ギオラスト
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| ギオラスト | |
|---|---|
| 登場作品 | |
| デザイン | 福地仁 |
| SRWでの分類 | 機体 |
| スペック | |
|---|---|
| 分類 | Bクラス魔装機 |
| 守護精霊 | 風系低位・竜巻「ギオリック」 |
| 動力 | フルカネルリ式永久機関 |
| エネルギー | プラーナ・魔力 |
| 装甲材質 | オリハルコニウム |
| 開発 | 神聖ラングラン王国 |
| 所属 | 神聖ラングラン王国→アンティラス隊 |
| パイロット | ゼオルート・ザン・ゼノサキス→ロドニー・ジェスハ→ファング・ザン・ビシアス |
概要[編集 | ソースを編集]
神聖ラングラン王国の「魔装機計画」で開発された風系の正魔装機。契約精霊は竜巻の精霊ギオリック。新暦4957年頃、第一章のシナリオ「背教者」におけるグランゾンとの戦闘で一度大破するも、保管時の修復作業を経て完全復元。4959年頃の「三國戦争」で前線復帰を果たした。
多少非力ながら情報収集能力に優れ、高い索敵能力を生かした遠距離からの先制攻撃を得意とする(確立者は初代操者ゼオルート・ザン・ゼノサキス)。また、本来射撃武装である「スプラッシュフォール」を駆使した突撃攻撃(バーニングダイブ)を剣皇が編み出した結果、設計者の予測した「魔装機としては戦力外」という思惑を飛び越えオールラウンドに戦える機体として仕上がってしまった。
外見はグランヴェールとサイバスターの中間に位置する。後継操者はロドニー・ジェスハとファング・ザン・ビシアスの二名。両人ともゼオルートの確立した攻撃手段を見事に引き継いでいる。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
魔装機神シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 初登場作品。良くも悪くも平均的な性能……なのだが、第一章はスポット参戦とはいえ乗っているゼオルートが強すぎるため、頼りになる(ゼオルートがいないとナグツァートが落とせないシナリオも……)。第二章からはロドニーの乗機として登場するが、第一章の印象が強すぎて弱く感じた人もいるかもしれない。必殺技に磨きをかけよう。正操者に離婚歴(バツイチ)を抱える男性という共通点を抱えていたが、続編で独身の未婚男性が選定されたため、このジンクスは三人目にして途切れた。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 不明だった武装の詳細が明らかにされた。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- 最初はロドニーが搭乗しているが、彼のアンティラス隊を離脱に伴いファングが乗り継ぐ。「ハイパーレールガン」が追加され、射撃武器の豊富さが長所となった。なお、ロドニー離脱時に改造はリセット(費やした資金は返還)され、ファング初登場時は無改造状態となっている。改造がリセットされなければ、ファング初登場時の評価は大きく変わったのだろうが……。
- なお、続編で後継機ギオリアスが登場したが、ギオラストがどうなったのかは明かされない。人気機体のジャオームは後継機ジャスティニアとともに続投しているのだが……。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
- ディスカッター
- 実体剣。刀身は両刃。
- ハイパーレールガン
- 『ROE』で追加装備された携行型の長銃。ジャオームの所有するものと同じ音叉の銃身。
- ハイパーレールキャノン
- 「ハイパーレールガン」のランクアップ武器。携行する片手撃ち不可の大砲。
- ギガソートカノン
- 光学兵器。砲身は胸部に設置されており、発射時に胸部の装甲が開いて砲口を披露する。ジャオームの胸部に設置された「ビームキャノン」の名残を感じる。
- スプラッシュフォール
- ギオラストに搭載された高火力の魔術兵器。操者に左右されることなく使用可能。SFC版ではバゴニア製魔装機ギンシャス+の「グランディフォール」と同様、上空から光弾を雨のように降り注いで攻撃する代物であった。DSリメイクにあたって魔術的描写が強まり、攻撃時に両手を組んで風系魔法陣を展開する。発射口も設定されており、両肩の羽とおぼしきパーツが上下に開いて光線を放射する。
- 『ROE』では最初から「バーニングダイブ」になっているため使用不可。
- バーニングダイブ
- 「スプラッシュフォール」のランクアップ技。魔法陣から放射された光線をまとい突撃を慣行、衝突時の爆圧で刳り貫く。ギオラストの高い機動性を最大限に発揮して行う一撃離脱の戦闘プログラムであり、誰でも使える「切り札」をゼオルートが確立させたことで、偵察機級とみられていたギオラストは前線での運用に耐えうる攻撃力を持つに至ったという(電撃スパロボ魂2013秋号)。『ROE』で無改造プレイを進行させている場合に有用。
必殺技[編集 | ソースを編集]
- だるま落とし
- ロドニー・ジェスハ専用の固有技。相手をすれ違い様に2層に両断して、両断した層を揺れ動かす。一見コミカルな名前の必殺技だが、インパクトは絶大。リメイクでは相手を3等分に切断してから中央を拳で打ち抜き。パンチの際にはロドニーのカットインが入る。なお、シュロウガの「ディスキャリバー」が見せる止め演出における切り裂き方が、SFC版のこの技とよく似ている。
- 『ROE』では最初から「ぼんさんがへをこいた」になっているため使用不能。
- だるまさんが転んだ
- 「だるま落とし」のランクアップ技。SFC版における表現はランクアップ前とほぼ同一。リメイクで描写が一新。剣先に展開した風系魔法陣から竜巻を放って敵機を拘束。身動きのとれない相手を下から稲妻形に九つの段差をつけて切り刻む。しかし、最後に「だるま落とし」にあるダイナミックな拳打とカットインが挿入されないため、いまいち不評であったようだ。
- ぼんさんがへをこいた
- 「だるまさんが転んだ」を関西弁(トロイア弁)で言うとこうなる。以前よりプレイヤーサイドから受け続けた指摘を『ROE』で反映した結果の改名である。また、DSにおける「転んだ」の不評を受けてか、拳打で相手の胴体を打ち抜く追撃と、ロドニーのカットインが復活した。
- 虚空斬・葉隠
- ファングが習得している神祇無窮流の奥義。剣から竜巻を放って敵を拘束し、剣舞を繰り出す。なお、その動作はSFC版の「乱舞の太刀」に似ている。
- 「葉隠」は江戸時代に存在した武士道の指南書から取ったものと思われる。ファングの「常住死身にて、事を為すべきなり」という台詞も「葉隠」からの引用。
- 幽眇剣・蛟(ゆうびょうけん・みずち)
- ファングが習得している神祇無窮流の奥義。『ROE』で「虚空斬・葉隠」からランクアップする形で使用可能となっているが、これらの二つの奥義に関連性があるのかは不明(ただし、攻撃方法は酷似している)。「ディスカッター」から放つ竜巻がふたつに増し、剣舞の後には敵を上空まで斬り上げる。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
- 剣装備
- 魔装機神シリーズでは「操者が斬り返しを習得可能」という形で表現されている。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
- 陸
- 飛行可能の可能性も高いが、魔装機神シリーズでは仕様上陸戦のみ。
サイズ[編集 | ソースを編集]
- M
- OGクルセイドにて判明。
カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]
魔装機神シリーズの共通仕様として、下記に加え精霊の格が一つ上がる。
- 移動力+1/装甲+100/HP+2000
- 『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』。
- HP+2000、装甲+200、移動力+2
- 『魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD』。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
- 対グランゾン
- 『LOE』シナリオ「背教者」にて。
- 性能の差は歴然であったが、ゼオルートは死をも覚悟の上で戦いを挑む。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ギオリアス
- 『魔装機神III PRIDE OF JUSTICE』に登場した武装や装甲を強化した後継機。
余談[編集 | ソースを編集]
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