「ウィンダム」の版間の差分

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:3章Part8から登場するエネミーユニット。ジェットストライカーを装備している。バランスタイプ。
 
:3章Part8から登場するエネミーユニット。ジェットストライカーを装備している。バランスタイプ。
 
:3章Part9からネオ専用機がボスユニットとして登場。バランスタイプ。
 
:3章Part9からネオ専用機がボスユニットとして登場。バランスタイプ。
:イベント「光り出ずる心のままに」にはパックの無いノーマル機が登場。バランスタイプ。同イベントが月面ステージだからだろうか。ただしグランゾートの月なので陸扱いなのだが。
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:イベント「光り出ずる心のままに」にはパックの無いノーマル機が登場。バランスタイプ。戦闘アニメもジェットストライカーを外しただけである。同イベントが月面ステージだからだろうか。ただしグランゾートの月なので陸扱いなのだが。その後に第18回共闘戦にも登場。宇宙ステージなので不自然さはないのだが、戦ったことのない機体がシミュレーションに登場していることになる。装備を外しただけなのでシミュレーション用のデータは足りていたということだろうか。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==

2024年3月29日 (金) 22:47時点における版

ウィンダム
外国語表記 WINDAM[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

初登場SRW スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 汎用モビルスーツ
生産形態 量産機
型式番号 GAT-04
全長 18.67m
重量 58.20t
動力 バッテリー
装甲材質 不明(VPS装甲とする資料あり)
開発 地球連合軍
所属 地球連合軍
主なパイロット ネオ・ロアノーク
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ウィンダムは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の登場メカ

この項目では換装形態であるジェットストライカー装備型、ドッペルホルン連装無反動砲装備型、マルチランチャーパック装備型についても説明する。

概要

地球連合軍が開発した量産型モビルスーツ。主力モビルスーツ群、「ダガーシリーズ」の最新型で、ダガーLの後継機に当たり、C.E.73年では連合の次世代機となる。

本機の開発にはC.E.72年に締結されたユニウス条約が大きく関係しており、本条約によって配備MSの数に制限が課せられたため、既存のダガーシリーズを改修するよりも高性能な次世代機が求められたのである。

「ウィンダム」の名前の由来は英語で「勝つ」と言う意味の「WIN」と、「状態」を意味する「DOM」を組み合わせ、「勝っている状態」と言う意味を込めて作られた造語である。

機体概要

カタログスペック上では名機ストライクと同等の性能を持つとされている。

ダガーLと比べると細身の体型で、メインスラスターは大型化、肩部と脚部に高性能スラスターを内蔵し、従来のダガーシリーズと比べても機動性が向上している。

ストライカーパックの運用も引き続き可能で、エール・ソード・ランチャーストライカーも換装可能だが、原作では殆ど見られない。地上ではジェットストライカーを装着し、高度な空戦能力を確保している。他にも、核ミサイル搭載マルチストライカーパックやドッペルホルン連装無反動砲を装備可能。

装甲は不明となっているが、一部ムック本等の資料ではVPS装甲であるというものがある[2]。 しかし、劇中では実弾兵器で破壊される等[3]のVPS装甲の設定と矛盾する点が多々あるため、少なくとも本編内ではVPS装甲ではないという体で扱われていると思われる。

ネオ・ロアノーク機は地上でネオがエグザスの代わりに搭乗しており、エグザスと同じような赤紫のカラーリングが施されている。 それ以外は一般機と大差ないが、エンジンリミッターを解除した専用ジェットストライカーを装備する事により、高い機動性を誇る。

劇中での活躍

原作では、初登場時のプラント本国攻防戦でマルチランチャーパックに核ミサイルを搭載した特殊部隊「クルセイダーズ」が出撃し、プラントを攻撃するが、ザフトのニュートロンスタンピーダーにより全機撃墜され、失敗に終わっている。

それ以降は、地球連合軍の各部隊でダガーLと共に配備されており、ザフトと戦う。ネオ・ロアノーク機は最新鋭機であるインパルスなどと互角以上に渡り合うなど、その高い性能を存分に発揮したが、ベルリンでの戦闘でキラ・ヤマトフリーダムと交戦し、両腕とジェットストライカーを潰されて墜落。機能を停止した。

プラントへの核攻撃後に量産体制が確立したが、アニメ本編の映像を見ている限りでは、あまり実績を残せなかったというか面白いくらいにバカスカ落とされてしまって[4]おり、むしろ旧型機のダガーLの方が奮戦している場面が目立つほどで散々な扱いを受けている。第16話などでは数十機の大部隊でミネルバに攻撃を仕掛けておきながらあえなく全滅[5]の憂き目に遭うなど、ネオ専用機以外は活躍らしい活躍がほとんどない。

各種媒体では「高性能量産機」と設定されており、放送時に福田監督はザクとウィンダムのキルレシオは互角[6]と発言しており、設定上では性能でザフト側に劣っている訳ではない。だが演出ではその設定があまり反映されていない機体。量産機とは思えぬシャープでカッコいいデザインだが、「見た目では戦争に勝てない」という真実を改めて視聴者に突きつけた悲劇の機体でもある。なおそうなってしまった原因として、連合側にはネオのようにそのスペックを引き出せるだけの実力を持ったパイロットが少なかった[7]ために、機体性能を発揮しきれなかったとされている。

ストライカーパックシステム

以下は一例。基本的にどのストライカーパックも装備可能だが、本機は肩部にハードポイントが確認できないためソード又はランチャーストライカーが装備可能なのか不明。

ジェットストライカー
大気圏内用空戦パック。主翼にハードポイントがありミサイル等を装備可能。開発にはI.W.S.P.のデータが反映されている。ダガーLにも装備されていた。
ドッペルホルン連装無反動砲
対艦攻撃用パック。大型の砲2門で構成されており、強力だが機動性が下がる。バランスや重量の問題か主に宇宙で使用される。開発にはI.W.S.P.のデータが反映されている。
マルチランチャーパック
多目的ランチャーを装備したパック。主に核ミサイルを搭載していた。
エールストライカー
高機動戦闘用パック。設定上本機も装着可能で、宇宙戦にて高い機動性が期待できる。しかしアニメ劇中ではドッペルホルン連装無反動砲かマルチランチャーパック装備がほとんどで、外伝作品等でしか装備していない。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
地上戦闘用のジェットストライカー装着型のみの登場となっている。なお、宇宙では使えないはずだが月面ステージで出現する。また、OPデモにおいてザブングルゴッドシグマに撃破されるシーンも印象に強い。
一般機は原作同様に雑魚。ただし、さりげなく移動後使用可のALL武器を持っているので注意が必要。実はある人物も一般カラー機に搭乗している。
ネオ・ロアノーク機は原作通りネオが登場。通常機の3倍のHPがあり、空適応Sで運動性能も高い。また、ALL武器も持っているので注意が必要。
スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク
ネオ・ロアノーク機がアナザーサイドレコードで最初から使用可能。空適応Sの貴重な機体で、移動後仕様可能な全体攻撃「ミサイル斉射」が強力。ビームサーベルの演出がZとは別物になっており、ネオの専用カットインも用意されている。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦K
今回はパックの無いノーマル機とジェットストライカー装備、核ミサイル搭載機が登場。ノーマル機の武装はビームライフルビームサーベルのみのシンプルなものだが、ジェットストライカー装備機は「ミサイル斉射」、核装備機は高威力の「核ミサイル」が追加される。おもに連合兵が乗るが、擬態獣に乗っ取られたり、フェストゥム同化されたりと様々な理由で他勢力に利用される。
ネオ機は一般機より性能が高く、空の適応もSになっている。キラのフリーダムで相手をしてあげると安全か。ルートによっては見ずに終わることもある。
スーパーロボット大戦L
今回もノーマル機、ジェットストライカー装備型、核装備機の3種類が登場。原作同様連合兵搭乗機のほか、今回も擬態獣に乗っ取られた機体も登場…というかむしろそっちのほうが出番が多い。とはいえ、乗っ取られても性能はそのままな上、前作と異なり核搭載機に乗っ取りは行わないので、本家擬態獣に比べると戦いやすい。ある意味乗っ取り損である。本作にはノーマル含めバリエーションが3つあるが、マルチストライカーは終盤でグロリアが差し向けてくるもののみ。
ネオ機は今回もルート次第では戦わず仕舞いなことも。なお、加えてネオ機のグラフィックは配色にミスがあり、頭部のいわゆるマスクにあたる部分が白ではなく紫になっている。

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
初登場作品。

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
エネミー専用ユニット。
スーパーロボット大戦DD
3章Part8から登場するエネミーユニット。ジェットストライカーを装備している。バランスタイプ。
3章Part9からネオ専用機がボスユニットとして登場。バランスタイプ。
イベント「光り出ずる心のままに」にはパックの無いノーマル機が登場。バランスタイプ。戦闘アニメもジェットストライカーを外しただけである。同イベントが月面ステージだからだろうか。ただしグランゾートの月なので陸扱いなのだが。その後に第18回共闘戦にも登場。宇宙ステージなので不自然さはないのだが、戦ったことのない機体がシミュレーションに登場していることになる。装備を外しただけなのでシミュレーション用のデータは足りていたということだろうか。

装備・機能

武装・必殺武器

本体装備

M2M5 トーデスシュレッケン12.5mm自動近接防御火器
頭部と胸部に各2門ずつ、計4門内蔵された近接防御機関砲。ダガーLの物と同じ。
ES04B ビームサーベル
ストライクダガーなどに装備された物の改良型。2本装備。こちらもダガーLの物と同じ。両腰アーマー自体ビームサーベルやスティレットを含めダガーLと共通。
『Z』では一般機とネオ機でこの戦闘アニメだけ大きく違っており、一般機は直進で1回斬りつけた後に相手に背を向けて離脱、ネオ機はカットインやカメラアングルを駆使した疾走感のある動きで間合いを詰めてビームサーベルで2回斬りつけた後に上昇して離脱を行う。
Mk315 スティレット投擲噴進対装甲貫入弾
両腰アーマーに収納されている投擲武器。クナイのような形をしている。通常装甲への攻撃力はかなりのもので、実際にネオ機がフリーダム相手に使用し、シールドを破壊している。こちらもダガーLの物と同じ。
M9409L ビームライフル
中距離射撃用の武装。ダガーシリーズではライフルの形状が大きく、貫通力も上がっている。作中、多数のウィンダムがインパルスを狙撃するシーンが存在するが掠ることすらなかった。
A52 攻盾タイプE
対ビームコーティング処理の施された、本機専用のシールド。先端にはブレードを装備。
Mk438/B 2連装多目的ミサイル ヴュルガーSA10
シールドの裏側に内蔵されているミサイル。

ジェットストライカー

Mk1323 無誘導ロケット弾ポッド
4連装の実弾兵器。その名の通り、無誘導。『Z』では移動後使用可能な全体攻撃
空対地ミサイル「ドラッヘASM」
対艦攻撃などに使用されるミサイル。オーブ軍ムラサメにも同じ物が装備されている。
Mk438 3連装ヴュルガー空対空ミサイルポッド
3連装のミサイルポッド。主に航空機などへの迎撃に使用される。
ライフルホルダー
ビームライフル未使用時、ジェットストライカーにマウントしておくためのパーツ。

マルチランチャーパック

Mk-5 核弾頭ミサイル
ボンバータイプのメビウスと同じタイプの核ミサイル

その他オプション

ドッペルホルン連装無反動砲
対艦攻撃用の装備。砲弾の命中精度はかなり高い。

特殊能力

剣装備、盾装備、銃装備
切り払いシールド防御撃ち落としを発動。

移動タイプ

ジェット・エールストライカー装備機は飛行可能。

サイズ

M

関連機体

ダガーL

余談

  • ジェットストライカーを装着したときの外見が頭部の形状と相まって、過去に福田氏が製作に関わったドラグナーに似ていると評判。
  • 設定上高性能機とされながら、乗り手に恵まれず実力を発揮できなかった量産機」という点ではドラグーンゲルググと同類と言える。

脚注

  1. MECHA、機動戦士ガンダムSEEDシリーズ公式サイトより。
  2. 製作中に設定変更があったのか、他機体と混合があったのかは不明。なお、この設定を採用しているゲーム作品も存在する。
  3. 非戦闘時の待機中や破壊された残骸も装甲はディアクティブモードの鉄灰色ではなく色付きの状態である
  4. 戦闘描写の大半が主人公機との戦闘ばかりである事も原因。事実ビーム偏光ステーション「フォーレ」防衛戦などでは同時に本機がザクウォーリアグフイグナイテッドを撃墜しているシーンも存在している。この点はザフト側のバビも同様。
  5. 同話の場合、劇中描写の限り撃破された様子が確認できるのは出撃した30機中12機であり、30機全てが撃墜された訳ではないが、ネオは「借りて来た部隊が全滅だ!」と言っている。なお軍事用語上「全滅」という状況は戦力の1/3を喪失した場合を指す。
  6. この発言にナチュラルとコーディネイターの能力差を含めているのかは不明。
  7. 連合軍が「ブレイク・ザ・ワールド」で大被害を受けている状態での開戦だったため、徴兵されたパイロットが多いことが原因であるとされる。

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