「ゴッドワルド・ハイン」の版間の差分
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:散り際の台詞。[[アビゴル]]を撃破されながらも生身でウッソ機のコクピットに取り付くが、ワイヤーガンで反撃され爆炎の中に消えた。 | :散り際の台詞。[[アビゴル]]を撃破されながらも生身でウッソ機のコクピットに取り付くが、ワイヤーガンで反撃され爆炎の中に消えた。 | ||
− | : | + | :ウッソは「ゴッドワルドが最後に自分を褒めてくれた」と解釈したが、'''ゴッドワルドの怒りに満ちた表情や口調、機外へ吹っ飛ばされてもなお銃を構えてあがく様子からは、とてもウッソを褒めているようには見えない'''。むしろ、単に反撃された恨み節でしかないように思える。 |
− | :ウッソが事実に反して「ゴッドワルドが褒めてくれた」と言い聞かせたいだけなのか、それとも[[ニュータイプ]] | + | :ウッソが事実に反して「ゴッドワルドが褒めてくれた」と言い聞かせたいだけなのか、それとも[[ニュータイプ]]的な感応により視聴者の与り知らないところで賞賛の意思を受け取っていたのか…? いずれにせよ、やるせないシーンである。 |
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== 余談 == | == 余談 == | ||
*初期稿では決定稿より若く小ずるい印象で描かれていたが、歴戦の勇士という人物背景にそぐわないために変更された<ref>角川書店『ニュータイプ100%コレクション23 機動戦士VガンダムVOL.2 SHAHKTI'S PRAYER』76頁。</ref>。 | *初期稿では決定稿より若く小ずるい印象で描かれていたが、歴戦の勇士という人物背景にそぐわないために変更された<ref>角川書店『ニュータイプ100%コレクション23 機動戦士VガンダムVOL.2 SHAHKTI'S PRAYER』76頁。</ref>。 | ||
− | *[[漫画|漫画版]]『機動戦士Vガンダム』では第5章に登場。'''外見・精神共に古代の[[武士道|侍]] | + | *[[漫画|漫画版]]『機動戦士Vガンダム』では第5章に登場。'''外見・精神共に古代の[[武士道|侍]]を思わせる人物'''であり、非戦闘時には'''和室で前垂れに「撃」と書かれた褌のみの姿でむき身の日本刀を片手に無重力座禅を行っている'''。TV版の面影は'''眉毛の形状ぐらい'''である。 |
**外見は『[[機動武闘伝Gガンダム]]』の[[ウルベ・イシカワ]]に、キャラクター的には『[[機動戦士ガンダム0083]]』の[[アナベル・ガトー]]に近い。 | **外見は『[[機動武闘伝Gガンダム]]』の[[ウルベ・イシカワ]]に、キャラクター的には『[[機動戦士ガンダム0083]]』の[[アナベル・ガトー]]に近い。 | ||
− | **TV同様アビゴルを駆り、古代の侍が使っていた“居合い斬り”や“[[見切り]]”の応用で[[Vガンダム]]を追い詰めるが、[[ニュータイプ]] | + | **TV同様アビゴルを駆り、古代の侍が使っていた“居合い斬り”や“[[見切り]]”の応用で[[Vガンダム]]を追い詰めるが、[[ニュータイプ]]に覚醒したウッソによって逆転され、彼と戦えたことを誇りに思いながら落命する。 |
**そのTV版とのギャップの大きさや武人を思わせる戦いぶりから、一部のファンに妙なインパクトを与えた。 | **そのTV版とのギャップの大きさや武人を思わせる戦いぶりから、一部のファンに妙なインパクトを与えた。 | ||
+ | **「裸体で日本刀片手に座禅」は『Vガンダム』放送と同年公開の[[映画]]『ロボコップ3』のヴィラン、オートモが元ネタと思われる。 | ||
+ | **エンターブレイン『スーパーロボット大戦D パーフェクトバイブル』でも漫画版設定に触れられている(179頁)。 | ||
== 脚注 == | == 脚注 == |
2024年10月13日 (日) 22:49時点における最新版
ゴッドワルド・ハイン | |
---|---|
外国語表記 | Godwald Hein[1] |
登場作品 | |
声優 | 中田譲治 |
デザイン | 逢坂浩司 |
初登場SRW | 新スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
異名 | 人喰い虎 |
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
所属 | ザンスカール帝国 |
所属部隊 | ベスパ機関 |
軍階級 | 中尉 |
ゴッドワルド・ハインは『機動戦士Vガンダム』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
ザンスカール帝国のベスパ機関に所属する、凄腕のモビルスーツパイロット。「人喰い虎」の異名を持つ。
ウッソ・エヴィンと初めて出会った時に遭難していたところを救われており、その後再会した時は可変モビルスーツ「アビゴル」を駆り、敵として戦うことになる。ウッソとの戦闘の末に敗れ、最後は乗機の爆発に巻き込まれて命を落とす。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α
- ジュピトリアン所属。アビゴルが登場しないため、コンティオやドッゴーラに乗る。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦D
- ネオ・ジオンルートでは序盤から登場。彼を知るミリアルドは自軍に注意を促すなど強敵として知られており、扱いの良い作品。序盤から中盤はアビゴル、後半はドッゴーラに乗る。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- 新スーパーロボット大戦
- 初登場作品。アビゴルは登場しないため、他の機体に乗る。隠しマップではゾンビ化しゴトラタンに乗るが、他のパイロットよりも一回りレベルが低い為に2回行動してこない。設定ミスだろうか?
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]
人間関係[編集 | ソースを編集]
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
名台詞[編集 | ソースを編集]
TV版[編集 | ソースを編集]
- 「カサレリア!」
- ウッソ・エヴィンとの別れの際に発した言葉。ここで言う「カサレリア」は別れの挨拶の意である。
- 「坊主、宇宙で戦う戦士の鉄則を教えてやる。それはな、『目の前の生き残るチャンスを逃さない事』だ」
- 第22話「宇宙の虎」より。ウッソに生き残るためのチャンスを与えた時の台詞。
- 「やったな、小僧!」
- 散り際の台詞。アビゴルを撃破されながらも生身でウッソ機のコクピットに取り付くが、ワイヤーガンで反撃され爆炎の中に消えた。
- ウッソは「ゴッドワルドが最後に自分を褒めてくれた」と解釈したが、ゴッドワルドの怒りに満ちた表情や口調、機外へ吹っ飛ばされてもなお銃を構えてあがく様子からは、とてもウッソを褒めているようには見えない。むしろ、単に反撃された恨み節でしかないように思える。
- ウッソが事実に反して「ゴッドワルドが褒めてくれた」と言い聞かせたいだけなのか、それともニュータイプ的な感応により視聴者の与り知らないところで賞賛の意思を受け取っていたのか…? いずれにせよ、やるせないシーンである。
漫画版[編集 | ソースを編集]
- 「了解いたした」
- 初台詞。タシロに出撃を命じられて。TV版を知っている読者は、初見で盛大に当惑したことだろう(余談を参照)。
- 「Vガンダム殿 一手お相手ねがいたい」
- 「武道の奥技"見切り"だ どんなビームもわたしにはあたらん」
- 「み・・見事だ Vガンダム・・ きさまと戦えたこと・・ わたしはほこりにおもう・・・・」
- 散り際の台詞。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「中佐、そのような中傷を受ける言われは有りませんな」
- 『α』第22話(宇宙へ向かうルート)「ガンダム、星の海へ」より。
- 同盟関係上シーマの援軍に駆け付けた際、彼女から戦果の不甲斐無さを嘲笑されて立腹するクロノクルを制し努めて冷静に意見するが、シーマにとっては「宇宙の虎」も
敷皮雑魚の弾除けでしかなかった模様。 - 「このパイロットもまだ子供ではないか…一体、どういう部隊なのだ!?」
- 同上。カミーユとの戦闘前会話。少年兵が多く集うリガ・ミリティア(ロンド・ベル隊)の陣容に戸惑う。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
- アビゴル
- 初出撃の際には機能不全を起こしたため、ゴッドワルドから「ろくに性能が出なかった品物だ」と酷評されたが、再調整され次の出撃時には本来の性能を発揮した。
SRWでの搭乗機体[編集 | ソースを編集]
余談[編集 | ソースを編集]
- 初期稿では決定稿より若く小ずるい印象で描かれていたが、歴戦の勇士という人物背景にそぐわないために変更された[2]。
- 漫画版『機動戦士Vガンダム』では第5章に登場。外見・精神共に古代の侍を思わせる人物であり、非戦闘時には和室で前垂れに「撃」と書かれた褌のみの姿でむき身の日本刀を片手に無重力座禅を行っている。TV版の面影は眉毛の形状ぐらいである。
- 外見は『機動武闘伝Gガンダム』のウルベ・イシカワに、キャラクター的には『機動戦士ガンダム0083』のアナベル・ガトーに近い。
- TV同様アビゴルを駆り、古代の侍が使っていた“居合い斬り”や“見切り”の応用でVガンダムを追い詰めるが、ニュータイプに覚醒したウッソによって逆転され、彼と戦えたことを誇りに思いながら落命する。
- そのTV版とのギャップの大きさや武人を思わせる戦いぶりから、一部のファンに妙なインパクトを与えた。
- 「裸体で日本刀片手に座禅」は『Vガンダム』放送と同年公開の映画『ロボコップ3』のヴィラン、オートモが元ネタと思われる。
- エンターブレイン『スーパーロボット大戦D パーフェクトバイブル』でも漫画版設定に触れられている(179頁)。
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ CHARACTER|機動戦士Vガンダム 2022年1月5日閲覧。
- ↑ 角川書店『ニュータイプ100%コレクション23 機動戦士VガンダムVOL.2 SHAHKTI'S PRAYER』76頁。
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