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孤児院を養う盲目の人物。[[オーブ連合首長国]]で過ごしていたが、偶然にも[[キラ・ヤマト]][[アスラン・ザラ]]の戦闘を目撃。そして、傷を負ったキラを保護([[ストライクガンダム]]から救出したのは[[ロウ・ギュール]]であり、救出後にその身柄を引き渡した)し、[[プラント]]の[[ラクス・クライン]]の邸宅に運んだ。
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'''マルキオ'''は「[[機動戦士ガンダムSEED]]シリーズ」の登場人物。
  
その正体は[[地球連合]]の特別外交官であり、事務総長オルバーニの親書(中身は[[ナチュラル]]と[[コーディネイター]]との妥協案などの和平親書)をプラントの[[シーゲル・クライン]]の元に届ける際に、次いでキラを連れてラクスの元へと届けたのだった。
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== 概要 ==
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孤児院を養う盲目の人物。独自の[[宗教|宗教的]]な解釈を唱えており、[[ナチュラル]]と[[コーディネイター]]の双方から一定の信頼を得ている人格者。
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[[オーブ連合首長国]]で過ごしていたが、偶然にも[[キラ・ヤマト]]と[[アスラン・ザラ]]の戦闘を目撃。そして、傷を負ったキラを保護([[ストライクガンダム]]から救出したのは[[ロウ・ギュール]]であり、救出後にその身柄を引き渡した)し、[[プラント]]の[[ラクス・クライン]]の邸宅に運んだ。
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その正体は[[地球連合]]の特別外交官の肩書を持ち、[[地球連合]]事務総長オルバーニの親書<ref name="Letter">通称「オルバーニの譲歩案」。[[小説|小説版]]によると、エイプリル・フール・クライシスの際に地球連合から提示された和解案であるが、本編中でもエザリア・ジュール([[イザーク・ジュール|イザーク]]の母親)が「[[地球連合]]は勝った気でいる様ではないか」と非難している通り、ある程度の自治権を保証する代わりに戦前同様に[[プラント]]は「プラント理事国の管理下に回帰せよ」という一方的な内容に他ならず、最高評議会では全く受け入れられなかった。</ref>をプラントの[[シーゲル・クライン]]の元に届ける際に、次いでキラを連れてラクスの元へと届けたのだった。
  
 
キラやラクスを「[[SEED]]」に目覚めた者と評し、そのキャラクター性から視聴者から物語のキーパーソンと思われていた。
 
キラやラクスを「[[SEED]]」に目覚めた者と評し、そのキャラクター性から視聴者から物語のキーパーソンと思われていた。
  
その活躍は外伝作品である『[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY]]』や『[[機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY]]』でも最重要人物として扱われている。『X ASTRAY』の[[主人公]]である[[プレア・レヴェリー]]に[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]搭載の[[ドレッドノートガンダム]]を受け取らせて、[[ジャンク屋組合]]との交渉役に向わせたこと。『ASTRAY』の主人公の一人である[[ロウ・ギュール]]率いる中立的立場たるジャンク屋組合を非合法組織から国際組織として昇格させる等、その手腕や活躍振りは目を張る。
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ちなみに、マルキオは公式[[外伝]]作品である『[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY]]』や『[[機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY]]』でも最重要人物として扱われている。『X ASTRAY』の[[主人公]]である[[プレア・レヴェリー]]に[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]搭載の[[ドレッドノートガンダム]]を受け取らせて、[[ジャンク屋組合]]との交渉役に向わせたこと。そもそもジャンク屋組合自体がマルキオらによってまとめ上げられた国際組織であり、その手腕や活躍振りは目を張る。
  
[[続編]]の『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』にも登場。オーブ国内にてキラやラクス、孤児達と暮していたが、前作と打って変わって大きな活躍はしてない。
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また、[[続編]]の『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』にも登場。オーブ国内にてキラやラクス、孤児達と暮していたが、前作と打って変わって大きな活躍はしてない。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== αシリーズ ===
 
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=== Scramble Commanderシリーズ ===
 
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=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
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:振り返りイベントで登場し、[[カイルス]]が辿った軌跡を語り継ぐ役割を担っている。
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:振り返りイベントで登場し、[[カイルス]]が辿った軌跡を[[ナレーション|語り継ぐ役割]]を担っている。
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:レアリティRのサポートユニット。
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:1章Part7「キラとアスラン」にNPCとして登場。3章Part7「世界が終わる前に」からは珍しく『DESTINY』設定。ただし立ち絵は同一。一方でマルキオ邸の背景は1章Part7と3章Part8で変更されている。
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== ステータス ==
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=== サポートアビリティ ===
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;SEEDを導く者
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:R。「地形:陸」ステージでバトルするとき移動速度大アップ、命中率アップ。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[キラ・ヤマト]]
 
;[[キラ・ヤマト]]
:傷を負った彼を養った。その後、キラとラクスの邸宅に場所を移す。
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:傷を負った彼を介抱した。その後、キラとラクスの邸宅に場所を移す。
 
;[[ラクス・クライン]]
 
;[[ラクス・クライン]]
:シーゲルの娘であり、キラをラクスの元へと連れてきた。[[ヤキン・ドゥーエ戦役]]後は孤児達と暮していた。キラとラクスを「SEED」資格を持つ者と見ていたが…?
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:シーゲルの娘であり、キラをラクスの元へと連れてきた。[[第1次連合・プラント大戦]]後は孤児達と暮していた。キラとラクスを「[[SEED]]」の資格を持つ者と見ていたが…?
 
;[[シーゲル・クライン]]
 
;[[シーゲル・クライン]]
:彼を通じて地球連合とプラントとの全面戦争を止めるべく親書を渡した(親書そのものは国防委員会により却下)。
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:彼を通じて地球連合とプラントとの全面戦争を止めるべく連合事務総長オルバーニの親書<ref name="Letter" />を渡した。
 
;[[プレア・レヴェリー]]
 
;[[プレア・レヴェリー]]
:彼を「運命の子」と評し、Xアストレイや[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]等、国家重要技術を託すなど、ナチュラルとコーディネイターの未来を切り開く存在として見ていたようだ。
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:彼を「運命の子」と評し、Xアストレイや[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]、国家重要技術を託す等、ナチュラルとコーディネイターの未来を切り開く存在として見ていたようだ。
 
;[[ロウ・ギュール]]
 
;[[ロウ・ギュール]]
:個人的な繋がりはないものの、アスランとの対決で負傷したキラをマルキオの元へと運んだのは彼。後にロウのジャンク屋組合を国際組織として認定させた。
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:個人的な繋がりはないものの、アスランとの死闘で負傷したキラをマルキオの元へと運んだのはロウ。
  
 
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
 
;[[破嵐万丈]]
 
;[[破嵐万丈]]
:第3次αにおいて彼(ロウ)に頼まれて、マルキオの元へと保護した。作中では大きな繋がりは見られないが、裏で活躍する万丈は彼のことを信頼していたと思われる。
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:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』において彼の知り合い(ロウ)に頼まれて、マルキオの元へと保護した。作中では大きな繋がりは見られないが、裏で活躍する万丈はマルキオの事を信頼していたと思われる。
 
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== 余談 ==
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*2024年4月18日開催の「『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(SRW未参戦)大ヒット御礼ティーチイン上映会」にて、福田監督によりマルキオの初期設定が触れられていたのだが、当初は『SEED』の[[ラストボス]]候補の一人だったという<ref>[https://www.gundam.info/news/event/01_14473.html マルキオ導師のまさかの初期設定も明かされた!「『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』大ヒット御礼ティーチイン上映会」イベントレポート]、GUNDAM.INFOの2024年4月19日の記事より(2024年4月20日閲覧)。</ref>。
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[[Category:ガンダムシリーズの登場人物]]
 
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2024年4月20日 (土) 07:51時点における最新版

マルキオ
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 中井和哉
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
SRWでの分類 サポートユニット
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プロフィール
種族 地球人ナチュラル
性別
所属 地球連合
役職 外交官
特使
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マルキオは「機動戦士ガンダムSEEDシリーズ」の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

孤児院を養う盲目の人物。独自の宗教的な解釈を唱えており、ナチュラルコーディネイターの双方から一定の信頼を得ている人格者。

オーブ連合首長国で過ごしていたが、偶然にもキラ・ヤマトアスラン・ザラの戦闘を目撃。そして、傷を負ったキラを保護(ストライクガンダムから救出したのはロウ・ギュールであり、救出後にその身柄を引き渡した)し、プラントラクス・クラインの邸宅に運んだ。

その正体は地球連合の特別外交官の肩書を持ち、地球連合事務総長オルバーニの親書[1]をプラントのシーゲル・クラインの元に届ける際に、次いでキラを連れてラクスの元へと届けたのだった。

キラやラクスを「SEED」に目覚めた者と評し、そのキャラクター性から視聴者から物語のキーパーソンと思われていた。

ちなみに、マルキオは公式外伝作品である『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』や『機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY』でも最重要人物として扱われている。『X ASTRAY』の主人公であるプレア・レヴェリーニュートロンジャマーキャンセラー搭載のドレッドノートガンダムを受け取らせて、ジャンク屋組合との交渉役に向わせたこと。そもそもジャンク屋組合自体がマルキオらによってまとめ上げられた国際組織であり、その手腕や活躍振りは目を張る。

また、続編の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』にも登場。オーブ国内にてキラやラクス、孤児達と暮していたが、前作と打って変わって大きな活躍はしてない。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
初登場作品。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦J
スーパーロボット大戦W

Scramble Commanderシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Z

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Card Chronicle
振り返りイベントで登場し、カイルスが辿った軌跡を語り継ぐ役割を担っている。
スーパーロボット大戦X-Ω
レアリティRのサポートユニット。
スーパーロボット大戦DD
1章Part7「キラとアスラン」にNPCとして登場。3章Part7「世界が終わる前に」からは珍しく『DESTINY』設定。ただし立ち絵は同一。一方でマルキオ邸の背景は1章Part7と3章Part8で変更されている。

ステータス[編集 | ソースを編集]

サポートアビリティ[編集 | ソースを編集]

SEEDを導く者
R。「地形:陸」ステージでバトルするとき移動速度大アップ、命中率アップ。

人間関係[編集 | ソースを編集]

キラ・ヤマト
傷を負った彼を介抱した。その後、キラとラクスの邸宅に場所を移す。
ラクス・クライン
シーゲルの娘であり、キラをラクスの元へと連れてきた。第1次連合・プラント大戦後は孤児達と暮していた。キラとラクスを「SEED」の資格を持つ者と見ていたが…?
シーゲル・クライン
彼を通じて地球連合とプラントとの全面戦争を止めるべく連合事務総長オルバーニの親書[1]を渡した。
プレア・レヴェリー
彼を「運命の子」と評し、Xアストレイやニュートロンジャマーキャンセラー、国家重要技術を託す等、ナチュラルとコーディネイターの未来を切り開く存在として見ていたようだ。
ロウ・ギュール
個人的な繋がりはないものの、アスランとの死闘で負傷したキラをマルキオの元へと運んだのはロウ。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

破嵐万丈
第3次α』において彼の知り合い(ロウ)に頼まれて、マルキオの元へと保護した。作中では大きな繋がりは見られないが、裏で活躍する万丈はマルキオの事を信頼していたと思われる。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 2024年4月18日開催の「『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(SRW未参戦)大ヒット御礼ティーチイン上映会」にて、福田監督によりマルキオの初期設定が触れられていたのだが、当初は『SEED』のラストボス候補の一人だったという[2]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 1.0 1.1 通称「オルバーニの譲歩案」。小説版によると、エイプリル・フール・クライシスの際に地球連合から提示された和解案であるが、本編中でもエザリア・ジュール(イザークの母親)が「地球連合は勝った気でいる様ではないか」と非難している通り、ある程度の自治権を保証する代わりに戦前同様にプラントは「プラント理事国の管理下に回帰せよ」という一方的な内容に他ならず、最高評議会では全く受け入れられなかった。
  2. マルキオ導師のまさかの初期設定も明かされた!「『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』大ヒット御礼ティーチイン上映会」イベントレポート、GUNDAM.INFOの2024年4月19日の記事より(2024年4月20日閲覧)。