マジンガーZERO

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マジンガーZERO
外国語表記 Mazinger ZERO
登場作品

マジンガーシリーズ

デザイン 余湖裕輝
初登場SRW スーパーロボット大戦V
SRWでの分類 機体
パイロット
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スペック
分類 マジンガー
エネルギー 光子力エネルギー
装甲材質 超合金Z
パイロット 兜甲児
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マジンガーZEROは『真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍』の登場メカ。

概要[編集 | ソースを編集]

漫画『真マジンガーZERO』に登場するマジンガー。別名「終焉の魔神」「究極の破界神」。

マジンガーZが「魔神パワー」と呼ばれる力を全て解放することで変貌した姿。正義の魔神としてのマジンガーとは異なるZEROとしての意志を持ち、変貌するとマジンガー(および甲児が搭乗していたら彼のも)の意志を塗りつぶしてしまう。マジンガーZEROという名称もマジンガーZERO自身が名乗ったもの。意思疎通の際には声を発さず、空中に光の文字を表示する。

操縦自体は甲児が引き続き行っているものの、甲児自身はZEROと同調しているため実質的にZERO自体が自ら動いていることになる[1]

デザインは元のマジンガーZに似ているが、全身が鋭角的にディティールアップされ、全体的にマッシブな体型はどことなくマジンカイザーを彷彿とさせる。目には黒目があり[2]、口部は牙のように上下に開く等、まさしく「魔神」と呼ぶべき禍々しいデザインが特徴的である。

『真マジンガーZERO』では存在を強調されているため回想等のみの登場に留まる。『真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍』ではグレートマジンガーの登場にZEROの意思が魔神化を発動し、戦闘獣3体を半壊状態で圧倒し撃破、暗黒大将軍をも再生で完全修復した上で大破に追い込んだ。その後ブレストファイヤーとブレストバーンの撃ち合いでマジンパワー「強化」、「変態」で底上げされたブレストバーンアップに焼かれている際に本形態に変貌している。

ジェットスクランダーも変貌しており、アルファベットの「Z」や、数字の「0」の形状に変形する。その上に乗ることで空中での浮遊も可能。元々は後付け装備であるはずのスクランダーだが、この姿では魔神パワー「変態」を使い、体の一部のように作り出していた。その戦闘力は世界を文字通り滅ぼすものであり、あらゆる存在を超越する。

誕生の経緯としては、開発者である兜十蔵博士が、『ZERO』のほとんどの世界において『Z編』の孫想いのファンキーな老人ではなく、世界最強の人造神を完成させ、世界制覇を成し遂げる野望の為なら自分の息子や孫すら抹殺しようとする極悪非道のマッドサイエンティストだったことによる。

天才的な頭脳を持っていた十蔵博士だったが老いた自分が生きている内に野望達成は不可能と悟った。しかしとある世界の博士が光子力による重力制御によって時空を歪ませ、過去の自分に自身の研究結果を送る事を可能とする光子加速器ミネルバXを開発。これによって自身の研究を濃縮し続けていった結果[3][4]、完成したマジンガーZは人工知能を有した唯一無二のスーパーロボットとして各国の軍隊を蹂躙。世界各国の首脳陣を14日と10時間34分で平伏させるまでに至った。

だがこの結果に博士は満足せず[5]、より高みを目指すため「過去の自分に伝えることなく研究成果を各国にばら撒く」ことで世界にハンデを与え、自分の想像を超えた出来事を起こすことで更なるインスピレーションを得て研究を飛躍させることを目論んだ。そして次の世界でばら撒かれた十蔵博士の研究結果を理解できた一握りの科学者の中に居た者こそが、もう一人の世界征服を目論むマッドサイエンティスト、Dr.ヘルだった。Dr.ヘルは研究結果を利用し古代ミケーネの遺産を復活させ、機械獣による世界征服を目指した結果、十蔵博士と対立[6]。やがて二人はマジンガーと機械獣によるデスマッチを展開する事となった[7]。激化した対決の中、遠隔操縦方式だったマジンガーの弱点を突いたDr.ヘルの操るバルガスV5との戦闘で十蔵博士は重症を負ってしまうが、対抗するため人工知能を外したマジンガーに乗り込んだ甲児が直接操縦しこれを迎撃。

その後搭乗型に改良したマジンガーと甲児の活躍を病院のベッドで観戦していくうちに十蔵博士は孫への愛情を得て改心し、Dr.ヘルとの戦いに終止符を打つべく真のマジンガーを完成させる研究を病床の身体をおして進めていった。死の間際、戦いの中で強化されていった機械獣によってついにマジンガーが破れる姿を見た十蔵博士は「自分より優れた知を持ち、自己進化し永遠の命を持つ新たな生命」の設計図を最後の研究成果として「世界を救い、甲児を守ってくれ」と願ってミネルバXに託した。

しかし次の世界の十蔵博士は改心する前のマッドサイエンティストだったため、ミネルバXが当初隠していた設計図を独自に解析しその悪魔的発想を組み込んで建造。結果出来上がってしまったのが7つのブラックボックスたる魔神パワーを有するようになった、愛を知らない究極の魔神となったマジンガーであり、それが進化していった存在こそがZEROである。ミネルバXはこの結果[8]に当然納得せずに再度世界をリセットしたが、次の世界はマジンガーZが既に起動済みの世界に変貌してしまっていた。これは直前の世界同様にマジンガーが起動後に十蔵を殺害し、その後にDr.ヘルがミネルバXを盗み出した十蔵博士のデータと超小型光子力エンジン[9]から造ったという経緯をたどったことで光子加速器とのリンクが外されてしまったためである。その結果ミネルバXはマジンガーの開発中に魔神パワーが搭載され起動する前の時間に世界をリセットすることが不可能になり、ZEROが生まれることを阻止できなくなってしまった。

最終的にマジンガーZのみで完結する因果律を紡ぎ出し、自らを神とする「Zの世界」という形で世界を閉ざしてしまう。しかし、それゆえに深刻化した、因果律兵器の抜け穴である「マジンガーのいない世界を観測できない」という弱点を突かれ、甲児と鉄也に閉ざされた世界の脱出を許してしまう[10]。その後ZEROの体内から脱出する際に放ったZとグレートのダブルバーニングファイヤー[11]により決定的に瓦解する。

甲児が直前のループで手を加えた光子力エンジン[12]から生み出された光子力の輝きを媒体に、「Zの世界」内で甲児と鉄也によって制作された「マジンガーZ vs 暗黒大将軍」が全世界に配信される。それを観た視聴者[13]が創造したマジンガーZを超えるロボット[14]を、ZEROの体内に無数に存在する以前のループで敗北したマジンガーZと甲児をスーパーロボット軍団に具現化したことで形勢が逆転。

光子力ビーム、サンダーブレークを筆頭に、スーパーロボットたちの総攻撃を受けて怯み、創造した世界が瓦解。それでも敗北を認められず因果律を再び紡ぎ出そうとしていたが、目の前にいるスーパーロボット達の全てが「原初の魔神」であるZERO=マジンガーZから生まれたものであり、彼らの存在そのものがマジンガーの勝利の証だと語る甲児の言葉を受け、可能性の彼方へ去って行った。

フォトストーリーにおいて[編集 | ソースを編集]

「INFINTISM」におけるZEROは、とある時空のマジンガーZが闇の帝王のもたらした技術が最悪のタイミングで合わさり、突然変異的に変化した姿となっている。 パイロットがいるかどうかは不明だが、その制御プログラムはDr.ヘルが構築したもの[15]だとされている。

また、進化を続けた結果、装甲も超合金Zではない別物に変異、動力も光子力エンジンから変異、さらには宇宙を構成する8割の非物質、マリア・グレイス曰くの「地獄と繋がるエネルギー」に接続している……と、どこまでも「マジンガー」だった原作と異なり、マジンガーのガワを被った別の存在へと変わり果てている。

この前の時系列である「マジンカイザー INFINITISM」の甲児は自ら設計した「時空超越者」のマジンカイザーを用いて時を超え、グレートマジンガー、グレンダイザー、そして助っ人の力を借りてZEROに対処しようとしている。

本作におけるZEROの本質は、ベガ星連合軍の侵略で滅びた「惑星ミュケーナイ」の王で、時空を超えて過去の地球に向かう(バードス島で同胞を迎え入れ、地球を拠点にするつもりだった)途中で狭間の世界に閉じ込められた「帝王テネブラエ=闇の帝王」の思念がDr.ヘルの構築したプログラムと混合し、その結果生まれてしまったイレギュラーの産物である。つまり「ZEROの姿になったマジンガーZ」に「闇の帝王と化した帝王テネブラエの残留思念」が取り付いた破壊神であり、本家ZEROに近い力は持っているが、あちらのようなメタの領域に突っ込むレベルの権能は備えていない。

最終的には地球近海でのベガ星連合軍との決戦の場に現れたところ[16]マジンカイザーSKLもろとも亜空間に引きずり込まれ、海動によってテネブラエの思念体を討滅されたことで元のマジンガーZに戻り、「始まりの時代」へ戻ったのち、新たなジェットパイルダーとドッキングし過去の甲児の制御下に戻った。その直後に時空移動で決戦場に現れると再びZEROの姿[17]になり(スクランダーはなく、アイアンカッターは格納状態)、地球へ放たれたベガトロン砲をブレストファイヤーで迎え撃ちエネルギー全てを凍結した。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦V
初登場作品。寺田プロデューサー曰く「強すぎて無理(笑)」[18]とのことだったが、本作にて驚愕の参戦。真マジンガー版甲児が搭乗。
登場して間もなく原作に近い形で一時的に敵対するが、すぐ後の第39話にて「魔神パワー発動」によってマジンガーZから変容可能になる。後述する魔神パワーは、そのうち自己再生・強化・高次予測・変態に言及されるのみ。
さすがに原作ほどトチ狂った性能はなく、幸いと言うべきか武器を繰り出しても味方やマップが崩壊することはない。
基本性能はHP・EN・装甲・海適正が向上すること以外は特殊能力も据え置きで常識的な範疇。と言っても、マジンガーZ自体優秀なので運動性を除けば全体的にとても高性能な部類となる。
武装はロケットパンチ・コンビネーションに相応する武器が無くなったが全体的に威力が上がっており、特に最強武器は初期値7000と、使用制限が厳しいヤマトの波動砲[19]に次ぐ非常に高い数値を持ち、更に甲児のABが乗るため非常に強力。パイロット共々事前にしっかり準備しておけば困難ルートのラスボス軍団とさえ単機で渡り合えてしまう。その強さから、「本作ぶっちぎりの最強機体」と評されることも少なくない。
弱点は相対的に強化が薄い燃費面。EN最大値は増えているが消費量はマジンガーZからほぼ据え置きで、EN回復(小)があるとはいえ光子力ビームや必殺技を連発しているとあっさり息切れする。とはいえ消費が軽い格闘やルストハリケーンの威力も上がっており弾数制のアイアンカッターもあるため、調子に乗って単騎特攻して大技で反撃し続けない限りは問題も露呈しない。また全武器に気力制限があり、130未満になると何もできなくなる。変化自体に気力150が必要なので普段は気にする必要は無いが、気力低下に弱い点に注意。特にELSは天敵で、回避できない場合は文字通り手も足も出せずに撃墜される可能性がある。
今回のZEROは「原作漫画終了後の世界から下地の出来上がっているマジンガーZのいる世界に顕現した」と言う設定[20]。原作漫画最終回で発生した可能性の光=世界を越えて集った数多のロボット達をもう一度見るが為に、そして甲児の意思を見守るべく彼の制御下に入った事になっている。とはいえ、性格は全くと言っていいほど変わっておらず「マジンガー(ZERO)こそ最強」のスタンスは保ったまま。ちなみに機械神としてのZEROではなく「ZEROの姿になったZに宿る謎の存在」という形での登場。
更にイベントでは双璧を成すゲッターの皇帝と共演するという敵にとっては悪夢でしかないクロスオーバーを成し遂げた。
スーパーロボット大戦X
今作では闇の帝王アル・ワースに転移する際に並行世界から呼び寄せた存在で、闇の帝王曰く「自分以外のマジンガーの存在は許されない」との事で甲児と鉄也の排除を積極的に行う。シナリオ上では台詞が存在する[21]が、戦闘アニメでは無言となる。今回は原作終盤における無人の状態で自我を確立している物になっている[22]
通常ルートでは50話で決戦。こちらでは終始敵のまま出番が終わるので、パイロットなし且つ1タイトルでの単独参戦は実に『UX』のフェイ・イェンHD以来。また、通常ルートにおいては1作品での敵のみの参戦という非常に珍しいケースでもある。[23]
困難ルート51話では、アンチスパイラルエクスクロスの戦いに天元突破して乱入し、アンチスパイラルと共に版権勢力最後の敵となる。
同話で条件を満たすと隠しユニットとしてその場で乗り換えて入手できる。改造値はマジンカイザーから引き継ぐ。
入手条件は「MAP上に甲児がいる状態でZEROを撃墜する」という非常に簡単なものだが、同話では甲児は強制出撃ではないことに注意。また、入手してもエンディングには影響せず、一切言及されない。
また全52話中51話と入手があまりにも遅く、マジンガーZEROの撃墜がシナリオ勝利条件の片割れという事もあり、その力はほぼ最終話でしか活用できない。
隠しユニットなだけあり機体性能はマジンカイザーより一回り上で、『V』と比べると武器性能が一部弱体化しているがそれでも最大火力は魔神双皇撃と同威力かつ、カスタムボーナスがEN最大値増加から回復量増加になっており、より長期戦向けの仕上がりになっている。
マジンガーZからの変化ではなく最初からZEROで出撃する関係で気力制限は緩くなっているが、100未満になるとやはり何もできなくなる。最終話に登場する魔獣エンデは気力低下の特殊効果付きの武器を持つので注意。
また合体攻撃に対応しないため、マジンエンペラーGと同時出撃させているとあちらの最大火力が落ちるのもネック。燃費も悪くなるため、この辺はかつての強化型Zとカイザーの関係に近い。しかしエンペラー側の事情だけ見ても魔神双皇撃とオレオールブースターGの威力差は200しかなく、よほど事前の位置取りをしっかりしてないと二機同時に合体攻撃を撃つということもそうそうないのでさほど問題はなく、最終的には好みの問題で決めてよい。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
2018年7月のイベント「光の先に」の報酬ユニットとして登場。SSRディフェンダー。本作ではパイロットは漫画版甲児となっている。
2018年10月のイベント「第3回スパクロフェスティバル」にてSRおよび大器型SSRアタッカーが追加。圧倒的なHPと攻撃力、装甲を備えたまさに絵に描いたようなスーパーロボット。さらにアビリティの効果により装甲値がそのまま攻撃力に上乗せされるため数値以上に高い火力を持つ。防御面も状態異常・吹き飛ばし・貫通無効と万全で、前線での壁兼アタッカーとして活躍できる。アリーナでも特殊装甲と軽減バフ、ダメージでのHP回復&能力ブースト&コア産みにより下手に手を出そうものなら手番が回った瞬間にブレストファイヤーで消し飛ばされる壁兼アタッカーとして猛威を振るったが、特殊装甲解除機体が増えたことで相対的に地位を落とした。
2019年6月のイベント「Closed World」にてΩスキル搭載大器型SSRディフェンダーが追加。元々高かった能力がさらに上昇しており、総合力は実装時点で全機体トップで、2020年2月に極型のマジンカイザー[Ω]が実装されるまでその座を退くことはなかった。やはり装甲値が上乗せされた攻撃力は凄まじく、Ω化したファイナルブレストノヴァは強敵イベントにおいても生半可な特効大器が裸足で逃げ出すダメージを叩き出す。ゲーム中記述されていないが、VSスキル『ZEROから生まれた輝き』の必中状態は精神の閃きなど特殊回避でも避けることができない。ただしHPが満タンでないと発動しないため、耐性を無視して回復封印を付与できるビッグオーが天敵。
ちなみにそれぞれの機体のアビリティには魔神パワーの名を冠したものがあり、報酬版ディフェンダーには自己再生、大器アタッカーには高次予測、吸収、強化、Ωディフェンダーには変態、因果律兵器と魔神化以外が一通り搭載されている。
2020年2月のイベント「受け継がれる牙」にてΩスキル搭載大器型SSRディフェンダーが「XΩスキル」対応となり、移植用のXΩユニットが同イベントより実装された(パートナーはマジンエンペラーG[Ω])。
イベントではキャラクターとしても登場しているが、その設定・特性故にボス・黒幕として自軍と戦うことがほとんどで、味方として登場したことは一度もない。イベントシナリオによっては原作終了後の設定で登場しており、「交わる水平線、その先に」では直接登場する事は無いが、意外な形でシナリオに関わっている。2020年7月のイベント「其れはまるで御伽噺の様に」では原作終了後の設定で登場。『デモンベイン』の最終話を基にしたシナリオであるため、いつもどおりナイアが黒幕と思われた中、ナイアの計画を潰し、閉じられた因果律と自身を解放するために彼女に従った振りをして今回の戦いを仕組み、ナイアもろとも2つのトラペゾヘドロンで消滅させるために戦いを挑んでくるという、シナリオの真の黒幕でありながらも今までになかった立ち位置となる。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

基本的な内容はオリジナルの物を踏襲しているが、その内容も演出も別次元に強化されており、「終焉の魔神」の異名に偽りはない。

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

格闘
左フックからの右ストレート。甲児曰くゲンコツとのことだが、ただの殴り飛ばす攻撃にも関わらず一撃が恐ろしく重く、相手の装甲を抉り飛ばす程。
なお、原作漫画ではZERO形態ではほぼ未使用。だが半壊したマジンガーの状態で半身を殴り潰す等ぶっ飛んだ力を見せた。
『V』、『X』では左右の拳で殴る。最弱武器にも関わらす機体カットインが入る。『X-Ω』では通常攻撃に採用。

武装[編集 | ソースを編集]

ジェットスクランダー
本来なら外付け装備だが、ZEROの場合は「魔神化」で変貌した際には機体の背部から生えるように展開する。また翼部は撓りを持つ上に[24]、形状も翼部が節の付いた蝙蝠の物を思わせる形になっており場面によっては「Z」の形に変化することも有る他、本体も上部から伸びる長い突起物が存在し、ブースターや尾翼も大型化している。SRW未採用。
ZEROスクランダー
ジェットスクランダーが変化した、ZEROのシンボルというべき装備。数字の0の真ん中にスラッシュが走ったような独特の形状と、ZERO本体の倍以上というサイズが特徴。自ら「マジンガーZERO」と名乗る際に変貌しており、その後登場する際は殆どこの形状で固定されている。
噴射口が存在せず、重力制御で飛行を可能にしていると思われ、背部から切り離して上に乗ることも可能。
アイアンカッター
常に腕から生えているアイアンカッターの刃を巨大化。一つの巨大な弓状に変形させて打ち出すロケットパンチ。そのサイズはZEROを遥かに上回っており、見た目はもはやパンチではない。
当然の如く威力はマジンガーZのそれを大きく上回り、超合金ニューZですらいとも容易く両断してしまう。グレートですら逸らすのが精一杯と言う有様。
実はこの攻撃時のみの使用だけで、グレートも破壊されていないためSRWのトドメ演出は同作のグレートのアトミックパンチの物を流用したものになる。
『V』、『X』ではZERO唯一の弾数制の武器。当てると相手の機体に痛々しい巨大な切傷を残し、トドメだと文字通り真っ二つになる。
ZEROはEN回復(小)を持っているが、燃費はやや悪めの為暴れ過ぎた際の自衛用として使う場面も。
サザンクロスナイフ
無数の光の十字をZEROスクランダー周囲に形成し放つ。本来の物と異なり追尾弾になっている。
その追尾性はグレートブースターを装備して超音速で飛行するグレートマジンガーを迎撃できる程。SRW未採用。
ルストハリケーン
口部を大きく開け、奥にある噴射口から放つ強烈な酸を含んだ巨大な竜巻。
その威力は、富士山周辺を更地にした上で世界を崩壊させる天変地異を起こす程。
『V』、『X』では、トドメ演出で敵が端からペースト状に粉砕され、最終的に跡形も無く消滅させる(原作でボスボロットの残骸が巻き込まれて朽ちていくコマの再現)。
ブレストファイヤー
胸部の高熱版から放つ熱線。その威力はマジンガーZのそれとは月と鼈。文字通り触れた物を塵一つ残さず燃やし尽くす。
原作では魔神化の初期段階で放った時点で「関東を溶かし東京湾を蒸発させ、ついでにミケーネ帝国の本拠地を消滅させる」程の威力となっている。
『V』、『X』では通常版の他にMAP兵器版が実装。通常版はブレストファイヤーのお約束として、これでも射程2と短い。『X-Ω』ではアタッカー・[Ω]ディフェンダータイプの必殺スキルに採用。
ダイナミックファイヤー
ジェットスクランダー翼部を「魔神パワー」で超巨大化し、さらに放熱板に変化させて放つ熱線。
「全長数十kmの超巨大機械獣ゴードンヘルを消滅させ、同時に地球を文字通り火の玉に変える」程の威力を誇った。SRW未採用。
光子力ビーム
目から放たれる拡散する無数の光線。その一発一発が地球の裏側まで貫通する威力を持ち、超合金ニューZですら掠めただけで融解させる。
『V』、『X』では射程8とZEROの最長射程武装として搭載。ただし、ENが70と高めなので連発するとガス欠を起こす。
甲児は繰り出す際に「光子力エネルギーは、未来を照らす光だ!」等と言っているが、繰り返すと寧ろ敵どころか地球の未来すら消滅するはずである。
ちなみにトドメを刺した場合、光線が無数にあるうちの1つ接触した地点で、相手は撃墜ボイスを発する。
敵時においてはこれが最強武器になる。敵時のお約束として燃費が非常に良くなり、命中補正も高い。更に味方時と違って気力制限も無いので、余程のことがない限りZEROからは基本的にこれが飛んでくる。
『X-Ω』ではディフェンダータイプの必殺スキルに採用。

必殺技[編集 | ソースを編集]

ファイナルブレストノヴァ
SRWオリジナル武器。甲児がZEROとの対話を行い魔神パワーの制御を行えるようになると同時に追加される。
魔神パワー「因果律兵器」を発動して異空間に移動、相手を鷲掴みにして無茶苦茶に飛び回り、大地に叩きつけマグマを噴出させる[25]。その後スクランダーの上に乗った状態から掴み上げ、零距離ブレストファイヤーで焼き尽くす[26]
トドメ演出では、下半身が熔解消滅した相手[27]を投げ上げて、ルストハリケーンで塵一つ残さず消し飛ばすという、対象が敵ながら味方まで青ざめかねない、ZEROらしい非常に凶悪な攻撃。
…なのだが、甲児はカットインで爽やかな笑みを浮かべてガッツポーズをしている[28]。最後はマジンガーZEROも同ポーズで口部を開けながら咆哮。
この武器は、原作における超合金ニューZα製のグレートマジンカイザーの胸部から下を熔解させた攻撃をベースにした技。
原作ではこの後上半身のみのグレートマジンカイザーに反撃されているため、スパロボのトドメ演出は原作での失態を挽回するものとなっている。
『V』では光子力ビーム同様、バリア貫通・サイズ差補正無視を持つが、消費ENは100と真マジンガーのビッグバンパンチよりも少し重い。ただ射程3なので援護攻撃にも使いやすい。
『X』でも味方時に追加される武装で性能も『V』とほぼ同様だが、射程が通常版のブレストファイヤーに合わせた2になり少々弱体化している。
『X-Ω』では[Ω]ディフェンダータイプの必殺スキルに採用。概ね『V』『X』のものを踏襲している。
しかし敵を鷲掴みにした後の動作が異なっており、大地に叩きつけるのではなく高速移動しながら連続攻撃を放つというものになっている。

特筆機能[編集 | ソースを編集]

魔神パワー
マジンガーZの時点から内包されていた特殊能力で、甲児の強い意志や脅威となる存在との邂逅で能力が段階的に解放される。全部で7つの能力が封印されており、マジンガーZEROに変貌した時点で全てが解放される。
それぞれの能力の封印はマジンガーZの内部をチャクラの配置に沿ってブラックボックスとして配置されており、サイボーグ化した甲児の体内にも空中元素固定装置を強制的に起動して形成している。
開発を行ったのは上述の改心した十蔵だが、マジンガーZに組み込んだ次の世界の十蔵はマッドサイエンティストのままだったため、本来の物を独自に改良して組み込んでおり、元々の能力は魔神化を筆頭に全く異なると思われる。
第一段階:再生
戦闘で負ったいかなるダメージをも瞬時に自己修復する。魔神化が解放されると瞬間的に修復を行え、大破寸前の状態から暗黒大将軍が大剣を振り抜く刹那の間に完全修復を行っている。
ハニー曰く、空中元素固定装置で引き起こされる物とは全く異なる現象が発揮されている(グレートに搭載され制御された物は空中元素固定装置の応用による物)。
第二段階:吸収
あらゆるエネルギーを吸収し、自らのものとすることができる。ZEROに変貌した後は敵を食らい取り込むことも可能になる[29]。また自己再生との同時行使で敵の物理攻撃で機体を大きく損傷した状態から修復を行いつつ攻撃に使用された武器を取り込むことも可能。
第三段階:強化
マジンガーZの性能を飛躍的に向上させる。旧来のマジンパワーに近いが、こちらは出力のブーストアップだけに留まらず機体の性能から他の魔神パワーにまで恒久的に効果が発揮される上、重ねて発動することで、さらに強化することも可能。
第四段階:高次予測
未来予知にも匹敵する状況シミュレーションを可能とする他、平行世界の観測さえ可能とする。劇中では解放されている時に甲児の瞳孔部にケーブルのような物が覆い被さっている。
この力による平行世界観測はマジンガーZを起点とした干渉であるため、マジンガーの存在しない世界=別の作品の世界を認識できないという根源的な点がある(この場合の認識とは単純に見聞きが出来ないと言うだけでなく、接触や物理的な破壊といった干渉も出来ない)[30]
更に限定的な点として、少なくとも作中での観測範囲はZEROを中心とした地球全域までのようで、範囲外の事象は予測不能に陥る可能性がある。終盤Zの世界に再び囚われそうになった甲児に排除される寸前の鉄也が言った「ミケーネ帝国を倒して得られた平和を脅かす新たな敵は何処から来るのか?」の問に甲児が言った「宇宙から現れる」の答で無効化している。総じてメタフィクションの域に入っている能力といえる。
第五段階:変態
物理法則の常識を超え、マジンガーZの形状・性能を変化させることができる。同作のマジンガーZは一部の追加武装が魔神パワーの効果が無くなった後も追加されたまま残されている。
第六段階:因果律兵器
因果律に干渉し、平行世界で発生した事象の因果を紡ぎ、数多の未来から勝利する可能性を現時空に転移現出させる。
簡潔に言えば、相対する敵が何者であろうとも、勝利の可能性が0%でない限り100%確実に勝利できるというもの。例えるなら命中率が1%でもあれば攻撃が必中・回避率が1%でもあれば完全回避が確定する。因果を紡ぐ=勝利であるため、敵は回避も防御することすらも不可能である
ZEROの予測を越えた未知の出来事・存在に対しては効果を発揮できないが、素でも強すぎる上に予測を超えるなど不可能と言ってもいいので弱点になっていない。
『X』ではこれが因果律操作装置という強化パーツとして登場している。当然ながら上記ほどのぶっ飛んだ性能ではなく、命中率70%以上で必中、回避率30%で完全回避である。
第七段階:魔神化
マジンガーZEROとしての意思と力の発現。第六段階まで魔神パワーを解放した状態と比較してさえ天と地ほどの力の差がある。この段階まで解放された時点でマジンガーZは暴走、甲児を吸収あるいは排除し、「終焉の魔神」と化してしまう。マジンガーZに人工知能を搭載した場合は、その時点で開放される。
また、一瞬にして7つの段階が全て解放されることがあり、作中では「甲児がマジンガーZと同化する・甲児が弓さやかの死を始めとする激情を起こす」の条件で覚醒している[31]。他に「ZEROの意思で解放される」場合もあるが、こちらは魔神化の後に他の魔神パワーを開放してからZEROに変貌している。
これが終わりであり、ある意味で始まりといえる形態である。終焉が確定しているこれを倒す方法は作中世界には存在しない。あるとすれば、マジンガーの想像を上回るものを見せつける他ない。
本来の魔神パワーは改心した十蔵が甲児達を守るために開発した機能なので、少なくとも甲児を吸収・排除してしまう特性は前述のマッドサイエンティストの十蔵によって改編されたものと思われる。

合体攻撃[編集 | ソースを編集]

ダイナミックコンビネーション
『X-Ω』で追加されたマジンエンペラーGとのXΩスキル。
光子力ビームとサンダーボルトブレイカーの同時攻撃から始まり、ルストハリケーンとエンペラーブレードで切り込み、トドメにブレストファイヤーとグレートブラスターを放つ。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

HP回復(中~大)
敵時に所持。
魔神パワーの再生能力の再現だろう。
X』の最終決戦時のハードモードでのみ(大)に強化される。
EN回復(小~大)
燃費がいい方ではないのでEN回復は素直にありがたい。
敵時は(中)になり、『X』での最終決戦時のハードモードとカスタムボーナスを取得すると(大)に強化される。
魔神パワー
V』のみ。
気力150以上でZEROに変化可能になる。既に変化済みの為、実質飾り能力である。
対精神攻撃オールキャンセラー
X』で採用。敵専用。
最終決戦時にオールキャンセラーに強化される。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

飛行可能。

サイズ[編集 | ソースを編集]

M
基本的には元となったマジンガーZとさほど変わらないが、覚醒後は大きさも自由自在のようであり、最終決戦ではマジンガーを一飲みにしてしまうほどの巨体に描かれていた。

カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

装甲値+300、最大EN+50。
V』で採用。
装甲値+200、EN回復(中)がEN回復(大)になる。
X』での敵対時のカスタムボーナス。前作に比べて装甲値の上昇値は下がったものの、元々の装甲値が非常に高いので頑強さに磨きがかかることには変わりない。更に最終決戦時には超合金ニューZを装備するので、ZEROの高レベルの底力と合わせてラスボスにも匹敵する硬さを誇る。最強武器である光子力ビームの消費ENが20と燃費は良い方なので、超合金ニューZのEN10%回復と合わせて消耗戦にも期待できない。
装甲値+200、EN回復(小)がEN回復(大)になる。
X』での味方時はこちら。ボーナス取得前のスキルが異なるだけで実質ほぼ同じボーナス。こちらの光子力ビームの消費ENが70と敵時に比べて燃費が非常に悪く、味方時に追加されるファイナルブレストノヴァも消費EN100と更に悪いので(大)に強化されてもまだ心許ない。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

能力値[編集 | ソースを編集]

ラスボスにも匹敵する極めて高い能力値を誇り、回避を除けば版権作品の敵としてはトップである。

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

X
覚醒集中直感鉄壁気迫
リアル系・スーパー系の一流どころの精神コマンドがずらり。更に全ての精神コマンドの消費SPが10である。

特殊スキル[編集 | ソースを編集]

X
2回行動底力L7、気力+ボーナスサイズ差補正無視L2、精神耐性闘争心L3、気力限界突破L3、プレッシャーL4
初戦となる第28話ではサイズ差補正無視以外のレベルが1下がる。
高レベルの底力とプレッシャー、機体の装甲の高さも合わさり驚異的な硬さを発揮してくる。

エースボーナス[編集 | ソースを編集]

命中率70%以上の自分の攻撃は必ず命中し、命中率30%以下の敵の攻撃は必ず回避する。
X』で採用。強化パーツ「因果律操作装置」と同じ効果で、上記の因果律兵器を再現したものと思われる。ただでさえ命中率が高い上に、このボーナスが加わるとなるともはや集中かく乱では焼け石に水だろう。

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「守護神-the guardian」
真マジンガー 衝撃! Z編』後期OP曲。元々は悪役であるZEROに典型的ヒーローソングであるこの曲は似合わない…と思われるが、寧ろ歌詞としては「空が割れる、炎が舞う、巨大魔神見参」「ここまで来たらもう誰にも抑えられない」とピッタリである[32]。更に、ファイナルブレストノヴァのトドメ演出では甲児が「振りかざしたその手でお前は何を掴むのか」とばかりに拳を掲げている。
尚、『ZERO』無印作中ではこの曲や「感じてKnight」、その他のJAM PROJECTの楽曲(「SKILL」や「Crest Of Z's」等)の歌詞を引用するシーンも幾つかある。
因みに、限定盤やカスタムサントラで機体BGMを「感じてKnight」に変えてもかなりマッチしている。

人間関係[編集 | ソースを編集]

兜甲児
世界線によって関わり方は異なるが、いずれの世界でもZEROにとっては重要な要素となる人物。物語終盤では彼の姿を借りて「もう一人の兜甲児」として対話やメタ視点による狂言回しなどもしている。
剣鉄也
ZEROの作る世界(マジンガーZが最強な世界)においては存在してはならない「異物」。そのため彼を敵視し物語から消滅させようとしていた。
兜十蔵
彼の手によって生み出された。
ミネルバX
ZEROのもたらす滅びの未来を変えようと行動していた。
闇の帝王
劇中のとある場面では彼を搭乗者に選んでいる。
V』においては『真マジンガー』版の闇の帝王が敵対関係となっているが、最終決戦後にZEROによって「絶望」を見せられることに(後述)。
X』では逆に、闇の帝王がZEROを使役している。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

ダイナミック系[編集 | ソースを編集]

兜甲児 (真マジンガー)
V』では宇宙世紀世界に顕現し、彼を取り込み自軍部隊と対峙するが、ゲッター線を介しての対話を経て和解し、彼と共に戦う道を選ぶ。
X』では長く敵対するが、困難ルートではアンチスパイラルの座する認識宇宙での決戦にて彼に敗北後、彼に自身を委ねている。
ハーデス神
『V』では顕現直後、彼を一撃で瞬殺する。
海動剣真上遼
X-Ω』にて対決。イベント「Closed World」では彼らの搭乗するマジンガーであるマジンカイザーSKLを「自身に準えた力」と評しており、偽りのパラダイムシティを舞台にした実験において、彼らはイレギュラーの存在だった。

スーパー系[編集 | ソースを編集]

ブラックノワール
X』では彼(彼女?)によって闇の帝王とZEROが接触する事になり、通常ルートでは因果の渦での最終決戦にて共にエクスクロスと対峙するが、醜態を晒し続ける彼(彼女)に苛立ち一喝する等して怯えさせ、先にブラックノワールが撃墜された場合、空中要塞ごと取り込み引導を渡す。
アンチスパイラル
共に桁外れの圧倒的な力を誇るラスボスキャラクターであり、『X』の困難ルートや『X-Ω』のイベント「第3回スパクロフェスティバル」では共に自軍部隊の前に立ちはだかっている。
ロジャー・スミス
『X-Ω』のイベント「Closed World」ではある実験のために彼を偽りのパラダイムシティに呼び込む。最終的には彼と直接交渉(対決)し、彼からは「プロフェッショナル」と評された。
ネオ・ディーバエレメント
『X-Ω』のイベント「Closed World」ではある実験のために彼らを甲児やさやかと同じように記憶を改竄して偽りのパラダイムシティに呼び込む。
大十字九郎マスターテリオン
『X-Ω』のイベント「其れはまるで御伽噺の様に」では、彼らに2つのトラペゾヘドロンで自分諸共ナイアを打倒する事を託す。
ナイア
『X-Ω』のイベント「其れはまるで御伽噺の様に」では彼女の目論見を挫くために動いており、彼女の手に落ちたフリをして彼女を欺き、見事に彼女の計画を粉砕する大きな力となった。

ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]

アムロ・レイ
X』では彼を「ガンダムの始原パイロット」と呼び、新たな可能性を生む者としてガンダムパイロットの中でも特に危険視し、敵視する。
トビア・アロナクス
『X』ではエクスクロスとの最終決戦にて彼(とクロスボーン・ガンダム)に対し「お前の終わる事の無い戦いを終わらせてやる」と言い放っており、『鋼鉄の7人』の後の時代における彼の未来とその戦いを知っていると思われる。

リアル系 [編集 | ソースを編集]

リン・ミンメイ
X-Ω』のイベント「時空を超える歌声」にて共演。マジンガーZの兄弟であると同時にある意味後輩でもあるグレートマジンガーがZ以上に人気がある事に怒るように暴走するZEROの姿を、既に過去のアイドルであるがために自分の歌はもう今の時代には必要とされないのではないかと自信を失いかけた自分と重ねて見ており、ZEROの心境にも一定の理解を示していた。最終的にはの激励により自信を取り戻した彼女の歌に感動し、暴走を治めた。
シェリル・ノームランカ・リーワルキューレ
『X-Ω』のイベント「時空を超える歌声」では彼女達の歌により、ZEROを暴走させようと企てる何者かによる別の差異次元からの干渉を抑えられる。

その他の版権作品 [編集 | ソースを編集]

ゴマボ
X-Ω』のイベント「交わる水平線、その先に」では直接関わる場面は無いが彼(彼女?)の事も後輩ロボットの一人と見ており、ゴマボに新しい世界を見せてあげると共に新しい出会いと可能性を開かせる機会を与えるために、壮大な一計を案じた。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「イ ラ ン !」
魔神化を開放、半壊状態で拘束を脱し、グレートマジンガーからマジンガーブレードを投げ渡されるも、それを払い除けた時に。
「邪魔だ」
そして暗黒大将軍の振るった大剣を「自己再生」で完全修復しつつ掴み取り、握り潰した後その頭部に力を掛けて払い除けた際に。
直後、暗黒大将軍はその遠心力で全身を千切られる程の回転で吹っ飛んでおり、読者にタイトル詐欺と突っ込みを入れられる程の衝撃を与えた。
「な ん だ と 思 う ?」
魔神パワーが暴走、甲児を取り込んで異形の姿に変わりつつあるZERO。大苦戦を強いられる鉄也に自らが何者かを聞かれ、周囲に光の文字を浮かべて返したメッセージ。
「我は… 我は最終にして原初 唯一無二のスーパーロボット マジンガーZERO」
そしてスクランダーを変形させつつ繰り出したメッセージ。劇中初めて「マジンガーZERO」という名称が本機から出されている。
ZEROに還れ」
世界を自ら起こした天災で破壊しながら。この場面のZEROのポーズは四肢を力強く伸ばし、天を仰ぎながら口部スリットを開いている物だが、この時しか行っていない
『V』ではこのポーズをブレストファイヤーの発射時の物として採用している他、ある人物トラウマイベントで使われている。また、台詞も甲児がファイナルブレストノヴァ使用時の台詞として採用されている。
「時間切レダ 因果ハ紡ガレタ」
「マガイモノ 貴様ノアラユル死ニ様ヲ予測シタゾ」
「無様ニ這イズレ ノタウチ回レ 百ノ残骸スラ残サン」
「ブレストファイヤアア」
グレートマジンカイザーのカイザーソードの乱舞を躱しつつ因果律兵器で因果を紡ぐ中、突如現れた暗黒大将軍との挟撃で捉えられ、キャノピーを剥がそうとパイルダーに伸ばされた手を掴み、更にグレートマジンカイザーの頭部を掴み握り潰しながら。超合金ニューZα破壊された因果を探り当て胸を大きく斬りつけられたカイザーソードを吸収しつつ自己再生で修復し、地球を貫く業火でグレートマジンカイザーの下半身を熔解させる。
「私ノ完全ナル世界ガ消滅スル マジンガーガ勝利シ続ケル最強ノ世界ガ 兜甲児 ソレハオ前自身ノ夢デアッタハズダ イイノカ ソレデモ?」
甲児「……… 見てくれZERO この大いなる可能性を これこそ 俺が… いや、みんなが… 本来望むべき世界だ 何より この可能性はお前の中から生まれたんだ だからマジンガーZERO お前は負けたんじゃない 勝ったんだ」
「ソウカ…コノ輝キハ私ソノモノカ……ソウカ…」
甲児「フ…そう思っとけよ 夢のような いい眺めだろ」
「アァ 確カニ 素晴ラシイ……」
最終回において、光子力がまだ見ぬロボットたちの姿を具現化した。マジンガーではない未知のロボット。それら全ては、マジンガーから生まれたものだった。過去から現在、そして未来に羽ばたいていく綺羅星の如きロボット達を見て、マジンガーZEROは、その無限の可能性に確かな喜びを抱いた。そして可能性を閉ざした物語は終わりを迎え、新たなる始まりへと進み出す。多くのロボット達が生まれ、時に集う世界へ、ZEROは旅立っていくのであった。
ちなみに最終決戦の前、ZEROが神となった世界では、世界を変えられなかった甲児に対し「兜甲児はZEROを構成する重要な要素、この結果は君の負けではなくある意味で勝利だ」と、この会話の対になるシーンが存在している。
「面白い――。お前はもっと強くなる。次の出遭いを楽しみに、この世界を潰すのは、後回しにしてやろう――!」
フォトストーリーにおいてゲッタードラゴン(INFINITISM)との戦いの中で。この時ダブルトマホークブーメランを弾き、シャインスパークが当たる寸前でこの台詞と共に時間を停止、まるで存在しなかったように姿を消す。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

「そうであって、そうではない…」
「我は…無限の可能性…幾多の並行世界にまたがって存在するもの…可能性の交差する存在…抗う事の出来ない、その強大な力を人は魔神…または運命と呼ぶ」
V』39話「終焉への目覚め」にて、ゲッター線によって顕在化した意識が甲児と対話して。
「我は魔神…。求めるは無限の力…。お前を取り込む事よりもお前の意思が生み出す力こそ我が欲するもの…幾多の世界を巡り、全てを滅ぼした我さえも知らぬ新たな可能性…。その力…いや、その力の集まりに我も一度は屈した…。お前が友と呼ぶ者達との戦いの中で我が力に抗うお前に、その光を見た。見せてみろ、兜甲児。我にお前の力を…。我は神にも悪魔にもなる…。お前の、その意思によって…」
同話より。「一度は屈した」というのは名場面項参照。
「黙レ…」
X』において相手が喋っている時にそう言って恫喝し、黙らせる

単独作品[編集 | ソースを編集]

「ナンダ…コレハ」
「コノ…胸ノ…高鳴リハ」
X-Ω』のイベント「時空を超える歌声」より。ミンメイの歌う「愛・おぼえていますか」を聴き、その歌に今までにない感情を覚え、戸惑う。そんなZEROに対し、アルトハヤテ、そしての三人が告げる。ZEROの中に文化が生まれた事。そして、それがこの世界ではどういう言葉で呼ばれているのかを。
ZERO「ヤック…デカルチャー…」
甲児「…凄いだろ、ZERO。この歌は50年後でも…きっと、何百年後でも愛される歌だ」
「新しい光に呑まれたとしても…語り継がれていく光なんだ」
ZERO「アア…ソウダナ…」
「願ワクバ…私モ…」
同上イベントより。かつてのゼントラーディと同じように文化に目覚め、初めて覚えるへの感動を実感しながら、甲児の言葉に頷く。こうして、「兵器」ではなく人の生み出した文化の極みである「歌」が再び世界を救い、同時に終焉の魔神と呼ばれた存在にも新たな希望と可能性を齎したのだった。
「二振リノ…シャイニング・トラペゾヘドロン…世界カラ因果ヲ開放スル…」
「コノ時ヲ…待ッテイタ…」
2020年7月の期間限定イベント「其れはまるでお伽噺の様に」より。邪神ナイアルラトホテップに囚われ、ZEROまでもが操られていたという絶望を裂くように、この言葉と共にZEROは邪神を自らに封じ込める。全ては邪神を討ち、世界に可能性の光を取り戻すために。この経緯で、ZEROは同イベントでは敵ユニットとして登場するが、世界を守るために敵対するという複雑な形で戦う。
「見事ダ…可能性ノ光ヲ持ツ…戦士タチヨ…」
同上イベントより。自らを犠牲に、邪神の姦計を叩き潰したZEROは、2つのトラペゾヘドロンの放つ可能性の光の中に消えていく…。

名場面[編集 | ソースを編集]

その名はZERO
第3・4巻より。東映版最終回や劇場版同様、スクラップ寸前までミケーネに痛めつけられたマジンガーZ。その窮地に現れたグレートマジンガー。しかし…グレートの活躍を見つめるZには異変が起きていた。甲児を取り込み、満身創痍の身でありながら戦闘獣軍団を蹴散らしていくZ。グレートに与えられたマジンガーブレードを「イラン!」と拒み、禁断の力である魔神パワーが解放されていく。最早「彼」はマジンガーZではなかった。禍々しい姿へと変貌した終焉の魔神は自らを「ZERO」と名乗る。
スーパーロボット大戦ZERO
最終回。最終決戦の最中、敗北の確定した戦いに甲児は一つの賭けに出ていた。マジンガーはマジンガーでは決して倒すことはできない――永遠不変の法則。この因果を打破するべく、とある世界で甲児が描いた、とあるマジンガーの物語。それはマジンガーが倒されようとする内容のもの[33]であり、人々が決して受け入れないものであった。罵倒の中、ある「誰か[34]」が影響されて別の物語を描いた。さらに別の場所でも、別の「誰か」が同じように物語を描いた。その中にはマジンガーとは違う、全く新しいロボットの姿もあった。そして、光子力を媒介にして今世にそれら全てが具現する。兜甲児の意志が光子力を増大させ、誕生する可能性の光――未来に羽ばたくロボット達の姿。甲児が共に戦う日が来る事を待ち望んだ宇宙の王者磁石の力を持つ世紀のマグネ・ロボット古代より受け継がれた神秘の力で戦う勇者五台のメカの合体によって誕生する二体の超電磁ロボ操縦者と人機一体となり、怒りの空手で悪に立ち向かう闘将日輪の力と月光の力を操る「無敵」の戦士三つの変形形態を持つ可変戦闘機別の可能性世界に生まれた可変戦闘機遺伝確率約250億分の1の男が乗る鉄の棺桶火星と地球を駆ける蒼き流星人を、獣を、そして神をも超える野生の機神時代と世界を超越し、造られ続ける機動戦士宇宙怪獣を倒すべく造られたド根性で動くロボットヒトの手によって造られし神無限力の巨神黄金の鉄槌で全てを光に還す勇者の王ドリルの回転と共に進化を続けるロボット異界より襲来する怪獣を駆逐する鋼の巨人。そして、三つの心を一つにして無限の力を発揮する三位一体のロボット――遍く世界から集ったロボット達と二体のマジンガーから放たれた必殺技を受けて、遂にマジンガーZEROは自身の敗北を認めるのであった。――いや、それは敗けではなく、感嘆だったのかもしれない。何故なら、そこに広がり、今も拡がり続けるロボット達は全て自分から生まれたのだから。そしてそれらが集う現象を、人はこう呼ぶ――スーパーロボット大戦、と。

スパロボシリーズの名場面[編集 | ソースを編集]

覚醒
V』38話「地獄の門」より。あしゅら男爵の血の儀式によって復活したミケーネの神々の前に苦戦を強いられるヤマト部隊。撤退の時間を稼ぎつつ必死で防戦する中、甲児は呪いのように念じ続けていた。マジンガーZは最強のロボット、負けることなどありえないと。
エースのジョーの加勢もあってどうにか撤退の機をつかんだ部隊だが、甲児は撤退命令に従わずハーデスに襲い掛かる。それでも、神を名乗るその力は本物であり、マジンガーZを以てしても及ばない。
しかし、ハーデスが口にした「非力」の言葉が甲児の怒りに火をつける。十蔵の作った最強のスーパーロボットが、マジンガーZが非力であるはずがない。妄執に近いその思いが魔神パワーを発動させ、Zがその姿を変える。未知の姿となったマジンガーZは、光子力ビームの一撃でハーデスを滅殺。出遅れた暗黒大将軍に対し、「マジンガーZERO」の名乗りを堂々と上げるのだった。
その直後、Dr.ヘルが突然現れ、甲児に告げる。十蔵はマジンガーを完成させるために、甲児をもパーツとして設計したのだと。信念の根幹だった祖父の真意を揺るがされ、動揺した甲児は変貌したZEROに取り込まれたまま姿を消す。すべてが終わったその場を遠く、ミネルバXが静かに見守っていた……。
ダブルマジンガー、再び
V』39話「終焉への目覚め」より。終焉の魔神と化したマジンガーZEROを止めるべく、新たな魔神皇帝、マジンエンペラーGが舞い降りる。だが、その力をもってしても止まらないZERO。ZEROの中で抵抗する甲児に、竜馬が呼びかける。ゲッター線は有機物と無機物を融合させる力を持つ。ならば、その逆も可能なはずだと。
ゲッター線によりZEROの意識は顕在化し、甲児と対話する。かつて、ZEROは光子力の光から生まれた数多の可能性達の前に敗北した。そして、甲児が仲間と呼ぶ者達との戦いの中にその可能性を見た。ZEROは言う。甲児を取り込むのではなく、甲児の意思が生み出す無限の力を求めると。
対話を果たすと、マジンガーは元の姿に戻っていた。そこに襲いかかるガーディム。その時、甲児は魔神パワーを発動し、マジンガーをZEROへと変化させる。しかし、それは既に終焉の魔神ではない。神にも悪魔にもなれる最強の魔神…最強のスーパーロボットだった。そしてその隣に、マジンエンペラーGが並び立つ。
最終にして原初の魔神と、偉大なる魔神皇帝。二体の魔神が手を取り合い、光子力の光が未来を照らす。
因果の果てに待ち受けるモノ
『V』第51話「因果の果てに」or「闇より暗き者」。地球艦隊・天駆に敗れ去る闇の帝王。しかし本当の意味での敗北を迎えた訳ではなくいずれまた復活する事を明言する。だが、その刹那、ある光景を見てしまう。
それは最強の魔神と最強の皇帝。すなわち、真の神となったマジンガーZEROが、ゲッターエンペラー率いるゲッター艦隊と共に因果の果てで並び立つ光景であった。万物の理を呼吸するかのように簡単に捻じ曲げてしまうモノ達を直視した事で「どうあがいても勝つことは出来ない」と己の無力を悟ってしまった闇の帝王は完全に心を折られ、消滅したのであった。
天の光は全て可能性
X』困難ルート第51話「可能性の宇宙」にて。アンチスパイラルの認識宇宙に出現したマジンガーZEROであったが、エクスクロスによって敗れ去る。敗北を認められないZEROに、甲児と鉄也はその敗因を告げる。仲間と共に高め合い生まれる無限の力と可能性の光が、自分以外を認めないZERO、すなわち虚無に負けるはずがなかった。
だが、ZEROは甲児に言った。甲児という存在が生み出した無敵の魔神、マジンガー。その存在が敗れるということは、甲児自身の夢が終わるということだと。しかし、甲児の夢は終わらない。勝利したのもまたマジンガーであり、その力はZEROによって引き出された。ZEROもまた、光と可能性を生んだのだ。光という無限の可能性の中を、ZEROもまた進む。無敵のスーパーロボット、マジンガーとして。
そして、ZEROは甲児にその身を委ねた。人とマシンが一つになった、最強の存在として、共に光となるために。

関連機体[編集 | ソースを編集]

マジンガーZ
大元の姿。
『真マジンガーZERO』劇中では意思のようなものを示しており、ZERO同様光の文字で甲児を激励している。また「Zの意思」と「ZEROの意思」は別々のようであり、ZEROの変貌時や闇の帝王と融合した時はZEROの意思に押しのけられ、消滅しそうになっていた。
グレートマジンガー
劇中ではマジンガーZのZERO化には、この機体の存在が大きく関わっていたとされていた。
マジンカイザー
ゲーム展開から誕生したマジンガーZのオリジナル後継機体。そのため、ZEROとは複雑な関係にある。
ZEROにしてみればマジンガーの唯一性を犯す機体だが、両者はあらゆる面で対極に位置する。
その意味ではZEROと対等な存在とも言え、『X』では因縁の対決となった。
マジンエンペラーG
ある意味でのカウンター。可能性の光から生まれたZEROの想像を超えるマジンガーであり、ZEROの求める可能性の化身。
グレートマジンカイザー
『真マジンガーZEROvs暗黒大将軍』に登場。ZEROに対抗するためにグレートブースターとドッキングしたグレートマジンガーが魔神パワーをフルブーストさせて変貌した機体。
魔神パワーなどを除いた基本スペックはZEROと同等で、作中では唯一ZEROに対して真正面から傷を入れ、更に当初は因果律兵器の範囲外であったことからZEROですら因果を紡ぐ時間稼ぎをするしかなかった
最終的に因果を紡がれたことで優劣が一気に逆転し、下半身をブレストファイヤーで消し飛ばされて敗北したが、同時に最終的な目的は果たすことには成功した。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 漫画などでは当然触れられてないが上記のZEROの弱点である、「マジンガーのいない世界を観測できない」というのは逆を言えば「マジンガー以前の世界は観測できない」事も指し示す為、鉄腕アトムや鉄人28号、キングジョーといった「マジンガーより古くマジンガーなどのロボット物に影響を与えた作品のロボのZERO版が出ればマジンガーZEROを倒せるのではないか?」というのは度々ファンからネタにされる。
    • これらマジンガー以前のロボット達は「マジンガーから生まれたロボット」に該当しないためか、前述の最終決戦にも姿は確認できない。
  • 本機の登場以前に、マジンガーのアンソロジーコミックでも「ZERO」の名前を持つオリジナルマジンガーが登場した事がある。マジンガーZを大きく凌ぐ運動性と猛毒ガスを散布する「ゼロテンペスト」など殺傷力の高い武装・ロケットパンチの誘導を乱す電波で兜甲児を苦しめたが、機動性を重視したことで超合金Zは攻撃に使う一部分にしか使われなかったため装甲が薄いという弱点を突かれ、最後は自爆同然の大技を放って自滅した。
  • 劇場版マジンガーZ INFINITY』が公開された際には真マジンガーZEROシリーズの余湖裕輝氏のTwitter[35]にて満面の笑みを見せている。正真正銘、マジンガーZが大活躍する内容にご満悦の様子。

商品情報[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 劇中ZEROに変貌した直後に甲児が一時的に自我を取り戻したため、放っていたブレストファイヤーの射軸を強引に動かしている。
  2. 正確には眼部の奥にある光子力ビームの発射口(これ自体は東映版の頃から存在している)がガラス部と透過して見える物。
  3. なおこの研究の濃縮の結果、ミネルバXも最初は格納庫一帯を占める程の大型マシンだったが、後に十蔵博士の手によって等身大のロボットを経て喜怒哀楽を有する美女型アンドロイドへと変貌していった。
  4. この時点での装甲は「超合金Z」ではなく、「合金Z」とされている。
  5. その際、「つまらんわい」と平伏させた各国の首脳陣をブレストファイヤーで焼き払っている。
  6. 最初の遭遇時はマジンガーとガラダK7ダブラスM2の戦闘だが、同時に十蔵博士とDr.ヘルも殴り合いを行っていた。
  7. この戦いは週1での富士山裾野の指定された場所におけるマジンガーと機械獣の決闘という形で行われ、『TV版』の改良を繰り返しながら毎回異なる機械獣と戦うマジンガーZという構図を再現している。
  8. 魔神パワーを有するようになったZは起動すると同時に十蔵博士を踏み潰し、そのまま破壊の化身となり光子力研究所を焼き尽くしている。
  9. これは別世界から研究結果を受信する大型光子加速器にリンクする小型光子加速器でもあるが、大型光子加速器から得られた研究成果を元に十蔵博士が小型光子加速器を作るはずが、大型を作成→マジンガーZを作成→マジンガーに殺害される→盗んだデータからRr.ヘルが小型(ミネルバX)を作成という異なるプロセスをたどるようになってしまい、それまでの世界線のリンクから外れることになった。
  10. 余談だがこの時の世界は、前作の「真マジンガーZERO」第0話「兜甲児! 終焉の淵に立つ」でZEROによって甲児以外の人類が殺され甲児もミネルバの光子ルストハリケーンで灰になった世界になっている。
  11. SRW以外の媒体で初めて名称を甲児と鉄也が叫んでいる。
  12. 手を加えた甲児自身や開発中の光景を見ていた剣造から見てもモザイクで構成された立方体としか認識出来ない物。
  13. この視聴者達にはZのお面で隠されているが、そこから見える髪型によって流竜馬タカヤノリコ等と思しき人物が登場している。
  14. 正確には敗北したマジンガーを助けたグレートマジンガーを、視聴者が考えたロボットに挿げ替えた形。
  15. 実際は兜十蔵が設計していたサポートAIミネルバ・プログラムを再現した物。
  16. 当初はこの決戦自体に興味が無く、犬神大佐ゲッタードラゴンの固有振動波を流させて誘き寄せた。
  17. 正確には、マジンガーZ(ZEROモード)。
  18. https://twitter.com/yogoyuki/status/431230716190261248
  19. 波動砲は「初期値8700」だが、こちらは使用可能になるのは2ステージと少ない。
  20. つまり、スパロボ登場キャラクターの基本である「IFの存在」ではなく原作に出てきた本物のZERO。ちなみに版権作品で「原作そのもの」が出演したのは史上初
  21. 原作での光子を虚空に浮かべる形で、自身の意志を他者に伝えている様子の再現。
  22. 公式サイトでは当初はパイロット名が兜甲児になっていたが、後にマジンガーZEROに修正されていた。
  23. ズゴックEハイゴッグ戦闘獣ダンテ光波獣ピクドロンなどのような一般兵機体も含めればこの限りでは無い
  24. この特性を利用して機体を側転させて相手を斬り付ける「スクランダーハーケン」という技も存在する。
  25. 原作ではマグマを噴出させたのはグレートマジンカイザーの総攻撃によって引き起こされた物。
  26. 実は発射角度が原作の同場面と異なり上を向いている。
  27. この時点で相手の撃墜ボイスが流れ終わっている
  28. 尤も、汗をたぎらせて殺意に溢れた様子になった甲児なんて見たくはなかっただろうが…。
  29. 「真マジンガーZERO」では機械獣あしゅら男爵を取り込んでジェットスクランダーを「変態」で自身の身体から生み出している。
  30. 劇中でもこの点が作用する形で、グレンダイザーを認識させないことに成功している。
  31. ミネルバはさやかの死を覚醒の理由に挙げているが、さやか自身が否定論を言い切っている。
  32. 更に書くと、『真マジンガーZERO』でもこの歌詞に近い台詞を甲児が発している。
  33. その世界ではあらゆる創作物にマジンガーZが関わっている。ガンダムをはじめとするロボットが全てマジンガーに入れ替わり、他のアニメ映画すらも全てマジンガーになり、最後は必ず勝たなくてはならない。
  34. 作中ではマジンガーZのお面で顔を隠されているが、何人かはどこかで見たような恰好をしている。
  35. https://twitter.com/YOGOYUKI/status/952573177095323649