「リュウ・ホセイ」の版間の差分
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2021年6月25日 (金) 23:28時点における版
リュウ・ホセイ | |
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外国語表記 | Ryu Jose |
登場作品 | |
声優 | 飯塚昭三 |
デザイン | 安彦良和 |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(ラテン系)[1] |
性別 | 男 |
身長 | 180cm |
所属組織 | 地球連邦軍 |
所属部隊 | ホワイトベース隊 |
軍階級 | 曹長 |
リュウ・ホセイは『機動戦士ガンダム』の登場人物。
概要
ホワイトベースクルーの一人。モビルスーツのパイロット候補生で、作中ではコアファイターやガンタンクを操縦した。
面倒見の良い人物で、友人であるブライト・ノアの良き相談役であり、アムロ・レイ達年下にとっても良き理解者であり、まさにホワイトベースの兄貴分であった。しかし、そんなリュウであっても初期はパイロット候補生ということで、通信機のスイッチを切ったままであることに気付かず出撃する等、ミスを犯してしまう事もあった。
第20話でホワイトベース艦内に白兵戦を仕掛けてきたランバ・ラル隊に対して応戦するが、ランバ・ラルとの銃撃戦の末に負傷してしまう。第21話では重傷の状態であるにもかかわらず艦内を回り、気まずい雰囲気になっていたクルー達をなおも気にかけていた。そんな中ランバ・ラル隊残党が襲撃を賭けてくる。そんな中リュウは重傷を押してホワイトベースを守るためにクラウレ・ハモンの乗るマゼラトップに特攻し、死亡する。
リュウの死にはクルー全員が悲嘆に暮れるが、同時にクルーの結束力を強めるきっかけにもなった。
登場作品と役柄
『ファーストガンダム』の時点で死亡してしまう事、その『ファースト』自体の原作再現が少ない事から登場作品は少ない。
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。第1話からジムに乗って登場するが、すぐにヘンケンの部隊にハヤトと共に転属してしまうために印象は薄い。
- PS版では音声を初収録。ジム乗り3人の中では唯一宇宙適応Bであり、ただでさえ酷い機体性能に拍車をかけている。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- アムロの発言から、原作同様の流れで戦死してしまったことが明かされる。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦T
- ボーナスシナリオ「十年越しの3人」クリア時の竜馬の「アムロを連れ戻すのがあと少し遅かったら敵の特攻で犠牲者が出ていたかも」という発言から、本作では原作の流れでは戦死せずに生存している可能性が示唆されている。
単独作品
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 序盤からホワイトベースのクルーとして登場し、原作の死亡イベントが再現されない為、最後まで使える。というより、関連作品を除く、スパロボシリーズでまともに使える作品が今作のみ。
- ガンタンクに乗る事もできるが、ハヤトと違い合体攻撃には参加できないためか、アムロに機体を捕獲するため部位攻撃するように頼んだりする。
- 今回はコアファイターが登場せず、ガンタンクも最初から一人乗りなので、下手をすると捕獲したジオン系モビルスーツ&モビルアーマーにばかり搭乗する羽目に……。第11話「頭上の悪魔」ではガンタンクで強制出撃、イベント戦闘でランバ・ラルと互角の戦いを演じる。
- スーパーロボット大戦DD
- 声や体格が似ている人が一年戦争の時の話題を度々出す。そのある場面でブライトがその人とリュウが色々似ている事を語った声優ネタがある。
関連作品
- リアルロボット戦線
- ルート確定後、ガンタンクやコアファイターに乗り仲間になる。
- ド根性、激励、捨て身と、イメージに合った精神コマンドを覚えるが、集中や必中は覚えないため攻撃を当てにくく、また攻撃力自体も低い。
パイロットステータス
精神コマンド
- 第3次
- 根性、ド根性、加速、幸運、補給、友情
- 第3次(PS版)
- 根性、ド根性、加速、努力、補給、友情
- GC(XO)
- ド根性、不屈、信頼、熱血、必中、友情
- リアルロボット戦線
- 努力、ド根性、信頼、激励、捨て身、友情
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
- アムロ・レイ
- 彼に対する兄貴分ポジションを務め、時には叱咤しながらも強い期待と信頼を寄せ、アムロも同様に信頼を寄せていた。
- ブライト・ノア
- 友人であり、頼りになる相談相手でもあった為、彼の死の際には地に手をついて号泣したほどである。
- ハヤト・コバヤシ
- 共にガンタンクに乗って出撃する事もあり、柔道の相手を務めたりと絡みは多い。
- カイ・シデン
- 彼がハヤトらと共に脱走した際は殴り飛ばしている。
- ミライ・ヤシマ
- 仲間。
- セイラ・マス
- 仲間。リュウの死にいち早く気づいていた。
- ランバ・ラル
- 彼と銃撃戦を展開。互いに負傷してしまう。
- クラウレ・ハモン
- ランバ・ラル隊残党を率いてホワイトベースに決死の攻撃を仕掛けてくる。ガンダムもホワイトベースも窮地に陥る中、皆を救うためリュウは彼女に対し特攻を仕掛ける。
名(迷)台詞
- 「いいや。ありゃああれでいいんだ。な?」
- アムロの戦い方に説教するブライトに対して。アムロはリュウより年下ではあるが、彼の戦い方に感心していた。
- 「まったく。ガンダムのこんな姿は見たくもないな」
- TV版第15話より。コアファイターの部分を離脱させ、四つんばいになっているガンダムの姿を見ての台詞。まったく、その通りである。
- 「ブライトはアムロとゆっくり話し合ったこと無いんだろ。それじゃトラはおとなしくならんな」
- 第21話より。アムロがガンダムで脱走した件でアムロを独房を入れたブライトに対するリュウの指摘。ブライトがガンダムで脱走したアムロの力量に内心に恐れている事を見抜き、アドバイスをした[2]。
- 「ブライトがな、お前は野生のトラだっておっかながっていたよ。おかしいだろ」
- ブライトと話した後、独房にいるアムロと話し、ブライトがアムロを恐れている事を伝えた。リュウの死後、アムロはリュウのこの台詞を回想している。『ORIGIN』でも同様にアムロに声をかけ「だから(ブライトを)許してやれよ」と言う。
- 「そ、それよりもアムロを独房から出すんだ。責任は俺がとる」
- セイラに対して。謹慎中のアムロにガンダムを操縦させるため自ら責任をかぶろうとするが、セイラは「自分も責任を取る」とブライトから独房のキーの暗証番号を聞き出す。
- 「か、代われ! お前より俺のほうがずっと慣れているんだ!」
「馬鹿野郎! その時その時に合わせて使い方を考えろ! コアファイターだけでも使えるだろ、え? ど、どけよ、素人め」 - 中破したガンタンクを操縦していたジョブ・ジョンと無理矢理操縦席を交代する。ガンタンクからコアファイターを分離させる。
- 「あの赤い彗星とやり合って生きてるとは! ラッキーボーイだぜぃ!」
- PS用ソフト『GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH』で飛び出した台詞。
- リュウ自体を黒人の俳優が演じている事に加え、リュウの演者である飯塚昭三氏も洋画吹き替えにおいて定評のある声優である為か、完全に洋画っぽいノリである。ある意味、上記のソフトを代表する名(迷?)台詞である。
搭乗機体
- コアファイター
- 初期の搭乗機体。サイド7脱出直後はガンダム以外の機体がまともに使える状況ではなかったため、しばらくはこれ単体で戦っていた。
- ガンタンク
- 主にハヤトと共に乗り込んだ。状況に応じて砲手、操縦手と乗り換えている。
- なお、PS用ソフト『GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH』ではハヤトが登場しないので、リュウが専属パイロットを務める。
- ガンキャノン
- TV版11話でのみ搭乗。
スパロボでの搭乗機体
余談
- 富野監督が高畑勲氏との対談で明かしているが、企画当初においてリュウ・ホセイは黒色人種と設定される予定だった。放送当時の自主規制のため人種はラテン系という形に変更されたとされている。
- 上述のPS用ソフトでは「シャアによって乗機ガンタンクを撃墜され、リュウはその爆発に巻き込まれてしまう」という場面が有る。
- 実にショッキングな展開だが、後の場面にて(頭部に血がにじんだ包帯を巻いているが)ピンピンとした状態のリュウの姿を確認する事ができる。誰もが戦死を確信するであろう状況において、生き残れたリュウこそ「ラッキーボーイ」だろう。
- 安彦良和による漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、本編とほぼ同様に負傷をおして搭乗したコアファイターでハモンのマゼラトップと衝突して命を落とすが、こちらは「索敵ができていない状況にいら立って軍紀違反を承知で、無許可でコアファイターによる周辺偵察に出撃。帰還してブリッジに報告する途中、場面が切り替わりハモンのマゼラトップに激突」という、意図的な特攻だったのか、それとも偶発的な衝突だったのかが分からない構成となっている。これは安彦が特攻を嫌ったことと「そもそもマゼラトップよりも空中で優れるコアファイターで、わざわざ特攻する必要があるのか」という考え[3]による変更とのこと。
- 対戦アクションゲームである機動戦士ガンダム vs.シリーズではガンタンクが登場するが、メインパイロットはハヤトとなっている。しかしこのガンタンク、なんと特殊攻撃でコアファイターを射出し特攻させるというトンデモ機体。もちろんコアファイターに搭乗しているのはリュウである。更におかしな事にこの武装はリロードされるため、リュウは何度も射出特攻させられる事になる。
脚注
資料リンク
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