「オーブ連合首長国」の版間の差分
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2015年2月14日 (土) 13:56時点における版
オーブ連合首長国(United Emirates of Orb)
『機動戦士ガンダムSEED』及び『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する架空の国家。
南太平洋ソロモン諸島に存在する複数の島々からなる国家。コズミック・イラ70年2月8日に代表首長ウズミ・ナラ・アスハが行った中立宣言により、中立国家となった。
しかし、『機動戦士ガンダムSEED』では、地球連合軍の協力要請を拒否した故に侵攻に遭い(オーブ解放作戦)、最終的にウズミ・ナラ・アスハが主要施設と共に自爆した。
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』では主権を回復し、カガリ・ユラ・アスハが代表首長に就任したが、地球連合とプラントとの開戦後のアークエンジェルによるカガリ拉致によって、ザフト侵攻によるセイラン家崩壊までセイラン首長家主導により地球連合軍へ協力する形となる。
カガリの復帰後はギルバート・デュランダルによるデスティニー・プラン宣言を拒否し、クライン派とともにデュランダル打倒に成功した。
現実に存在する『アラブ首長国連邦』と混同するのか、『オーブ首長国連邦』と書く人がたまにいるが、間違いである。
政治体制
国家元首及び国政の最高責任者は代表首長で、オーブ五大氏族のセイラン家、トキノ家、マシマ家、キオウ家、アスハ家の族長からのみ選ばれる。また、オーブ国軍の統帥権を代表首長が持っている。
軍事体制
オーブ軍を参照。
主な施設
登場作品
いずれの登場作品もオーブ侵攻が再現される際には、多種多様な敵から介入を受け、3つ巴や4つ巴の大乱戦を展開する事態になっている。
αシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 原作と違う点としては、世界観が宇宙世紀の地球連邦であるため正式な独立国というわけではなく、あくまでも地球連邦からの独立を求めているという設定。あとは原作とほぼ同じ。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 基本的な立場は原作通り。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- ジェミニスに襲撃され、軍の大半が壊滅する被害を受ける。また、その混乱に乗じてサイガスが送り込んだテロリストに偽装された連邦軍にも襲われるが、Z-BLUEとソレスタルビーイング、アドヴェントの奮闘により守られた。
- なお、ユウナの時とは違い、カガリが指導者である為か、突然の敵襲に遭いながらも市民の避難には成功している。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- スーパーロボット大戦W
- スーパーロボット大戦K
- ダンナーベースなどの世界各国のベースを支援している。なお、自軍がもうひとつの地球やダリウス界に行っている時は、地球防衛の中心となっていた。
- スーパーロボット大戦L
- スーパーロボット大戦UX
- 竜宮島に本拠地を持つ対フェストゥム組織「アルヴィス」を秘かに支援している。
関連人物
アスハ家
- ウズミ・ナラ・アスハ
- SEED時代のオーブにおける最高指導者。一応、作中においては既に代表を弟のホムラに譲っているのだが、実質的には彼がトップ。
- カガリ・ユラ・アスハ
- DESTINY時代のオーブにおける最高指導者。が、作中では色々と苦難が襲いかかる羽目に。どんな人間でもいきなり国家元首をやれ、というのは無理がある。
- ホムラ
- ウズミの弟で、SEED時代の代表であるが、実質的なトップはウズミ。
セイラン家
- ウナト・エマ・セイラン
- DESTINY時代のオーブ宰相。オーブでは親連合で、カガリの行方不明後、実質的なオーブの実権を握るまでに至ったが……
- ユウナ・ロマ・セイラン
- ウナトの息子でカガリの婚約者。しかし、カガリはもとより、アスハ家の信奉者からは快く思われていない。
サハク家
- コトー・サハク
- サハク家当主で、サハク姉弟の養父。
- ロンド・ギナ・サハク
- サハク姉弟の弟。
- ロンド・ミナ・サハク
- サハク姉弟の姉。
オーブ軍
オーブ軍を参照。
国民
- エリカ・シモンズ
- モルゲンレーテ社のモビルスーツ開発設計主任。オーブ軍の兵器開発に多く携わっている。
- シン・アスカ
- 元国民。オーブ解放作戦における戦闘で両親と妹を失った。そのため、オーブに対して強い憎しみを抱いてしまう。
- マユ・アスカ
- シンの妹。オーブ解放作戦における戦闘に巻き込まれて、両親と共に死亡した。
関連用語
- ヤラファス島
- オーブの本島で、首都のオロファトが存在し、オーブの政治の中心と言える島。
- オノゴロ島
- 国防本部とモルゲンレーテ社が存在する軍事色が強い島。
- アカツキ島
- DESTINYでキラ達が暮らしていた島。
- カグヤ島
- マスドライバー施設が存在する。
余談
- 『機動戦士ガンダムSEED』と『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の監督である福田己津央氏は、オーブという国家について「(福田監督)自身が考えた『日本の理想の姿』といったイメージを投影して創り上げた」と語っている。
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