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== ソロモン(Solomon) ==
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ソロモンとは、『[[機動戦士ガンダム]]』に登場する要塞。
[[機動戦士ガンダム]]』に登場した[[ジオン軍|ジオン公国軍]]の宇宙要塞。
 
  
元来は[[ア・バオア・クー]]と共に資源採掘用の小惑星であったが、軍事要塞に[[改造]]され、[[ドズル・ザビ]]が指揮を執って[[地球連邦軍]]と激戦を繰り広げたが、連邦軍の[[ソーラ・システム]]の攻撃で甚大な被害を出し、ドズルの戦死もあって陥落した。
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== 概要 ==
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[[ジオン軍|ジオン公国軍]]の宇宙要塞。
  
その後は地球連邦軍の拠点となり'''コンペイ島'''と改称、『[[機動戦士ガンダム 0083 スターダストメモリー|機動戦士ガンダム0083]]』においては観艦式が行われたが、[[ガンダム試作2号機]]により[[核ミサイル|核]]を撃ち込まれて連邦軍艦隊に甚大な被害を与えらえた。
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元来は[[ア・バオア・クー]]と共に資源採掘用の小惑星であったが、軍事要塞に[[改造]]された。
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[[ドズル・ザビ]]が指揮を執って[[地球連邦軍]]と激戦を繰り広げたが、連邦軍の[[ソーラ・システム]]の攻撃で甚大な被害を出し、ドズルの戦死もあって陥落した。
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その後は地球連邦軍の拠点となり'''コンペイ島'''と改称、『[[機動戦士ガンダム 0083 スターダストメモリー|機動戦士ガンダム0083]]』においては観艦式が行われたが、[[ガンダム試作2号機]]により[[核ミサイル|核]]を撃ち込まれて連邦軍艦隊に甚大な被害を与えられた。
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名前の由来は太平洋戦争における激戦区となった南太平洋のソロモン諸島から。『0083』の小説版では周辺海域の管制区に島の名前がつけられている。また、同じく『0083』のCDドラマ『ルンガ沖砲撃戦』はガダルカナル島にあるルンガ岬、およびその付近で起きた「ルンガ沖夜戦」が由来。
  
 
== 登場作品 ==
 
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;[[第2次スーパーロボット大戦]]
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;[[第2次スーパーロボット大戦]]([[第2次スーパーロボット大戦G|G]])
:[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の基地であるが、攻略後は[[ホワイトベース隊]]の拠点となり改名する。ちなみにコンペイ島と命名したのは[[ファ・ユイリィ|ファ]][[ソーラ・レイ]]による直接攻撃の標的にされかける。
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:[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の基地であるが、攻略後は[[ホワイトベース隊]]の拠点となり、[[ファ・ユイリィ|ファ]]の提案により改名する。[[ソーラ・レイ]]による直接攻撃の標的にされかける。
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:なお改名後の表記は「コンペトー」で統一されていたが、『G』では原作同様「コンペイ島」表記になった。
 
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:αシリーズではソロモン攻略の途中で[[マクロス]]落下による[[一年戦争]]中断があったため、再びロンド・ベル隊によるソロモン攻略が行われ、ドズルを筆頭に[[ランバ・ラル隊]]や[[コンスコン]]等と戦うことになる。陥落後は原作同様にコンペイ島と改称してSDF艦隊の根拠地になる。
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:『αシリーズ』ではソロモン攻略の途中で[[マクロス]]落下による[[一年戦争]]中断があったため、再びロンド・ベル隊によるソロモン攻略が行われ、ドズルを筆頭に[[ランバ・ラル隊]]や[[コンスコン]]等と戦うことになる。陥落後は原作同様にコンペイ島と改称してSDF艦隊の根拠地になる。
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
:名前のみの登場。αのラスト通りここで[[ロンド・ベル]]隊が一時解散となる。
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:宇宙編にて原作同様ガトーが核攻撃を敢行するイベントが存在するが、地上編での登場時に撃墜していれば回避可能(更に後々、別の隠し条件入手にも関わる)。
 
:宇宙編にて原作同様ガトーが核攻撃を敢行するイベントが存在するが、地上編での登場時に撃墜していれば回避可能(更に後々、別の隠し条件入手にも関わる)。
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:序盤の宇宙ルートでガトーが核を使用する。
  
 
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:10話サブ「宇宙要塞ソロモン」の舞台。攻略はほぼシナリオデモのみで、プレイヤーは実質[[ドズル・ザビ|ドズル]]の[[ビグ・ザム]]を倒しに[[ホワイトベース]]隊が行くのみ。
 
:10話サブ「宇宙要塞ソロモン」の舞台。攻略はほぼシナリオデモのみで、プレイヤーは実質[[ドズル・ザビ|ドズル]]の[[ビグ・ザム]]を倒しに[[ホワイトベース]]隊が行くのみ。
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;[[スーパーロボット大戦30]]
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:直接舞台にはならないが、L5宙域のワールドマップに存在している。
  
 
== 関連人物 ==
 
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;ステファン・ヘボン
 
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:0083年当時の[[地球連邦軍]]のコンペイ島司令で、階級は少将。SRW未登場。
 
:0083年当時の[[地球連邦軍]]のコンペイ島司令で、階級は少将。SRW未登場。
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:連邦軍のMSパイロット。「アムロ・レイとは共にソロモンで肩を並べて戦った仲」が自慢。
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:…はさておき、'''[[ボール|巨大ガンダムの頭]]に乗り6機の[[リック・ドム]]をソロモンの一戦で撃墜している'''。
  
 
== 関連用語 ==
 
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2022年11月7日 (月) 21:20時点における最新版

ソロモンとは、『機動戦士ガンダム』に登場する要塞。

概要[編集 | ソースを編集]

ジオン公国軍の宇宙要塞。

元来はア・バオア・クーと共に資源採掘用の小惑星であったが、軍事要塞に改造された。

ドズル・ザビが指揮を執って地球連邦軍と激戦を繰り広げたが、連邦軍のソーラ・システムの攻撃で甚大な被害を出し、ドズルの戦死もあって陥落した。

その後は地球連邦軍の拠点となりコンペイ島と改称、『機動戦士ガンダム0083』においては観艦式が行われたが、ガンダム試作2号機によりを撃ち込まれて連邦軍艦隊に甚大な被害を与えられた。

名前の由来は太平洋戦争における激戦区となった南太平洋のソロモン諸島から。『0083』の小説版では周辺海域の管制区に島の名前がつけられている。また、同じく『0083』のCDドラマ『ルンガ沖砲撃戦』はガダルカナル島にあるルンガ岬、およびその付近で起きた「ルンガ沖夜戦」が由来。

登場作品[編集 | ソースを編集]

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦G
DCの基地であるが、攻略後はホワイトベース隊の拠点となり、ファの提案により改名する。ソーラ・レイによる直接攻撃の標的にされかける。
なお改名後の表記は「コンペトー」で統一されていたが、『G』では原作同様「コンペイ島」表記になった。
第3次スーパーロボット大戦
スーパーロボット大戦F完結編
DCルートではロンド・ベル隊によるソロモン攻略が行われる。葛城ミサト発案でバルーンダミーを使用した作戦が行われた。ドズルとミネバ親子のドラマの舞台でもある。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
『αシリーズ』ではソロモン攻略の途中でマクロス落下による一年戦争中断があったため、再びロンド・ベル隊によるソロモン攻略が行われ、ドズルを筆頭にランバ・ラル隊コンスコン等と戦うことになる。陥落後は原作同様にコンペイ島と改称してSDF艦隊の根拠地になる。
スーパーロボット大戦α外伝
名前のみの登場。『α』のラスト通りここでロンド・ベル隊が一時解散となる。

COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦IMPACT
宇宙編にて原作同様ガトーが核攻撃を敢行するイベントが存在するが、地上編での登場時に撃墜していれば回避可能(更に後々、別の隠し条件入手にも関わる)。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦A
序盤の宇宙ルートでガトーが核を使用する。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦GCXO
物語のターニングポイント。二部構成のシナリオ「ソロモン攻略戦」で前編はほぼ原作通りに攻略戦が行われ、ラル隊の残存部下や黒い三連星らも増援に来る。後編は増援を率い到着したキシリアが指揮をとるものの、シャアに殺害される。
スーパーロボット大戦Operation Extend
10話サブ「宇宙要塞ソロモン」の舞台。攻略はほぼシナリオデモのみで、プレイヤーは実質ドズルビグ・ザムを倒しにホワイトベース隊が行くのみ。
スーパーロボット大戦30
直接舞台にはならないが、L5宙域のワールドマップに存在している。

関連人物[編集 | ソースを編集]

ドズル・ザビ
ソロモンの司令官。攻防戦には連邦軍を迎撃し、自らもビグ・ザムに乗ったが、アムロ・レイの乗るガンダムに撃墜されて戦死した。
ララァ・スン
ソロモンの亡霊」と呼ばれるモビルアーマーエルメスのパイロット。
アナベル・ガトー
ソロモンの悪夢」と呼ばれるジオン軍のMSパイロット。
ガンダム試作2号機を強奪し、コンペイ島に核を放った張本人。「ソロモンよ、私は帰ってきた!」は作中屈指の名台詞。
ステファン・ヘボン
0083年当時の地球連邦軍のコンペイ島司令で、階級は少将。SRW未登場。
ウモン・サモン
連邦軍のMSパイロット。「アムロ・レイとは共にソロモンで肩を並べて戦った仲」が自慢。
…はさておき、巨大ガンダムの頭に乗り6機のリック・ドムをソロモンの一戦で撃墜している

関連用語[編集 | ソースを編集]

ソロモンの亡霊
ソロモンの悪夢

資料リンク[編集 | ソースを編集]