「シールド防御」の版間の差分

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:展開可能なシールド「機動防盾」を装備しており、防御面積を伸ばすことができる。
 
:展開可能なシールド「機動防盾」を装備しており、防御面積を伸ばすことができる。
 
:エンジェルダウン作戦ではパイロットの[[シン・アスカ]]が奇策を用いており、投擲されたシールドに向けてビームライフルを撃つことでビームを弾かせ反射で攻撃するという無茶苦茶な戦法を披露している。同戦法はシールド防御が未採用の『DD』において、[[フォースインパルスガンダム]]の武装演出内で初再現。
 
:エンジェルダウン作戦ではパイロットの[[シン・アスカ]]が奇策を用いており、投擲されたシールドに向けてビームライフルを撃つことでビームを弾かせ反射で攻撃するという無茶苦茶な戦法を披露している。同戦法はシールド防御が未採用の『DD』において、[[フォースインパルスガンダム]]の武装演出内で初再現。
;[[デスティニーガンダム]][[インフィニットジャスティスガンダム]]
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;[[デスティニーガンダム]]
:実体盾とビームシールドの両方を装備している。作中では用途別に使い分けていたが、SRWでは専らビームシールドのみが使われる。
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:実体盾とビームシールドの両方を装備。SRWでは専らビームシールドのみが使われる。
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;[[インフィニットジャスティスガンダム]]
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:実体盾がビームシールド機能を内蔵している二重シールドという珍しい機体。
 
;[[リ・ホーム]]
 
;[[リ・ホーム]]
 
:戦艦では珍しく、船体各所に設けた作業用アームによって実体型の盾を使って防御している。
 
:戦艦では珍しく、船体各所に設けた作業用アームによって実体型の盾を使って防御している。

2024年8月5日 (月) 00:17時点における最新版

パイロット特殊技能、あるいは機体の特殊能力(その場合「盾装備」の表記となる)。機体の盾を使い、敵の攻撃から身を守りダメージを軽減する。

備考[編集 | ソースを編集]

  • 通常、発動にはシールド防御系技能と盾装備の両方が必要だが、技能が採用されていない作品では盾装備だけで発動する。
  • 『K』『L』では盾の有無も関係なく技能のみで発動。ただし盾の有無・種類により軽減率が異なる。
  • 援護防御時にも、シールド防御は発生する可能性がある。また一部作品では、盾装備機体であれば防御選択時及び援護防御時に技能に関係なく100%発動する。
  • バリア(特殊装甲)とも同時発生する。
  • 『UX』『BX』では盾装備機体に乗っていればパイロットに拘わらず発動。発動率は技量に依存するが、それとは別にパイロットごとに固有の「シールド防御発動補正」がある(補正なし・+5%・+10%の三種類)。またスキルパーツ(アイテム)専用の特殊スキル「完全防御」を習得すると発生率が100%になる。
  • 精神コマンドの「直撃」がかかったメインユニットの攻撃を受けた場合は、例えシールド防御の発動条件を満たしていても発動しない(一部作品を除く)。

主な採用作品と実装形態[編集 | ソースを編集]

α外伝』以後は、切り払い以上にシリーズごとの変更点が多くなった。別名で他の特殊技能と統合されている場合もある。発生確率は、一部作の小隊長能力(隊長効果)やエースボーナスなどによっても変動する。

多くの作品では味方と敵で発生確率に違いがあり、大抵味方の方が有利に判定される。

ガンダムSEED系作品が参戦している『スーパーロボット大戦W』『K』『L』『UX』では同作品由来の能力として「アンチビームシールド」が登場、『スーパーロボット大戦W』ではこの盾で防御した場合は通常の防御効果に加え、ビーム兵器のダメージが1000軽減される。また『K』以降は「ビームシールド」も別個に設定され、「アンチビームシールド」はビーム兵器を受け止めた場合のみビームシールドと同じ軽減率になる。

OGシリーズには当初は存在しなかったが『スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS』から採用されている。

シリーズ 特殊技能 技能Lv 特殊能力
(太字以外はアイコン表示)
発生確率 軽減率
α外伝以前 シールド防御 最大9 盾装備 味方:技能Lv/16
敵:技能Lv/64
50%
第2次G なし なし シールド防御
ビームシールド
気力130以上の時50% 50%
R 防御 最大9 盾装備 通常:技能Lv/12
ニュータイプNT(X):技能Lv/16
強化人間人工NTカテゴリーF:技能Lv/18

敵は、算出値より更に確率が半減
防御Lvに応じ、50%~75%(後述)
第2次α シールド防御 最大9 盾装備 味方:技能Lv/16
敵:技能Lv/64

防御選択時・援護防御時は、技能がなくても必ず発動
60%
第3次α シールド防御 最大9 盾装備 ((防御側技量-攻撃側技量)/10+技能Lv)/16
敵の発動率は、計算結果の1/4
防御選択時・援護防御時は、技能がなくても必ず発動
60%
D シールド防御 なし 盾装備 味方:(味方の技量-敵の技量)/2+α
敵:(敵の技量-味方の技量)/4+α

α値は通常10・NT強化人間0・超能力者5
60%
GC
XO
シールド防御 なし シールド 味方:(味方の技量-敵の技量)/2+α
敵:(敵の技量-味方の技量)/4+α

α値は通常10・NT5・強化人間3
防御選択時・援護防御時は必ず発動
部位ARMSの大破時は使用不能
50+(防御側技量-攻撃側技量)/2
最低軽減率50%、最高軽減率75%
J シールド防御
(アイコン)
なし 盾装備 味方:(味方の技量-敵の技量)/2+α
敵:(敵の技量-味方の技量)/4+α

α値はパイロット別に0~10の間で設定
防御選択時は必ず発動
バグで効果無し
W シールド防御 なし シールド装備
アンチビームシールド装備
50+(防御側技量-攻撃側技量)/2
最低軽減率25%、最高軽減率75%
アンチビームシールド装備時:更にB属性-1000
OGS なし なし 盾装備 敵味方とも、防御または援護防御時に100%発動 60%
OG外伝 なし なし 盾装備 敵味方とも、防御または援護防御時に100%発動 10%
Z ブロッキング なし 盾装備 (防御側技量-攻撃側技量+10)%
計算結果が10未満の場合は10になる。
敵の発動率は、計算結果の1/2
防御選択時・援護防御時は、技能がなくても必ず発動
60%
K シールド防御 なし シールド装備
アンチビームシールド装備
ビームシールド装備
味方:(味方の技量-敵の技量)/2+α
敵:(敵の技量-味方の技量)/4+α

α値はパイロット別に0~10の間で設定
防御選択時は必ず発動
シールドのない機体での防御時
50+(防御側技量-攻撃側技量)/2
最低軽減率50%、最高軽減率75%
シールド装備時、アンチビームシールド装備時(B属性以外)
55+(防御側技量-攻撃側技量)/2
最低軽減率55%、最高軽減率80%
アンチビームシールド装備時(B属性)、ビームシールド装備時
60+(防御側技量-攻撃側技量)/2
最低軽減率60%、最高軽減率85%
NEO なし なし シールド防御(最大Lv9) 敵味方とも、防御または援護防御時に100%発動 シールド防御Lvに応じ、20~36%
L シールド防御 なし シールド装備
アンチビームシールド装備
ビームシールド装備
味方:(味方の技量-敵の技量)/2+(スキル補正値)%
敵:(敵の技量-味方の技量)/4+(スキル補正値)
シールドのない機体での防御時
40+(防御側技量-攻撃側技量)/2
最大軽減率65%
シールド装備時、アンチビームシールド装備時(B属性以外)
45+(防御側技量-攻撃側技量)/2
最大軽減率70%
アンチビームシールド装備時(B属性)、ビームシールド装備時
50+(防御側技量-攻撃側技量)/2
最大軽減率75%
第2次Z破界篇 ブロッキング なし 盾装備 (防御側技量-攻撃側技量+10)%
敵の発動率は、計算結果の1/2
防御選択時・援護防御時はスキルの有無を問わず必ず発動
60%
第2次Z再世篇 なし なし
第2次OG なし なし 盾装備 敵味方とも、防御または援護防御時に100%発動 10%
OE なし なし シールド防御(最大Lv9) 敵味方とも、防御または援護防御時に100%発動 シールド防御Lvに応じ、20~36%
(+防御選択による30%)
ビームシールド(最大Lv9) ビームシールドLvに応じ、30~38%
(+防御選択による30%)
BX なし なし シールド 味方:(味方の技量-敵の技量)/2+(パイロット防御補正+戦術指揮/応援補正)%
敵:(敵の技量-味方の技量)/4+(パイロット防御補正)%
最大発動確率50%・『完全防御』取得者に限り100%
防御または援護防御時には100%発動
シールドのない機体での防御時
40+(防御側技量-攻撃側技量)/2
最大軽減率65%
シールド装備時
45+(防御側技量-攻撃側技量)/2
最大軽減率70%

『R』におけるシールド防御発動時のダメージ軽減率[編集 | ソースを編集]

『R』では、防御の技能レベルが高いほどダメージ軽減率自体も上昇する。

技能Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9
軽減率 53% 55% 58% 60% 63% 65% 68% 70% 75%

シールドが改造可能な作品[編集 | ソースを編集]

一部作品では機体のシールドが改造可能。いずれの作品も、他作品では見られない仕様が施されている。

シリーズ 実装形態 Lv 発生条件 効果
A(GBA版) 盾装備 なし 盾のHP(表記はSH)が残っている 盾のSH値分まで、攻撃を機体の代わりに受ける
IMPACT 防御(特殊技能) 10 技能とシールドの耐久力がある 500~1200軽減(固定値)
MX シールド防御

A(GBA版のみ・PSP版では廃止)[編集 | ソースを編集]

同作ではシールド自体にHPが設定されている。ゲーム中ではSHと表記。

  • SHが残っていれば一部の例外状況を除いて必ず発動し、0になるまで本体の代わりにダメージを受ける。SHが0になった際、超過分のダメージは本体に行く。
  • 他作品と違い、シールド自体にダメージを軽減する効果はない。
  • 精神コマンド自爆によるダメージはSHが残っていても防げず、機体に直接ダメージが入る。これを利用して、盾持ち機体で底力を安全に発動させることも可能。
  • シールドのSH値はユニットごとに異なり、改造で増加させることもできる。
  • 減ったSH値は、補給行動や戦艦への搭載を行うと回復可能。

なおGBA版『A』には、フル改造ボーナスの概念や精神コマンドの『直撃』が存在しない。

IMPACT&MX[編集 | ソースを編集]

『IMPACT』では防御、『MX』ではシールド防御の技能レベルが高いほどシールド防御のダメージ軽減値が上昇する。軽減値は固定で、感覚的には全属性のダメージを軽減するタイプのバリアに近い効果を持っている。ダメージを完全に無効化した場合、パイロットによっては専用の台詞を聞くことができる。

技能レベルと軽減値[編集 | ソースを編集]

『IMPACT』と『MX』で必要な技能に違いはあるが、どちらも軽減値は同じである。

技能Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
軽減値(累計) 500 600 700 800 900 1000 1050 1100 1150 1200

Lv10まで上げる方法

IMPACT
デフォルト所持者の防御Lvを9まで上げ、スキルコーディネイトシステムで別技能枠に『特殊技能Lv+1』を取得させる。
MX
デフォルト所持者の別技能枠に、『シールド防御+』を養成する。+値はレベルアップでの技能Lv上昇限界値と合わせて10となるまで上げられるが、デフォルト技能の現行Lvが成長限界値以下でも、上限を超えて+値を上げることはできない(逆に言えば、+値の上限から素のLv上限を計算できる)。

シールド耐久力について[編集 | ソースを編集]

『IMPACT』と『MX』のシールドには、ダメージ軽減値とは別に「耐久力」が設定されている。

  • 被ダメージ時に防御技能があり、かつシールド耐久力が残っていれば必ずシールド防御が発生する。ただし、精神コマンドの直撃がかかっている攻撃は例外。
  • シールド防御発動時に耐久値以上のダメージを受けると耐久力が-1(ピッタリでも同様)、未満の場合は『MX』のシールド貫通武器以外では減少しない。
    • バリア系能力との併用も可能。その場合は先にバリア発動による軽減を行い、それでも軽減しきれなかったらシールド防御で残ったダメージを受け持つ[1]
  • 『MX』では「シールド貫通」属性を持つ武器で攻撃を食らった場合、盾の軽減値を半減してダメージを計算し、必ずシールド耐久力が-1。シールド貫通武器で軽減値を超えたダメージを受けると、耐久力減少も重複して-2に。
  • 耐久力が0になるとシールド防御が発動しなくなる。
  • シールド耐久力はユニットごとに異なり、改造で増加させられる(改造段階もユニットごとに違いがある)。装甲の改造より安上がりで効果も大きいが、フル改造ボーナスの改造対象項目からは除外されている。
  • これらの仕様上、スーパー系で盾持ちのライディーンやダイターン3、『MX』のバイカンフーとの相性が非常によく、スキルと装甲を強化するだけでボス以外の攻撃を0にすることもできる。

シールド改造費と効果[編集 | ソースを編集]

「武器改造」の項目からシールドを選択することで改造可能。

GBA版A[編集 | ソースを編集]

10段階まで改造すると累計SH値は+2000、15段階まで改造した場合は+4000となる。

段階 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
改造費 500 1000 1500 2000 2500 3000 3500 4000 4500 5000 5500 6000 6500 7000 7500
SH上昇値 100 100 150 150 200 200 250 250 300 300 350 350 400 400 500


IMPACT[編集 | ソースを編集]

機体ごとに改造費のタイプが異なるが、1段階ごとに耐久力+1されるのは共通。

段階 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
改造費A 1200 2400 3600 4800 6000 7200 8400 9600 10800 12000 13200 14400 15600 16800 18000
改造費B 1600 3200 4800 6400 8000 9600 11200 12800 14400 16000 17600 19200 20800 22400 24000
改造費C 2000 4000 6000 8000 10000 12000 14000 16000 18000 20000 22000 24000 26000 28000 30000
改造費D 2400 4800 7200 9600 12000 14400 16800 19200 21600 24000 26400 28800 31200 33600 36000
改造費E 2800 5600 8400 11200 14000 16800 19600 22400 25200 28000 30800 33600 36400 39200 42000


MX[編集 | ソースを編集]

1段階ごとに耐久力+1。

段階 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
改造費 2000 4000 6000 8000 10000 12000 14000 16000 18000 20000

シリーズ別シールド防御系特殊技能の取得方法[編集 | ソースを編集]

一部作品ではシールド防御系技能をデフォルトで持っていないパイロットへも、これらの手段を用いて習得させられる。

パイロット養成での取得消費PP[編集 | ソースを編集]

シールド防御[編集 | ソースを編集]

シリーズ/+値 +1 +2 +3 +4 +5 +6 +7 +8 +9 Lv10
第2次α第3次α 25 30 35 40 45 50 55 60 65 技能レベル上限が9なので存在しない
MX 20 25 30 35 40 45 50 55 60 デフォルト技能所持者のみ、別枠に+値を養成


ブロッキング[編集 | ソースを編集]

シリーズ 消費PP 備考
Z 300 切り払いも発動可能

スキルパーツ[編集 | ソースを編集]

シリーズ 使用パーツ
A PORTABLE シールド防御+1
UX 完全防御
BX 完全防御

主なパイロット[編集 | ソースを編集]

敵味方問わずシールド防御系の技能は多数が取得しているが、有効に活用できる機体とパイロットの組み合わせは限られる。

主な盾装備機体[編集 | ソースを編集]

モビルスーツ系、ヘビーメタル系などのリアル系の機体に多いが、最近はスーパー系でも盾を持つユニットが増えており、それらのスーパーロボットは見た目の装甲が若干低めでも充分な硬さを発揮する。

なおグラフィック上で盾が描かれているならほぼ確実にシールド防御を有しているが、一見盾とは思えないものを用いてシールド防御をするケース、あるいはどこからともなくシールドを出現させるケースもあるので、敵機体の場合は注意が必要である。また、場合によっては原作では盾を所持しているのにスパロボではシールド防御できない、というケースも少なからず見られる。

『BX』では新たな要素として、固有名のあるシールドを持つ機体についてはその固有名を発動時に表示する演出がある。

元から硬いにもかかわらず、さらに盾やバリア(特殊装甲)まで持っているロボットもいる。

身を守る防具であるが故に頑丈に出来ているので、その強固さを物理攻撃手段(投げる、叩きつける、先端で突き刺すetc.)に利用する機体も。

また盾そのものがウェポンベイとして機能したり、盾が変形して武器になったりなど、「盾という名の武器」による攻撃手段は意外と幅広い。

ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]

ガンダム
ガンダムをはじめとして、多くのMSが実体盾を装備している。
ザク
ガンダムのような手盾ではなく、右肩に固定式の盾を装備。これは後継のザクシリーズに共通するトレードマークとなる(一部装備していないザクもいる)。ゲルググMなどはこの盾を手盾に改造して流用している。
また実質的な後継機にあたるハイザックは固定盾と手盾の両方を装備している。
ギャン
盾をウェポンラック兼用として用いた元祖。
ガンダムEz-8
GBA版『A』にて、非常に高いシールドHPの盾を持つMS。ノーマルパイロットが搭乗する機体は、ニュータイプ勢が搭乗した場合に比べ被弾率が高いのでシールド防御の恩恵を受けやすい。
ちなみに設定では胸部装甲版はザクのシールドを流用して制作されている。
ガンダム試作2号機
本機が装備している「ラジエーターシールド」は、敵機の攻撃から身を守るためのものではなく、自身に搭載された核弾頭の反動から機体を守るためのもの。シールドが破損してしまうと核弾頭を安全に使えなくなるため、シールドが本機の最大の弱点であり、本来ならばシールド防御に使ってはいけない。……のだが、SRWを初めとする各種ゲーム作品ではお構い無しにガンガン防御に使っている。
原作では(核の威力が想定よりも強すぎたのか)シールドが完調でも機体は反動で不具合を起こしていたのだが、ゲームではどれだけシールド防御を発動させてから撃っても機体はピンピンしているあたり、ラジエーターシールドは原作より遥かに頑丈にできているらしい。連邦驚異のメカニズム
Ζガンダム
本機を初め、ウイングガンダムムラサメなどシールドが機首になる可変機体も少なくない。シールド故の頑丈さを利用して、飛行形態で突貫攻撃を行うことも。
ΖΖガンダム
Gフォートレス時の翼を盾として使用。キングスカッシャー獣神ライガーなど翼を盾にするのも良く見られるパターン。「翼が壊れたら飛べなくなるのでは?」というお約束には突っ込んではいけない。
ギラ・ドーガ
作中にてνガンダムジェガンのバルカンの斉射を受け、盾ごと蜂の巣にされるという不名誉な活躍が描かれてしまった。
しかし一方でジェガンのビームライフルを受けても盾が相殺されるだけで済んでいるので、どうやらビーム防御に特化している分実弾には弱い特性を持っているようなのだが、この特性は書籍等で設定として明記されたことが一度も無く、またゲーム作品ではゲームバランスの都合上バルカンは弱武器扱いされがちなのもあり、ファンからは「バルカンも防げない脆い盾」とネタにされがち[2]
ユニコーンガンダム
例に漏れずシールドを持っているが、「覚醒」するとシールドが対射撃バリア扱いのシールド・ファンネルになり、通常のシールド防御が出来なくなる
ガンダムF91
ビームシールドを装備した代表的なMS。本機以降のUC系MS(クロスボーン・ガンダムVガンダム等)はビームシールドを標準装備している。実体型の盾に比べビーム兵器に対して非常に高い防御力をもっているのだが、SRWでは現在のところ通常の盾と差異の出るシリーズに出たことはない。
SRWシリーズで初めて盾による防御能力が実装された機体である。(『第2次』)
ゾロザンスカール帝国所属の地上用機体
ビームシールド兼フライトユニットとなる新装備「ビームローター」を所持。SRWでは通常のシールドと特に違いはない。
マザー・バンガードリーンホースJr.
艦首にビームシールドが装備された宇宙世紀年代を代表する戦艦…なのだが再現度は低い。前者は突撃、後者もビームラムでの攻撃扱いの方が印象深い。
ホワイトアーク
同時期の戦艦と同じく艦首にビームシールドが装備されている。MS以上の耐久力を持つため優秀。
ガンダムマックスター
移動用のトランスポーターを盾として使用。MFで盾持ちはかなり限られている。ちなみに『64』ではボクサータイプにならずにハイパーモードに入ると見た目はボクサータイプなのにシールド防御できるようになる(電源を切るまで有効なバグ)。
ガンダムエックス
シールドにサブウェポンが仕込まれていることは多々あるが、メインウェポンであるライフル自体がシールドを兼ねるという珍しい装備を持つ。
ストライクガンダム他『ガンダムSEED』シリーズの機体
PS装甲(及びその上位機能)持ちの機体はシールド防御との併用により、装甲値からは考えられないほどの硬さを発揮する事がある。
またPS装甲はビーム兵器に無力な点をカバーするため、一部の機体は対ビームコーティングが施された「アンチビームシールド」を装備している。
インパルスガンダム
展開可能なシールド「機動防盾」を装備しており、防御面積を伸ばすことができる。
エンジェルダウン作戦ではパイロットのシン・アスカが奇策を用いており、投擲されたシールドに向けてビームライフルを撃つことでビームを弾かせ反射で攻撃するという無茶苦茶な戦法を披露している。同戦法はシールド防御が未採用の『DD』において、フォースインパルスガンダムの武装演出内で初再現。
デスティニーガンダム
実体盾とビームシールドの両方を装備。SRWでは専らビームシールドのみが使われる。
インフィニットジャスティスガンダム
実体盾がビームシールド機能を内蔵している二重シールドという珍しい機体。
リ・ホーム
戦艦では珍しく、船体各所に設けた作業用アームによって実体型の盾を使って防御している。
ガンダムエクシアダブルオーガンダムダブルオーライザー)、ダブルオークアンタ
刹那の搭乗機はいずれもシールドを装備しており、SRWでは(シールド装備設定になっていれば)GNフィールドとの併用でかなりの耐久力を誇る。……が、原作中では刹那の戦闘スタイルのせいもあってか盾を使っているシーンが非常に少ない。むしろ邪魔だと言わんばかりに投げ捨てられることも。
このせいかダブルオーガンダム・ダブルオーライザー(劇場版仕様含む)に至ってはSRWでは未だに一度もシールドを持たされていない。
ガンダムデュナメス
全身を覆うマント状装甲GNフルシールドを所持。やはりGNフィールドとの併用で高い防御力を持つ。改修機も同様。
なお、系列機体であるケルディムガンダムガンダムサバーニャは防御兵装であるGNシールドビット及びGNホルスタービットを持つが、いずれもSRWではバリア扱い。そのため総合的な耐久力ではデュナメスの方が上になることも。
騎士ガンダムバーサル騎士ガンダム)、闘士ダブルゼータ
騎士らしく装備しているが、サイズ差補正の影響からあまり軽減値に期待はできない。
騎士アレックス
機体ボーナスが第二段階になるとバリアが付く。
剣士ゼータ
「龍の盾」を持つが、バリアとしても機能するためかシールド防御成功時には通常通り「シールド」と表示が出る。

その他リアルロボット系 [編集 | ソースを編集]

エルガイム
ヘビーメタルもほとんどの機体は盾持ち。なおヘビーメタルの盾はバインダーと呼ばれる。
ドラグナー1型カスタム
メタルアーマーは作品によって盾の有無がしばしば変更され、毎作品安定して持つのはこの機体ぐらいしかない。キャバリアー0型形態では『A』のみ使用可能。
ベルゼルガベルゼルガDT
ATでは数少ないシールド持ち。
ガリアン重装改
強化改修で盾が追加されるという、主役メカでは意外に珍しい例。
ダルジャン
SPTに至っては敵メカであるこの機体ぐらいにしかなく、ユニット能力に反映されていないこともあった(『J』ではグライムカイザル等にも実装)。
ちなみに原作ではシールドから生えたクローでジュリアを捕まえ、言葉通り盾にしたことがある。
YF-19
AVF以降のバルキリーは一部を除きシールドを標準装備。多くはピンポイントバリアも併せて実装されるため見た目以上の耐久力を有する。
マクロス・クォーター
人型形態である強攻型に変形した際に、ARMD-Lのカタパルト部分をシールドとして装備する。バルキリーと同じくピンポイントバリアと併用できる上にサイズもあるため、非常に堅牢。必殺技「マクロス・アタック」ではこの盾の先端で突貫する。
AV-98イングラム零式
警察官用装備の延長上という事もあり所持。イングラムのものは小型だが、警棒のラックも兼ねている。

スーパーロボット[編集 | ソースを編集]

ライディーン
盾持ちロボットの元祖。シールド防御が初登場した『第4次』では、MSとヘビーメタル以外で唯一シールドを装備していた。『第3次α』では小隊長能力のお陰で、シールド防御技能さえあれば装甲の数値以上の防御力を誇る。
ちなみにその盾「ゴッドブロック」は、ゴッドブレイカー・ゴッドブーメランといった武器にも変形できる万能装備でもある。
ジラジラグビグビなど一部円盤獣
円盤というモチーフ自体が盾に転用しやすい形状な事もあり、一部の円盤獣はシールドを装備している。
メカンダーロボ
盾を武器とするスーパーロボットの一体。OPでは盾のスパイクで敵をえぐったり2枚の盾で叩き潰したりしているのが印象的だが、SRWでは投擲武器として採用。
ダイターン3
ダイターンファン(=扇子)を盾として使う。機体そのもののHPが高い為、耐久力が高い。
ダルタニアス
ダイオージャ
ゴッドシグマ
闘志也隊長効果のお陰で発動しまくる。
ケンリュウバイカンフー
正義の盾「パイルガード」を所持。原作で使ったのはケンリュウのみだが、SRWではバイカンフーも『MX』から使用可能に[3]バリアのゴッドハンドファイナルとの併用で尋常でない防御力を誇る。
ラーゼフォン
音障壁との併用で硬い。真聖ラーゼフォンになると無くなってしまうが、その頃にはもう耐久力的にも回避率的にも盾は不要。
ビッグオー
巨大な両腕が盾として機能する。ただし、パイロットのロジャーは『Z』ではデフォルトではブロッキングを持っていない。
アクエリオンスパーダ
ベクターマシンの装甲が変形した物で、弓としても使用可能。
アクエリオン系列の機体では唯一の所持機で、更に剣装備も備えているが『第3次Z時獄篇』では何故か採用されておらず後日アップデートで追加された。
テキサスマック(TV版、『R』のOVA『対ネオゲッターロボ』版
ハットマシンが変形して盾になる。『IMPACT』ではこのお陰でかなり硬い。しかしその盾の中にはが乗っているはずなのだが……(TV版のみ。OVA版はシールド使用時に、メリーのコクピットが頭部に移動する描写がある)。
ライジンオー
エルドラン系も標準装備。ただし上位合体後になると有無がバラける。
マイトガイン
勇者シリーズでは珍しい盾持ちの主役機体。……といってもマイトガインのそれはマイトウイングの翼を広げただけなのだが。合体後は使えなくなる。
シリーズではどちらかといえば炎竜のような脇役で分離状態の機体が装備している事が多く、合体後は各部アーマーなどに転用されやすい。
リューナイト・ゼファー
ゼファーの特徴として顕著なもの。サイズ2(S)でも回避に恵まれないので防御重視で強化してやればかなり防いでくれる。
ブルース
ブルースのトレードマークとしてサングラスやマフラーと共に定着している。作品によっては様々なツールを内蔵している。また隠し要素でロックマンも使用できる作品もある。
システムとしてのシールド防御が存在しない『X-Ω』にのみ参戦しているが、自己強化効果の必殺スキルとして採用されている。装甲上昇、吹き飛ばし無効は自然な効果だが、加えてなぜか攻撃力と攻撃速度まで上昇する。

バンプレストオリジナル[編集 | ソースを編集]

R-1
R-ウイング時は機首に、SRX時はバイザーと無敵剣の柄になる多機能シールドを持つ。しかし『OGシリーズ』ではシールド防御技能自体の採用率が低め。
ヴァイサーガ
マントを盾として使用。
ガルムレイド・ブレイズ(Sのみ)
全属性軽減バリアの『TEスフィア』とシールド防御の併用が可能。ただし、フォームSのメインパイロットはアクア固定で、彼女は「防御」が低いので過信は禁物。
エール・シュヴァリアーガナドゥール
オリジナル主役機では数少ない盾装備機。他にもファービュラリスストゥディウムなど、『D』ベースの参戦と共にOGシリーズでは盾+シールド防御の仕様が導入されている。
ラッシュバード
ラプラスウォールを展開できる左腕を盾として用いる。ラプラスウォールに対応する攻撃に対して非常に強くなるが、初期技量が低いため養成しないと自動発動は見込みにくい。
グリッターファルセイバー
合体後にブルーヴィクターのパーツを転用。打撃やビームなど攻撃演出でも使用する。
ゼルガードディーンベルワース・ディーンベル
X』に登場する主人公機並びにオリジナル敵機体。魔力による盾を形成してシールド防御を行う。

シリーズによって盾の有無が異なる[編集 | ソースを編集]

ガンダムローズ
『64』のみ実装されている。左肩のマントが盾扱い。
ウイングガンダムゼロ (EW)
ウイング・バインダーがシールドとして機能するのだが、初参戦の『F完結編』以外は長期間に渡って「盾なし」となっていた。『X』で久しぶりに盾として復活した。
ガンダムデスサイズヘル (EW)
両腕に小型シールドを装備しているのだがこれが盾とされた事はない。『α』と『α外伝』において第二のシールドであるアクティブ・クロークがシールドとされた事がある。その他のシリーズでは「盾なし」となっている。
ガンダムサンドロック改 (EW)
原作では見られなかったが設定上クロスクラッシャー・シールドを装備している。多くのシリーズでは盾を実装しているが、「盾なし」となっているシリーズも稀にある。
アルトロンガンダム (EW)
『α』『α外伝』ではドラゴン・ハングをシールドとして実装されたが、他のシリーズでは「盾なし」となっている。
ズワァース
オーラバトラーで数少ない盾持ちの機体なのだが、強力なオーラバリアとの兼ね合いか、左腕と一体化している為なのか、シールド防御できない扱いにされ続けていた。『UX』以降からようやく是正され、シールド防御できるようになっている(他にレプラカーンズワウスも同様)。
サーバイン
原作では所持しておらず、SRWでもそれに準じていたが、立体化の際に盾が新たにデザインされて付属したためか、『X』でソフビキット版を参考にした盾を装備するようになった。原作では存在しなかった立体造形がゲームに反映された珍しい例。
EVA零号機
ヤシマ作戦で使用した。『F完結編』や『α』ではイベントのみだが『L』で実装された。
基本的に「」の方では使わない。
ビッグボルフォッグ
ムラサメソード(ブレード)を回転させて防御する。斬り払いではなくシールド防御として『BX』で実装。性格の設定も変わり被弾しても気力が下がらなくなったので、援護防御もさせやすくなっている。
テッカマンブレード
リアアーマーが分離して盾になる。回避性能が高いせいであまり恩恵は受けにくい。ブラスター化すると消滅。
『W』では第2部の『ブレードII』デザインになると、何故かペガスに騎乗している間だけなくなるという謎の仕様がある。
ザムジード
歴史的にはバンプレストオリジナル系で最古参の盾装備機…のはずだが、シールド防御の仕様自体が存在しない作品が多く、むしろ実装される事が稀。メインパイロットのミオも優秀な盾使いという表現はあまりされていない。
ジガンスクード
ザムジード以上にシステムの影響を受けているのがこちら。名前からして「巨大な盾」という意味であり、両腕のシーズシールドは斬艦刀を防ぐなど防御面でも活躍しているのだが、本機の登場するOGシリーズ初期はシールド防御が実装されておらず、シールドの外されたジガンスクード・ドゥロに換装されてしまったため、ゲーム中ではシールド防御不可。後にシールド防御がシステムに実装された『OGS』でも、換装前のジガンはシールド無しとなっている。

特殊[編集 | ソースを編集]

猛虎装孫権ガンダム
蒼晄壁発動時に盾(蒼晄盾)を構えるが、演出のみでシールドとしては機能しない。蒼晄壁がSRWシリーズのバリアの中でも屈指の堅牢さを誇っているので、シールドまで使えてはあまりに強すぎると判断されたのだろうか。
ランスロット
ブレイズ・ルミナスというビームシールドを装備しているが、ダモクレス要塞などにも装備されているためかZシリーズではバリアとして扱われる。『OE』では防御選択か援護防御時のみ発動となったためシールドの一種とみなせるようになった。
衝撃のアルベルト
『64』のみ。東方不敗とのイベント戦闘時にコ・エンシャクが盾になってアルベルトを庇う。どちらかというと援護防御というべきだろうが、まだ『64』にはそのシステムはない。

余談[編集 | ソースを編集]

  • アニメ作品において、実体盾には機体を隠す事で作画的な手間を軽減するというメリットもあった。また、「広い面積をカバーする外付けのパーツ」という特性は変形合体ロボットのシルエットを大きく変えるのに使いやすいため、玩具的ギミックの拡張という点でも有用といえる。

脚注 [編集 | ソースを編集]

  1. ただし、素で万能系バリアとシールドを両立するユニットは極めて稀なため、ほぼ全てのユニットがバリアも併用する際は強化パーツのビームコート(Iフィールド)を付けることになる。
  2. ちなみにジェガンのシールドにも同様の「ビームには比較的強いが実弾には脆い」描写があるので、この時代のMSの装甲の一般的な特性だと推測できる。また第2次ネオ・ジオン抗争時のMSのシールドはウェポンベイとしての機能を持たされているものがほとんどであり、多機能化の弊害で防御性能が落ちているとも解釈できる。
  3. 玩具やフィギュアでは(SRW参戦前に発売されたものも含めて)バイカンフー用のパイルガードが付属していることが多い。