「インフィニットジャスティスガンダム」の版間の差分
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+ | フレームは銀色のPS装甲素材。引き続き、自走砲台ミーティアの使用も可能。 | ||
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インフィニットとは「"∞" 無限」を意味する。 | インフィニットとは「"∞" 無限」を意味する。 |
2015年1月13日 (火) 10:38時点における版
ZGMF-X19A インフィニットジャスティスガンダム
(∞ Justice Gundam)
- 登場作品:機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- 分類:汎用試作型モビルスーツ
- 型式番号:ZGMF-X19A
- 全高:18.90m
- 重量:79.67t
- 動力:ハイパーデュートリオンエンジン
- 装甲材質:VPS装甲
- 開発:ザフト→ファクトリー
- 所属:オーブ軍(エターナル艦載機)
- 主なパイロット:アスラン・ザラ
クライン派秘密組織ターミナルが開発したジャスティスガンダムの発展型モビルスーツ。
元々はザフトの統合開発局がジャスティスとアスランの戦闘データを元に設計していた基本データをクライン派が密かに奪い、ファクトリーで更なる改良をくわえて完成させた。型式番号こそザフトの「ZGMF」を継承しているが、実質的にはターミナルのオリジナルMSと言っても過言ではない高性能機として生まれ変わっている。
ストライクフリーダムと同様、アスランの搭乗を前提に調整されている。これはキラ・ヤマトの強い提言により、ストライクフリーダムとの連携運用を念頭において行われた。
本機は軽量化と近接武装の強化が図られている他、ハイパーデュートリオンエンジンの搭載によりジャスティスの数倍の出力と戦闘力を持ち、デスティニーやレジェンドに匹敵すると言われる。
フレームは銀色のPS装甲素材。引き続き、自走砲台ミーティアの使用も可能。
原作ではストライクフリーダムガンダムと共に地球に降下してオーブ連合首長国とザフト軍の戦闘の最中に、ジャスティスに乗り合わせたラクス・クラインからアスラン・ザラへと引き渡され、シンのデスティニーと交戦して右腕を切り落として撤退させた。
最終話ではデスティニー、インパルス、ミネルバを戦闘不能に追い込み、アカツキと共にレクイエムを破壊するなど、出番が少ないながらも鬼神のごとき活躍を見せた。
インフィニットとは「"∞" 無限」を意味する。
ミーティア装備時についてはインフィニットジャスティスガンダム (ミーティア)の項を参照。
スパロボシリーズにおいて
射撃特化のストライクフリーダムに対して本機は格闘特化で、武装の構成はデスティニーと似ているが、攻撃力自体はデスティニーの方が上を行く場合が多い。
しかし、デスティニーは気力が必要な武器が多い、ストフリは合体攻撃以外にバリア貫通武器が無い、と言った扱いにくい点を抱えている事が多々あるが、本機にはそういった問題点が無く、使い勝手の良い機体としてまとまっている。
ストライクフリーダムと同じく、本機もエターナルとの合体攻撃が存在する。
登場作品と操縦者
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 「∞ジャスティスガンダム」表記。セイバーガンダムの改造値がそのまま引き継がれる。アスランを活躍させるなら、早期にセイバーを強化しておくと楽になる(セイバーそのものは原作同様、大破して無くなる)。人によっては、クリアまで無改造な事も。ファトゥム-01がアスランの高い援護攻撃スキルと相まって、なかなかの使い勝手。問題はSフリーダム同様の参入の遅さから来る他との改造段階の違い、アスランが「迅速」持ちなために小隊員に回されやすいところと、ALL攻撃がなく単体攻撃が優秀という、セイバーとは特性が完全に逆なこと。一応合体攻撃でフォローできる。強力なMAP兵器や全体攻撃を使えるストライクフリーダムと小隊を組ませると弱点がフォローされる形になるので丁度安定する。
- 第2次スーパーロボット大戦Z(破界篇/再世篇)
- グラフィックは前作と同様で、能力値はやや平凡。但し、今回からコンビネーション・アサルトが実装されたので、攻撃能力は上昇している。アスランが援護攻撃の替わりに援護防御を習得したので、次元獣などの状態異常攻撃を受けることが多い本作では防御+シールド+VPS装甲を活かし自軍の盾となれる。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦K
- ストライクフリーダムと同時に入手する。ハイパーデュートリオンが搭載され、ストライクフリーダムとの合体攻撃が追加されたが、グリフォン2や合体攻撃の消費ENが大きく、連発すると回復が追いつかずにすぐガス欠になる。また、頼みの綱の合体攻撃はなぜか射撃であり、機体特性や育成方針とちぐはぐ。DESTINYの主役3機の中では中途半端な印象が強い。何気にデスティニーとパートナーを組むと必殺武器の射程(と、アスランとシンの互いの信頼補正効果)が見事にかみ合う。問題はデスティニーはコンボ武器が強いので単機運用されがちという事だが。ちなみに、「ハイパーフォルティス」が脱字で「ハイパーフォルテス」になっている。
- スーパーロボット大戦L
- おおむねKと同じだが、各種燃費は格段に良くなっている一方でハイパーデュートリオンの回復はそのままなので、気軽にグリフォン2を連発してもまずガス欠しない。
- 今作では信頼補正効果は廃止されているが、射程面の関係でやはりデスティニーとのPUが使いやすい。ただそれ以上に、強化パーツ廃止に伴う機体能力の「宇宙適応」が重要なので、デスティニー以外と組む事も多い。
- 単体で見た場合、アロンダイトという高威力コンボ武器の代わりにただのビームサーベルを装備しているデスティニーのような感じ。しかし改造と養成が進んできて、ビームサーベルで十分なダメージを与えられるようになると、「パイロットの加速のおかげで一番足が速い」と言う養成や改造では得られない長所が光ってくる。ボス相手には魂が無い分一歩引くが、雑魚掃除に関しては右に出るものはいなくなるだろう。特にHP4万を超えていながらバリアも持つ雑魚とか。
- スーパーロボット大戦UX
- 今回フォルティスがないため、最大射程4(マップ兵器除く)という完全近接特化機体に。シャイニングエッジが採用されたり、K・Lのグリフォン2にあたる武装がファトゥム-01になったり、Zに近い武装構成になっている。変わった所としてはファトゥム-01にMAP兵器版が追加されたところだろうか。
- 射程が短くなった分これまで以上にストライクフリーダムとの相性が悪い上にデスティニーとも噛み合わなくなった。ボーナスがほぼ噛み合うのはハルート辺りだがこちらも射程が合わない。「メインも張れて、飛べる格闘指揮官」と言う個性を活かすなら、マップ序盤はメインとして飛べない近距離ユニットの牽引を担当しつつ、ボス戦ではキラとの合体攻撃を狙うと全局面において活躍してくれる。特筆して「条件を満たすまで飛行できない・単独ではそれほど火力が出ないがボス戦特化・お互い最大火力は合体攻撃」と三拍子揃った劉備ガンダムとの正義タッグは、相性が抜群に良い。
Scramble Commanderシリーズ
単独作品
装備・機能
武装・必殺武器
武装
- MMI-M19L 14mm2連装近接防御機関砲
- 頭部4門内蔵の機関砲。系統的にはガズウートの装備の改修型。
- Zでは運動性ダウンの効果あり。再攻撃との相性が良い。Kでは照準値低下がある。
- MMI-GAU26 17.5mmCIWS
- 胸部に4門内蔵の機関砲。ジャスティスに装備されたサジットゥスの直系。
- 余談だが、ガンプラのMGでは、胸部と頭部の機関砲の名称が逆になっており、胸部の機関砲も下に装備されたそれがセンサーらしき物に変更されている。
- MA-M1911 高エネルギービームライフル
- 本機専用のビームライフル。格闘戦時の取り回しを考慮し、サブグリップを廃している。
- PLAとTRYの両方があり、両方とも移動後攻撃可能。
- EEQ08 グラップルスティンガー
- シールド外装部に格納された格闘戦用クロー。ゲイツのエクステンショナル・アレスターの発展系で、ソードストライクのパンツァーアイゼンのような使い方をする。『機動戦士ガンダムSEED DESTINY FINAL PLUS 選ばれた未来 』のOPアニメで使用しただけで、劇中未使用。
- RQM55 シャイニングエッジビームブーメラン
- ビームキャリーシールド外縁に設置されている武装。バッセルやフラッシュエッジの系列モデル。シールドに固定したまま、大型ビームソードとしても使用可能。
- 移動後攻撃可能だが、ビームサーベルがあるため使用頻度は少ない。
- MR-Q15A グリフォン ビームブレイド
- 脚部に内蔵されたビームブレイド。格闘戦に威力を発揮する。本体の設計がファトゥム-01より先行したため、旧モデルを搭載している。実質、アスランの為だけに装備された武装。最終話でデスティニーとインパルスを戦闘不能に追い込んだ。
- スパロボでは『ビーム・サーベル』の演出に含まれる他、Zにおいては切り払い時にこれを使用している。大量のミサイルを蹴りで切り落とす様はなかなかシュール。
- MA-M02G シュペールラケルタ ビームサーベル
- 両腰にマウントされた武装。「ラケルタ」と同様の兵装だが、更なる改良が施され、C.E.73時点でも十分な性能を誇る。柄の連結機構も引き続き採用されている。無論、後継機でもアスランは「アンビデクストラス・ハルバード」モードの使用を好んでいる。また、ファトゥム-01にも固定式のものが機首部に装備されている。
- Z、K共にハルバードモードを用いて相手を切り裂き、脚先のビームブレイドで止めを差す。
ファトゥム
- MS支援空中機動飛翔体 ファトゥム-01(ゼロワン)
- ファトゥム-00の発展型。リフターとサブフライトシステムの機能を持ち合わせている他、ファトゥムを敵機に突撃させて相手を貫通させることも可能。そのために、分離時に展開する機首部分に大型対装甲ナイフが組み込まれ、他の部分にもビームサーベルが内蔵されている。これを使い、ミネルバのメインスラスターとレクイエムを破壊し、漫画版ではデスティニーを撃墜している。
- ゲームではバリア貫通効果がある。その攻撃方法からグレートブースターと言われることがある。Kでは気力・射程共に弱体化したが、ストライクフリーダムのフルバーストにはないバリア貫通がある。
- ファトゥム-01(マップ兵器版)
- UXで追加された直線型のマップ兵器。
- MR-Q17X グリフォン2 ビームブレイド
- 両翼に内蔵されたビームブレイド。ガイアの物と同型である。
- MA-6J ハイパーフォルティス ビーム砲/MA-M02S ブレフィスラケルタ ビームサーベル
- 機首部周辺に2基装備された可変兵装。ハイパーフォルティスはファトゥム-00のフォルティスの発展型で、セイバーのスーパーフォルティスの前型モデル。砲身を180°折りたたむとブレフィスラケルタが使用可能となる。これは主に突撃用のビームスパイクとして使われる。
- K・Lでは分離してその上に本体が乗ってから撃つ。ジャスティス本体への負荷を避けるためと思われる。
防御兵装
- MX2002 ビームキャリーシールド
- 実体盾にビームシールドジェネレーター、ブーメランとワイヤーアンカーも内蔵の複合式防盾。大出力ビーム砲の直撃も防げる。ビーム出力の調整により、シールド形状を変更するだけでなく、ビームガンやビームサーベルとしても使える。シャイニングエッジとグラップルスティンガーが装備されているが、マウント形状の変更で他兵装も携行できる。
合体攻撃
- コンビネーション・アサルト
- ストライクフリーダムガンダムとの合体攻撃。前作「ガンダムSEED」で、オーブ解放作戦時での連合の3機のGとの戦いでキラとアスランが即興で合わせた連携攻撃。スパロボでは第3次α、J、Wでフリーダムとジャスティスで使用できたが、Kで遂にストライクフリーダムと∞ジャスティスでの使用が実現した。
- ミーティア・フルバースト
- ガンダムとミーティアとのマルチロックオンシステムによる一斉射撃。スパロボZではキラの場合、ラクスのカットインが入るが、アスランの場合は申し訳程度にメイリンのセリフが挿入されている。Kではアスランのカットインがトドメ演出で入る。キラの場合はラクスのカットインと言う事を考えると優遇されているのかも。
- ミーティア・サーベル
- ∞ジャスティスの場合はサーベルのほうが攻撃力が高い。再攻撃による合体攻撃⇒「ファトゥム-01」のコンビネーション攻撃も可能。
特殊能力
- 剣装備、盾装備、銃装備
- 切り払い、シールド防御、撃ち落としを発動。
- VPS装甲
- フェイズシフト装甲の改良型。装甲に掛ける電圧を調整できるようになっており、エネルギー消費の効率化を図っている。その影響で装甲の色が変化するようになった。
- ハイパーデュートリオン / EN回復(小)
- 核エンジンとデュートリオンビームのハイブリッド動力機関。
- ZシリーズではEN回復(小)。
- 携帯機シリーズでは「ハイパーデュートリオン」表記。K、Lでは毎ターン自軍フェイズ開始時に、ENが最大値の25%回復する。UXでは回復量が10%とEN回復(小)と同じになった。
移動タイプ
サイズ
- M
機体ボーナス
- 無改造:運動性+5 格闘武器+100 地形適応宇A
ハーフ改造:運動性+15 格闘武器+200 地形適応宇A
フル改造:運動性+25 格闘武器+300 地形適応宇S
- 初期段階:格闘武器+100 運動性+5
第二段階:格闘武器+150 運動性+10 地形適応宇A
第三段階:格闘武器+200 運動性+20 地形適応宇S
最終段階:格闘武器+300 運動性+30 地形適応宇S 移動力+1 - 移動力+1が追加された。ストライクフリーダムガンダムと対になる構成。
機体BGM
- 「ignited -イグナイテッド-」
- 「キラ、その心のままに」
- 『L』では、オーブ攻防戦にてアスランがインフィニットジャスティスに乗り換えるとこちらのBGMになる。
- 「君は僕に似ている」
- UXで採用。
関連機体
商品情報
余談
- なお、本来は「ナイトジャスティス」という名前になるはずだったのだが、パチスロ台に「ナイトジャスティス」と言う商標を取られていたのが名前を発表した後に発覚したため、急遽変更することになった。
- ほぼ同じ時期にストライクフリーダムの改名騒動があり、そちらの方が有名になってしまったため、よく「煽りを食らって改名に巻き込まれた」等と言われることがあるが、こっちはこっちでちゃんと理由がある。
資料リンク
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