「機動戦士クロスボーン・ガンダム」の版間の差分

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『[[機動戦士ガンダムF91]]』の直接の続編に当たる作品。長谷川裕一氏の漫画作品であり、映像化はスパロボやGジェネ等のゲームのみ。
 
『[[機動戦士ガンダムF91]]』の直接の続編に当たる作品。長谷川裕一氏の漫画作品であり、映像化はスパロボやGジェネ等のゲームのみ。
  
非アニメ化ガンダムとしては2作目の参戦(一作目の『[[ガンダム・センチネル]]』が版権の都合でなかったことにされているが)であり、非アニメ化作品としては3作目の参戦([[新スーパーロボット大戦|新]]で原作漫画版『[[真ゲッターロボ (原作漫画版)|ゲッターロボ號]]』設定の[[流竜馬|竜馬]]と[[神隼人|隼人]]が登場している)。非アニメ化作品としては、本格的にスパロボでストーリーが再現された最初の参戦作品でもある。ガンダムゲーム、Gジェネシリーズに参戦した際に採用された[[声優]]、[[BGM]]、ビジュアルがスパロボでも採用されている(そもそも、Gジェネシリーズで有名になったことがスパロボで参戦可能になった理由の一つといえる)。そのため、声優陣についてはかなりの有名処が見受けられる。
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非アニメ化ガンダムとしては『[[ガンダム・センチネル]]』に続く2作目の参戦であり、非アニメ化作品としては3作目の参戦([[新スーパーロボット大戦|新]]で原作漫画版『[[真ゲッターロボ (原作漫画版)|ゲッターロボ號]]』設定の[[流竜馬|竜馬]]と[[神隼人|隼人]]が登場している)。非アニメ化作品としては、本格的にスパロボでストーリーが再現された最初の参戦作品でもある。ガンダムゲーム、Gジェネシリーズに参戦した際に採用された[[声優]]、[[BGM]]、ビジュアルがスパロボでも採用されている(そもそも、Gジェネシリーズで有名になったことがスパロボで参戦可能になった理由の一つといえる)。
  
 
続編として『スカルハート』『鋼鉄の7人』も存在しており、これは『[[機動戦士Vガンダム]]』へのミッシングリンクと、長谷川氏の別作品『機動戦士Vガンダム外伝』、『[[伝説巨神イデオン|機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス]]』への関連も兼ねたものとなっている。2011年12月には更なる続編『ゴースト』が発表となった。
 
続編として『スカルハート』『鋼鉄の7人』も存在しており、これは『[[機動戦士Vガンダム]]』へのミッシングリンクと、長谷川氏の別作品『機動戦士Vガンダム外伝』、『[[伝説巨神イデオン|機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス]]』への関連も兼ねたものとなっている。2011年12月には更なる続編『ゴースト』が発表となった。
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:『F91』のヒロイン。新たな[[クロスボーン・バンガード]]を率い、[[木星帝国]]と戦う、[[マザー・バンガード]]の女性艦長。
 
:『F91』のヒロイン。新たな[[クロスボーン・バンガード]]を率い、[[木星帝国]]と戦う、[[マザー・バンガード]]の女性艦長。
 
;[[ウモン・サモン]]
 
;[[ウモン・サモン]]
:[[一年戦争]]から戦っているベテランパイロット。キンケドゥ不在時は[[クロスボーン・ガンダムX1|X1]]に乗るほどの腕前を持つが、間が抜けている部分があるのが玉に瑕。一年戦争で[[ドム|リック・ドム]]を[[ボール]]で6機撃墜したという驚異的な戦果を持っており(この辺の詳細は続編の『スカルハート』で描かれている)、本人は「[[ニュータイプ]]」と言い張るが真相は不明。[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]やGジェネシリーズでは一応ニュータイプ扱い。
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:[[一年戦争]]から戦っているベテランパイロット。キンケドゥ不在時は[[クロスボーン・ガンダムX1|X1]]に乗るほどの腕前を持つが、間が抜けている部分があるのが玉に瑕。一年戦争で[[ドム|リック・ドム]]を[[ボール]]で6機撃墜したという驚異的な戦果を持っており(この辺の詳細は続編の『スカルハート』で描かれている)、本人は「[[ニュータイプ]]」と言い張るが真相は不明。『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』やGジェネシリーズでは一応ニュータイプ扱い。
  
 
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:[[木星帝国]]の指導者。声優は『[[機動戦士ガンダム|初代ガンダム]]』のナレーターを務めた永井氏。
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;[[ザビーネ・シャル]]
 
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:『F91』に登場したキャラクター。[[クロスボーン・バンガード]]の[[エース]]パイロットだったが、貴族主義を盲信するあまり、[[木星帝国]]に寝返った。
 
:『F91』に登場したキャラクター。[[クロスボーン・バンガード]]の[[エース]]パイロットだったが、貴族主義を盲信するあまり、[[木星帝国]]に寝返った。
 
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:トビアの留学生時代の恩師だったが、その正体は[[木星帝国]]の特殊工作員。
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:トビアの留学生時代の恩師だったが、その正体は木星帝国の特殊工作員。
 
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:[[死の旋風隊]]のリーダーを務める少年。声優は『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY|0083]]』の[[シーマ・ガラハウ]]を演じた真柴氏。
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:[[死の旋風隊]]のリーダーを務める少年。声優は『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY|0083]]』の[[シーマ・ガラハウ]]を演じた真柴摩利氏。
 
;[[バーンズ・ガーンズバック]]
 
;[[バーンズ・ガーンズバック]]
:[[死の旋風隊]]のメンバー。トビアに亡き息子の面影を見出だす。
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:死の旋風隊のメンバー。トビアに亡き息子の面影を見出だす。
 
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:[[死の旋風隊]]のメンバー。元[[傭兵]]で、金銭的な保証がある方につく。
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:少数量産化された、[[ガンダムF91|F91]]の[[量産型]]。ゲーム中でのオリジナルとの違いは、空が飛べないこととMEPE攻撃が存在しないこと。オリジナルと微妙にカラーリングが違うという設定は原作やGジェネでも出ていないので、実はスパロボオリジナルである。
 
:少数量産化された、[[ガンダムF91|F91]]の[[量産型]]。ゲーム中でのオリジナルとの違いは、空が飛べないこととMEPE攻撃が存在しないこと。オリジナルと微妙にカラーリングが違うという設定は原作やGジェネでも出ていないので、実はスパロボオリジナルである。
 
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:ハリソン用にダークブルーのカラーリングを施された[[量産型ガンダムF91]]。通常の量産型ガンダムF91よりは性能は上だが、オリジナルには負ける。なお、劇中設定であればオリジナルの[[ガンダムF91|F91]]より高性能である。ハリソンはこの機体を使ってキンケドゥのクロスボーンX1と戦っている。
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:ハリソン用にダークブルーのカラーリングを施された量産型ガンダムF91。通常の量産型ガンダムF91よりは性能は上だが、オリジナルには負ける。なお、劇中設定であればオリジナルのF91より高性能である。ハリソンはこの機体を使ってキンケドゥのクロスボーンX1と戦っている。
  
 
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== 登場作と扱われ方 ==
 
== 登場作と扱われ方 ==
第2次α以前においても、[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]では原作の1シーンが再現され、[[キャラクター事典]]に[[キンケドゥ・ナウ]]の名が伏字で掲載されたことがあった。
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『第2次α』以前においても、『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』では原作の1シーンが再現され、[[キャラクター事典]]に[[キンケドゥ・ナウ]]の名が伏字で掲載されたことがあった。
  
また[[スーパーロボット大戦α|α]]ではシーブックが[[ジュピトリアン]]を「木星帝国」と評したり、[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]がシェリンドンの台詞をほぼそのまま使ったりというネタがあった(ただし、これは本作の参戦の伏線ではないと攻略本で明言されている。そもそも、本作が広く知られるようになったゲーム『GジェネレーションF』は[[スーパーロボット大戦α|α]]から数ヵ月後に発売された)。
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また『[[スーパーロボット大戦α|α]]』ではシーブックが[[ジュピトリアン]]を「木星帝国」と評したり、[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]がシェリンドンの台詞をほぼそのまま使ったりというネタがあった(ただし、これは本作の参戦の伏線ではないと攻略本で明言されている。そもそも、本作が広く知られるようになったゲーム『GジェネレーションF』は『α』から数ヵ月後に発売された)。
  
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
:ほとんど原作通りに登場。[[シーブック・アノー|シーブック]]が[[スーパーロボット大戦α|α]]に登場していたために「随分老けた」と言われるシーンがあるが、有耶無耶にされている。どのルートを通っても[[木星帝国]]は[[ネオ・ジオン]]と手を組む事になる。劇中、原作再現でシェリンドンにトビアが誘拐同然に連れていかれる。その際に、[[ジュドー・アーシタ]]も連れていかれているが、『スカルハート』『鋼鉄の7人』で、トビアは後年のジュドーとしか思えない人物と出会っている。
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:ほとんど原作通りに登場。[[シーブック・アノー|シーブック]]が『α』に登場していたために「随分老けた」と言われるシーンがあるが、有耶無耶にされている。どのルートを通っても[[木星帝国]]は[[ネオ・ジオン]]と手を組む事になる。劇中、原作再現でシェリンドンにトビアが誘拐同然に連れていかれる。その際に、[[ジュドー・アーシタ]]も連れていかれているが、『スカルハート』『鋼鉄の7人』で、トビアは後年のジュドーとしか思えない人物と出会っている。
  
 
== 用語 ==
 
== 用語 ==

2014年2月9日 (日) 13:47時点における版

  • 1994年12月号 ~ 1997年3月号に連載(「月刊少年エース」誌)。全27話、コミックス全6巻。
  • 初参戦スパロボ:第2次スーパーロボット大戦α(2003年)

概要

機動戦士ガンダムF91』の直接の続編に当たる作品。長谷川裕一氏の漫画作品であり、映像化はスパロボやGジェネ等のゲームのみ。

非アニメ化ガンダムとしては『ガンダム・センチネル』に続く2作目の参戦であり、非アニメ化作品としては3作目の参戦(で原作漫画版『ゲッターロボ號』設定の竜馬隼人が登場している)。非アニメ化作品としては、本格的にスパロボでストーリーが再現された最初の参戦作品でもある。ガンダムゲーム、Gジェネシリーズに参戦した際に採用された声優BGM、ビジュアルがスパロボでも採用されている(そもそも、Gジェネシリーズで有名になったことがスパロボで参戦可能になった理由の一つといえる)。

続編として『スカルハート』『鋼鉄の7人』も存在しており、これは『機動戦士Vガンダム』へのミッシングリンクと、長谷川氏の別作品『機動戦士Vガンダム外伝』、『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』への関連も兼ねたものとなっている。2011年12月には更なる続編『ゴースト』が発表となった。

基本的に、テレビ版・劇場版の宇宙世紀ガンダム作品以外には、富野監督の名前があっても参加はしていないことが多い。しかしこの作品については富野監督が原作として参加している(ただし無印のみで『スカルハート』『鋼鉄の7人』『ゴースト』についてはあくまでも長谷川氏のオリジナルである)。

登場人物

スパロボごとの登場人物一覧については以下を参照して下さい。

宇宙海賊クロスボーン・バンガード

トビア・アロナクス
主人公地球からの留学生。木星帝国の野望を偶然知ってしまい、クロスボーン・バンガードに参加する。
ベルナデット・ブリエット / テテニス・ドゥガチ
ヒロイン。最初にトビアが乗っていた艦に隠れて乗っていたところを彼に助けられ、そのままマザー・バンガードに乗ることに。その正体は木星帝国の総帥クラックス・ドゥガチの実の娘。
キンケドゥ・ナウ / シーブック・アノー
『F91』の主人公。宇宙海賊クロスボーン・バンガードのエースパイロットの一人でクロスボーン・ガンダムX1を操る。偽名を名乗り、再建された新生クロスボーン・バンガードに参加する。書類上は既に故人扱いになっている。本編終了後は地球でパン屋を営む。
ベラ・ロナ / セシリー・フェアチャイルド
『F91』のヒロイン。新たなクロスボーン・バンガードを率い、木星帝国と戦う、マザー・バンガードの女性艦長。
ウモン・サモン
一年戦争から戦っているベテランパイロット。キンケドゥ不在時はX1に乗るほどの腕前を持つが、間が抜けている部分があるのが玉に瑕。一年戦争でリック・ドムボールで6機撃墜したという驚異的な戦果を持っており(この辺の詳細は続編の『スカルハート』で描かれている)、本人は「ニュータイプ」と言い張るが真相は不明。『第2次α』やGジェネシリーズでは一応ニュータイプ扱い。

木星帝国

クラックス・ドゥガチ
木星帝国の指導者。声優は『初代ガンダム』のナレーターを務めた永井一郎氏。
ザビーネ・シャル
『F91』に登場したキャラクター。クロスボーン・バンガードエースパイロットだったが、貴族主義を盲信するあまり、木星帝国に寝返った。
カラス
トビアの留学生時代の恩師だったが、その正体は木星帝国の特殊工作員。
ギリ・ガデューカ・アスピス
死の旋風隊のリーダーを務める少年。声優は『0083』のシーマ・ガラハウを演じた真柴摩利氏。
バーンズ・ガーンズバック
死の旋風隊のメンバー。トビアに亡き息子の面影を見出だす。
ローズマリー・ラズベリー
死の旋風隊のメンバー。元傭兵で、金銭的な保証がある方につく。

連邦軍

ハリソン・マディン
上層部の無理解のため、能力の割に報われない苦労人。高級量産機である量産型ガンダムF91専用カラーに塗り、運用している。余談だが、出世しないもう一つの理由として「ロリコン」であることが匂わされている。

ロナ家

シェリンドン・ロナ
ベラの従妹。ニュータイプ至上主義者。

登場メカ

スパロボごとの登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

宇宙海賊クロスボーン・バンガード

モビルスーツ

クロスボーン・ガンダムX1
マント装備版も登場。
クロスボーン・ガンダムX1改
マント装備版も登場。
クロスボーン・ガンダムX2
マント装備版も登場。後にザビーネと共に木星帝国所属となる。
クロスボーン・ガンダムX3
ゾンド・ゲー

戦艦

マザー・バンガードバビロニア・バンガード

地球連邦軍

量産型ガンダムF91
少数量産化された、F91量産型。ゲーム中でのオリジナルとの違いは、空が飛べないこととMEPE攻撃が存在しないこと。オリジナルと微妙にカラーリングが違うという設定は原作やGジェネでも出ていないので、実はスパロボオリジナルである。
量産型ガンダムF91 (ハリソン専用)
ハリソン用にダークブルーのカラーリングを施された量産型ガンダムF91。通常の量産型ガンダムF91よりは性能は上だが、オリジナルには負ける。なお、劇中設定であればオリジナルのF91より高性能である。ハリソンはこの機体を使ってキンケドゥのクロスボーンX1と戦っている。

木星帝国

モビルスーツ

バタラ
バーンズ専用機も登場。
エレバド
ペズ・バタラ
ディオナ
クァバーゼ
アビジョ
トトゥガ
エレゴレラ
ノーティラス
ディビニダド
クロスボーン・ガンダムX2改
トビアが本機のコアファイターで帝国から逃げ出したために、その穴埋めを木星帝国の技術で行なった機体。スラスターは以前より大きくなっているが、木星帝国の技術力の問題で機動力自体はほぼ変わっていない。脱出機能がなくなったのでむしろ改悪されてしまっている。

戦艦

サウザンスジュピター
ジュピトリス9

登場作と扱われ方

『第2次α』以前においても、『F完結編』では原作の1シーンが再現され、キャラクター事典キンケドゥ・ナウの名が伏字で掲載されたことがあった。

また『α』ではシーブックがジュピトリアンを「木星帝国」と評したり、トレーズがシェリンドンの台詞をほぼそのまま使ったりというネタがあった(ただし、これは本作の参戦の伏線ではないと攻略本で明言されている。そもそも、本作が広く知られるようになったゲーム『GジェネレーションF』は『α』から数ヵ月後に発売された)。

第2次スーパーロボット大戦α
ほとんど原作通りに登場。シーブックが『α』に登場していたために「随分老けた」と言われるシーンがあるが、有耶無耶にされている。どのルートを通っても木星帝国ネオ・ジオンと手を組む事になる。劇中、原作再現でシェリンドンにトビアが誘拐同然に連れていかれる。その際に、ジュドー・アーシタも連れていかれているが、『スカルハート』『鋼鉄の7人』で、トビアは後年のジュドーとしか思えない人物と出会っている。

用語

クロスボーン・バンガード
クロスボーン・ガンダム
木星帝国
木星戦役

商品情報

本編

スカルハート

鋼鉄の7人