「スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE」の版間の差分
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− | かなり高めに設定されている。序盤は簡単に進めるのだが、#13で[[ニムバス]]が大量に現れる辺りから敵のスペックが容赦ないものとなっていく。具体的には以降の雑魚にほぼデフォルトで装備された最大射程が4~6のP属性武器による集中砲火が原因。さらに'''射程距離ギリギリの位置に陣取ってHPが少ないキャラを狙い撃ち''' | + | かなり高めに設定されている。序盤は簡単に進めるのだが、#13で[[ニムバス]]が大量に現れる辺りから敵のスペックが容赦ないものとなっていく。具体的には以降の雑魚にほぼデフォルトで装備された最大射程が4~6のP属性武器による集中砲火が原因。さらに'''射程距離ギリギリの位置に陣取ってHPが少ないキャラを狙い撃ち'''にするため、改造した壁キャラが機能しづらい(戦略的には至極真っ当だが)。無改造機体なら一撃で落ちても不思議ではなく、こちらは同射程では相手HPの2割も削れないということもよくあるというバランスになっているため、改造を含めた計画的な運用が大事である。回避率を上げづらいこのシリーズでは「当たると死ぬ」というバランスは少々厳しいといえる。更にこちらの機体出撃数が増加した分、敵数も増加しているのがこの問題に拍車をかけている。<br />また、密かに敵側は機体・武器ともに'''最大15段階まで改造される'''ため、序盤から出続けている機体が終盤には異様なほどの耐久力や攻撃力を備えており、後発の機体よりも厄介な存在となっている場合がある(最も極端な例は[[ユビュー]]であろう。他にも[[エスフィード]]や[[ベンディッド極]]などもこれに当てはまると言える)。改造段階は基本能力が低いほど高くなる為、後半に入るとステージのボスよりも改造段階の高い雑魚敵の方がHPを除いた能力値が高いという事態がざらに起こり、従来の一撃必殺ゲー的要素も合わさり、むしろボスの方が弱く感じる場合もある。 |
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2013年10月29日 (火) 22:35時点における版
- 発売日:2013年8月22日
- 機種:プレイステーション・ヴィータ、プレイステーション3
- 開発:ウィンキーソフト
- 販売:バンダイナムコゲームス
- 定価
- 6,480円(ヴィータ)
- 7,480円(プレイステーション3)
- ダウンロード価格もハード機種と同価格。
- CERO区分:B(12歳以上対象)
- 前:スーパーロボット大戦Operation Extend
- 後:スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE
概要
前作『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD』の続編。『魔装機神シリーズ』に属する。
スーパーロボット大戦シリーズ初のマルチプラットフォーム(PS3、PSVita)タイトルであり、PSVita版はシリーズ初の同ハード向け新規タイトルとなる。
PS3版とPS Vita版でセーブデータを共有する「クロスセーブ」に対応。ただしクロスセーブを行うには、当然のことながらPS3版とPS Vita版両方のソフトが必要となる。また、インターネット接続環境及び、PlayStation®Networkへの登録が必須。
主な既存システムと変更点
- 強化パーツ
- 魔装機神シリーズでは初採用。熟練度・SRポイントのように、マップごとに獲得条件が定められている(条件は常に開示されている)。
- 「4強化パーツプレゼントキャンペーン」が実施されている。詳細は後述の#4強化パーツプレゼントキャンペーン参照。
- スポット参戦味方について
- 本作ではレベルアップできないスポット参戦PCがいるが、一部は敵データをそのまま流用するため、操者と機体の能力が強いが、敵を撃墜すると資金すら貰えない。
- キャンペーンマップ
- 有料ダウンロードコンテンツ。UXと同じく能力固定の味方ユニットの精神コマンドやスキルで戦うが、シナリオが付いており(シュウ一味の暗躍やレミア達に倒されたロヨラが別働隊を襲うなどのサイドストーリー)、晨明旅団やエル・バドレル(5人全員)など一部の敵キャラも使用可能。戦術マップ前後のシナリオデモも存在する。本編のストーリーと続いているものもあるので、ある程度進めてからやった方がいいかもしれない。
- ただし全部は本編同様の通常戦術マップではなく、一部はツメスパロボと同じく詰め将棋タイプで、この場合は敵味方の命中率が常に100%であったり、「正面攻撃(または背面攻撃)で撃墜」などの特殊な敗北条件も存在したりするものもある。
- UXにあった問題点を改善し、過剰にターン数がかかるようなものはなくなりクリアしたものは次の周回時に選択しただけで報酬がもらえるようになった。
- 武器ランクアップの仕様変更
- 今まではランクアップすると元の武器はなくなってしまったが、今回は元の武器も残るのでランクアップというより武装追加という体裁になっている。ランクアップすると性能が大幅変化したりPN消費が追加されてるため使い勝手が悪くなることがあったが、今回ではそれがなくなった。その反面、最強武器はほとんどランクアップしなくなった。
- フル改造の仕様変更
- 今回のフル改造による恩恵は「精霊ランクアップ」「強化パーツスロットを1つ追加」「従来の選択式ボーナス」の3つで共通化された。強化パーツはDLCを買わないとさほど入手できないので、有用ではあるが活用しづらい。
- スキルの仕様変更
- 前作の問題点に対して改善が図られた模様。使用するスキルスロットは全て1つとなり、習得及びレベルアップは敵機撃破などで得られるPPの割り振りによるものとなった。一度振ったPPはレベルを下げることでノーコストで還元することができるので、状況に応じて運用しやすい。
- なお、PPはシナリオ終了時に残っているSPが還元されることでも入手可能。
難易度
かなり高めに設定されている。序盤は簡単に進めるのだが、#13でニムバスが大量に現れる辺りから敵のスペックが容赦ないものとなっていく。具体的には以降の雑魚にほぼデフォルトで装備された最大射程が4~6のP属性武器による集中砲火が原因。さらに射程距離ギリギリの位置に陣取ってHPが少ないキャラを狙い撃ちにするため、改造した壁キャラが機能しづらい(戦略的には至極真っ当だが)。無改造機体なら一撃で落ちても不思議ではなく、こちらは同射程では相手HPの2割も削れないということもよくあるというバランスになっているため、改造を含めた計画的な運用が大事である。回避率を上げづらいこのシリーズでは「当たると死ぬ」というバランスは少々厳しいといえる。更にこちらの機体出撃数が増加した分、敵数も増加しているのがこの問題に拍車をかけている。
また、密かに敵側は機体・武器ともに最大15段階まで改造されるため、序盤から出続けている機体が終盤には異様なほどの耐久力や攻撃力を備えており、後発の機体よりも厄介な存在となっている場合がある(最も極端な例はユビューであろう。他にもエスフィードやベンディッド極などもこれに当てはまると言える)。改造段階は基本能力が低いほど高くなる為、後半に入るとステージのボスよりも改造段階の高い雑魚敵の方がHPを除いた能力値が高いという事態がざらに起こり、従来の一撃必殺ゲー的要素も合わさり、むしろボスの方が弱く感じる場合もある。
登場人物
前作からの続投キャラについては「魔装機神シリーズの登場人物」を参照。
新規登場人物
アンティラス隊
- レミア・ザニア・ヴァルハレヴィア
- ザッシュの姉。治癒術と格闘術の両方を得意とする。CVは坂本真綾氏。
- トレイス・クオ・ハイネット
- ギドによってテロリストの拠点から救出された青年。民間人だが優れた操者適性を持つ。CVは小林愛氏。
- ポーシャ・ザニア・ベリファイト
- フリングホルニの予備艦長で、分離時にはS艦を、平時はミッドナイトシフトを担当。艦長ブラッドロイの母親で、高齢ながらなお現役である。シエーナやレッフェンとは旧知の間柄。CVは野沢雅子氏。
- マーレイア・ザニア・ベリファイト
- フリングホルニの艦長代理で、分離時にはV艦を、平時はナイトシフトを担当。ブラッドロイの妻であり、副長シャリアンの母。CVは高島雅羅氏。
エラン・ゼノサキス家
- オキュラ・ザニア・ビフラズバ
- エランの家に仕えるメイド長。セレマに対してかなり過保護。CVは甲斐田裕子氏。
- セレマ・ゼオラ・オクスティン
- エランの家に仕えるメイド見習い。家事は下手だが、魔装機の整備は得意。CVはゆかな氏。
シュテドニアス連合国
- ロヨラ・ブラックバーン
- 特殊部隊「ヨグ・シュバイル」の隊長。階級は大佐。かつての南北戦争でオンガレッドの補佐をしていた地上人。CVは中田譲治氏。
バゴニア連邦共和国
- コーデック・テクリナク
- 特殊部隊「エル・バドレル」の01中隊指揮官。階級は少佐。「バゴニアの天才剣士」の異名を持つ。CVは森久保祥太郎氏。
ラーダット王国
- ヅボルバ・ポフ・ミマンサー
- ラーダット王国ポトミア州知事第一秘書。魔術師としても高い実力を持つ。CVは花輪英司氏。
ヴォルクルス教団
- ピレイル・ボーラセン
- ヴォルクルス教団の司教。異例の若さで昇進を重ねている。CVは檜山修之氏。
ラーブァナの継承者
究理開明団
???
- ソーン・ザン・バキウム
- 剣術を極めた無名の達人。神祇無窮流の使い手。エランと関係があるようだが…。半分位のルートでは謎で終わる。CVは大塚芳忠氏。
登場メカ
前作からの続投メカについては「魔装機神シリーズの登場メカ」を参照。
新規登場メカ
アンティラス隊
- ギオリアス
- ギオラストの後継機。ギオラストと異なり、当初から前線運用を想定して開発された。契約精霊は風系低位の旋風「ギオリュート」。操者はファング。重武装化したギオリアス・ロイという形態も登場する。
- ガルガーディア
- ガルガードの兄弟機(レミア曰く「姉弟機」)。格闘戦に長ける。契約精霊は炎系低位の稲光「ガルディス」。操者はレミア。
- ジャスティニア
- ジャオームの後継機。火力が強化されている。契約精霊は風系低位の野分「ジャスフィ」。操者はロザリー。
- ウェルスピナー・レイ
- バゴニアの最新鋭魔装機ウェルスピナーを、ウェンディがジノ専用機として改造した機体。バゴニアの強化機は「+」だが、ラングラン仕様で「レイ」となっている。
- 長射程P属性武器や修理装置を標準装備しているなど、汎用性が高い。契約精霊は水系低位の頻浪「ウォーシュ」。操者はジノ。
エラン・ゼノサキス家
シュテドニアス連合国
バゴニア連邦共和国
ラーダット王国
ヴォルクルス教団
ラーブァナの継承者
究理開明団
???
- ゼルヴォイド・ヴァスト
- パーゼミュート社で製作された最新鋭魔装機。契約精霊は幻「ファル」で、属性は持たない(ランクは不明)。ゼルヴォイドのデータや技術が流用されており、エランからは「偽物」と呼ばれる。ソーンが搭乗する。
登場勢力
- アンティラス隊
- 国際的な組織「聯盟」の下に結成された部隊。国家の枠組みを越えて、各地の紛争調停を目的に活動する。マサキら前作の魔装機神隊の面々が中心に所属しているため、その権限は国家レベル相当。
- シュテドニアス連合国
- ナザン大陸を支配する強国。先の内戦で南北に分裂。北部主導で再統一を果たすも、軍から脱走兵が出るなど内情はまだまだ不安定であるようだ。
- バゴニア連邦共和国
- 前々作で登場し、本作で再登場。エオルド大陸北西部の強国として神聖ラングラン王国と国境を接している。以前は有事の際の動きの遅さから「日和見のバゴニア」と言われていたが、本作では・・・。
- ゼツが散々問題行動を起こしていたため軍備増強には特に腰が重かったが、その中にあって極めて強力な精鋭部隊「エル・バドレル」が登場する。ジノもかつて所属していた。
- エリアル王国
- 魔装機の開発で有名な海洋の小国家。各国に武器・魔装機を輸出して財政を維持しているため、「死の商人」と呼ばれている。
- ラーダット王国
- ラ・ギアス主要10ヶ国のひとつ。シュテドニアスを挟んでエリアルとは対の位置にある、親交がある。
- リアスという魔術兵器に特化した魔装機を制式配備された軍隊を持つ。戦争とは無縁な国家であったため、旧式であることも加えて戦力は相当低い。
- ヴォルクルス教団
- 破壊神ヴォルクルス復活という宿願を達成するため、各地で活動を続ける。
- 反アンティラス隊
- 十字架を徽章に掲げる武闘派の集団。打倒アンティラス隊を目的としている。ちなみに、単語自体は前作のあるシナリオ(「要塞攻略」戦闘MAP終了後のシナリオデモ。発言者はラングランの議員)で既にその顔をみせている。正体はマルテナ社傭兵集団の後継組織にあたる部隊であり、マルテナ社所属していたマーガレットとムデカもその隊員である。
- ラーブァナの継承者
- 5200年以上前にラ・ギアス全土を支配していた「ラーブァナ帝国」の復興と、地上人の排斥及び地上(地球)への侵攻を理念に掲げる秘密結社。ラングラン戦記には「第2ラーブァナ帝国」というラーブァナゆかりの国家が存在した。
- 究理開明団
- 練金学協会の秘密主義を弾劾し、機密の開示を求めるテロ組織。
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ゲーム中データ
4強化パーツプレゼントキャンペーン
スーパーロボット大戦公式サイトのプレミアムメンバーズクラブに登録した上で、対応する魔装機神III特設ページにアクセスすると、強化パーツをもらえるプロダクトコードが入手できる。プロダクトコードの使用方法はこちらを参照。
- 第一弾は「プラーナサーキュレーター」(最大PNが+50)。ファミ通.comの魔装機神III特設サイトからリンクが貼られている。
- 第二弾は「SPリペア」(SPを全回復)。店頭などで配布されるチラシに記載されている。このチラシでは同時に、OEの強化パーツをもらうこともできる。
- 第三弾は「バイタルブースト」(出撃時に気力+5)。バンダイナムコゲームス発行のフリーペーパー「side-BN」9月号に記載されている。こちらも同時にOEの強化パーツをもらうことができる。
- 第四弾は「フォーリーフィールド」(攻撃力、防御力、回避率の地形補正効果を無効化)。東京ゲームショウ2013出展記念アイテム。詳細はこちら。OEの強化パーツもセットになっている。
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話題
- シリーズで初めて、PVとは別に短めの戦闘シーンの動画(バトルセレクションムービー)が公式サイトで公開されている。1週間ごと、全8回の予定。
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