ジャマイカン・ダニンガン

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ジャマイカン・ダニンガン(Jamaican Daningan)

ティターンズの士官で、階級は少佐。

バスク・オムの腹心として巡洋艦アレキサンドリアの艦長を務めるが、基本的にバスクの腰巾着である小物故に人望が薄い。エゥーゴとの戦闘中、ジャマイカンを嫌っていたヤザン・ゲーブルを無視して艦砲射撃したためにその怒りを買い、ヤザンがわざと回避したエマ・シーン搭乗のスーパーガンダムのロングライフルによる攻撃をアレキサンドリアのブリッジに直撃させられ死亡する。また、戦死した後も誰からも悲しんで貰えずガディ・キンゼーから「オレだってそろそろ、アレキサンドリアの実力を発揮させたいからな」などと言われていた事から、ティターンズ内部でも戦略家としての人望すらなかった事が伺える。

劇場版では、そのシーンが削除されたため、いつの間にかいなくなっている。

登場作品と役柄

旧シリーズ

第4次スーパーロボット大戦S
ティターンズのメンバー。本作にはシロッコやバスクが登場しないため、実質ティターンズのナンバー2。ダブデレウルーラに搭乗、ジャミトフ死後も残党を率いてロンド・ベルに対抗する(死亡を意味する台詞は無い)。亡きジャミトフへの熱い忠誠心を見せ(暗殺したのはハマーンなので逆恨みだが)、原作にない見せ場と言える。
スーパーロボット大戦F
声がついた。本作では大佐に階級が繰り上げられている。
スーパーロボット大戦F完結編
アレキサンドリアに搭乗する。序盤からティターンズの前線司令官として数々の悪事を行なっており、DCルートでは最終話まで登場する。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
ティターンズ所属。DC版新規ルートではアレキサンドリアに乗って登場。何のために出てきたのか分からないほど弱い。
スーパーロボット大戦α外伝
バスクとともにティターンズの幹部として登場。作中では極東支部を制圧し、極東各地のスーパーロボットを接収する役割を担った。初期はスードリに乗り、ティターンズとの決着マップではアレキサンドリアに乗る。

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
セツコルート序盤から登場。たいして強くない。台詞が追加収録された。

単独作品

スーパーロボット大戦64
他のティターンズと同じくOZに所属しているが会話中に名前が出てくるのみで、しかも銀河帝国の先行部隊との戦闘で戦死してしまったことになっている。

人間関係

ジャミトフ・ハイマン
上司。
バスク・オム
上司。
ジェリド・メサ
部下。しかし、陰では彼に嫌われている。
ヤザン・ゲーブル
ヤザンから完全に見下されており、謀殺されることになる。
パプテマス・シロッコ
バスクと同様に嫌っている存在。
ライラ・ミラ・ライラ
第7話では自身の指揮下に入っていたが、自身に意見を加える彼女を快く思わず、援軍を送らなかった。
エマ・シーン
当初は部下で後に敵対関係。TV版では彼女によって倒される事になる。

名台詞

「良い航海を」
一見激励しているだけのように見えるが、実際はバスクらにリンチにされ満身創痍のブライトに追い討ちをかけるかのように、背中にキツい張り手をお見舞いした時の台詞。ジャマイカンは、形振り構わずやるバスクとは違って、苛めるにしても体裁にこだわるようである。
「バカを言うな。そんな者はおらん!ニュータイプなど、ビデオ屋の創造物だ」
ライラがカミーユ達をニュータイプではないかと評した時に言った言葉。いかにも重力に魂を引かれた人間の典型であるジャマイカンにとって、ニュータイプの存在は信じられないものだったのだろう。確かに軍の立場上は仕方ないかもしれないが、現場の声に対してあまりにも鈍感である。
…しかし、現実世界よりもはるかに科学力が進歩した宇宙世紀に「ビデオ屋」があるのだろうか?
「アーガマの消耗を待つのだ。それに、同時に中尉にいい士官になってもらうためでもある。軍人は個人的な感情を抑えるすべも知らねばならん」
カミーユの乗るガンダムMk-IIに押されているライラを援護しに行こうとするジェリドを止め援軍を出さない理由を説明した。一見、筋の通った事を言っているようだが、実は戦闘前にライラにコケにされた事に対する意趣返しである。個人的な感情を抑えられていないのはジャマイカンの方であった。
「お世辞はいいんだよ」
グラナダに入港した際のアナウンスに対して。単なる入港の挨拶にまで当たり散らすのは、グラナダがエゥーゴに加担しているのではないかという疑念の表れか。
「しかし、マシンは気合では治らんぞ」
ジェリド機の修理を急がせるガディに対して。事実ではあるが、まるで他人事のような態度である。これでは部下にも慕われない。
「いい気になるな、シロッコ!作戦は成功した。それは認めよう。しかしエゥーゴがおとなしく引かなかったらどうする気だったのだ?何か申し開きがあるか!?」
ティターンズによるフォン・ブラウン市の占拠作戦終了後に、シロッコの指揮するドゴス・ギアのブリッジに乗り込んでシロッコに張り手をかました時に言った台詞。ライラの時のようにもっともらしい事も言っているが、実はシロッコに出し抜かれて手柄を独占されたのが悔しいだけ。彼の狭量さを象徴している。
「ヤザンなら自力で戻ってくる。撃てい!」
日頃から対立しているヤザンが射線上にいると知っていながらラーディッシュへの砲撃を行った。
「ぬぉおおお!?んなぁあああ!?」
断末魔。上記の砲撃に危うく巻き込まれそうになったヤザンは、エマの攻撃を利用してジャマイカンを殺害した。気に入らない人間に危害を加えようとする事を状況を利用して正当化することの多いジャマイカンであったが、彼もまたヤザンに状況を利用されて殺害されたのは皮肉としか言いようがなかった。

スパロボシリーズにおける名台詞

TV版

旧シリーズ

「連邦を改革する最大のチャンスを、目先の小事だけでぶち壊しにした貴様らには、そのつぐないをしてもらう!」
第4次の後半シナリオである「栄光の落日」でロンド・ベル隊の面々に言い放った台詞。しかし目先の小事に囚われているのはゲストやDCの脅威の中、権力確立の為に結果的に連邦内部を混乱させたジャマイカンらティターンズの方で、アムロも独裁による粛清を目指すジャミトフやジャマイカンを否定した。

αシリーズ

「そのまさかだ。今回はスペースノイドを粛清する絶好の機会だからな」
α外伝第4話でティターンズによるイージス計画の掌握の目的が地球のアースノイドのみを守る為だけのバリア展開を行って地球外のスペースノイドをわざと衝撃波に巻き込んで粛清すると言う事に感づいたイゴールへの台詞。本作におけるジャマイカン及びティターンズの傲慢振りを象徴した台詞の一つ。

劇場版

戦闘台詞

「一年戦争の英雄が何だと言うのだ!」
Zにおいて、アムロと戦闘した場合の特殊台詞。
「赤い機体だからと言って、赤い彗星とは限らん!」
同じくZにおいて赤い機体相手の特殊セリフ。別世界の赤いザクをぶつけてみても面白い。

話題まとめ

資料リンク

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