ガンダムスローネアイン

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ガンダムスローネアイン
外国語表記 Gundam Throne Eins
登場作品

ガンダムシリーズ

デザイン 鷲尾直広
分類 擬似太陽炉搭載型ガンダム(モビルスーツ
型式番号 GNW-001
全高 18.6 m
重量 67.1 t
動力・推進機関 GNドライヴ[Τ]
エネルギー GN粒子
装甲材質 Eカーボン
所属組織 ソレスタルビーイング
所属部隊 チームトリニティ
パイロット ヨハン・トリニティ
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概要

アレハンドロ・コーナーが独自に開発させたガンダムスローネシリーズの1号機。

機体フレームや基本パーツはスローネシリーズ共通である。

本機はGNドライヴ[Τ](擬似太陽炉)を搭載し、稼働時間はソレスタルビーイングプトレマイオスチーム)のGNドライヴ搭載型ガンダムに比べて短いものの、性能そのものは全く遜色の無い機体となっている。

本機は砲撃、狙撃戦を重視した装備で、特徴的な武装として右背部に装備された「GNランチャー」を持つ。この武装はドッキングした僚機からエネルギー供給を受けることで威力が引き上げられる。2機ならば「GNメガランチャー」、3機ならば「GNハイメガランチャー」と呼称する。

チームトリニティのトリニティ兄妹の長男であるヨハン・トリニティがパイロットとなり、過剰なまでの武力介入を行ったが、アレハンドロの策略によりアリー・アル・サーシェスが奪取したガンダムスローネツヴァイと対峙するも、圧倒的技量差からヨハンと共に撃墜される。

アインはドイツ語で「1」を意味する。

機体名の由来はキリスト教の天使「座天使"Thrones"(ギリシャ語ではスローンズ、単数形でスローネ)」と思われる。第3位の天使たちの総称で、唯一神たる主の戦車を運ぶ役割を担い、「意志の支配者」という異名を持つ。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
最初は味方NPCとして登場する。ルートによっては殆ど出会わない。後に、第35話トリニティ追跡ルート「悪意の矛先」でのみ敵として登場。
いずれかのガンダムスローネを撃墜すると残りも撤退してしまうので1機選んで撃墜する事になるが、スローネアインだけが強化パーツを持っているので普通はこの機体を撃墜する事になるだろう。3機の中では一番強いが、それは3機の中だけの話であって全体的に見れば恐れるような敵ではない。

単独作品

スーパーロボット大戦Card Chronicle

装備・機能

武装・必殺武器

武装

GNランチャー
背部右側に1門装備されているGNドライヴ[Τ]直結の高出力ビーム砲。スローネ各機と接続して(ハイ)メガランチャーを使用する場合には、GNビームライフルを接続する。
GNビームサーベル
両肩に各1本装備しているGN粒子で形成されたビームサーベル
1st第18話におけるグラハム・エーカーカスタムフラッグとの戦闘で、GNビームサーベルを弾き落とされ、逆に奪取されたGNビームサーベルで右腕を切断されるという切り返しを受けた。
なお、カスタムフラッグに奪取されたスローネアインのGNビームサーベルは、後にGNフラッグの武器として使用されている。
GNビームライフル
主兵装となるGN粒子のエネルギーライフル。スモークディスチャージャーを搭載し、煙幕でかく乱することもできる。
GNシールド
左肩に装備されている防御兵装。GN粒子を付着させることであらゆる攻撃を弾く。

合体攻撃

GNメガランチャー
スローネツヴァイやスローネドライとの合同攻撃で、接続したGNハンドガンからエネルギー供給を受けて威力を高めたGNランチャー。
劇中では1st第17話のみの使用で、エイフマン教授謀殺の際に用いられ、エイフマン教授のいる建物ごと攻撃した。
GNハイメガランチャー
スローネツヴァイとスローネドライとの合同攻撃で、GNメガランチャーの3機バージョン。
劇中では1st第21話のみの使用で、国連軍GN-X部隊への奇襲に用いた。しかし、破壊できたのは1機のみで、他のGN-Xには避けられてしまった。SRWでは再現されていない。

特殊能力

剣装備、盾装備
切り払いシールド防御を発動。
EN回復(小)
GNドライヴ[Τ]の恩恵により回復する。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

M

対決・名場面

MSWAD基地襲撃
1st第17話より。チームトリニティは、上層部の人物の命令によってソレスタルビーイングの創設者イオリア・シュヘンベルグ真の目的に勘付いたエイフマン教授謀殺すべく、ユニオン領であるアメリカに所在するMSWAD基地を襲撃した。
スローネアインは僚機スローネドライとドッキングしてGN粒子を受け取って合体攻撃「GNメガランチャー」でMSWAD基地を焼き払い、その中の建物にいたエイフマン教授を亡き者にする事に成功したのであった。
なお、上記の場面は大森倖三氏による漫画版では、スローネツヴァイスローネドライを加えた合体攻撃「GNハイメガランチャー」を使用してエイフマン教授を亡き者にしている。
カスタムフラッグ
1st第18話より。ユニオン領であるアメリカ・アイオワ州に所在するアイリス社の軍需工場(なお、そこに勤務しているのは民間人であった)に武力介入していた時、グラハムが駆るカスタムフラッグと交戦。
スローネアインは応戦するも、阿修羅すら凌駕するカスタムフラッグの怒涛の攻撃によってGNビームサーベルを奪取された上に右腕を切断されてしまい、退却したのであった。
対ガンダムスローネツヴァイ(サーシェス搭乗)戦
1st第22話より。アレハンドロの密命で用済みになったチームトリニティを始末しに来たサーシェスによって、ミハエルを射殺された上にスローネツヴァイを奪取されてしまう。
そんな状況下でヨハンは弟ミハエルの仇討ちに挑むが、百戦錬磨のサーシェスにはほとんど敵わなかった。スローネツヴァイの連続攻撃によってスローネアインは大破させられ、ヨハンは戦死した。

関連機体

ガンダムスローネツヴァイ
スローネシリーズ2号機。
ガンダムスローネドライ
スローネシリーズ3号機。
スローネヴァラヌス
公式外伝『機動戦士ガンダム00V』(SRW未参戦)に登場するスローネシリーズの流れを汲むモビルスーツ。この機体を元にして下記のGN-Xが開発された。
GN-X
ガンダムスローネシリーズのデータを反映した国連軍量産型モビルスーツ。

商品情報

資料リンク