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[[ザンスカール帝国]]の[[ベスパ]]が開発した宇宙用の[[量産型]][[モビルスーツ]]。ザンスカール帝国における初の量産型モビルスーツであり、あらゆる面でバランスが取れている。特に汎用性に優れ、追加装備を取り付ける事も出来る。 | [[ザンスカール帝国]]の[[ベスパ]]が開発した宇宙用の[[量産型]][[モビルスーツ]]。ザンスカール帝国における初の量産型モビルスーツであり、あらゆる面でバランスが取れている。特に汎用性に優れ、追加装備を取り付ける事も出来る。 | ||
− | ザンスカール帝国最初期の機体とはいえ、[[宇宙世紀]]0153年の技術力を以て開発された機体であるため、120年代の技術水準で製造された地球連邦軍の主力機であるジェムズガン、ジャベリンをスペック上でも大きく上回る。漫画『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]] ゴースト』(SRW未参戦)では[[量産型ガンダムF91|F91]]の[[ビームシールド]]すら切断する[[F97|クロスボーン・ガンダム]]のビームザンバーを逆にビームシールドで防ぎるほどの高出力を見せている。ザンスカール同様に連邦から独立したマケドニア政庁等は連邦軍から接収した旧式モビルスーツの[[ヘビーガン]] | + | ザンスカール帝国最初期の機体とはいえ、[[宇宙世紀]]0153年の技術力を以て開発された機体であるため、120年代の技術水準で製造された地球連邦軍の主力機であるジェムズガン、ジャベリンをスペック上でも大きく上回る。漫画『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]] ゴースト』(SRW未参戦)では[[量産型ガンダムF91|F91]]の[[ビームシールド]]すら切断する[[F97|クロスボーン・ガンダム]]のビームザンバーを逆にビームシールドで防ぎるほどの高出力を見せている。ザンスカール同様に連邦から独立したマケドニア政庁等は連邦軍から接収した旧式モビルスーツの[[ヘビーガン]]を独自改修した程度であることを考えれば、ザンスカールの政治力や資材を証明するモビルスーツであろう。 |
初期生産型はビームストリングスやビームシールドは装備されてなかったが、正式量産型は標準装備として採用されている。戦争後期型のトッリ・アーエス隊の機体には[[エンジェル・ハイロゥ]]の性能実験のため[[サイコミュ]]測定器や改良型のビームストリングスを搭載している。 | 初期生産型はビームストリングスやビームシールドは装備されてなかったが、正式量産型は標準装備として採用されている。戦争後期型のトッリ・アーエス隊の機体には[[エンジェル・ハイロゥ]]の性能実験のため[[サイコミュ]]測定器や改良型のビームストリングスを搭載している。 | ||
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開戦当初から投入された機体であったが、パイロットの評判が良かったのか最終決戦まで第一線で運用され続けた。また、本機は後に地上用である[[ゾロ]]や[[ゾリディア]]といった[[モビルスーツ]]の開発のベースともなった。 | 開戦当初から投入された機体であったが、パイロットの評判が良かったのか最終決戦まで第一線で運用され続けた。また、本機は後に地上用である[[ゾロ]]や[[ゾリディア]]といった[[モビルスーツ]]の開発のベースともなった。 | ||
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しかし、ザンスカール帝国本国に潜入する際に元のカラーリングに戻される。その際にパイロットのマーベットごと鹵獲され、その後どうなったのかは不明。 | しかし、ザンスカール帝国本国に潜入する際に元のカラーリングに戻される。その際にパイロットのマーベットごと鹵獲され、その後どうなったのかは不明。 | ||
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=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
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− | : | + | :序盤の雑魚機体。時期相応の弱さではあるが5連装ビーム・ストリングスには移動力低下の特殊効果あり。リアル系でも被弾率が高い本作では被弾の機会もそこそこあるので、思わぬところで足元をすくわれないようにしたい。 |
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:宇宙編のみに登場。あまり強くない。その脆さは突如現れた[[R-1]]のT-LINKナックルでも落とせるほど。 | :宇宙編のみに登場。あまり強くない。その脆さは突如現れた[[R-1]]のT-LINKナックルでも落とせるほど。 | ||
:宇宙を漂流していた[[ルペ・シノ]]を救助した際、その乗機の色を塗り替えたという設定でホワイトアットを入手できるが、武器の威力は[[ガンイージ]]以下である為戦力として使える機体ではない。名称は単に「ゾロアット」。 | :宇宙を漂流していた[[ルペ・シノ]]を救助した際、その乗機の色を塗り替えたという設定でホワイトアットを入手できるが、武器の威力は[[ガンイージ]]以下である為戦力として使える機体ではない。名称は単に「ゾロアット」。 | ||
:『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』でもゾロアットを味方が使用する事はできたが、そちらはゲームボーイ故にカラーリングが確認できなかった為、明確に「白いゾロアット」として登場したのは今のところ本作品のみ。 | :『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』でもゾロアットを味方が使用する事はできたが、そちらはゲームボーイ故にカラーリングが確認できなかった為、明確に「白いゾロアット」として登場したのは今のところ本作品のみ。 | ||
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::フリーバトルに登場。 | ::フリーバトルに登場。 | ||
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+ | :宇宙ルート第1話「旅立ちの日」より登場。武装はビームライフルとビームストリングスの2つのみ。 | ||
+ | :HPも装甲も低めなため味方の武器が無改造でも一撃で落とせる場合が多いが、ビームストリングスに被弾すると運動性低下の効果があるため厄介。 | ||
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;[[ゾリディア]] | ;[[ゾリディア]] | ||
− | : | + | :ゾロアットを陸戦用に再設計した機体。 |
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− | : | + | :ゾロアットにビームローターを搭載した改造試験機「ゾロローター」を母体に開発された地上用量産機。 |
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== 資料リンク == | == 資料リンク == | ||
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2024年11月9日 (土) 00:49時点における最新版
ゾロアット | |
---|---|
外国語表記 | Zoloat[1] |
登場作品 | |
デザイン | 石垣純哉 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦G |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 宇宙戦用モビルスーツ |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | ZM-S06S |
頭頂高 | 14.5 m |
本体重量 | 8.2 t |
全備重量 | 19.8 t |
動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 5,280 kw |
スラスター推力 |
59,030 kg×1 20,170 kg×1 |
アポジモーター数 | 39 |
装甲材質 | チタン合金ネオセラミック複合材 |
センサー有効半径 | 30,000 m |
開発 | ベスパ |
所属 | ザンスカール帝国 |
主なパイロット | マーベット・フィンガーハット |
概要[編集 | ソースを編集]
ザンスカール帝国のベスパが開発した宇宙用の量産型モビルスーツ。ザンスカール帝国における初の量産型モビルスーツであり、あらゆる面でバランスが取れている。特に汎用性に優れ、追加装備を取り付ける事も出来る。
ザンスカール帝国最初期の機体とはいえ、宇宙世紀0153年の技術力を以て開発された機体であるため、120年代の技術水準で製造された地球連邦軍の主力機であるジェムズガン、ジャベリンをスペック上でも大きく上回る。漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト』(SRW未参戦)ではF91のビームシールドすら切断するクロスボーン・ガンダムのビームザンバーを逆にビームシールドで防ぎるほどの高出力を見せている。ザンスカール同様に連邦から独立したマケドニア政庁等は連邦軍から接収した旧式モビルスーツのヘビーガンを独自改修した程度であることを考えれば、ザンスカールの政治力や資材を証明するモビルスーツであろう。
初期生産型はビームストリングスやビームシールドは装備されてなかったが、正式量産型は標準装備として採用されている。戦争後期型のトッリ・アーエス隊の機体にはエンジェル・ハイロゥの性能実験のためサイコミュ測定器や改良型のビームストリングスを搭載している。
劇中での様相[編集 | ソースを編集]
開戦当初から投入された機体であったが、パイロットの評判が良かったのか最終決戦まで第一線で運用され続けた。また、本機は後に地上用であるゾロやゾリディアといったモビルスーツの開発のベースともなった。
リガ・ミリティアもゾロアットを鹵獲し、白に塗装しホワイトアットとして運用している。性能はゾロアットと全く変わらない。 カイラスギリー攻略戦などでマーベット・フィンガーハットが乗り込み、ベスパと交戦していた。 しかし、ザンスカール帝国本国に潜入する際に元のカラーリングに戻される。その際にパイロットのマーベットごと鹵獲され、その後どうなったのかは不明。
劇中での出番はゾロ等よりも後だがオープニング映像では前期・後期共に登場しており、ザンスカール系MSの特徴である「猫の目か狐目」状のアイセンサーを強調したカットもある。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦G
- 初登場作品。DCの戦力として登場する他、ミチルを仲間にして、カテジナがNPCになるルートに進めば終盤に差し掛かったあたりで1機だけ入手できる。おそらく原作のホワイトアットを意識したのだろうが、ゲームボーイソフトゆえにカラーリングは確認できず。
- 最大射程が短い代わりに移動力が高く、ガンイージやVガンダムを上回る。攻撃力もそこそこあるため斬り込み役に適している……が、何故か味方ユニットで唯一フル改造ボーナスがつかないというファン泣かせの機体。もっとも、ボーナス目当てで不要な改造をしなくて済む[2]というメリットと見ることもできるが。
- ルートの関係でフォウと二択[3]になる。複数の攻略サイトでこの条件が間違って記載されているので、注意。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α
- 序盤からジュピトリアンの戦力として登場する。MSの中でも最弱クラスの性能で苦戦することはない。『α外伝』ではザンスカールのユニットが本作から流用される形で多く登場しているが何故か本機のみは未登場となった。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦D
- 序盤の雑魚機体。時期相応の弱さではあるが5連装ビーム・ストリングスには移動力低下の特殊効果あり。リアル系でも被弾率が高い本作では被弾の機会もそこそこあるので、思わぬところで足元をすくわれないようにしたい。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- 新スーパーロボット大戦
- 宇宙編のみに登場。あまり強くない。その脆さは突如現れたR-1のT-LINKナックルでも落とせるほど。
- 宇宙を漂流していたルペ・シノを救助した際、その乗機の色を塗り替えたという設定でホワイトアットを入手できるが、武器の威力はガンイージ以下である為戦力として使える機体ではない。名称は単に「ゾロアット」。
- 『第2次G』でもゾロアットを味方が使用する事はできたが、そちらはゲームボーイ故にカラーリングが確認できなかった為、明確に「白いゾロアット」として登場したのは今のところ本作品のみ。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。
- スーパーロボット大戦30
- 宇宙ルート第1話「旅立ちの日」より登場。武装はビームライフルとビームストリングスの2つのみ。
- HPも装甲も低めなため味方の武器が無改造でも一撃で落とせる場合が多いが、ビームストリングスに被弾すると運動性低下の効果があるため厄介。
- 本来は宇宙専用だが、一部のシミュレーターミッションでは地上でも出現する。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
武装[編集 | ソースを編集]
- バルカン
- 胸部に2門装備。
- 5連装ビーム・ストリングス
- 右肩のショルダーアーマーに内蔵。正確にはビーム兵器ではなく電磁ワイヤーであるが、展開時に線状のビームに見えることから名付けられた。別名「ワイヤービーム」。ジュンコからは投網とも呼ばれた。ゾリディアにも本機のそれを流用したものをオプションとして装備可能。
- 『D』では移動力低下、『30』では運動性低下の特殊効果を持つ。
- ビームシールド
- 左肩ショルダーアーマーに発生器を内蔵。基部が展開してある程度角度を変更可能。ソードとしても機能する。
- 『第2次G』では気力130以上の時、50%の確率でダメージを軽減する効果。
- ビーム・サーベル
- 両肩に装備。
- ビーム・ライフル
- 本機の携行兵装。
- 『第2次G』では何故か所持していない。原作のホワイトアットはVガンダム等と同じものを使用していたが、『新』では通常のゾロアット用と同じものを使っている。
オプション装備[編集 | ソースを編集]
- ビーム・キャノン
- オプション兵装として両肩に1門ずつ装備。ただしメガ粒子の加速率が低く想定されたほどの威力には達していないため、機動力を重視するパイロットからは敬遠されていたらしい。
- 『第2次G』では本機の最強かつ最長射程武器だが、射程そのものは他のMSのビームライフルより短い。
- 『D』では長射程で威力も高く、侮れない。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- M
カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]
- 「5連ビームストリングス」の攻撃力+200。照準値+15
- 『30』で採用。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ゾリディア
- ゾロアットを陸戦用に再設計した機体。
- ブルッケング
- 同じくゾロアットをベースに開発された陸戦機。
- ゾロ
- ゾロアットにビームローターを搭載した改造試験機「ゾロローター」を母体に開発された地上用量産機。
脚注[編集 | ソースを編集]
商品情報[編集 | ソースを編集]
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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