ガラバ

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ガラバ
外国語表記 Gallaba[1]
登場作品 聖戦士ダンバイン
初登場SRW 第4次スーパーロボット大戦
SRWでの分類 機体
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スペック
分類

オーラマシン

生産形態 試作機
全長 22.3メット
(約22.3m)
重量 14.2ルフトン
(約14.2t)
動力 オーラコンバーター
エネルギー オーラ力
最高速度 400リル
(約1600 km/h)
巡航速度 380リル
(約1520 km/h)
装甲材質 強獣の装甲
オーラ係数 1.2×2
必要オーラ力 8
限界オーラ力 16
次形態 ハイパーガラバ
開発者 ゼット・ライト
所属 ドレイク軍
乗員人数 1名
主なパイロット 黒騎士
ゼット・ライト
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ガラバは『聖戦士ダンバイン』の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

オーラバトラーとウィング・キャリバーの融合発展形であるオーラマシン・オーラファイターの1機。

機体概要[編集 | ソースを編集]

オーラバトラーの最終形であるズワァースを開発した時点で、人型の機体として完成を見たと考えたショット・ウェポンゼット・ライトは、攻撃力とスピードに特化し、大推力による一撃離脱戦法を主眼とするマシンの開発に着手した。そして完成したのが本機である。

背部のオーラコンバーターは極限まで大型化。四肢は存在するものの人型とは呼べず、飛行機に近い形状となっている。四肢のうち上部はウェポン・ベイ、下部はランディング・ギア。格闘戦は考慮されず豊富な火器を搭載。「オーラファイター」の分類の通り、オーラ力で飛ぶ戦闘機のような機体である。

性能は極めて高いものの、オーラバトラーとは異なるコンセプトのためか扱いが難しいらしく、高い実力を持つ黒騎士が乗った機体は活躍したものの、一般兵が乗る随伴機はビルバインの相手にならなかった。

劇中での様相[編集 | ソースを編集]

試作機にゼット・ライトが搭乗するも、ビルバインに撃墜される。地上へ弾き出されてからゼットがゲア・ガリングに持ち込んで調整をしていたのだが、そのゼットが前線で戦うことが多かったため半ば置物と化しており、実戦に出たのはブブリィの方が早かったというやや悲しい逸話もある。

その後、複数機が製作され、その内の1機に黒騎士が搭乗することとなる。かねてよりガラバに興味を示していた彼の機体はダンバインを撃墜するなど戦果を挙げ、ビルバインをもボロボロにしたが、最後は彼とショウ・ザマによる生身の相打ちの場となった。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第4次スーパーロボット大戦
初登場作品。マップ「トータル・バランス」「栄光の落日」に登場。ズワァースを上回る機体で、有名パイロットの多くがこれに乗る。
第4次スーパーロボット大戦S
マップ「トータル・バランス」に登場する黒騎士機が、倒すとハイパー化するようになった。なおSFC版と違い、ここで会っても図鑑に登録されない。
スーパーロボット大戦F 完結編
量産化が間に合わなかったのか、登場するのは黒騎士機とドレイク軍壊滅後に現れる残党兵搭乗機2体のみ。パイロットの射撃値に恵まれず、剣装備機ではないため切り払い及びオーラ斬り系の攻撃も出来ないが、高い移動力を活かして急襲をかけてくる上に運動性も非常に高いので墜とし辛い嫌な相手。残党となった黒騎士機を倒すと、ハイパー化イベントが発生。デモも用意されている。

COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦COMPACT
敵として登場する他、シーン4の選択シナリオ「海と大地を貫いたとき」を最初に選択した場合に自軍ユニットとして入手する。
性能自体は悪くは無いのだが、同時期にビルバインが参入する事と、稀少なV-UPユニットとの択一になるのが問題。
スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor
入手条件が変わり、シナリオ「海と大地を貫いたとき」をシーン4の最後に選択する必要がある。援護機として一級品。ニーリムルを活躍させたければ、必須か?
スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
黒騎士が乗る。ハイパー化イベントも再現される。
スーパーロボット大戦IMPACT
『COMPACT2』と同じくハイパー化イベントあり。
スーパーロボット大戦COMPACT3
黒騎士の他、アの国の兵士も搭乗。やはり最終決戦でハイパー化する。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦UX
プロローグでユニットアイコンのみ登場するが、夜間迷彩ビルバインと刺し違える。本編ではバーンはズワァースに出戻ってしまったため登場しない。
スーパーロボット大戦BX
第33話で初登場。黒騎士とゼット・ライトが搭乗する。なお、黒騎士搭乗時は戦闘デモ中に「このオーラボンバーなら!」と言う場合があるが、これは余談の項も参照。
さらに第36話では一般のドレイク兵が搭乗する雑魚仕様のガラバが6体出現するが、獲得資金がなんと黒騎士・ゼット機と同じ16000。かなりおいしいので「幸運」でもかけて撃墜してやろう(しかも同機でのPUなので、MAP兵器でなくても難しくない)。第46話でもNO PILOTのガラバ2機のPUが出現するので要チェック。
ちなみに同作では黒騎士は最終的にズワウスへと乗り換える為、ハイパー化はしない。…まあ今回はハイパー化すると射撃武器が一切使えなくなる仕様のようなので、ガラバでは困ったことになるだけだったかもしれない。
キャンペーンマップ「悪の華」ではゼット機を味方として使用できる。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦64
黒騎士が乗り、倒すとハイパー化する。条件を満たすとエレがハイパー化を阻止し、機体はそのままでパイロットがバーンに替わって復活するだけとなる。
スーパーロボット大戦Y
黒騎士(バーン)機と一般機が登場。据え置き機作品では『IMPACT』以来23年ぶりの参戦になる。乱舞技「オーラ・アタック」が追加された。
バーンは当初、本機を失っていたのかレプラカーンに搭乗しており、CHAPTER3メインミッション「雪と氷の誕生日」からと遅めの登場になる。
隠し要素でバーンが加入する際も機体は本機のままであり、自軍ユニットとして運用できるのは『C1カラー版』以来24年ぶり。
全武装が射撃武器なので、AB乗りでは唯一射撃が伸びるバーン専用機になる。

関連作品[編集 | ソースを編集]

リアルロボット戦線
黒騎士専用機で、敵としてラズロルートにのみ2回登場。ハイパー化もする。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

武装[編集 | ソースを編集]

オーラ・バルカン
オーラ・コンバーターの左右に1門ずつ内蔵。機首にも2門内蔵されている。
ワイヤー・クロー
下部のランディング・ギアに内蔵。普段は鉤爪として使用する。
オーラ・ショット・アーム
3連装オーラ・ショットを内蔵した腕。
BX』では上空から垂直降下しながらオーラ・バルカンと同時発射する。
オーラ・キャノン
機体中央上部に内蔵。本機の主力武器。

必殺武器[編集 | ソースを編集]

オーラ・アタック
オーラ力を機体全体に纏わせて、オーラ・バルカンとオーラ・ショット・アームによる集中射撃から翼で切断、ランディング・ギアで殴りつけてからオーラ・キャノンの集中砲撃に繋げる連続攻撃。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

オーラバリア
分身 / オフ・シュート

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

飛行可能。

サイズ[編集 | ソースを編集]

M
S
『BX』ではS。MのVF-25 メサイアより大きいのにSサイズである。

機体ボーナス[編集 | ソースを編集]

BXキャンペーンマップ「悪の華」)
同キャンペーンマップのゼット機のもの。

カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

オーラ力」レベル6以上のパイロットが搭乗した場合、移動力+1、照準値+20、全ての武器の攻撃力+300。
Y』で採用。味方時。
装甲値+400、運動性+30、最大HP+10000。全ての武器の攻撃力+300。
『Y』で採用。敵対時。「戦術研究記録」では攻撃力補正が+100に下がる。

関連機体[編集 | ソースを編集]

ハイパーガラバ
ハイパー化し、巨大化したガラバ。
ブブリィ
「オーラボンバー」と呼ばれる、さらに火力を増強した発展機。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 劇中では、オーラファイターという分類名は一度も呼ばれず、代わりにオーラボンバーと呼ばれていた。ボンバー(爆撃機)と呼ばれるような装備は一切無いのだが……。
    • 上記した通り、『BX』でその台詞が(わざわざ)再現されている。
  • ガラバという名前は、『機動戦士ガンダム』に登場予定であったモビルスーツから流用したもの。
    • 『機動戦士ガンダム記録全集』に掲載された打ち切りにならなかった場合のプロット(別名トミノメモ)によると、シャア・アズナブルの最終的な乗機となったようで、「ライバルキャラの最後の機体」という点で再利用されたといえる。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. Aura Machine、聖戦士ダンバインWeb、2022年2月25日閲覧。