「ジオン兵」の版間の差分
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== 概要 == | == 概要 == |
2017年2月19日 (日) 23:06時点における版
ジオン兵 | |
---|---|
外国語表記 | Zeon Soldier |
登場作品 | |
種族 | 地球人 |
所属 | ジオン公国軍 |
軍階級 | 一般兵 |
概要
ジオン公国軍及びその残党の一般兵士。SRWではあまり区別されないが、ジオン・ズム・ダイクンを支持する派とザビ家を支持する派が存在する。
一年戦争の開戦当初は熟練したMSパイロットを揃えていたが、激戦の中で多くの戦死者が出たことによって末期は学徒兵を使わなければならないほど人材不足に陥った。
近作では島田敏氏の一般兵ボイスが使われているのが、このジオン兵となる。数多いる一般兵の声優の中で、島田氏の演じるそれはまさに「ザコの鑑」と言うべき三下臭く、なおかつ妙に印象的な声色であり、その特徴的な声色から、一部ファンからは「島田兵」なる愛称で呼ばれている。
登場作品と役柄
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- CVは島田敏。本編スタート時の時代背景が『機動戦士Ζガンダム』設定のため相応のベテランパイロットと思われるが腕も声もヘタレている。
- 基本的に旧式を愛用しているが、終盤近くになるとネオ・ジオンのMSにちゃっかり乗り込んでたりする。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- CVは小杉十郎太、山田義晴。0083仕様の兵士が登場する。ボイスパターンのせいで、強気の兵士と弱気な兵士がいるように思える。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- CVは島田敏。リアル系女ルートで敵として登場。連邦兵をコーディネイター打倒のために援護する一幕があり、「人の心の光」が悪い方向に作用してしまっていた。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- ガザCに乗る。島田敏氏のボイスで新規収録がされており、従来よりも強気な島田兵ボイスを聞くことができる。もっとも、ガザCでは大した活躍が望めないが…。
- ガンダムタイプはもとより合体ロボ、スーパーロボット、オーバーマンにウォーカーマシン、果てはビッグオーとやたら大量に特殊戦闘台詞がある。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 素顔のジオン兵が初登場。髭の生えたジオン兵は『UC』における兵士が元ネタ。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦IMPACT
- CVは青野武、カシワクラツトム、山崎たくみ、大友龍三郎。断末魔のボイスが哀愁を誘う(後述)。
Scramble Commanderシリーズ
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
-
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- PSPへの移植により声がついた。ちなみに声優は山崎たくみ氏。
- スーパーロボット大戦BX
- 「ジオン軍兵士」名義で『UC』のジオン残党兵が登場。地球上に潜伏していた際にGAILに身をやつしていた者もおり(ちなみに今回の島田兵はそちら)、袖付きから提供されたギラ・ズールの他、GAILの兵器を奪って使用してくる。
- ELS移送ルート第19話「歴史の裏に消えた者達」においては撃破されると、その内の何名かはプレイヤーの心を抉る台詞を言いながら散って逝く…。
単独作品
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 担当声優は島田敏、佐藤正治、塩屋浩三。序盤~中盤にかけて登場。機体を捕獲された際は脱出していることが明かされている。
- 戦艦の方は士官になっている。担当声優は幹本雄之、安井邦彦。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 今回も島田兵は健在(音声は旧録分の流用)。同じ顔グラフィックで「MS乗り」なる一般兵も登場する。
関連作品
- リアルロボット戦線
- 「ジオン一般兵」名義。スポット参戦の味方としても登場し得る。能力は同一だが、戦闘BGMはファースト・『Z』・『ZZ』の3パターンが存在する。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
古参兵が多いことを表現しているのか、作品によっては他勢力の一般兵より技量が5~10程度高いことがある。気付かないことも多いが、クリティカルによって思わぬ痛手を喰らうこともある。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
名台詞
- ジオン兵「80パーセント?冗談じゃありません。現状でジオングの性能は100パーセント出せます」
シャア「足は付いていない」
ジオン兵「あんなの飾りです! 偉い人にはそれがわからんのですよ」
シャア「使い方はさっきの説明でわかるが、サイコミュな、私に使えるか?」
ジオン兵「大佐のニュータイプの能力は未知数です、保証できる訳ありません」
シャア「はっきり言う。気にいらんな」
ジオン兵「どうも。…気休めかもしれませんが、大佐ならうまくやれますよ」
シャア「ありがとう、信じよう」 - 『機動戦士ガンダム』第42話より。シャアとの一連のやり取り。ジオングに脚部が無いことを指摘された整備兵が返した有名な台詞が三行目のそれである(誤解されがちだが「脚なんて飾りです」ではない)。
- 結構ネタにされやすい台詞であり、「○○なんて飾りです! ××にはそれがわからんのです」という形のパロディがよく見られる。
- なお、この整備兵の声優は劇場版では島田敏氏が担当している(TV版では二又一成氏)。MSパイロットではないものの、SRWにおける島田兵のルーツと言ってもいい存在かもしれない。
- 「ああっ、ひ、火がっ。母さん…!」
- 同じく『機動戦士ガンダム』第42話より。ザクに搭乗するジオン学徒兵の断末魔。戦いに慣れていない彼はジオングとガンダムとの戦いの中に割って入ろうとしたのだが、敵軍のエースであるアムロによって撃墜されてしまったのであった。
- 「無名の兵士もまた血の通った人間である」と感じさせると同時に、視聴者の胸を締めつける悲しい台詞である。
- ちなみに、この学徒兵の名前は漫画『機動戦士ガンダム 光芒のア・バオア・クー』にて「アルバート・ベル」と判明している。
迷台詞
- 「わっははは あまいぞガンダム!!」
- 放送当時、雑誌『冒険王』で連載されたコミカライズ版にて。ゴッグを1機撃墜したガンダム(アムロ)に対してもう1機のゴッグが奇襲した際、そのパイロットが放った台詞。コテコテな悪役ぶり全開な台詞。ガンダムのバルカン反撃をものともせず進撃するも、直後、上空から巨大な影が迫ってきて…。
スパロボシリーズの名台詞
- 「やってやる! やってやるぞ!」
「がああっ! パ、パワーが違いすぎる!」
「う、うわぁぁぁっ!」 - 上記3つの台詞は作品によってはジオン兵以外の一般兵も使用する(というか『F』のDC兵士が初)。
- ちなみに、ジオン兵を演じている声優は複数存在するが、中でも島田敏氏が演じているそれは出色の出来であり、まさに「ザコ兵士」というべき三下臭い声色は必聴(…というか、普通にゲームをプレイしていれば嫌でも聴けるが)。
- 「火が! ば、爆発する!」
「い、いや……母さん!!」
「しっ死にたく……」
「寒い、オレは……死ぬのか……」
「たっ助けて……」
「うわああっ、まてっ、まてよっ! うわああぁぁぁーっ!!」 - 『IMPACT』における撃墜時の台詞。他の一般兵達とは異なる後味の悪さで、印象に残った人も少なくない。
- 「ヤツを倒せば出世できる!」
「金星を頂く!」
「お前を倒して俺はエースになる!」 - 『Z』において主役級のパイロットと戦う際の特殊戦闘台詞。『α』頃まででのヘタレぶりとは一変して自信たっぷりだが、それはそれで自分が見えていないような…。
- 「ガソリンで動く機体なんぞに!」
「ヤツめ、本当はモビルスーツなんだろう!?」
「ガソリンで、何であんな力が出せるんだ!?」 - ザブングル系との特殊戦闘台詞。どうやら、ウォーカーマシンがガソリン動力である事がとことん納得できない様子。
- 「何がオーバーマンだ!」
「おい、お前のどこが『オーバー』なんだあ?」
「ぐうっ…オーバーにやられちまったあ!」 - オーバーマンとの特殊戦闘台詞。「オーバー」に引っ掛けて色々難癖をつけるが、追い詰められて最後には駄洒落を言ってしまう。
- ちなみに、最後の駄洒落には他にも「月だけに運が尽きた(対ザンボット3)」「派手にやられちまったぜ(対派手な色の敵)」といった種類がある。
- 「ジオンは、あと10年は戦える!」
「この風、この肌触りこそ、戦争だ!」
「戦い方を、教えてやるぞ!」 - 『第3次Z時獄篇』及び『BX』における『UC』準拠の旧ジオン残党兵バージョンの戦闘台詞。一年戦争のジオン軍人達の台詞のオマージュになっている。
- 「この力…勢い…! これが若さなのか…!」
- こちらは被弾台詞。なぜだか某大佐がジオンにいない頃と同じことを言う。
- 「モビルスーツの格闘戦というものを見せてやる!」
- ビーム・ホーク等の格闘武器で攻撃時の台詞。1st第15話のゲストキャラ、ククルス・ドアンの台詞だが、彼が脱走兵であることはお構いなしなんだろうか…。
- 「う、うぅ…チキショウ…。帰りたかったぜ、もう一度宇宙へよぉ…」
「これで俺の戦争は終わる…。やっとお前のところに行けるな、メアリ…」
「ジーク・ジオン! ジーク・ジオン! はははははははは!」 - 『BX』ELS移送ルート第19話に登場する一般兵たちの一部の散り際。なお厳密には上二つはGAILの傭兵に身をやつした元ジオン兵のもの。
- 余談だが、この台詞を発するPUのメインだけを撃破すると、サブを巻き込んで退場してしまう。
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