「イアン・ヴァスティ」の版間の差分
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== 資料リンク == | == 資料リンク == |
2023年3月21日 (火) 06:59時点における最新版
イアン・ヴァスティ | |
---|---|
外国語表記 | Ian Vashti[1] |
登場作品 | |
声優 | 梅津秀行 |
デザイン | 千葉道徳 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇 |
SRWでの分類 | サポートユニット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
誕生日 | 1月21日 |
年齢 |
52歳(1st) 57歳(2nd) 59歳(劇場版) |
血液型 | A型 |
所属組織 | ソレスタルビーイング |
所属部隊 | プトレマイオスチーム |
役職 | メカニック |
イアン・ヴァスティは『機動戦士ガンダム00』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
物語開始から15年前の西暦2287年にはAEUのメカニックチーフを務めていたが、親友で医師のJB・モレノと共に偶然ガンダムを目撃をした事でソレスタルビーイングにスカウトされ、その一員となった。このためクルーの中ではCB最古参の一人であり、フェルト・グレイスの両親の死について知る数少ない人物でもある。在籍の長さもあって数多くのガンダムの開発に携わっており、「CBの影の立役者」とも言える。
気さくな性格の持ち主であり、「カッコよくないメカは勝てない」という持論を持つ。
1stシーズンではガンダムが地上で行動することが多かった為、整備や補給・データ収集のため共に地上に降りている事がほとんどだった。2ndシーズンでは第11話にて負傷してしまうが、第14話にて復帰している。『劇場版』では妻のリンダ・ヴァスティと共にダブルオークアンタの開発と調整作業を行っていた。最終決戦時にはリンダと共にELSに取り込まれそうになる。この時、泣きじゃくる娘のミレイナ・ヴァスティに対して、妻と共に笑顔で手を振っていた。しかし、ELSに取り込まれる前に、刹那・F・セイエイがELSとの対話に成功したので、夫婦共に間一髪で助かった。
上記の経緯もあり、外伝シリーズにおいても顔を見せる事が多い。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 初登場作品。今作でのメカニック枠だが、出番は少ない。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 『破界篇』から引き続きメカニック枠。コロニーとCBのガンダムに隠された秘密について調べたり、ダブルオーライザーに関してカミーユから相談を受ける場面があるなど『破界篇』よりも出番が多い。なお、「ツインドライヴシステム」のダブルオーガンダム初出撃場面での刹那とのやり取りである変更が。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦UX
- 長らくダブルオークアンタの開発に徹している為、メカニック枠としての出番は少ない。しかし、妻リンダとの年齢差については劇場版からの登場なのにしっかり突っ込まれる。
- 今作ではクアンタムシステムの調整をしているため、クアンタムバーストは使うなと刹那に散々釘を刺していたが見事に発動されてしまうという損な役割を負うハメに。試金石だったので仕方ないが、心労いかばかりか。
- スーパーロボット大戦BX
- クアンタの開発に加えメカニックとしてはウリバタケが居る為か、『UX』同様に出番は少ない。
- しかし、こちらではアレルヤの発言で第1次星間大戦の当事者として、ジェフリー艦長、フリットと並んで名が出ており、壮絶な時代を生き抜いてきた事がうかがえる。
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦V
- 劇場版設定で登場。今作では珍しくリンダが登場しないので妻との年の差をツッコまれることはない。中盤ソレスタルビーイングのガンダムの強化だけでなくブレイヴ、GN-X IVのトランザムの調整も行う。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- スーパーロボット大戦X-Ω
- SRサポートユニット。
- スーパーロボット大戦DD
- 序章ワールド3から登場。
ステータス[編集 | ソースを編集]
サポートアビリティ[編集 | ソースを編集]
- 熟練の整備技術
- SR。ガード軽減率アップ。
人間関係[編集 | ソースを編集]
本編の人物[編集 | ソースを編集]
- リンダ・ヴァスティ
- 愛妻。イアンとは不釣合なほど美人な上に、なんと25歳もの歳の差がある事に沙慈とアレルヤはそれぞれツッコミを入れた。
- ちなみに、迫ったのはなんとリンダの方からであったらしく、男達からすれば羨ましい話である。
- ミレイナ・ヴァスティ
- 娘。2ndシーズンからプトレマイオス2に乗艦。イアンのメカニックとしての腕前は、彼女にも受け継がれている。
- なお、2nd時点で14歳である為、リンダが18歳でイアンが43歳の時に生まれている事になる。
- JB・モレノ
- ソレスタルビーイングへ参加する前からの付き合い。
- 1st終盤の国連軍との最終決戦時にモレノが戦死した際には、彼の死を悼んだ。
- 刹那・F・セイエイ
- 彼が乗るダブルオーガンダムのツインドライヴシステムの調整を行う。
- 劇中ではツインドライヴシステムが安定してもいないのにも関わらずトランザムを行おうとする刹那に対して気苦労が絶えない。
- ロックオン・ストラトス、ラッセ・アイオン
- 彼等から「おやっさん」と呼ばれて親しまれている。
- アレルヤ・ハプティズム
- 2nd第10話にて、妻リンダの若々しさから「犯罪ですよ」と突っ込まれる。
- 沙慈・クロスロード
- 2ndにてプトレマイオス2へ保護された事を切っ掛けに、メカニックおよび人生の先輩として面倒を見る。
公式外伝の人物[編集 | ソースを編集]
- ルイード・レゾナンス(SRW未登場)
- 本来はガンダムを目撃したため口封じに「処分」されるはずだったところを、ルイードのとりなしで、CB加入を条件に命拾いした。
- マレーネ・ブラディ(SRW未登場)、シャル・アクスティカ(SRW未登場)、ガンダムマイスター874(SRW未登場)
- 第2世代ガンダムマイスターである彼等とは知り合いであり、後に創設されたサポート組織であるフェレシュテにも協力している。SRW未登場。
- シェリリン・ハイド(SRW未登場)
- メカニックとしての弟子。彼女から尊敬されている。SRW未登場。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- 厚井鉄男、リーロン・リットナー
- 『第2次Z』における、メカニック仲間。
- カミーユ・ビダン
- 『第2次Z再世篇』にて、ダブルオーライザーと刹那に関してある相談をされる。
- トロワ・バートン、C.C.
- 『第2次Z再世篇』にて、「ミレイナが父親に似なくて良かった」と言われてしまう。とはいえ、イアン自身も愛娘が美人である妻に似てくれた安堵があるのか、そのように言われても「微妙に怒れん」と複雑そうであった。
- シン・アスカ
- 『第2次Z再世篇』にてリンダを紹介した際に沙慈とアレルヤに続き、さらにツッコミを入れる。
- ドクターJ、プロフェッサーG、ドクトルS、H教授、老師O
- 『第2次Z再世篇』にて、かつて彼らとは同志であったことが判明する。なお、イアンは彼ら五博士に対して敬語で話すため、当時も五博士の方が立場は上だった模様。
- 作中でも「トールギスが技術者としての目標だった」事が語られる。
- 大十字九郎
- 『UX』では彼に初対面で「犯罪」呼ばわりされる。
- …しかし、よりによって見方次第ではイアンよりも遥かに危ない彼が指摘するというのが何とも言えない点。
- タクヤ・イレイ
- 『第3次Z天獄篇』において、ソレスタルビーイングのガンダムのメンテも任せる。追加武装の組立や、終盤ではダブルオークアンタの最終調整を任せるに至る。『BX』でも共演。
- アマノ・ヒカル
- 『BX』では、原作やスパロボで散々突っ込まれたリンダとの年齢差について「アリ、だね!」と肯定的に見てくれていた。
- ウリバタケ・セイヤ、ロディ・マッドーナ、ウットビット・ガンヘイル、アイシャ・ブランシェット
- 『BX』で共演したメカニック達。タクヤも加えてバーサル騎士ガンダムの鎧の打ち直しなどで協力した。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「エクシア専用のGNブレイド。GNソードと同じ高圧縮した粒子を放出。厚さ3メートルのEカーボンを難なく切断できる。どうだ、感動したか?」
- 1st第6話より。イアン初登場時の台詞。完成したガンダムエクシア専用の二振りのGNロングブレイド&GNショートブレイドの優れた切れ味を刹那に対して熱弁するイアンだが、ロックオン曰く「エクシアにどっぷり」な状態の刹那は上の空であった。
- 余談ながら『第2次Z破界篇』第6話CB追跡ルートのインターミッションにおいてイアンは上記と同様の台詞を言う…のだが、「3メートル」が「3ミリ」になってしまっている。
- 「勝手に逝くな! 馬鹿野郎…!」
- 1st24話。国連軍との戦いにてアルヴァアロンのビーム砲を受けた事によりモレノが戦死した事を知って嘆く。
- 「嫌というほど戦場を見てきて、戦争を無くしたいと思ったからだ。ここにいる連中も同じだ。戦場の最前線へ送られた者…軍に体を改造された者…家族をテロで失った者…ゲリラに仕立て上げられた者…みんな戦争で大切なものを失っている。世界にはそういう現実があるんだ」
沙慈「でも…」
「そうさ、ワシらは犯罪者だ。罰は受ける。戦争を無くしてからな」 - 2nd第4話にて沙慈との会話より何故戦うのかと尋ねられての返答。漂々とした年配者の印象のイアンだが、自分達が世界から見れば「稀代のテロリスト」であるという、しっかりとした自覚があった。
- 「頼むぞ…。命を守れ!」
- 2nd第17話より。衛星兵器メメントモリの破壊に向かう刹那に同行する事を決めた沙慈に贈った言葉。
- なお、イアン役の声優である梅津秀行氏は、上記の台詞が印象に残っている事をインタビュー記事にて語っている。
- 「トランザムを使用するなよ」
- 主にダブルオーがまだ実験段階の時に発言している。しかし、刹那は大抵この言葉を無視してトランザムを使用するパターンが多い(一応、使わなければならないほど追い詰められた状況である事も多いのだが)。
- そのためか、ネット上において上記の台詞の後に「わかった! トランザム!」と即答するコピペが流行ってしまっている。『再世篇』においては、仕方ないとは言え更に酷い事になってしまう。
- 「諦めるのはまだ早い!」
リンダ「最後の最後まで信じましょう!」
ロックオン「その通り! 俺たちは! ソレスタルビーイング!」
アレルヤ「切り開くんだ!」
マリー「未来を!」
アレルヤ「明日を!」 - 劇場版での台詞。ELSの侵食を受けたプトレマイオス2改の退艦命令を出したスメラギに反論したフェルトの意見に賛同して。
- こうして、ソレスタルビーイングメンバーの意見を聞いたスメラギは、あえて全員で艦に留まる事を決断した。
迷台詞[編集 | ソースを編集]
- 「ワシはそのままの方がいいなあ」
- 2nd第4話エピローグより。寸法の合わないソレスタルビーイングの制服を着て赤面するスメラギを見た時の感想。イアンの色好みなオヤジの一面を表現した迷台詞。
- ちなみに、娘のミレイナは、そんな父親の意見に対して「セクハラです! パパ!」とコメントしている。
- 「ワシの嫁だ」
- 2nd第10話より。自分とは不釣り合いな美人の妻、リンダを見て驚愕したCBメンバーに対して。この後「若い」、「犯罪ですよ」と突っ込まれる羽目に…。
- SRWにおいても、度々ツッコミを受ける持ちネタになっている。
- 「何じゃこりゃああああああああっ!?」
- 2nd第14話より。メメントモリ攻略戦の間負傷して医務室で寝ていた為、戦闘後にダメージを追ったトレミーが地球に下りた事に気づかず、目が覚めてみれば艦に穴が開いており、そこから大自然が見えていた事に驚愕する。
- ちなみに小説版『00』によると、上記のトレミーのダメージがもう数メートルずれていたら医務室にいるイアンごと大穴が開いていた[2]。
- 「ガンダムに乗ってくれ」
- 漫画『ガンダム00F』4巻おまけ4コマにて、ガンダムマイスターがティエリアしかいない状況の為、ラッセと共にフェレシュテのマイスターに協力を頼むが…予備マイスターであるエコ・カローレではなく既に引退したシャルの方であった。
- 当然シャルは拒否しており、エコの方も人知れず涙を流している。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「…わかった。だが、もしもの時のために一か八かの方法をお前に教える」
- アロウズに押されるティエリア達を救援すべく、「動けばいい」とダブルオーガンダムで出ようとする刹那に対して。
- この方法というのが、原作では猛反対していたトランザム発動による強制同調である。
搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]
- AEUヘリオンイニティウム(SRW未登場)
- ソレスタルビーイング加入前にこの機体の開発に携わっていた。
- ソレスタルビーイング所属の機体全般、プトレマイオス、プトレマイオス2、
- 新型の開発と設計・整備・追加装備等の開発を担っている。
- オーライザー
- 大森倖三氏が執筆した『ケロケロエース』版では、イアンがオーライザーに搭乗し出撃する場面が有る。
SRWでの関連機体[編集 | ソースを編集]
- ガンダムサンドロック改、ガンダムヘビーアームズ改
- 『第2次Z再世篇』ではキラ達と共にこの2機の改修を行う。
余談[編集 | ソースを編集]
- 原作では1stと2ndの間は4年間だが、Zシリーズにおける『第2次Z破界篇』と『第2次Z再世篇』の間は数ヵ月間になっている。そのため妻が娘を産んだ歳が原作の18歳から4年さかのぼってしまうことになり、ファンから「スパロボにおけるおやっさんは完全に犯罪だ」と指摘されることもある。…原作よりも歳の差が縮まっていると考えておくのが無難であろう。
- 実際この件は『第3次Z天獄篇』でのミレイナの発言と、上述の期間の問題でユーザー間でもネタにされていたが、Zシリーズのスメラギは『第2次Z破界篇』(原作1st)の時点で原作よりも歳を食っており、『第3次Z天獄篇』の時点で33歳。それに則れば、リンダは34歳で、ミレイナが生まれたのは彼女が16~17歳の時ということになる。いずれにしても原作より遡っているのは確かだが。
- 水島精二監督によると「イアン・ヴァスティは2nd第11話で負傷した際に退場(=死亡)する予定だった」という。
脚注[編集 | ソースを編集]
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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