「レジェンドガンダム」の版間の差分
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== 装備・機能 == | == 装備・機能 == |
2024年5月24日 (金) 23:50時点における版
レジェンド | |
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外国語表記 | LEGEND GUNDAM[1] |
登場作品 | |
デザイン | 大河原邦男 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | ZGMF-X666S |
全高 | 18.66 m |
重量 | 86.02 t |
動力 | ハイパーデュートリオンエンジン |
装甲 | VPS装甲 |
開発 | ザフト |
所属 | ザフト |
パイロット | レイ・ザ・バレル |
レジェンドガンダムは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の登場メカ。
概要
レジェンドは「伝説」の意。プロヴィデンスの活躍を継承する機体という意味で命名されたらしいが、前大戦の戦争犯罪者であるラウ・ル・クルーゼの乗った機体との差別化を図るためとも言われている。
機体概要
プラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルが主導した計画でデスティニーと同様、「ハイパーデュートリオンエンジン」を実装した機体として完成させた。
本機は第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦で実戦投入されたプロヴィデンスの後継機に当たり、基本的機能はほぼ同じで、背部ユニットに装備されたドラグーン・システムにより、オールレンジ攻撃を可能としている。
本機のドラグーン・システムはカオスの機動兵装ポッドを経て量子インターフェイスに改良が加えられ、従来のものとは違い、空間認識能力が無くても比較的に容易な運用を可能とする第2世代型となっている。背部のドラグーン・プラットフォームは大型化されており、その大推力で重力下でも飛行可能。重力下では分離してのドラグーンの使用は不可能だが、本体に接続したままでも可動砲台として使えるため、火力はかなり高い。
系列機だからか、それとも開発者の意図なのか、機体の意匠やカラーリングはプロヴィデンスと酷似している。
劇中での活躍
本来はアスラン・ザラに与えられる予定の機体であったが、アスランが脱走したために、レイ・ザ・バレルが搭乗し、そのまま乗機とした。
ヘブンズベース戦ではデストロイを撃墜し、ザフトの勝利に大きく貢献した。
その後のオーブ戦ではデスティニーとの連携でキラのストライクフリーダムと交戦し、追い詰めるが、∞ジャスティスの参戦で撃破できず、その後のストライクフリーダムとの一騎討ちでも決着はつかずに撤退を余儀なくされる。
レクイエム攻略戦ではウィンダムやザムザザー、デストロイを撃墜し、さらにジブリールの乗るガーティ・ルーを撃沈するという戦果を挙げる。だが、レクイエム・メサイア攻防戦でキラのストライクフリーダムと交戦。最後にはドラグーンの多くを撃ち落とされ、その直後にドラグーン・フルバーストの直撃を受け、大破。
その後の行方は不明だが、恐らくはメサイアに向かった後に乗り捨てられ、メサイアの爆発に呑まれて消失したと思われる。
登場作品と操縦者
レイが自軍の敵対勢力に参加する事が多く、ボスユニットとして登場する。MAP兵器と長射程を持つ強敵となり立ちはだかる。
しかし、たいていのシリーズにおいてフラグを満たす事によって、レイ共々自軍に加わる。自軍に加わった場合は、リアル系最高クラスの能力を持ち、敵味方識別式で広範囲MAP兵器ドラグーンシステムによって、資金稼ぎユニットとして活躍する。ただし、ドラグーンシステムは宇宙でしか使用できないため、地上で使用する場合は何かしらの補強が必要である。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- デスティニーガンダムと同時加入する所は原作と一緒。ドラグーン・システムは地形適応が悪いので、S-アダプターなどで補おう。敵に回って、ルートによってはそのまま使えなくなるが、条件を満たすことで復帰する。なお、以前の搭乗機であるブレイズザクファントム同様全体攻撃メインの機体だが、そちらの主武装がP属性中射程の弾数制に対し、こちらは非P属性長射程のEN制になるので育成に注意。ちなみに、改造はブレイズザクファントムから引き継ぐ。なお、原作とは違いデュランダル議長から直接レイに手渡されている。なお、この作品のみなぜかドラグーンが地上で使える(ストライクフリーダムやアカツキも同様)。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- Zシリーズとしては初代以来の登場。デスティニーの武装「ザフトレッド・コンビネーションII」の召喚ユニット扱いで登場。機体グラフィックは刷新されており、エクスカリバーを使用している。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦K
- 敵として登場する。ドラグーンが厄介なのは相変わらず。条件を満たすと味方として使えるようになる。MAP兵器やハイパーデュートリオンを搭載し、デスティニーの改造を引き継ぐため、結構使える。今回、ドラグーンは地上では使えないので、使いたければランドモジュールやフライトモジュールをつける必要がある。逆に言えば補正さえすれば地上でもドラグーンが使える唯一のユニットである。
- ただし参入は最終分岐の30話と非常に遅く、ファフナーフラグとも背反するのでどちらを選ぶかはプレイヤー次第。
- スーパーロボット大戦L
- 中盤から使用可能。アスランとデュランダルが互いを疑っていたためか最初からレイが受領している。コンボ武器の威力が低く、シングルには不向き(そもそもLはシステム的にシングルに向くユニットがごく僅か)。また、本機のメイン兵装「ドラグーンシステム」は今回も宇宙でしか使用できないが、突撃ビーム機動砲が威力・射程ともにドラグーンシステムに迫る性能を持つので、ドラグーンシステムが使えなくても対単体の火力としてはさほど痛手ではない。ドラグーンシステムの使える宇宙ではもちろん、ハイパーデュートリオンの恩恵もあり、敵味方識別式で広範囲の射程を誇る強力なMAP兵器版ドラグーンシステム(範囲6・全方位・識別有り)による大活躍が期待できる本作の冥王ポジションでもある。
- 今作でも地形適応をつけてやれば宇宙以外の地形でもドラグーンシステムを使う事が出来る。ただし地形適応ボーナスの「空」と「陸」を併せ持つユニットが存在しないため、大気圏内では地上か空中のどちらか片方にしか攻撃出来ない。最終分岐終了前は大気圏内での戦闘が殆どであり、レジェンドを意識したのかは不明だが敵PUの構成が空移動+陸移動というものも散見するため、真価を発揮出来るのは宇宙・月面ステージが頻発する32話からとなる。月面では空中が宇宙扱いであるため、地形適応:陸を持つユニットと組ませてやれば全域カバー出来る。
- 終盤一時的に敵になるが再加入の条件は緩く、条件を満たせばわずか1シナリオ経過でレイごと出戻ってくるため、積極的に使用&改造していける。33話では敵として戦うことになるが、その場合も味方同様の範囲を誇るMAP版ドラグーン・システムを撃たせないようにしたい。尤も、このシナリオで一番厄介なのは宇宙戦なのにレイが離脱するので宇宙適応ボーナス持ちのユニットが1機抜けてしまう事かもしれない。もちろん永久離脱されても厄介なので可能な限り再加入させたい。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 初登場作品。原作に似たシチュエーションでアスラン脱走を追いかけた所が初登場で、原作シナリオの最後で撃墜すると原作通り、使用不可となるため、使用したいならフリーモードをプレイするしかない。
単独作品
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- レイが搭乗。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2018年2月のイベント「策謀渦巻く宇宙」で実装。SSRシューター。『DESTINY』後期のガンダム4機の中では最後発の参戦となった。
- 自己強化のアビリティ3種と、味方シューターを強化するアビリティ「FAITH」を持つ癖のないシューター。
飛行可能、3×3マスをカバーしながらも消費コア2で使用可能な必殺スキル「ドラグーンシステム」、回復精神の絆など、「あると便利なもの」を取り揃えた優秀なユニット。 - VSバトル(アリーナ)では、「廉価版大器プロヴィデンス」といった性能。味方のシューター・ブラスターを強化する「量子インターフェイス」、隣接したシューターの攻撃に連動して支援攻撃を行う「FAITH」など、シューター編成向きのアビリティを揃える。
- 回避率は集中を含めると最大で140%アップするが、それ以外に防御・回避に作用する能力を持たないため、敵の行動パターンを把握しやすい闘滅モード向き。
- 2018年9月のイベント「それは、小さなキセキ」にて大器型SSRブラスターが追加。ノーマルモードではアビリティによりブラスターの枠を逸脱した超高速射撃機体となるため、敵の足止め・削りと言う観点では最上級の性能を持つ。反面、アリーナでは高水準ではあるが力不足感が目立つ。どちらかと言えばN征覇向きか。
- 2020年6月のイベント「風の歌 星の歌 生命の歌」にて大器型SSRシューターが追加。
- スーパーロボット大戦DD
- 3章Part12から登場するボスユニット。攻撃・命中タイプ。
- 本作では当初受領予定だったアスラン・ザラが原作より長くザフトに残留しており、調整中にアスランが負傷したため、パイロットが空席の間一時的にレイが搭乗するという形になっている。
装備・機能
武装・必殺武器
武装
- MMI-GAU26 17.5mmCIWS
- 頭部に内蔵された機関砲。デスティニーの物と共通。
- MX2351 ソリドゥス・フルゴール ビームシールド発生装置
- 両手甲部に装備されている光学防御兵器。大出力ビーム砲の直撃も防ぎきる。ビームの出力を調整する事でシールド形状を変更して機体全体を保護したり、ビームガンやビームサーベルとして使うことも出来る。
- MA-BAR78F 高エネルギービームライフル
- プロヴィデンスのユーディキウムを改良したビームライフル。通常のビームライフルより高出力を保ちつつ、連射性能の向上や若干の小型化を実現した。不使用時はバックパックにマウントされる。
- MA-M80S デファイアント改ビームジャベリン
- 近接戦闘用のビームサーベル系の武装。両脚側面に収納。名称からブラストインパルスのデファイアントの発展型と思われるが、詳細は不明。「アンビデクストラス・ハルバード」モードにもなり、本来はこちらが標準の運用方法のようである。なお、「ジャベリン」とは「投げ槍」の事なのだが、そのような運用方法は確認されておらず、なぜ「ジャベリン」という名称になっているのかは不明であるが、デファイアント同様に手元から離れてもビーム刃を保持できると設定されているためこの名称が使われた可能性がある。
- ドラグーン・システム
- 本機の主兵装。カオスの機動兵装ポッドを経て量子インターフェイスに改良が加えられた第2世代ドラグーン・システム。第1世代のものから大きく進化、空間認識能力を持たなくても容易に運用できる。ドラグーン・プラットフォームは背部に装着されている。
- SRWでは広範囲攻撃のイメージ通りMAP兵器や全体攻撃な事が多い。ちなみに『Z』のみ重力下でも使用可能になっているが、さすがに地形適応はBに抑えられている。また、トライチャージ版は地対地や空対空ではプラットフォームに装備したまま6門を一斉発射するが、地対空など違う地形では自機の側に2門を浮上させ、ビームライフルとの同時攻撃という演出になっている。
- なお正式名称は分離式統合制御高速機動兵装群ネットワーク・システムといい、『Z』の武器選択画面の詳細名称にきっちり明記されている。
- GDU-X7 突撃ビーム機動砲
- 背部プラットフォームの最上端に2基装備されている大型ドラグーン。1基につき5門のビーム砲が内蔵されている他、ビームスパイクとしても運用できる。
- GDU-X5 突撃ビーム機動砲
- プラットフォームの側面と腰部に合計8基が装備されている小型ドラグーン。2門のビーム砲を内蔵している。本体との連結時は可動砲台として使用可能で、この戦法によりドラグーンを分離させられない重力下での戦闘でも火力を損なうことがない。
オプション装備
- MMI-710 エクスカリバーレーザー対艦刀
- ソードシルエットのもの。ヘブンズベース攻防戦で借りて使用。
- 『第3次Z天獄篇』にて、レジェンドがデスティニーの召喚攻撃「ザフトレッド・コンビネーションII」で登場した際は、その再現でインパルスから投げ渡されたエクスカリバーを使用している。
特殊能力
- 剣装備、盾装備、銃装備
- 切り払い、シールド防御、撃ち落としを発動。
- VPS装甲
- ハイパーデュートリオン
- 『K』で実装され、毎ターンPP開始時に、ENが最大値の25%回復する。
移動タイプ
サイズ
- M
機体ボーナス
- 無改造:装甲値+100 射撃武器+100 地形適応:宇A
ハーフ改造:装甲値+150 射撃武器+200 地形適応:宇A
フル改造:装甲値+200 射撃武器+300 地形適応:宇S - 『L』のボーナス。全体でみると10機にも届かない貴重な宇宙適応ボーナス持ちで、しかも遠距離型。
- 「バリア持ちで装甲が重要」「遠距離特化武装」「宇宙適応にカバーが必要」と言うEVA初号機とは抜群の相性を誇る。
関連機体
余談
- プラモデル等において、本機とドラグーン・プラットフォームの接続はインパルスのシルエットシステムと共通している。設定上存在する機構ではなく、ストライカープラグ型の接続をするアカツキ同様に所謂玩具としてのプレイバリューを持たせるためのサービスと思われる。
- アーケードゲーム『連合vs.Z.A.F.T.II』のCPU戦においては特定ルートにてアスランが搭乗した状態で敵として出現する。予定通りに受領した場合のifだろうか。
- 型式番号の「666」は新約聖書のヨハネの黙示録に記述されている「獣の数字」として、主にキリスト教徒に忌避されている数字である。前身機のプロヴィデンスの型式番号「13」も不吉な数字として知られており、両機の繋がりを感じさせるとともにパイロットの末路を暗示させるものとなっている。
脚注
商品情報
資料リンク
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