「指揮官」の版間の差分
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:ネオ・ジオン([[アクシズ]])の摂政。味方側のパイロットでは数少ないLv1の段階で指揮官がカンストしている凄腕パイロット。参戦が遅めなのが難点。 | :ネオ・ジオン([[アクシズ]])の摂政。味方側のパイロットでは数少ないLv1の段階で指揮官がカンストしている凄腕パイロット。参戦が遅めなのが難点。 | ||
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2020年2月25日 (火) 18:14時点における版
指揮官とは、周囲の味方ユニットの命中率と回避率が上昇する特殊技能。
概要
指揮技能の所持ユニットに近いほど効果が大きい。レベルが上昇すると指揮範囲と効果が伸びる。一部作品を除き技能所持者自身に補正は掛からない。
補正値は大半の作品で+25%~5%を基準に設定され、複数の指揮技能所要者が存在する場合、対象のユニットはその位置での最も高い補正値が適用される仕様になっている。この為、指揮官の効果は重複して得る事はできない。
敵・味方にかかわりなく、艦長や大尉以上の前線指揮官クラス、その他リーダーシップや統率力、戦略や戦術、カリスマ性などに優れたリーダー系のパイロットがよく持っている。一部作ではパイロット養成やスキルパーツ(アイテム)で取得可能だが、殆どのシリーズは先天技能に近い扱い。
高Lvの指揮を有するのは母艦ユニットに搭乗する艦長キャラが大半だが、少数ながらパイロットキャラでも高Lvに成長するケースもある。
導入当初は「通常の命中率・回避率」に補正が掛かっていたので、極端に命中率や回避率が高い敵に対してはLv4でも有効活用できず、極一部の高い能力を持つエースパイロットや精神コマンド、特殊スキルとの併用で何とか活かせる程度だった。近年の作品では通常の補正ではなく「最終補正」へと変更された為、補正値こそ変化は無いが若干強化されている。
主なパイロット
ガンダムシリーズ
- ブライト・ノア
- 歴代のガンダムの母艦の艦長を務めてきた、スパロボシリーズにおける「ミスター指揮官」。
- ほぼ全シリーズで最速で指揮官Lvが最大に到達する。高い命中・回避修正の効果は、時としてアムロ以上の戦術的重要性を示す。
- 『V』では後述の沖田以外で唯一艦隊指揮を所持する艦長となっている。また『T』でも唯一艦隊指揮を所持する艦長だが、指揮官自体彼とルリ以外誰も所持しないため二重の意味で重要になる。
- アムロ・レイ
- 現場指揮官として所持している(1st出典は除く)が、習得作品自体が3作品しか無い。ブライトより一段下のLvになる。
- シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)
- エゥーゴの代表、あるいはネオ・ジオンの総帥として、最高Lvの指揮官を持つ。敵方の指揮官持ちの代表格。
- ハマーン・カーン
- ネオ・ジオン(アクシズ)の摂政。味方側のパイロットでは数少ないLv1の段階で指揮官がカンストしている凄腕パイロット。参戦が遅めなのが難点。
- ビーチャ・オーレグ
- シャングリラ・チルドレンのリーダー。原作ではネェル・アーガマの艦長代理も務めた。流石にブライトやその他一線級の指揮官には劣る。
- エイパー・シナプス
- アルビオン隊の指揮官。
- サウス・バニング
- 不死身の第4小隊の小隊長。αシリーズではアムロと肩を並べる現場指揮官。
- シロー・アマダ
- 第08MS小隊の小隊長。作品によっては、ブライトおよびアムロの上司になる事も。
- オットー・ミタス
- ネェル・アーガマの艦長…なのだが、クルー達からは「レイアム副長こそが『艦長』である」と評されがち。しかし、「箱」を巡る争いの中で艦長としての実力を発揮していく。
- ベラ・ロナ
- 新生クロスボーン・バンガードの指揮官。ニュータイプ能力を持ち、機体・本人共に優秀な為、指揮技能を持つパイロットの中で強力な部類に入る。
- ハリソン・マディン
- F91部隊の指揮官。
- ドレル・ロナ
- 『第2次α』では、数少ない艦長以外での指揮官所持者。
- カトル・ラバーバ・ウィナー
- 個性派ぞろいのGチームのまとめ役だった為、指揮官能力を所持している事もある。
- ゼクス・マーキス
- ホワイトファング指揮官。EW版で登場する際は、原作にて指揮を執る場面がなかった為か、作品によっては所持しない事もある。
- トレーズ・クシュリナーダ
- OZ総帥。MSに乗りながら、艦長並みの指揮Lvを発揮する。
- ジャミル・ニート
- フリーデンの艦長として指揮を執る。艦長時もMS搭乗時と同じ能力で、その高い回避率は全艦長最強と言えるレベルであり、集中をかけて周りに指揮効果を撒きながら自ら敵陣で暴れる事も可能。一方、現在まで例外無く途中でパイロットに復帰する為、終始艦長で運用する事は出来ず、また、後任のサラに最大指揮官Lvでは劣る場合もある。
- ディアナ・ソレル
- ディアナ・カウンターの指揮官。下記の女王の方が相応しいかも。
- マリュー・ラミアス
- C.E.系ガンダムの代表的指揮官。本来は技官だが、指揮官としても開花。
- ラクス・クライン
- クライン派の指導者にしてエターナルの主。しかし、エターナルの艦長はバルトフェルドであるため、持っていないことが多い。
- 叢雲劾
- 傭兵部隊サーペントテールのリーダー。ただし、MS乗りが二人しかいない小規模なチームな上に原作では単独行動も多く、指揮官のイメージは薄い。
- スメラギ・李・ノリエガ
- ソレスタルビーイングの戦術予報士。『第2次Z』ではエースボーナス取得により指揮効果を2倍にできる。戦術予報士の面目躍如か。
- フリット・アスノ
- アセム編では地球連邦軍総司令部「ビッグリング」基地司令であった。キオ編では地球連邦軍を退役していたが、オブサーバーという形で軍に復帰し、ディーヴァの艦長のナトーラを補佐していた。後に地球連邦軍の総司令として復帰する。
- ナトーラ・エイナス
- ディーヴァの艦長。当初は実戦経験が無く頼りない面もあったが、持ち前の努力によって指揮官としての才能を開花させる。
- セリック・アビス
- ディーヴァのMS部隊アビス隊の隊長。
- 劉備ガンダム、曹操ガンダム、孫権ガンダム
- 各々、三璃紗の三国の軍を率いる総大将にして、三候の魂を受け継ぐ者達。
- 騎士アレックス
- アルガス王国が擁するアルガス騎士団の騎士団長。
- ドニエル・トス
- アメリアの海賊部隊の母艦メガファウナの艦長。
リアル系
- ミスマル・ユリカ
- ナデシコの艦長として、ブライトと肩を並べる場面も多い。
- スバル・リョーコ
- エステバリス隊の現場指揮官にして、三人娘のリーダー格。
- 白鳥九十九
- 木連優人部隊の指揮官。
- 秋山源八郎
- 木連優人部隊の戦艦かんなづきの艦長。
- ホシノ・ルリ
- 劇場版にてナデシコB・ナデシコCの艦長を務める。『V』『T』では自身の固有スキル「電子の妖精」との相乗効果が期待できる。
- 『T』ではブライトと並ぶ貴重な指揮官スキル所持者のひとりでもある。
- ニー・ギブン
- ゼラーナ隊のリーダー。『COMPACT3』、『BX』にて習得。
- シーラ・ラパーナ
- ナの国の女王。『COMPACT3』にて女王と重複して本技能を所持する。自軍屈指のサポート能力。
- エレ・ハンム
- 亡き祖父フォイゾン王の後を継いだラウの国の王女。『COMPACT3』ではこちらは女王技能のみで指揮官技能は持たなかったが、『BX』では指揮スキルを所持。
- ナンガ・シルバレー
- ノヴィス・ノアのブレンパワード隊の隊長格。
- ゼロ(ルルーシュ・ランペルージ)
- 黒の騎士団の指導者らしく、低レベル時点で戦艦艦長並の指揮Lvを有し、戦術指揮との組み合わせにより周囲ユニットへ強力な補正を掛けられる。ガウェイン・蜃気楼に乗換え後はジャミング機能との重複効果で更に強力に。
- なお、『第2次Z再世篇』のゼロレクイエムルートにて自軍部隊の敵として立ちはだかる皇帝ルルーシュもまた、一国の指導者に相応しく指揮官技能を持っている。
- 藤堂鏡志朗
- 四聖剣を率いる旧日本軍の賢将。
- 黎星刻
- ゼロに匹敵する戦略家の才を持つ、中華連邦が誇る智将。
- 一条輝
- 『α外伝』にて所持。歴代でも数少ない、レベルアップによって指揮技能を新規習得するパイロット。
- ロイ・フォッカー
- 押しも押されもせぬ、バルキリースカル小隊の隊長。
- マクシミリアン・ジーナス
- バトル7艦長時・パイロット復帰時共に指揮官能力を所有する。
- ジェフリー・ワイルダー
- S.M.Sマクロス・クォーターの艦長。
- オズマ・リー
- S.M.Sスカル小隊の隊長。熱気バサラがメインボーカルを務める「FIRE BOMBER」の大ファンなので、彼らの楽曲名を戦闘時のフォーメーションコードに使用している。
- メリッサ・マオ
- SRTのナンバー2で部下を指揮する立場にある。
- ベルファンガン・クルーゾー
- 新任のウルズ1。
- ホランド・ノヴァク
- ゲッコーステイトのリーダー。月光号の操舵を担当するタルホはその分指揮官技能を持たないが、彼の指揮下で回避力を底上げ出来る。
- なお、劇場版出典である『第2次Z』では未所持。
- ジョルディ・ボーダー
- 反マーダル勢力の中心的存在であるボーダー王国の遺児。
- 原作では本格的にリーダーシップを発揮するのはアズベスの死後だが、スパロボでは参入時から指揮技能を所持。ただしレベルは1止まり。
- ドン・スラーゼン
- マーダル軍に下ったかつてのボーダー王国の将だが、後に反旗を翻し反マーダル勢力につく。
- 『BX』において敵方から味方に付く指揮官級パイロットは(本来指揮すべき相手がいないということなのか)味方になった後は軒並み指揮スキルを失うのだが、彼の場合は部下ごと離反してくるためか指揮スキルは持ったままである(そもそも敵として戦う機会もないが)。
- 沖田十三
- ヤマトの艦長。加入時点で指揮スキルがカンストしていることに加え、艦隊指揮で効果を底上げしている。
- サリア
- アルゼナルのパラメイル第一中隊の隊長(元は副隊長だが前任者が戦死したため繰り上がりで昇格)。後にエンブリヲ側に離反するが最終的には味方に復帰する。
- 『V』においては副隊長上がりということを考慮しているため最初は指揮官レベルはL1と低い。レベルをあげればL4まで上昇する。
- サラマンディーネ
- アウラの民の巫女姫。焔龍號に乗り、ナーガやカナメ達を率いる。
- 倉光源吾
- 自由条約連合の新造航空艦シグナスの艦長。
スーパー系
- 神隼人(『世界最後の日』版)
- タワーに乗艦し、真ドラゴン討伐隊を率いる。『第2次Z』のようにゲッターロボに乗り換えした後も指揮官技能を引き続き持っている場合も。
- 葉月考太郎
- ガンドールで指揮を執る獣戦機隊の二代目司令官。
- アラン・イゴール
- 黒騎士隊の隊長。採用当初のスーパー系では希少な指揮持ちであり、ファイナルダンクーガのサブパイロットになっても分離で前線に効果を発揮できる。
- 獅子王凱
- GGGの機動隊長。しかし、イメージに合わなかったのか『BX』になるまで技能は未所持だった。
- 船長
- 悠宇一行のお守り役を務める。
- 如月アキ
- スペースナイツの二代目チーフとして新生テッカマンを指揮する。
- 『W』ではテックセット時限定でブルーアース号に乗り換えると未所持になる。
- クライン・サンドマン
- 武装戦隊アースガルツの指揮官。同じスーパー系の指揮官技能所持者でも、こちらはよりスーパー系然とした機体の乗り手である。『第2次Z』では未所持。
- 加藤久嵩、菅原マサキ、沢渡拓郎、ユリアンヌ・フェイスフル、ジャック・スミス、中島宗美、デミトリー・マガロフ、王政陸
- 加藤機関総司令と各小隊隊長。『L』では全員(久嵩はパイロットとしては登場しない)が所持、ただしLv.1止まり。『UX』では総司令の久嵩のみ所持。
- マスターテリオン
- ブラックロッジ首領として所持している。作中では特に指揮をとる様子は無いが、テレパシー能力を持ち邪神の血で時間を超越しているため、それを使って指示を与えているのだろうか?
- また、最終盤で複雑なフラグを満たすことで加入することもあり、敵味方時共にレベル1の時点で最大のL4で固定されている。
バンプレストオリジナル
- カイ・キタムラ
- 新生教導隊の指揮官。旧教導隊のメンバーの中で唯一指揮官技能を継続して所持している。
- カルヴィナ・クーランジュ
- 『J』ではナデシコの戦闘アドバイザー。主人公としては珍しく指揮官技能を所持している。『OGMD』ではアドバイザーにならずに戦場に飛び込むことになるため未所持。
- 草薙征士郎
- コネクト・フォースのオリジナルメンバー。厳密には後述の物の範疇だが、カルヴィナ以来の指揮系技能を所持する主人公。
- リチャード・クルーガー
- UXの部隊長を務めているため所持している。
- エルーナルーナ・バーンストラウス、アールフォルツ・ローム・ハルハラス
- エースボーナス取得により指揮効果を2倍にできる。
類似する効果を得られる要素
特殊技能
- 女王
- 上記の効果に加えクリティカル率も上昇する。また指揮官とも効果が累積する。
- チーフ
- グラチェスの専用スキルで、回避率の代わりに防御率にボーナスを得られる。距離による補正率の違いはない。
- ココアの計算
- アララ・ココアの専用スキル。効果は指揮官と同様だが、彼女の参戦した『NEO』においては指揮官及びそれに類似した技能の持ち主が2名しかいないからか、専用のスキル名称が与えられている。
- 「指揮」が登場した『OE』でも引き続き彼女の専用スキルで、「指揮」より少し高性能な上昇値となっている(代わりにレベルアップによる上昇度は小さい)。なお距離による補正率の違いはない。
- 指揮:○○
- 『OE』に登場。○○の部分にはボーナスが掛かるパラメータの種類が入る。攻撃・防御・命中・回避の四項目のうち二つに補正をかける(例.指揮:命中回避の場合、命中と回避に補正をかける)。距離による補正率の違いはない。
- 『OE』においては指揮に限らず、上述の「ココアの計算」等も含め能力補正効果は全て累積する(例.指揮:命中回避の所持者二人の効果範囲内におり、それぞれの補正率が+10%だった場合、命中回避に+20%の補正がかかる)ためか、スキル一つ辺りの補正値は低めになっている。また、自機にも効果が及ぶ。
- ヤーマンの末裔
- 『OE』に登場、ダバ専用スキル。自機を含む範囲内の味方の攻撃に補正をかけ、戦闘後の気力上昇値にボーナスをつける。
- 指揮(◯◯)
- 『X-Ω』に搭乗。◯◯にはバトルユニットの属性が入り、対応した属性のユニットの攻撃力が上昇する。アリーナ版では行動力などもアップさせるため一層重要度が高まっている。
- 同作には指揮系の他にも様々な名称で周辺バフアビリティが登場する。
- 艦隊指揮
- 『V』に登場。指揮官スキルの距離による補正率の減衰を無くし、効果を+10%するスキル。
- ブルーウォーターの加護
- 『X』に登場。ネモ船長の専用スキルで、エースボーナス取得で範囲が+2される。
特殊能力
- EWAC
- 同様の効果だが、効果範囲や補正など指揮官に比べより強力。指揮官とは効果が累積しない。
- ジャミング機能
- 自機と周囲の味方の最終命中率・最終回避率を強化する能力を持つ。導入当初はジャミング機能を除く全ての能力・スキルも重複して得られる仕様だったが、最近の作品ではこのジャミング機能と効果が重複するようになったので非常に強力。
- 『OE』では「ジャミング」表記で、逆に周囲の敵の命中率・回避率を低下させる(このため敵の中に突っ込んでいく必要がある)。距離による補正率の違いはない。
- 指揮系統中枢
- 『第3次Z』で初登場した敵専用能力で、主に戦艦系ユニットが所持。自軍全ユニットの命中率が「自軍ユニットの総数÷5」%上昇。また同能力を持つ機体の数だけ効果も累積する。
- 「塵も積もれば山となる」を体現した能力で、戦艦系ユニットが複数登場する終盤で脅威となる。
その他
- エースボーナス
- 『A PORTABLE』ではクワトロ・バジーナのエースボーナスが「自機から2マス以内の味方機の命中・回避+10%」となっている。
- スキルパーツ
- 『UX』、『BX』では「指揮Lv+1」というスキルパーツが登場し、これを使うと指揮レベルが1上昇する。先天で指揮技能を持たない者でも取得させることが可能。
- コマンダーターミナル
- 『第3次Z』のDトレーダー、『V』、『X』のファクトリー取り扱い強化パーツの一つ。装備ユニットが指揮官Lv4を得られる。
関連するシステム
- 戦術指揮
- 同じく「指揮」と付く特殊スキルないしシステムだが、指揮技能とは異なる効果を得る。