アッシマー
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アッシマー | |
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外国語表記 | Asshimar |
登場作品 | |
メカニックデザイン | 大河原邦男 |
分類 | 汎用可変モビルアーマー |
生産形態 | 試作機 → 量産機 |
型式番号 | NRX-044 |
頭頂高 | 19.6 m |
本体重量 | 41.1 t |
全備重量 | 63.8 t |
動力 | 核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 2,010 kw |
スラスター推力 |
16,800kg×2
|
装甲材質 | チタン合金 |
センサー有効半径 | 10,200m |
開発 | オークランド研究所 |
所属 | 地球連邦軍 |
主なパイロット | ブラン・ブルターク |
概要
地球連邦軍のオークランド研究所が開発した可変モビルアーマー[1]。
機体概要
MA形態では大気圏飛行能力を持ち、この状態での機動力が本機の最大の特徴である。円盤型の特異なフォルムは、空力特性を活かすためのリフティングボディである。
さらに、ガンダムMk-IIのバズーカの散弾を喰らっても問題無く稼働するなど耐弾性にも優れているが、MA形時に胸部のフレームが露出してしまうという欠点もある。
Zの時代の初期に登場したMAなので、ムーバブル・フレームは使っていない。
近藤和久氏の漫画作品『サイドストーリー オブ ガンダムΖ』ではエゥーゴ所属の機体になっておりカミーユが搭乗、後のリゼル等と同様変形可能なサブフライトシステムとしても使用されていた。
MS形態
MS形態に変形した状態。飛行可能なMA形態で高高度まで移動し、その後MS形態に変形し自由落下しながらの戦闘を行う。
可動部にはマグネットコーティングが施されており、僅か0.5秒で変形するほか、ギャプランなどと同様に脚部のみ展開してガウォークのような中間形態になることも可能。
劇中での活躍
劇中ではブラン・ブルターク少佐の愛機として活躍しており、ロベルトのリック・ディアスを撃墜したり、カミーユ・ビダンやクワトロ・バジーナを苦戦させるなどしている。その後、ブラン機はアムロ・レイによって撃墜された。
他にもTV版ではダカールの防衛部隊に配備されていたり、『ガンダム新体験-0087-グリーンダイバーズ』にてティターンズカラーの本機が登場したりしている。
登場作品と操縦者
ブランが搭乗するイメージが強い。MA形態が円盤状なので円盤獣にちなんだネタが多い。
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦(G)
- DC所属。ブランが乗り、イベントで変形を披露する。PS版では登場時点では中々の装甲を持ち、序盤のMSでは余り有効打を与えられない。更にHP半減で撤退するのでゲッター3の熱血を温存しておくといい。後半ジュピトリスでも再登場するが、その頃にはただの雑魚である。
- 第3次スーパーロボット大戦
- DC所属。同時期に搭乗する敵MSの中では装甲値がけっこう高く倒すのにやや手間取る。MA時のほうが装甲が高い。MS形態では、原作の設定にはないビームサーベルが武装にある。
- シナリオ「陽動作戦」においてブランの機体がデュークに攻撃をかけられる時に「でたな、円盤獣!」と言われる。他、ウッダーも乗る。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- DCやティターンズの戦力として登場。今作ではブラン・ブルダークの出番が少ない上にドーベンウルフに乗ってたりして、珍しくブランがアッシマーに乗らない。名前のあるパイロットは乗ってこない。
- 中堅どころの敵MSの装甲基本値が200前後~300未満程度の中で、装甲300以上と他の中堅どころのMSと比べて固い。MA時のほうが装甲が高い。MS形態では、原作の設定にはないビームサーベルが武装にある。
- スーパーロボット大戦F
- DCの戦力として登場。前作までのような他の敵MSに比べて装甲が高い特徴がなくなってしまった。大型ビームライフルの射程が標準的なビームライフルより少し射程が長い。MA時のほうが装甲が高い。MS形態では、原作の設定にはないビームサーベルが武装にある。MS形態は出番が少ない。また、今作と完結編ではどういうわけか宇宙マップでも普通に出撃している(宇宙適応もAである)[2]。[3]。
- スーパーロボット大戦F完結編
- ティターンズ、連邦軍、DCの戦力として登場。原作では地上専用なのだが、前述の通り宇宙にも登場する。一般兵が乗る通常のものと、ブラン・ブルダーク専用の強化型の2種類が登場。
- 一般兵用のものは、『F』の時よりも機体性能が底上げされてはいるが中堅どころよりやや低めの性能となっている。それでも、ティターンズ残党がかなり後半のMAPでも使用してくる。
- ブラン・ブルダーク専用の強化型は、通常のものに比べHPが倍以上、装甲が倍、運動性も大幅にアップしている。武装面は通常のものと同等だが、改造段階が高めでブランの攻撃力の高さもあって当たるとかなり痛い。獲得資金も1万近くに増え、雑魚敵の獲得資金が低い中盤での資金源。通常版はMA形態の装甲がMS形態より100高いが、ブラン専用機のほうは200高いという違いもある。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 殆どがMA形態で登場。MS形態はティターンズがネルフ本部を襲撃してくる時(アスカ覚醒)のみに見れる。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 作中ではブランの他にティターンズ兵もMS・MA双方に乗ってくるが、ブラン搭乗機以外は雑魚。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 今回はモビルスーツ形態が演出のみとなった。ブランが乗ってくる他、一般兵も搭乗。特にブラン機は序盤、かなりの脅威となる。また、今回もバザーで購入可能。小隊制のおかげで優秀な小隊員機として活躍できる。しかし、宇宙の適応はCなので、宇宙で使う際は強化パーツが必須。
- なお、内部に残っている没データにはアムロやカミーユも「アッシマーが!」と叫んでいるセリフも収録されている。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 第1部でMA形態のみ登場。敵の守りが堅牢な本作では比較的撃墜しやすい方。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- 変形できない。ブランも出てこず、ザコのみ。性能はそこそこ高いが…MA形態ならまだしもMS形態のみのアッシマー2度目。
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 劇場版仕様。今作ではちゃんとMA形態で登場する。常に飛び回って動きが速い上に装甲も高く、しかも雑魚なので何体も出てくるというかなりの強敵となっている。格闘も射撃も当てにくいので、必殺技を使わないと撃破するのは大変。ちなみにブランの「アッシマーが!」はデモ中の台詞のため残念ながらボイス無し。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- ブランが乗り、イベントで変形を披露する…のだが、実際の戦闘では変形できない。アッシマーに限らず、64に登場する全ての敵専用の可変機は変形できずMS形態のみなのだが、MA形態ならまだしもMS形態のみのアッシマー1度目。
装備・機能
武装・必殺武器
- 格闘
- アッシマーの本来の格闘戦は徒手空拳。
- 『Scramble Commanderシリーズ』での接近戦ではパンチやタックルで攻撃する。
武装
- 大型ビームライフル
- アッシマーが持つ唯一の武器。空力特性を考慮された設計なので、『大型』といっても威力は並より少し高い程度。MA形態時は機体下部に装着される。
- 小さな四角をたくさん繋げたような独特のビームが特徴で、劇場版でもしっかり継承されている。
- 『Z』では単独版、全体攻撃の連射版、TRI攻撃版が存在。
オプション装備
- ビームサーベル
- 元々はカミーユのガンダムMk-IIから奪ったもので、何故か『α』など一部作品ではMS形態の標準装備になっている。
- ビームライフル
- ハイザック・マラサイと同タイプ。1話だけ大型と併用して使用した。
特殊能力
移動タイプ
本来は大気圏内用の機体なので両形態共宇宙適応は低いが、『旧シリーズ』など例外もある。
サイズ
- M
対決・名場面
- 対リック・ディアス
- ロベルトのリック・ディアスを撃破。味方の名前有りパイロットでは初の戦死者だった。
- アジス・アジバ(ダカール戦)
- アッシマーといえばブランの戦いぶりばかりが有名だが、クワトロのダカール演説も見逃せないところ。アッシマーはさほど活躍していないが、ティターンズにも話の分かる人間がいるという珍しいエピソードである。本作ではやたらとマッシヴな作画にされており、筋肉ムキムキの男性を思わせる、ゴツいデザインのアッシマーを見ることが出来る。
関連機体
- ギャプラン、バウンド・ドック
- 共に同じ研究所で開発された可変型機体。
- アンクシャ
- 『機動戦士ガンダムUC』に登場する後継機。アッシマーをベースにしているが、機体分類がMAからMSへと変更されている。
- アッシマック
- 漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST』(SRW未参戦)に登場した、特殊部隊キュクロープスが使用するアッシマーの再設計機。
- MA形態では下半身も円盤状に変形するようになった他、宇宙空間でも運用出来る。また、カメラアイはキュクロープス特有の不気味な大型モノアイとなっている。
脚注
商品情報
資料リンク
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