「サイド7」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
 
(7人の利用者による、間の9版が非表示)
1行目: 1行目:
== サイド7(Side 7) ==
+
== 概要 ==
[[機動戦士ガンダム]]』に登場した宙域。[[スペースコロニー]]群。
+
[[宇宙世紀]][[ガンダムシリーズ]]作品に登場する[[スペースコロニー]]群。単に「ノア」とも呼称する。[[月]]から見て[[地球]]の裏側のポイントであるL3宙域に位置している。
  
[[アムロ・レイ|アムロ]]や[[ハヤト・コバヤシ|ハヤト]]、[[フラウ・ボゥ|フラウ]]が暮らしているコロニーがあったが、その裏では[[地球連邦軍|連邦軍]][[V作戦]]が行われており、それを叩き潰すために[[ジオン軍]]の[[シャア・アズナブル]]が送り込んだ[[ザク]]の襲撃により、コロニーは甚大なダメージを受けてしまう。<br/>
+
=== [[機動戦士ガンダム]] ===
漫画版では戦いが行われた直後、シャアの駆る[[ファルメル]]のミサイル攻撃によって完全に崩壊してしまった。
+
[[一年戦争]]時のサイド7は未完成のコロニー1基しか存在しないので厳密には「群」と呼べず、事実上この1基だけのコロニーを表す言葉であった。
 +
 
 +
[[アムロ・レイ|アムロ]]や[[ハヤト・コバヤシ|ハヤト]]、[[フラウ・ボゥ|フラウ]]が暮らしているコロニーがあったが、その裏では[[地球連邦軍|連邦軍]]の対ジオン反抗作戦「[[V作戦]]」が行われていた。それを叩き潰す為に[[ジオン公国軍]]の[[シャア・アズナブル]]が送り込んだ[[ザク]]の襲撃により、コロニーは甚大なダメージを受けてしまう<ref>一方、岡崎優氏の[[漫画|漫画版]]では起動した[[ガンダム]]との戦いが行われた直後、'''シャアが駆る[[ファルメル]]のミサイル攻撃によってサイド7が完全に崩壊してしまった'''。</ref>
 +
 
 +
=== [[機動戦士Ζガンダム]] ===
 +
一年戦争終結以降は「グリーン・オアシス」と改称し、「グリーン・ノア1」と呼ばれるようになった(かつて無名だった)コロニーと「グリーン・ノア2(別名:グリプス)」の2基になった。
 +
 
 +
そして[[グリプス戦役]]は、再び([[クワトロ・バジーナ]]と改名していた)シャア・アズナブルが「グリーン・ノア1」に潜入した事が切っ掛けで勃発したのであった。
  
 
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
 +
=== 単独作品 ===
 +
;[[新スーパーロボット大戦]]
 +
:説明書のストーリー紹介に名前が載っているのみ。
 +
:本作は『[[逆襲のシャア]]』『[[機動戦士Vガンダム]]』の[[世界観]]を下敷きにしてはいるが、説明書に「サイド1からサイド7までのコロニーを独立国家とし」と記述されている為、サイドは7つまで存在している模様。
 
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
 
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
 
:『[[機甲戦記ドラグナー]]』の[[ケーン・ワカバ|ケーン]]達も住んでいる。
 
:『[[機甲戦記ドラグナー]]』の[[ケーン・ワカバ|ケーン]]達も住んでいる。
 +
;[[スーパーロボット大戦30]]
 +
:宇宙ルートを選んだ場合、サイド7に存在するコロニー・エライオンが[[第30士官学校]]の所在地になっている。
  
 
== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==
;[[グリーンノア]]
+
;[[グリーンノア|グリーン・ノア1]]
:
+
:サイド7に所在する1バンチコロニー。つまり、かつてアムロ達が暮らしていたコロニーで、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]と[[ファ・ユイリィ|ファ]]が暮らすコロニー。
 +
:また、[[ティターンズ]]の軍事基地があったが、[[エゥーゴ]]のクワトロに襲撃され、テスト中の新型機[[ガンダムMk-II]]を奪われてしまった。
 +
;[[コロニーレーザー|グリプス2]]
 +
:サイド7に所在する2バンチコロニー「グリーン・ノア2(別名:グリプス)」は開放型と密閉型の複合コロニーで、[[分離]]が可能になっている。
 +
:なお、密閉型の方を「グリプス2」と言い、[[コロニーレーザー]]に[[改造]]された。『[[機動戦士Ζガンダム|Ζ]]』および『[[機動戦士ガンダムUC|UC]]』に登場。
 +
;[[シャア・アズナブル]]([[クワトロ・バジーナ]])
 +
:任務を帯びてサイド7に二度も潜入した人物。その度毎にサイド7は少なからぬ損害を被っている。その意味において、'''「疫病神」'''と言える。
 +
 
 +
== 余談 ==
 +
*『[[機動戦士ガンダムSEED]]』に登場し、物語の始まりの舞台となるスペースコロニー「[[ヘリオポリス]]」は、サイド7と同じL3宙域に位置している。これは、『[[機動戦士ガンダム|1stガンダム]]』の物語の始まりの舞台であるサイド7へのオマージュであると考えられる。
  
 +
== 脚注 ==
 +
<references />
 
{{ガンダムシリーズ}}
 
{{ガンダムシリーズ}}
 
{{DEFAULTSORT:さいと7}}
 
{{DEFAULTSORT:さいと7}}
18行目: 42行目:
 
[[Category:ガンダムシリーズ]]
 
[[Category:ガンダムシリーズ]]
 
[[Category:機動戦士ガンダム]]
 
[[Category:機動戦士ガンダム]]
 +
[[Category:機動戦士Ζガンダム]]

2021年10月17日 (日) 00:03時点における最新版

概要[編集 | ソースを編集]

宇宙世紀ガンダムシリーズ作品に登場するスペースコロニー群。単に「ノア」とも呼称する。から見て地球の裏側のポイントであるL3宙域に位置している。

機動戦士ガンダム[編集 | ソースを編集]

一年戦争時のサイド7は未完成のコロニー1基しか存在しないので厳密には「群」と呼べず、事実上この1基だけのコロニーを表す言葉であった。

アムロハヤトフラウが暮らしているコロニーがあったが、その裏では連邦軍の対ジオン反抗作戦「V作戦」が行われていた。それを叩き潰す為にジオン公国軍シャア・アズナブルが送り込んだザクの襲撃により、コロニーは甚大なダメージを受けてしまう[1]

機動戦士Ζガンダム[編集 | ソースを編集]

一年戦争終結以降は「グリーン・オアシス」と改称し、「グリーン・ノア1」と呼ばれるようになった(かつて無名だった)コロニーと「グリーン・ノア2(別名:グリプス)」の2基になった。

そしてグリプス戦役は、再び(クワトロ・バジーナと改名していた)シャア・アズナブルが「グリーン・ノア1」に潜入した事が切っ掛けで勃発したのであった。

登場作品[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

新スーパーロボット大戦
説明書のストーリー紹介に名前が載っているのみ。
本作は『逆襲のシャア』『機動戦士Vガンダム』の世界観を下敷きにしてはいるが、説明書に「サイド1からサイド7までのコロニーを独立国家とし」と記述されている為、サイドは7つまで存在している模様。
スーパーロボット大戦GCXO
機甲戦記ドラグナー』のケーン達も住んでいる。
スーパーロボット大戦30
宇宙ルートを選んだ場合、サイド7に存在するコロニー・エライオンが第30士官学校の所在地になっている。

関連項目[編集 | ソースを編集]

グリーン・ノア1
サイド7に所在する1バンチコロニー。つまり、かつてアムロ達が暮らしていたコロニーで、カミーユファが暮らすコロニー。
また、ティターンズの軍事基地があったが、エゥーゴのクワトロに襲撃され、テスト中の新型機ガンダムMk-IIを奪われてしまった。
グリプス2
サイド7に所在する2バンチコロニー「グリーン・ノア2(別名:グリプス)」は開放型と密閉型の複合コロニーで、分離が可能になっている。
なお、密閉型の方を「グリプス2」と言い、コロニーレーザー改造された。『Ζ』および『UC』に登場。
シャア・アズナブルクワトロ・バジーナ
任務を帯びてサイド7に二度も潜入した人物。その度毎にサイド7は少なからぬ損害を被っている。その意味において、「疫病神」と言える。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 機動戦士ガンダムSEED』に登場し、物語の始まりの舞台となるスペースコロニー「ヘリオポリス」は、サイド7と同じL3宙域に位置している。これは、『1stガンダム』の物語の始まりの舞台であるサイド7へのオマージュであると考えられる。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 一方、岡崎優氏の漫画版では起動したガンダムとの戦いが行われた直後、シャアが駆るファルメルのミサイル攻撃によってサイド7が完全に崩壊してしまった