ギガノス帝国木連が、ユニウスセブンの残骸を地球に落とそうとする。

脚注

  1. ちなみに犠牲者の中には、レノア・ザラ(パトリックの妻で、アスランの母親)や、サトーの妻および娘もいた。
  2. ただし、ユニウスセブンからの水の補給は生き残る為にやむを得ず行ったものであり、実際アークエンジェル隊の面々は補給作業の際に「血のバレンタイン」の犠牲者に対して黙祷を捧げている。

資料リンク