ジャムル・フィン
ジャムル・フィン | |
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外国語表記 | Jamru Fin |
登場作品 | |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | 宇宙戦用可変モビルアーマー |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | AMA-01X |
全長 | 17.2 m |
頭頂高 | 15.0 m |
本体重量 | 24.7 t |
全備重量 | 58.5 t |
動力 | 核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 4,750 kw |
スラスター推力 |
34,400 kg×1(背部)
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アポジモーター数 | 10 |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
センサー有効半径 | 13,400 m |
開発 | ネオ・ジオン |
所属 | ネオ・ジオン |
パイロット |
ダニー デル デューン |
ジャムル・フィンは『機動戦士ガンダムΖΖ』の登場メカ。
概要
機体概要
当初はビグ・ザムのコンセプトを受け継ぐ大型のモビルアーマーになる予定であったのだが、開発中にネオ・ジオンが地球圏に宣戦布告し、戦況が予想以上に悪化した事により、「未完成であっても戦力になればすぐにでも前線に投入せよ」という無茶な支持が下された結果、本機は仮設の腕部や脚部を取り付けた急造品として完成。本来の部分はボディのみとなっている[1]。
一応、モビルスーツ形態に変形可能となっており、腕部に備わったビーム砲の出力調整を行えば、ビームサーベルとして運用し、近接戦闘も可能になるが、本機はどちらかと言えばモビルアーマーとしての運用が重視されていると言える。
不恰好な機体と思われるが、決して馬鹿に出来ない性能であり、モビルアーマー形態の機動性は驚異的で、火力も並のモビルアーマー以上に高く、最大の攻撃手段となるハイ・メガキャノンは、センサーの有効範囲の限界に当たる場所から、戦艦を一撃で撃沈出来る程の威力を備えている。
また、追加装備のメガ・ブースターを装着する事で、より機動性と火力が向上する。更に惑星間航行用の大型ブースターも用意されている等、急造品のモビルアーマーとしては破格レベルの拡張性を秘めた、第1次ネオ・ジオン抗争に投入された機動兵器の中では、隠れた名機とも言える。
MS形態
手足を仮設で取り付けたため、人型とは言えない形状となっている。無理矢理完成させた事が災いしてか、モビルスーツとしての機能は難があり、その上にエネルギー供給関連と思われるコードやチューブ等が露出してしまっており、弱点を敵に晒してしまう危険性が生じている。
強化装備形態
- メガ・ブースター装備形態
- メガ・ブースターを追加装備させた形態。機動性とハイメガキャノンの性能が向上する。
- 原作ではダニー機のブースターが破損し、コンビネーションを維持するためか他の2機も再出撃時にブースターを外している。
- ビッグ・ブースター装備形態
- メガ・ブースターを装備した状態で更に惑星間航行用の大型ブースターを装備した形態。木星重力圏での運用を考えられており、本機の数十倍の大きさを誇る。
本編での活躍
ジオン共和国の隠れザビ派で「ジャムルの3D」と呼ばれるダニー、デル、デューンの3人が乗り込み、メガ・ブースターを装着し高い機動性を活かした三位一体の連携攻撃でジュドー・アーシタ達ガンダム・チームを翻弄するが、ジュドーの高いニュータイプ能力の前に動きを見切られて敗北。ダニー機のメガ・ブースターが損傷したため通常装備で再出撃し、3D立体攻撃でΖΖガンダムと百式を追い詰めるもまたしても敗北。しかし、3機とも撃墜まではされず、撤退する事に成功している。
その後45語話でエンドラIIで3機曳航されており、そのままグレミー軍との戦いに参加、イリア・パゾムの駆るリゲルグと共に戦っている他グレーカラーのグレミー軍所属の機体も確認できる[2]。
その後本機は、パイロット達と共に消息不明となっているが、一説では第1次ネオ・ジオン抗争を生還し、後にシャア・アズナブル率いるネオ・ジオンに合流したとされている。
登場作品と操縦者
メガ・ブースターを装備した状態は未登場。
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。MS形態のみ登場。DCの戦力としてDC兵士が乗ってくる。ザコとしては攻撃力が高い。『第2次G』には登場せず。
- 第3次スーパーロボット大戦
- DCの戦力としてDC兵士が乗ってくる。今回はMS・MA両形態ともに参戦。MA形態はサイバードをも上回る移動力を持つが、ハイメガキャノンを撃てないので強くはない。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 未登場だが、没データに新規に描き起こされたグラフィックが存在している。パラメータ上では、MA形態だとあのサイバードや真ゲッター2をも超える移動力を持つ上にハイメガキャノンがMAP兵器として実装されている。正式に登場していたら、恐るべき敵ユニットとして知られた事だろう。
- グラフィック自体は後のPS版『第2次』『第3次』で日の目を見ることになる。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 原作どおり、3D隊(ダニー、デル、デューン)が乗ってくる。スペックも流石にザコとして登場するドライセンやバウ、更にガザの嵐隊のガ・ゾウムよりも高い。ハイメガキャノンが弾数制で10発と豊富だが、それほど火力が高くなくMAP兵器じゃないのが救い。ただし合体攻撃を仕掛けてくるので要注意。前述のガザの嵐隊以上の火力になっている。
装備・機能
武装・必殺武器
- 2連装ミサイルランチャー
- 両肩に装備。
- ビーム砲
- 両掌部に内蔵。出力調整によりビームサーベルとしても使用可能。
- ハイメガキャノン
- 機体中央部に内蔵されている高出力ビーム砲。センサーの有効範囲の限界に当たる場所から、戦艦を一撃で撃沈出来る程の威力を備えている。
- 原作ではやたらめったら連射しており、それでかつ掠った百式の足が一瞬で千切れるなどとんでもない性能をしていた。
- 『第2次』、『第3次』ではΖΖガンダムのハイメガキャノンを意識しているのか、一発でENが底をついてしまう。また射程1に対応している武器はこれだけなので、使わせてしまえば接近戦が死角に。
合体攻撃
- 3D立体攻撃
- ダニー、デル、デューンの使う合体攻撃。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
関連機体
- ビグ・ザム
- 原型機……になるはずだった機体。結果的にはまるで異なるコンセプトの機体として完成したが、胸部ハイメガキャノンなどに面影は残っている。
脚注
商品情報
資料リンク
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