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:序章ワールド1第8話「東京上空」で加入。回避特化タイプ。登場は原作ではダンバインにまだ乗っていた第16話にあたる、ガラリアと地上に出てしまった時点に前倒しされている。原作イベントの終了した後となる3章Part9では、マップ内のイベントで巨大なビルバイン型のオーラ力が実体化する「[[ハイパー化|ハイパー・ショウ]]」が再現されている。
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:序章ワールド1第8話「東京上空」で加入。回避特化タイプ。都合上、原作再現開始となるガラリアと地上に出た時点(原作第16話相当)で既にショウの乗機となっている。原作終了後となる3章Part9では、マップ内のイベントで巨大なビルバイン型のオーラ力が実体化する「[[ハイパー化|ハイパー・ショウ]]」が再現されている。
:今作では宇宙適応がAなので戦場を選ばず、敵を攻撃を避ける囮として大活躍する。同じ回避特化の[[ゼーガペイン・アルティール]]と比較するとほんの少しだけ運動性が負けているが、サイズ補正でほぼ同じぐらい避けてくれる。
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:地形適応が平等気味な今作では宇宙Aとなり戦場を選ばない。同じ回避特化の[[ゼーガペイン・アルティール]]と比較するとほんの少しだけ運動性が負けているが、サイズ補正でほぼ同じぐらい避けてくれる。
:初期SSRユニットパーツの「オーラ斬り」は特殊回避が発生するため、格上のボス相手でも運がよければ暫く耐え、「オーラ・ソード」と一緒に装備すればさらに確率が上がるが安定性には欠けるため、より運動性が上がる「高性能スラスター」を装備させる人も多かった。
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:当初は、[[特殊回避]]が持ち味の「オーラ斬り」より運動性が上がる汎用パーツの「高性能スラスター」を装備させる人も多く、圧倒的な運動性で初期の環境に君臨していたが、強すぎたためじきに対策を取られてしまった。
 
:[[クロッシング・パイロット]]第3弾では[[マサキ・アンドー]]が搭乗し、必殺技の際に[[サイバスター]]のディスカッターを使う。
 
:[[クロッシング・パイロット]]第3弾では[[マサキ・アンドー]]が搭乗し、必殺技の際に[[サイバスター]]のディスカッターを使う。
  

2024年7月31日 (水) 04:54時点における版

ビルバイン
外国語表記 Billbine[1]
登場作品 聖戦士ダンバイン
デザイン 湖川友謙
初登場SRW スーパーロボット大戦EX
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類

オーラマシン

生産形態 ワンオフ機
全高 8.8メット
(約8.8 m)
重量 8.6ルフトン
(約8.6 t)
動力 オーラコンバーター
エネルギー オーラ力
最高速度 360リル
(約1,440 km/h)
巡航速度 290リル
(約1,160 km/h)
装甲材質 強獣の装甲
オーラ係数 0.99
必要オーラ力 14オーラ
適性オーラ力 19.8オーラ
所属 シーラエレ連合軍、ゼラーナ
乗員人数 1名
パイロット ショウ・ザマ
チャム・ファウ
テンプレートを表示

ビルバインは『聖戦士ダンバイン』の登場メカであり、同作の後半の主役メカ。

概要

ナの国が開発した新型オーラバトラー

ナの国のボチューンダンバインの機能を取り入れた機体。変形する事によって「ウイング・キャリバー形態」になる事が最大の特徴。

機体性能はパイロットのオーラ力に左右され、高いオーラ力を持つ者が搭乗する事で底知れないパワーを発揮する。実際にビルバインを乗りこなせた人物は、聖戦士であるショウ・ザマのみであった。

機体色は白地に一部装甲が赤とヒーロー然としたものだが、最終決戦が迫った第47話「ドレイク・ルフト」では濃緑・薄青の迷彩色に塗り替えられた。これは「(夜間)迷彩ビルバイン」と表記されることがある。

ウイング・キャリバー形態

ビルバインが変形した形態。高速飛行が可能。胸部のコックピットが鳥の頭部を模した機首となる。

自動操縦機能があり、搭乗者が疲れて寝てしまってもオートで切り替わる。ショウもよく落ちないものだと感心していた。

なお、「ウイング・キャリバー」というのはオーラバトラーの輸送や支援戦闘を目的に作られたオーラマシンの種別である。SRWでは単に「ウイング・キャリバー」と表記されることが多く、フォウなど本物のウイング・キャリバーが滅多に登場しないためにウェイブライダーのような固有の名称と誤解されやすいが、可変モビルスーツで言う「モビルアーマー形態」に近い意味合いであるため「ビルバイン(ウイング・キャリバー形態)」といった形の表記が適正である。なお、本形態もちゃんとオーラバトラーを搭乗させる事が可能。

劇中での様相

相次ぐ新型オーラバトラーの攻勢に対抗すべく、中盤「浮上」前に聖戦士専用機(つまりショウ専用機)として登場し、ショウがダンバインから乗り継ぐ形でシーラから受領。以後最後までショウの乗機としてバイストン・ウェルおよび地上の戦禍を駆け、獅子奮迅の活躍を見せた。

劇中では主兵装のオーラ・ソードやオーラ・キャノン、ワイヤークローの他、オーラ・ビーム・ライフル、オーラ・ビーム・ソードおよびその投擲、脚部の鉤爪も多用するなど、どの位置からでも攻撃出来る万能機としての側面を見せた。緊急時にはウイング・キャリバーで高速接近や離脱が出来るなど、新型オーラバトラー勢の中で一歩抜きん出ている性能を誇り、そこにショウのオーラ力技量が合わさることで、絶大な力を発揮した。ただし、機動力と火力を併せ持つオーラファイターやオーラボンバーには手を焼く場面が多く、マーベルのダンバインと連携して撃退する描写が目立った。

最後は黒騎士ガラバと一対一の勝負となり、左足、右腕、頭部、オーラコンバーター、キャノピーを破壊されもはや原型が残らないほどボロボロになるもガラバのキャノピーを引き剥がし、ショウをバーンの元に導きその役目を終えた。その後シーラ・ラパーナの放った浄化のオーラ力に包まれガラバ共々地上から消えた。

登場作品と操縦者

ABにしては射撃戦にも十分対応可能で性能も全体的に高めと、さすが主役機といった強さにまとまっていることが多い。『EX』や『第4次』など登場初期のころは装甲もかなり厚かった(これについてはオーラバリアの項目を参照)。

夜間迷彩は隠し機体であることが多く、大抵は性能が上昇する。

旧シリーズ

スーパーロボット大戦EX
初登場作品。最初からショウが搭乗しており、ABの中でも高めの機体性能と燃費の良い充実した武器を持っているのが特徴。最強クラスの強さを持ち、マサキの章の主力の一機。
後の作品と違い2つの射撃武器の弾数が異常なまでに多い。
第4次スーパーロボット大戦
オーラコンバーターに異常があって修理中、ということでしばらく登場せず。その間にアの国に奪われ、地上ルートのシナリオ「ティターンズ台頭」にてアレンの搭乗機として敵に回るという衝撃的な登場を果たす。とはいえ味方と同じ仕様かつ無改造なのでそこまで怖くない。その翌シナリオ「ハイパージェリル」でショウが増援の際に乗り込み、晴れて自軍入りする…が、裏を返せばショウがサーバインorズワウスから強制的に降ろされて無改造のビルバインに乗せられるため、本作のオーラ斬り系はどのABでも基本攻撃力が同じという仕様も裏目に出てハイパーレプラカーンと対決しなければならないこの局面でショウの最大火力が下がる事態になる。更にこの時点では相当レベルを上げていないとマーベル聖戦士技能未収得なことが多いため、ガラリアがいないと両機の性能を充分生かせなくなることも痛い。終盤にステイメンに強制乗り換えさせられて戦力外に陥るコウよりはよっぽどマシだが……。
本作から2つのオーラ斬りに聖戦士技能が必要になり、射撃武器の弾数も大幅に低下。だが2つのオーラ斬りが無消費武器になっており、入手時こそ若干不遇なものの改造を施せば反則級の強さを見せる。重装甲も健在なためかなり硬いが、HPは『EX』から大きく下げられているため改造無しではキツい。また前述のサーバインorズワウスの方が入手が早く、射程以外のほとんどの面でビルバインの性能を上回っているため、ショウ以外の聖戦士が搭乗していたり、あるいは(ショウ以外のオーラバトラー乗りを全く育てていないなどの理由で)ビルバインが倉庫に眠ることも珍しくなかった。
第4次スーパーロボット大戦S
装甲の低下に2つのオーラ斬りもEN消費式に変更と弱体化はされたが、それでも強い。隠し機体にレギュラーを奪われる現象も同様。ENを温存するためにも、気力不要の武器の改造はオーラ・ビーム・ソードよりもオーラソードに投資しよう。
スーパーロボット大戦F
グラン・ガランと合流後に使用可能になる。パーツスロットは1つ。本作から聖戦士技能に回避とハイパーオーラ斬りの攻撃力に補正が入るようになり、味方全体でも屈指の強さを誇る。ただし敵も強いので油断は禁物。
SS版は聖戦士の攻撃力補正がハイパーオーラ斬り以外に適応されるというバグがある。
スーパーロボット大戦F完結編
パーツスロットが2つに増加し、聖戦士補正バグが修正された。
中盤辺りからは5段階の改造ではショウの能力に限界反応が追いつけなくなることや、敵機体の強化、切り払い発動率の上昇により厳しい場面が増えてくる。加えてパイロットのショウは、アムロやカミーユ等の一軍ニュータイプと比較して回避値・反応値がやや低く、聖戦士Lvの成長も彼らのニュータイプLvより一段階遅いため、ビルバインのサイズ補正込みでも回避に不安が出てくる[2]。本来の仕様に戻ったとは言え、聖戦士補正バグの修正による攻撃力の低下も痛い。更には宇宙Bという地形適応の問題、ショウの2回行動が遅いという問題も加わるため、残念ながら二軍落ちという悲しい結末を迎えることも。
隠し要素を満たすと夜間迷彩仕様に入れ替わるが、色の変更だけで性能に変化は無い。また、SS版では裏技で通常色と夜間迷彩の2機同時所持も可能となるが、その場合の廃棄除外対象は夜間迷彩の方になるため、トッドマーベルを乗せないとウォンに買い取られてしまう事に注意したい。ちなみに増殖ワザは4コマアンソロジーでもネタにされた。
スーパーロボット大戦コンプリートボックス
『EX』に登場。全体的なバランスが変更された同作でも主力の一角ではあるのだが、本作ではショウの攻撃力が何故かオーラバトラー系で最も低く設定されており、反撃役としての効率は下がってしまった点に注意したい。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
宇宙Aで機体性能が高く、オーラ斬りで他機のハイパーオーラ斬りとほぼ同等の攻撃力と、本作でも最強神話は健在。隠し要素を満たせば夜間迷彩仕様に。本作では各性能の底上げや地形適応の改善、両オーラ斬りの必要気力低下とさらに強力になる。
寺田Pによると「本作の夜間迷彩仕様は、歴代最強のビルバイン」とのこと。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
合体攻撃の「ツインオーラアタック」が追加された。また、オーラキャノンは要気力武器になり火力が大きく上昇、夜間迷彩仕様になると4発に減っていた弾数が6発になり、必要気力も110から105に低下と『PS版』から性能が大幅に変化している。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
シーン4第17話「海と大地を貫いたとき」クリア後にシーラから託され使用可能になる。ただ同ステージでダンバイン系のストーリーは終了するため、いるだけ参戦に近い扱い。今回でも最高クラスの回避力。宇宙:Bがネックになるため、宇宙マップでは注意。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
ルートによって入手。本作の主力ユニット。ただし、:Bな点は注意。ショウを乗せても良いが射撃が高いトッドの方がビルバインの力を引き出せる。ショウは格闘の高さを生かして、V-UPユニットをつけたダンバインに乗せたままでも良い。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
第1部で入手していなければ、第10話「呪われしジャンヌ=ダルク」クリア後に入手。宇宙マップが多い本作では、宇宙:Bの影響でパンチ力が欠けてくる。フル改造ボーナスで宇宙:Aにしたいところ。後に、攻撃力が格段に高いサーバインもしくはズワウスが登場するため、出番は減る一方。
スーパーロボット大戦IMPACT
第1部のルート分岐でバイストン・ウェルルートを選ぶと手に入るが、その逆の地上ルートを選ぶと第3部までお預け。第1部で入手した場合のみ第3部で迷彩塗装となり全武器攻撃力+200。一方の地上ルートは別のメリットがあり(取得強化パーツに強力なものが多い、東方不敗マスター・アジア加入条件、スポット参戦グレンダイザーを改造して第2部に送る等)、ビルバインを主力として使うかどうかで進めるルートを決めたいところ。
今回も性能は高いのだが『原作での主役級機体は改造段階が低い』という本作の法則により、ハイパーオーラ斬りの最終的な攻撃力はオーラバトラーの中でも下の方、とはいえ全体でみると攻撃力4400+200越えで、それでいて消費40と異常な燃費の良さを誇り、これは攻撃力最強のボチューンより遥かに優れた部分。合体技ツインオーラアタックは射程1移動後不可という使い勝手の悪い性能にされており、それら以外の攻撃力は軒並み低い。しかしオーラバトラー系の中では汎用性が高く、分身があり、P属性射程6のオーラキャノンや変形による移動力など、切り込み要員としては有射程武器が低攻撃力ながら便利で、対ボスもこなせるのは魅力的。
OPやEDのCGムービーでは、何故かウイングキャリバー形態でしか登場していない。そのウイングキャリバー形態では、陸の敵を攻撃できない場合がある。
スーパーロボット大戦COMPACT3
中盤でカワッセが運んでくる。格闘主体で高い回避力を持ち、本作でも強力な機体となっている。パイロットと妖精修理補給で育てれば、さらに強くなる。
また、ウイング・キャリバー形態でダンバインとの合体が出来て、四人乗りにすることも可能である(ただし、武装は大幅に弱体化する為、移動力の確保以外にはあまり使えない)。
武装面では、「オーラソードライフル」がP属性となり扱いやすくなっており、合体攻撃は『64』と異なりサーバインとは行えなくなった。シーン2でバァン(ガイアルート)を選ぶとビルバイン、ニー(バイストン・ウェルルート)を選ぶと夜間迷彩ビルバインになる。夜間迷彩の方が、運動性が5高い。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦UX
原作を消化してからのストーリーなので参戦時からビルバインで登場。今までのシリーズで「分身」と総称されていた特殊回避に「オフ・シュート」という名が付き演出も変わった。
序盤からの参戦だが、最初からフルスペックで戦える。実は数値上の性能はアッカナナジンに劣っているのだが、機体ボーナスやメインパイロットのショウが優秀なため歴戦の勇士に相応しい性能を見せる。合体攻撃「ツインオーラアタック」も使用出来て、聖戦士オーラ力によって強化される為、かなりの最大火力を叩き出せる。ただし仕様上、合体攻撃をするよりサブと共に最強武器で攻撃した方が総ダメージは多くなる場合が多い。
夜間迷彩は二度目のバイストン・ウェルルートを経由すると入手でき、チャムの進言で色を塗り替えるついでに覇道財閥がチューンナップをすることで出力が少し上がり運動性と照準値が5上昇した。
ちなみに冒頭の原作終盤再現ではしっかり夜間迷彩が施されていたのだが、『UX』の世界にやってきた際に何の説明もなく赤い塗装に戻っていた。また、ホウジョウ軍との戦闘会話から、本作のビルバインの開発にはショットが関わった可能性が示唆されている。
スーパーロボット大戦BX
初登場は第10話「皇の浮上」だが、この時の戦闘で無理をさせ過ぎた為、しばらく使えなくなる。正式参戦は、第19話日本ルート「親と子」。
本作のビルバインはダンバインからの改造を引き継がず、隠しユニットであるサーバインへ改造を引き継ぐ事も無い。今回はシリーズ初の無条件で夜間迷彩仕様になる(原作で普通にやっていた事なので、今までがおかしかったと言えなくもないが)。逆に言えば赤いカラーのまま最後まで使えないということでもあるので、赤いビルバインの方が好みなプレイヤーには少々無念な思いをさせる。
また、本作では隠しとはいえ、より高い性能を持つサーバインが入手出来る為、そちらにショウを乗せる場合は中継ぎの機体となってしまいがち。ただし、ビルバインの性能は十分高く、ボーナスも加味すれば攻撃力は上回るので、使う理由は十分ある。その場合は「ハイパーオーラ斬り」を使えるマーベルトッドを搭乗させる方がベター。また、向こうには合体攻撃がない上、機体ボーナスも考慮すると単純火力はこちらの方が高い。
なお、ビルバインの合体攻撃はショウが搭乗しないと使用できなくなってしまった点に要注意。今回もサブと同時攻撃した方が強力になる場合が多いが、武器地形適応がオールSに変更されているので、少なくとも宇宙マップではチャムのSPを順応以外に回せるという利点もある。

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
中盤でショウが乗って参戦。「オーラソード」「ダブルオーラソード」による近接攻撃はスキが少なく手数で圧倒できる上、「オーラキャノン」による射撃もこなせる。必殺技も範囲内の敵全体を攻撃できる「オーラキャノン」と1体に大ダメージを与えられる「ダブルオーラ斬り」が使え、有用度は極めて高い。
ただしHPと装甲は低めなので、敵の必殺技対策としてHPの強化はしておきたい。

VXT三部作

スーパーロボット大戦X
第12話「オーラバトラー飛翔」より登場。マーベルと共にアル・ワースに召喚された事が語られる。
相変わらずの高性能機で、最大火力もオーラ力とシナリオ進行により段階的に上がるため、加入時から最後まで息切れせずエースを張れる力を持つ。ダンバインの改造を引き継ぐため、加入してすぐにダンバインとともにいきなりフル改造状態で活躍させることも可能。また後に入手するサーバインに本機の改造が引き継がれるため、聖戦士をショウのみ使用する場合でもサーバインと本機の使い分けが低コストで可能。
地上ルート第34話「ビヨン・ザ・トッド」で夜間迷彩仕様に変更されるが、条件を満たした場合は加入直後の第12話シークレットシナリオ「想いというオーラ」にて、夜間迷彩仕様に変更するか否か選べる他、通った場合のみショウ専用の隠し武装「オーラシュート」が上記のタイミングで追加される(ただしハイパーオーラ斬りとオーラシュートの攻撃力の差は300と控えめになっている)。
本作では合体攻撃こそないが隠し武装とカスタムボーナスの関係で武器性能がサーバインを上回る為、他作品のように出番を奪われる可能性は低めとなる。ただし作品間で見ると、本作には似た性能の近距離回避型の機体が多く中盤以降のレギュラー争いが激しいため、育て方やプレイヤーの戦略によっては往年の強さを持つのに2軍落ちとなる憂き目に遭うことも。
オーラ力必須武装の必要Lvがダンバイン、ビアレスより1ずつ多いため、ショウのレベルによっては第12話でオーラ斬りの条件を満たしていないこともある。
最大火力を出すにはショウの搭乗が必要。また、オーラシュートは必要オーラ力LVがないが、ちゃんとカスタムボーナスで攻撃力が上がる。
スーパーロボット大戦T
治安維持隊ルート第20話で参戦。オーラ斬りの演出が変更された。
正規部隊ルート第30話で夜間迷彩化に加え同話でオーラシュートが追加されるが、同ルート限定でヴェルビン参戦タイミングで逆に色を元に戻せる。
色を元に戻すとオーラシュートが消えるが、火力で勝るヴェルビンのハイパーオーラ斬りもショウ専用である故に使用不可になる場合も多いので、この辺は運用と好み次第で決めてしまっても構わない…と思いきや実はオーラシュートが追加されたタイミングで性能が上がっており、色を元に戻すと性能が下がる
本機の改造がヴェルビンに引き継がれるため、最優先で改造すべき機体と言える。ヴェルビン入手後に空いた本機は、マーベルかトッドが代理に使うと無駄がない。
エキスパンション・シナリオではマーベルがダンバイン、トッドがビアレスに初期搭乗しており本機が空席になっているため乗り換えを忘れないように。

単独作品

スーパーロボット大戦64
合体攻撃『ツインオーラアタック』が初導入。今回はサーバインとの間でも使用可能。今回も例外なく強く、特に後半ではニュータイプ機が猛威を奮う中で、存在感は大きい。『F完』と同じく宇宙適応はB、かつ後半戦は宇宙MAPが極端に増えるが、攻撃力がインフレ気味の本作ではさほど不足は感じない。ただし今回は高レベルの切り払いを持つシャア・アズナブルをはじめ、雑魚まで含めて敵NTもかなり強いのは逆風となる。味方には銀鈴ロボ TYPE-2という強力なライバルもおり、絶対的存在とまでは言えない立ち位置。
スーパーロボット大戦Operation Extend
第5章21話-1「暗黒のズワウス」で登場。ダンバインドン・ハルマゲの魔力で強化されたズワウス (ハイパー化)に苦戦する中、バイストン・ウェルからシーラエレ、そしてジャコバ・アオンの意思によってショウの元へ送り届けられる。
念願の「ハイパーオーラ斬り」が使えるようになるためボス退治に有効。突破攻撃もあるため、攻撃しつつ戦場を駆け巡ることができる。ただし自機サイズが小さいので敵機を巻き込みにくい。ウィング・キャリバー形態へ変形できる点および最大火力の点においてダンバインに勝る。しかし最大射程が短いという弱点は変わっていない他、「オーラ斬り」がないため燃費が少々悪い。オーラバトラー形態での「ヒット&アウェイ」「エスケープ」特性の武装を失った点も痛い。ダンバインが継戦能力なら、こちらは爆発力に重点を置いたユニットだと言える。最大のライバルはDLCで入手できるサーバインか。
登場ステージではダンバインからSP・気力を引き継いだ上で(サブパイロットのチャム含め)気力+100、SP+100のボーナスが付いて乗り換えになる他、自ターン開始時にSPが+100される。本作でのオーラバリアの仕様を考えると半ば無敵状態とも言える。ただしズワウス (ハイパー化)を倒すまで「ハイパーオーラ斬り」は封印状態なので、そこまで無双できるという訳でもない。
スーパーロボット大戦X-Ω
通常カラー
2016年6月のイベント「あるべき世界」のイベント報酬として初登場。レアリティSSRのアタッカー。コストは20と高めだが攻撃力と運動性に優れている。
アビリティ「真の聖戦士」を習得することにより必殺技が1コアで撃てるようになり、使用する毎に火力が増加していく必殺スキル「ハイパーオーラ斬り(コンボ)」との相性は抜群。しかし、「真の聖戦士」の解禁レベルは70の為、最低2回は限界突破が必要。
VSバトル(アリーナ)においては素の回避率が高いことに加えてオーラバリアと分身も持ち、「集中」「直感」で更に回避率を底上げできるため、アリーナ実装初期においては「避ける壁役」として猛威を奮ったものの、Vパーツ・EXアビリティ実装以降のユニット性能のインフレについていけず、2017年現在では一線を退いている。
2017年11月のイベント「リトルウィッチと機械の巨人」にて大器型SSRアタッカーが追加。
2018年5月のイベント「翻弄される少女」にてΩスキル搭載大器型SSRファイターが追加。同タイプは2020年6月にXΩスキル対応となり(パートナーはズワァース[Ω])、XΩユニットも実装されている。
夜間迷彩仕様
2016年12月のイベント「地底世界からの来訪者」にて夜間迷彩仕様が初登場。SSRシューター。
2021年1月のイベント「明日に咲く花」にて大器型SSRアタッカーが追加。
スーパーロボット大戦DD
序章ワールド1第8話「東京上空」で加入。回避特化タイプ。都合上、原作再現開始となるガラリアと地上に出た時点(原作第16話相当)で既にショウの乗機となっている。原作終了後となる3章Part9では、マップ内のイベントで巨大なビルバイン型のオーラ力が実体化する「ハイパー・ショウ」が再現されている。
地形適応が平等気味な今作では宇宙Aとなり戦場を選ばない。同じ回避特化のゼーガペイン・アルティールと比較するとほんの少しだけ運動性が負けているが、サイズ補正でほぼ同じぐらい避けてくれる。
当初は、特殊回避が持ち味の「オーラ斬り」より運動性が上がる汎用パーツの「高性能スラスター」を装備させる人も多く、圧倒的な運動性で初期の環境に君臨していたが、強すぎたためじきに対策を取られてしまった。
クロッシング・パイロット第3弾ではマサキ・アンドーが搭乗し、必殺技の際にサイバスターのディスカッターを使う。

関連作品

リアルロボット戦線
ルート確定後にショウが乗り味方として加わる。変形はできるが「(ハイパー)オーラ斬り」は存在せず、最強武器は「オーラキャノン」である。
Another Century's Episode
使用可能機体。
Another Century's Episode Portable
使用可能機体。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

ワイヤークロー
オーラバトラーの標準装備である両腕に内蔵された射出式のワイヤー付き鉤爪。
SRWで使われる事は少ない。『X-Ω』ではファイタータイプの必殺スキルとして、両手で放つ「ワイヤークロー(両手)」が採用されている。
オーラ・キャノン
背面に装備されたオーラバトラーでは珍しい大型レール式の二門の大砲。ウイング・キャリバー形態ではこれが主力となる。
ビルバインの技と言えば後述の「オーラ斬り」のイメージが先行しがちだが、原作では「オーラキャノン」がメインウェポンである。実際、劇中において「ワイヤークローで捕獲した敵を振り回して投げ捨て、無防備な所にオーラキャノンを叩き込む」という連携を多用していた[3]。また、ハイパーレプラカーン(厳密にはオーラバリアで象られた殻の中の本体)にトドメを刺したのもこの武器による。
その為かオーラ斬りの登場しない『リアルロボット戦線』(厳密には前身の『バトルロボット烈伝』から)では、本機体最強の武器になっていた。
『X-Ω』ではシュータータイプの必殺スキルに採用。
『DD』では実弾属性のSSR必殺技。メインアビリティは「オーラコンバーター」で、運動性アップと気力140以上で攻撃力・照準値アップ、サブアビリティは「ダメージアップIII(実弾)」となっている。
オーラ・ソード
オーラバトラーの標準装備である長剣。ダンバインと同系の武器であり、鞘は右オーラコンバーターに装備する。
後述の「オーラ・ビーム・ソード」がENを消費する場合、気力が上がるまではこれを使用した方がいい。
『UX』辺りからオーラ・ビーム・ソードの存在があってか武器としてはオミットされ、オーラ斬り系使用時のみに使われる。『OE』では「ガードアーム」「バリア貫通」特性を持つため、本編後半のHPがインフレした雑魚敵相手でも一撃で倒す事がままある。
『X-Ω』ではアタッカー・ファイタータイプの通常攻撃に採用。
『DD』では斬撃属性のSR必殺技。メインアビリティは「特殊回避 II」で、サブアビリティは「必殺技威力アップII(斬撃)」。
オーラ・ソード・ライフル
オーラ・ショットとオーラ・ビーム・ソードの手持ち式複合武器。後部には折り畳み式ストックが取り付けられており、必要に応じて下部に折り畳まれる。見た目はガンダムシリーズで言う所のビームライフルに近い。玩具等では、左オーラコンバーターに装着できる。
『X-Ω』ではシュータータイプの通常攻撃、および必殺スキルとして採用されている。
『DD』では実弾属性のR必殺技。メインアビリティは「高機動 I」で、サブアビリティは「運動性アップI」。
オーラ・ショット
2連装。単にオーラ・ソード・ライフルと言った場合これを指す。
オーラ・ビーム・ソード
本体下部に装備された銃剣形式の武器。使用時には前方に展開しオーラ力のビーム刃を発生させる、『バイストン・ウェルシリーズ』における唯一の非実体剣である。この状態ではストックは下部に折られる。
第35話「灼熱のゴラオン」で黒騎士のズワァースのオーラ・ソードと鍔迫り合い、へし折られて実体剣のように砕ける描写がある。第40話ではゲア・ガリングのブリッジに投擲兵器として使う。
シリーズによってはENも消費する。ENを消費しない作品では気力が上がるまでのメインウェポン。『UX』辺りから「オーラソード」がオミットされたため、通常近接武器の立ち位置。『OE』では突破攻撃
『DD』では斬撃属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「カウンターI」で、サブアビリティは「運動性アップI」。

オプション装備

ディスカッター
『DD』のクロッシング・パイロットにてマサキ搭乗時に使用。使い慣れた武器を、ということでサイバスターの武装をそのまま流用しているが、サイズの関係[4]でかなり大振りの剣となる。後述のプラーナ斬りの際に使用する。

必殺技

オーラ斬り
オーラ力を纏ったオーラ・ソードで敵を斬る。命名はチャム・ファウ。攻撃力に対するEN消費を考えると、「ハイパーオーラ斬り」の方が有効だと言える。ちなみに「オーラ斬り」はビルバインのメインウェポンというイメージがあるが、原作でこれに該当する技の使用頻度はそれほど高くない。
『BX』ではパイロットのカットイン後、オーラを込めた二段斬りに、『X』では縦斬りから突き刺し、引き抜いてからのオフ・シュートを利用した水平斬りとなっている。
OE』では、「オーラ斬り」がダンバイン専用の技になっているためか、使用不可能である。
『T』ではオフ・シュートでかく乱しながらの乱れ斬りに変わっているが、オフ・シュート発動時にビルバインに残像がかかっている。
『DD』では斬撃属性のSSR必殺技。メインアビリティは「オフ・シュート(ビルバイン)」で、運動性アップと特殊回避が追加される。サブアビリティは「運動性アップIII」。
オーラ斬り(切り抜け)
『X-Ω』での必殺スキル。シュータータイプが使用。前方に切り抜ける。
ハイパーオーラ斬り
強大なオーラ力を纏ったオーラ・ソードで敵を斬る。命名は「オーラ斬り」と同じくチャム・ファウだが、原作において彼女がこう呼ぶ技は無く、ゲームオリジナルの技である。
この技を使えるようになってからがビルバインの本領発揮なので、気力上げは急務である。『OE』では特性に「バリア貫通」と「ハイパー」特性(これを他に持つのは敵のズワウスDLCユニットのサーバインのみ)を持ち、気力140以上で攻撃力が上昇する。
UX』では、チャムが搭乗している場合を想定してか攻撃前に入るカットインが異様に長い(もっとも、ダンバインやズワァースもそうなのだが)。『UX』における「ハイパーオーラ斬り」の流れは、「オーラソードで一撃→背後から突き刺す→斬り返して一刀両断→ウイング・キャリバー形態に変形して離脱」というもの。一撃目と背後からの攻撃時にはリアル体型のビルバインのカットインも入る。
さらに『BX』では、「オーラソードで一撃→背後から一刀両断→飛び上がってオーラ力増幅→縦から一刀両断→ウイング・キャリバー形態に変形して離脱」に変更され、更に最後のオーラ力増幅場面で稲光が輝き、文字通り「雷はねてソードが走る」演出になっている。
X』では「オーラを溜めて飛翔→流れるようにビルバイン全身を映すカットイン→敵を一刀両断→ビルバインの背後で真っ二つになった敵が爆散」という流れ。
『DD』では斬撃属性のSSR必殺技。「オーラキャノンで一撃→オーラソードで縦斬りからの斬り返しで横斬り→更に斬り返しで背後から一刀両断」という流れ。メインアビリティは「オーラ光」で、照準値・運動性が増加する。斬撃属性の全ての攻撃のブレイクゲージ減少量が増加する。気力140以上のとき、攻撃力・運動性が増加し、被ダメージが軽減する。サブアビリティは「ダメージアップIII(斬撃)」。
ハイパーオーラ斬り(コンボ)
『X-Ω』での必殺スキル。報酬アタッカータイプが使用。目の前敵一体に連続攻撃を行う。
ハイパーオーラ斬り(乱舞)
『X-Ω』での必殺スキル。通常アタッカー・ファイタータイプが使用。オーラ・ソードとオーラ・ビーム・ソードの二刀流で前方に切り抜ける。ダッシュ攻撃のため、コンボと違って複数の敵にヒットするのが特徴(VSバトルでは単体攻撃だが、特殊効果で差別化されている)。
オーラシュート
ダンバインのオーラソードを借り、十字に合わせた二本のオーラソードからオーラ力の奔流をぶつける攻撃。原作でのハイパーライネックを倒した攻撃の再現。技名は長らく不明だったが、「ダンバインとぶ」の歌詞から取って「オーラシュート」となっている。『UX』『BX』では合体攻撃の演出で使用、『X』からは独立した技として採用された。
X』ではシークレットシナリオ「想いというオーラ」を通った場合のみ地上ルート第34話から使えるショウ専用の必殺技。オーラソードとオーラビームソードの二刀で放っている。由来ゆえかOPを再現したウィングキャリバーの変形から始まり、トドメ演出ではオーラロードを通ってバイストン・ウェルに敵を叩きつける。通称「オーラ不法投棄」。
『T』では正規部隊ルート第30話で夜間迷彩化のタイミングで無条件追加となっているが、シナリオ終了時に色を塗り直した場合は追加された物が消えてしまうため夜間迷彩限定武装になっている。夜間迷彩仕様に乗り込み原作での最終決戦時のように気合が入った状態のショウしか使えないと劇中では説明されている。ちなみにアレンの食らった時のセリフによれば本当にオーラロードを通ってバイストン・ウェルに帰っているようだ。どこぞの無限拳インフェルノギガブラスターと同じく、大袈裟な戦闘アニメが誇張ではない類例である。
オーラ・アタック
『DD』で打撃属性のSSR必殺技として登場。ウィング・キャリバー形態に変形してオーラを纏いながら体当たりを行う。寺田貴信氏曰く、原作最終回の戦闘シーンからヒントを得た技[5]
メインアビリティは「ウィング・キャリバー形態」で、自アクションのたびに攻撃力と運動性が増加。攻撃を回避すると照準値が増加。気力130以上の時に回避率と与ダメージが上昇し、オーラ・アタック命中時に相手に挑発の精神コマンド効果を付与する。サブアビリティは「運動性アップIII」。
ディスカッター・プラーナ斬り(CP)
『DD』のクロッシング・パイロットにてマサキ搭乗時に使用。ディスカッターにプラーナを纏わせ、斬りつける。
斬撃属性のSSR必殺技。メインアビリティは「オフ・シュート(CP)」で、運動性アップと特殊回避が追加される。サブアビリティは「運動性アップIII」。

召喚攻撃

オーラ・チャージ
『DD』で斬撃属性のSSR必殺技として登場。マーベル搭乗のダンバインと共に攻撃する。演出は『UX』のツインオーラアタックをアレンジしたようなものとなっており、ダンバイン+ウイングキャリバー状態でオーラショットとオーラキャノンで牽制、オーラソードの連続斬りを浴びせ、2体が光の玉となって突っ込んでトドメ[6]となっている。
メインアビリティは「オーラノズル(ビルバイン)」で、移動力・攻撃力・照準値・運動性が増加し、戦闘回数に応じて攻撃力・照準値・運動性が増加する。気力130以上のとき、全ての攻撃の与ダメージ、命中率・回避率が増加し、オーラ・チャージの必殺技威力が増加する。打撃・斬撃属性の全ての攻撃のブレイクゲージ減少量が増加する。サブアビリティは「射撃プラス(回避)」。

合体攻撃

64』以降、ビルバインを含む2機のオーラバトラーでの連携攻撃「ツインオーラアタック」が合体攻撃として使えるようになった。

なお、『UX』のツインオーラアタックは最後に相方の機体の頭文字が付く(例えば、ダンバインの場合は「ツインオーラアタック(ダ)」)。そのため、ツインオーラアタック(ダ)となっている事を知ったプレイヤーの多くはツインオーラアタック(ナ)ツインオーラアタック(ア)があるのだろうと予想していたが、ビルバインに追加されるのはツインオーラアタック(ズ)だったというオチが付いた。確かにこっちはこっちで予想外であるし、向こうには向こうで合体攻撃があった。『VXT三部作』では非採用。

ツインオーラアタック(ダンバイン)
ダンバインとのツインオーラアタック。新旧の主人公機によるハイパーオーラ斬りで挟撃を仕掛ける。多くの作品で使用できる組み合わせ。原作でもトッドやジェリル、ショットなどを相手に2体での連携攻撃は何度か行われている。
『IMPACT』では挟撃前にダンバインを乗せたウイングキャリバーの突撃カットが追加。『UX』や『BX』ではダンバイン+ウイングキャリバー状態でオーラショットとオーラキャノンで牽制、更に2体が光の玉となって突っ込み[6]、ハイパーオーラ斬りで挟撃しビルバインがオーラソード二本(片方はダンバインのもの)を交差させてオーラシュートの電撃を浴びせながら敵をぶち抜いてトドメ、という流れ。
ツインオーラアタック(ズワァース)
『UX』で追加された隠し要素の条件を満たすと入手できるズワァースとのツインオーラアタック。キャノンとフレイボムで牽制し、オーラ斬りの後左右からのハイパーオーラ斬りで追撃→双方からオーラソードを突き刺してトドメ、となる。
『UX』ではパイロットの指定は無かったが、『BX』ではビルバインにショウを、ズワァースに隠し要素で参入させたバーン・バニングスを乗せた組み合わせしか使用できなくなった。
ツインオーラアタック(ライネック)
『BX』で追加された隠し要素の条件を満たすと入手できるトッド・ギネスライネックとのツインオーラアタック。基本的にはツインオーラアタック(ズワァース)のズワァース部分がライネックになったような攻撃。
ツインオーラアタック(サーバイン)
サーバインとのツインオーラアタック。使えるのは『64』でのみ。

特殊能力

剣装備
切り払いを発動する。
銃装備
撃ち落としを発動する。『UX』・『BX』のみの能力。
オーラバリア
バリア。
『DD』では超改造で追加される「バリアフィールド(照準値)」で代替されている。軽減バリアに加えて照準値が増加する。
分身 / オフ・シュート
『UX』以降は後者の表記。
変形
ビルバイン(オーラバトラー形態)⇔ウイング・キャリバー形態へと変形する。
合体
ダンバインが、ウイング・キャリバー形態のビルバインをリフターにする。『COMPACT3』のみの能力。

移動タイプ

ビルバイン(オーラバトラー形態時)。デフォルトで飛行可能。
ウイング・キャリバー形態時。地上には降りられなくなるので、援護の時は注意。『UX』・『BX』では空適応がSに向上するが、後述の機体ボーナスが上昇すると実質意味がなくなる。

サイズ

S

機体ボーナス

UXBX
  • 初期段階:格闘武器+100 運動性+5
  • 第二段階:格闘武器+150 運動性+10 地形適応空A
  • 第三段階:格闘武器+200 運動性+20 地形適応空S
  • 最終段階:格闘武器+300 運動性+30 地形適応空S 移動力+1
小型飛行格闘ユニットとしては完璧に近い無駄の無い優秀な機体ボーナス。第3段階で地形適応空Sが付けば、往年の鬼神の如き強さの(宇宙がちょっと苦手な)ビルバインが蘇ってくれるだろう。また、他の格闘ユニットの強化にも適している。

カスタムボーナス

オーラ力」専用の各武器の攻撃力が、特殊スキル「オーラ力」のレベルに応じて上昇。
X』、『T』で採用。特に最強武器である「オーラシュート」の威力が増すので主力として使うならそちらをお勧めしたい。

機体BGM

「ダンバインとぶ」
殆どの参戦作品で戦闘BGMに採用されている。
BX』ではビルバインのデフォルトBGMだが、正式加入時の初期設定が「戦火の爪あと」になっているため、デフォルト曲に戻さないとBGMが登録されない。
「聖戦士たち」
IMPACT』におけるハイパーオーラ斬りのBGMおよび『COMPACT3』での戦闘BGM。
「ウィング・キャリバー」
OE』で戦闘BGMに採用。
「戦火の爪あと」
『BX』で採用。

対決・名場面

ビルバイン初陣
第29話「ビルバイン出現」より。被弾したダンバインが堕ちていく中、颯爽と駆けつけたウイング・キャリバー形態のビルバインにショウ乗り換える。
そして、オーラバトラー形態に変形を果たすと、あっという間に戦場を蹂躙。アレンビランビーをも撃墜し、彼を戦死させた。

スパロボシリーズの名場面

聖戦士の「可能性」
UX』第46話「麗しのディストピア」より。デウスから「平和に向かうほどに人類は滅びに向かう」という衝撃の事実を知らされ、士気が激しく低下するアルティメット・クロス。自分達の戦いは無意味だったのか―絶望する彼らを奮い立たせたのは、デウスと同じ世界の出身である聖戦士ショウだった。
そのままデウスに突撃するビルバイン。しかし、デウスの圧倒的な力の前には手も足も出ない。そこへ加勢したのは「真のファクター」である浩一の駆るラインバレル。二つの機体は連携を取って再びデウスに突撃する。「恐れるな、悲しむな! 信じる心が、正義になるんだァァッ!!」
ビルバインはそのままの勢いで、デウスにダメージを与え、後退させる。聖戦士として培った信念はアルティメット・クロスに闘志を取り戻させ、反撃の狼煙を上げるのであった。

関連機体

ダンバインボチューン
ビルバインの開発の際に参考にした機体。
ゼルバイン
PSゲーム『聖戦士ダンバイン 聖戦士伝説』に登場するビルバインの量産型変形機構をオミットしただけで武装はビルバインと一緒で性能もビルバインに近い、高性能量産機である。
桜花
太平洋戦争末期に大日本帝国海軍が開発した特攻機。
ビルバインの脚部補助ロケットは、桜花の推進ロケットが参考になっているという。技術的・物資的な問題のせいか地上に飛ばされて以降、ビルバインの脚部補助ロケットは部位によってパーツが地上製の信頼性が高い物に置き換えられた箇所が多かったとか。ところで、何故この桜花がバイストン・ウェルにあったのかというと……
ヴェルビン
出渕裕氏による連載企画「AURA FHANTASM」にのみ登場する、ある種の親戚のような機体。
出渕氏が世界観に合わせてビルバインをリライトしたような外観をしており、実際に見比べてみると頭部の造形がかなり似ている。そのせいか、ROBOT魂のスタッフ側も「AURA FHANTASM版ビルバイン」として扱っている節があり、赤いアナザーカラーバージョンも発売されている。

余談

  • ビルバインは「『聖戦士ダンバイン』後半のストーリーをビルド(構築)するダンバイン」という意味を込めて名付けられた。
  • 作中のオーラバトラーは昆虫をモチーフにした生物的なフォルムで統一されているが、ビルバインだけはメカニカルなフォルムをしている。
    • これは当時『聖戦士ダンバイン』のメインスポンサーであった玩具メーカー「クローバー」の強硬な意見が取り入れられた結果、生まれてしまったものである。また、オーラキャノンのアイディアもクローバーからの要請によるものであった(ただしこのクローバー製のビルバインの玩具には、何故かオーラキャノンは1門しか付属していない)。なお、この頃既にクローバーは破産寸前で、番組放映中に倒産してしまった。
  • ビルバインのメカニックデザインを担当した湖川友謙氏(『聖戦士ダンバイン』のキャラクターデザインも担当)によるラフ稿段階のビルバインは、機体の腹部が蛇腹状になっている点が見られる等、依然として(ダンバインをはじめとする他のオーラバトラーと同じく)昆虫風の外見を留めていた。
    • なお、上記のラフ稿段階では「ダンバイン強化タイプ」「ダンバード」「オーラバード」という仮称が与えられていた。
  • 準備稿段階でのビルバインの顔は、人間で言う「目」に相当する部分がわかりづらいものになっている。
    • しかし、上記のデザインでは「視聴者(および玩具の購入対象者)から怖がられてしまう」と判断された為か、「黄色の目」を持つ現行のデザインに変更されている。
  • 後年同作品のメインのメカニックデザインを担当していた出渕裕氏により本機をリデザインした「ヴェルビン」が発表されている。こちらはメカニカルなフォルムを押さえられている(言ってみれば、大人の事情を排除したビルバインのようなもの)のが特徴で非変形の設定がある。元々、ヴェルビンを描く以前により力強いデザインのビルバインを提示していたがやむなき事情もあって果たせなかった背景がある。ちなみにそのデザインはメカニカルなフォルムを極限まで抑え、ダンバインの延長線上にあるようなデザインだった。
  • 上記のようにデザインに紆余曲折があったビルバインだが、『ぱちんこCR聖戦士ダンバイン』ではTV版の要素を保ちつつ生物と鎧要素などヴェルビンの要素を取り入れリファインされたデザインとして登場した。

脚注

  1. Aura Machine、聖戦士ダンバインWeb、2022年2月25日閲覧。
  2. パイロットLv60・機体の運動性フル改造という条件で比較した場合、アムロのνガンダムは回避値739、一方のショウは715。同Lv・同改造のガザDにエリート兵が乗ってナックルバスターで攻撃してきたと仮定した場合、アムロへの命中率は52%、ショウへの命中率は60.8%と、ビルバインのサイズ補正を考慮してもアムロのνガンダムを下回ってしまう。ただし分身など能力値とは別の回避要素を含めた場合はこのかぎりではない。
  3. アクションゲームである『A.C.E.シリーズ』でも再現可能。
  4. サイバスターとは3倍強のサイズ差がある。
  5. 寺田貴信の2021年12月14日のツイート、Twitter
  6. 6.0 6.1 原作におけるスプリガンを撃破したダンバインとのオーラバリアを応用した合体攻撃の再現。

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