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+ | ;「ふふふふふ、あはははは。やいDr.ヘル。よくも今までこの俺様をこき使いやがったな。俺も人に少しは恐れられたあしゅら男爵だ。そういつまでもお前の言いなりにはならんぞ!こうしてくれる!」 | ||
+ | :12話。事前説明もなしに巨人製造銃で巨大化させられ、感想を求められた際の返答。調子に乗って下剋上をしようとするもあっさり縮小化で元に戻され、「巨大化で気が大きくなって心にもないことを」と平謝りする羽目になった。 | ||
;「お許しください、Dr.ヘル」 | ;「お許しください、Dr.ヘル」 | ||
:[[Dr.ヘル]]がお仕置きをした際によく言う。撃墜された時にもよく言う。 | :[[Dr.ヘル]]がお仕置きをした際によく言う。撃墜された時にもよく言う。 |
2013年3月25日 (月) 23:27時点における版
あしゅら男爵(Baron Ashura)
- 登場作品:マジンガーシリーズ
- 声優
- 柴田秀勝(男)、北浜晴子(女)[マジンガーZ・マジンカイザー]
- 石飛幸治(男)、山像かおり(女)[真マジンガー]
- 種族:人造人間(元・古代ミケーネ人)
- 性別:男/女
- 所属:Dr.ヘル一派
- 役職:鉄仮面軍団・指揮官
- 称号:男爵
Dr.ヘル配下の鉄仮面軍団を率いる大幹部。Dr.ヘルがバードス島の遺跡から発掘したミケーネの貴族夫婦のミイラを縫合し、1体の人造人間として復活させたものであり、体の右半分は女性、左半分は男性となっている(但しこの設定は放送中に作られた後付けで、さらに漫画『マジンカイザー 新魔神伝説』ではDNAの段階で組み合わせているという設定になっていた)。劇中では、基本的に体の右側が映っているときは女の声で、左側が映っているときは男の声で、両方が映っているときは男女両方の声で同時に話すという演出がなされた。変身能力を持ち、ヘルより授かったバードスの杖は機械獣を操るだけでなく、破壊光線を出せる。
機械獣による光子力研究所の攻撃や兜甲児の暗殺を頻繁に実行するが、ことごとく失敗し、毎回Dr.ヘルの叱責を受けることになる。そのときの台詞「お許し下さい、Dr.ヘル」は定番であった。そればかりか中盤以降になると、同僚のブロッケン伯爵からは無能扱いされ、協力者のゴーゴン大公にはアゴで使われと、終生人間関係に苦しむこととなる。しかし、最後の戦いの際はその心意気を感じ取ったゴーゴンも加勢しており、結果としてマジンガーZに勝つことは遂に叶わなかったものの、その死には冷酷なヘルも涙を流し、あしゅらの像を作った。
その正体と顛末は、団龍彦氏の小説『スーパーロボット大戦』で語られている。
なお、彼(または彼女)の下半身が一体どうなっているのかは、ファンの間で永遠の謎とされている。
OVA『マジンカイザー』
Dr.ヘルの部下、主たる幹部として登場している(ブロッケン他の幹部は出ていない)。マジンガーZを奪いあしゅらマジンガーに改造したり、弓教授に化けて光子力研究所に潜入などするが、マジンカイザーにことごとく敗れる。最後には地獄王ゴードンと一体化して決戦に挑むも敗れ、その命を落とす。TV・OVAともに死ぬときは決死の覚悟で挑み敗れている。
なおOVA第1話では実質マジンガーZに乗るうえに技名を叫びまくる彼を見ることができる。
『真マジンガー 衝撃! Z編』
ミケーネ帝国の巫女であり夫婦であるトリスタンとイゾルデの腐った半身を取り除き、結合された姿という設定になっている。ミケーネの謎を知る者として最後まで物語上非常に重要なポジションに位置するキャラであり、もう一人の主役といっても過言ではない。生身でマジンガーに立ち向かう姿など最初から最後まで、かつてない「かっこいいあしゅら男爵」の姿を視聴者に見せ付けた。
終盤で明かされた真相は、眠っていたトリスタンとイゾルデの半身をヘルが薬品で腐らせ、後からやって来たつばさに治療を命じてあしゅらが作り出された、というものだった。最終的には記憶を取り戻したことでヘルに反逆する。その真の狙いは、蘇生時にかけられた「命を断てない」という暗示を逃れて自害することであり、この結果、ゴードンという対応策がなくなった状態の所に暗黒大将軍をはじめとするミケーネの面々が姿を現し、世界は最悪の事態を迎えることとなった。
永井豪の漫画版
週刊少年ジャンプ連載時では、当初は「謎の軍団の首魁」として登場し、機械獣が敗れると総統Dr.ヘルの指示を仰ぎ、マジンガーZ攻略を命じられる。
最終決戦で海底要塞ブードに座乗するが、制御不能になったブロッケンの飛行要塞グールと激突し、共に海の藻屑となる。
テレビマガジン連載時では、当初は専用の機械獣を「プレゼント」として与えられたりと扱いが良かったが、ゴーゴン大公に親書を届けて以来、出番が無くなる。そして、ピグマン子爵初登場の回では、既に死亡したことになっていた。
大部分の単行本では、週刊少年ジャンプでの結末を採用している。
桜多吾作版
前半はTV版では仕切った作戦をブロッケン伯爵に取って代わられたりと微妙に扱いが悪い。
後半でもまた、海底要塞ブードを用いてブロッケンをフォローするという地味な仕事をこなす。その一方、地球人食料化を目論む異次元魚人チップカモイをペテンにかける、といった活躍もあった。
最終的には、超兵器を手中に収めDr.ヘルにも反旗を翻すが、あえなく死亡した。
スパロボシリーズにおいて
スパロボにおいても存在感と出番はあれど、主人公達に対し連戦連敗失敗続きの無能な敵幹部(連戦連敗なのはあしゅら男爵に限った話では無いのだが)の代表格として扱われることが多かった。TV版における壮絶な最期が再現されずあっけなく死ぬ描写も多いが、αでようやくTV版の最期が再現された。
OVA版設定の場合は、格闘や防御などスーパー系パイロットに要求される能力値が高めに設定されており、あしゅらマジンガーや地獄王ゴードンなど搭乗機にも恵まれているため強敵となっている。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- DC所属。2度登場するが戦えるのはシナリオ「ラストバタリオン再び」のみ。残りはフォウをグールでさらったりする他、CB版ではアブドラU6に乗り込みローレライをホワイトベース隊と戦うようしむける。
- 第2次スーパーロボット大戦G
- 第2次ではドズルと同格であり、彼を怒鳴りつけていたが、本作では格下であり「ドズル閣下」と呼んでいる。
- 第3次スーパーロボット大戦
- マジンガー系の敵役では一番出番が多い。
序盤の宇宙ステージでシャアのジオングと共に機械獣アブドラU6を駆ってDC前線基地の防衛をしているのが印象深い。本作からブードも登場。デューク・フリードが弟の仇とナイーダを騙し、彼女をけしかけたりもしてくる。 - スーパーロボット大戦EX
- 1シナリオのみ、マサキの章で戦う事になる。今回もグールに乗艦している。カークス軍所属のラテル・アクロス達の援軍に現れたので、カークス軍に拾われたのだろうか?そこら辺は言及されてないが、リューネの章でリューネと共闘していたりすれば面白かったのに。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- DC残党に所属。「あしゅら男爵の最期」で基地と共にロンド・ベルを道連れにしようとして死亡する。しかしそのステージ冒頭では「汚名を挽回するのだ!」と発言して万丈に突っ込まれるという、なんとも格好のつかないやり取りも。なおキャラクター大事典で「海の底に眠る」と表記されているが、おそらく漫画版の方とごっちゃになったと思われる。
- スーパーロボット大戦F
- なんとスーパー系第1話でゲッタードラゴンに乗って登場する。以降はずっとグールに乗り、デビルガンダム再生のために雑用もとい暗躍する。
- スーパーロボット大戦F完結編
- ブロッケン伯爵よりも長生きするが、散り際は至って普通。出番が少なく、中盤のルート選択で地上を選ばないと最期も拝めない上に、スーパー系でないと会わない可能性がある。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- シーン2で何度か戦う。シーン1開始前、ジャブローを襲撃するが標的のロンド・ベル隊はバイストン・ウェルに行ってしまう。彼ら不在の間、連邦軍やジオン軍を相手に地上で暴れていた。ミケーネ帝国や妖魔帝国と共闘していたのかは不明。乗機はグール。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
- シーン1で一度だけ戦う。特に目立った活躍もなく、気の利いた能力でもないが、何故か敵パイロットの中で獲得EXPが一番高くなっている。乗機はグール。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- シーン3で一度だけ戦う。タイトル「爵位を持つ者たち」と、彼と同僚のブロッケン伯爵主役ステージである。本人はそこまで悪くないがグールが弱いため攻略本に『現金輸送車の運転手』とまで書かれてしまっている。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 第1部と第3部にそれぞれ1度ずつ登場する。第1部で撃墜を狙う場合、グールの装甲が厚くHPも高いため苦戦必至。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- スーパー系ルート第1話より登場。パイルダーしかない兜甲児を殺そうとしたり、すぐ後の話ではマ・クベと何か取引していた(ルートによっては、ここで受け取った物がドラゴノザウルスと判明する)。しかし、最後は原作通り脱走しロンド・ベルに決戦を挑み戦死する。今作では1度無敵戦艦ダイに搭乗する。原作(TV版)冒頭でのあしゅら男爵の台詞を再現するなど、比較的最期を忠実に再現している作品となった。なお彼のまぬけぶりはスーパー系第1話から再現されており、撃墜すると時間的に間に合わないと思ったのか作戦内容を勝手に全て喋る。これさえ言わなければ、甲児が急いで光子力研究所に戻らなかった。しかも、状況的に喋らなければ光子力研究所を破壊できていた可能性は充分にあった。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- スーパーロボット大戦α外伝
- 中盤、熟練度が一定より低いとシナリオが分岐するが、熟練度の低いルートを通るとジェットファイアーP1に怨念が憑依して登場する。
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
- 『真マジンガー』設定で登場。原作再現とはいえ生身ユニットとして登場、おまけに専用のカットインまで用意されている。イベント戦闘ではあるものの、優遇されているといっても過言ではないだろう。この生身ユニットはイベント戦闘を前提としているためか、なんと撃墜モーションが存在しない。その後は機械獣の付き添いとしてのセリフで度々登場し、最後はルート別のボスとして海底要塞サルードに乗り込む。ちなみに、ZEUTHのメンバーは自分達の知る甲児達から「Z」における彼を含めた機械獣軍団の存在を知らされていなかったらしく(同じ世界の出身である筈のカミーユも特に知っていたような反応は見せていないが、前作の冒頭が新兵時代なので無理もない)、初対面の時に男女が半分で1つになっているその異様な姿を見て驚愕している。様々な事象に詳しいようだが、何故か忘れている描写が目立つ。再世編での解明が待たれる。
- 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
- 原作と違い、ミケーネの記憶を取り戻したのはケドラではなくガイオウがきっかけに。終盤、地獄王ゴードンの次元発生装置を破壊するために戦闘デモ→援護攻撃でマジンガーZが攻撃するという今までのスパロボでは考えられない組み合わせがある。ちなみに、この時の戦闘デモは頭身の都合上か生身のあしゅらが地獄王ゴードンの股間を執拗に攻撃するというある意味痛々しいもので、ヘルに対する積年の恨みを垣間見ることが出来る。なお、この戦闘デモは破界篇で使われたものではなく新規のものである
なお、今回は他作品との兼ね合いかミケーネの仲間を復活させず、どこかへ逃げ去ってしまう。もし呼び出していたら、ほぼ確実にバッドEDとなっていたであろう(まあ、再世篇には富士山どころか、そこら辺の星ごと敵を両断するようなのがいるのでなんとかなってたかもしれないが)。また、本作では破界篇にはなかった撃墜モーション(ピグマン子爵と同様のモーション)が追加されたが、今作もイベント戦闘でしか生身ユニットとしての登場はないため実質没データになっている。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- OVA版設定。ガウルンと手を組み、甲児やさやか達ごと陣代高校の生徒を拉致する事になる。あまり有能とは言えずガウルンからは頭の悪い化け物呼ばわりされた挙げ句自身の計画の踏み台にされ、しかもその後せっかく拉致した人質を陽動作戦に引っかかってあっさり奪還されるという失態を演じる。だがDrヘルサイドにはあしゅら男爵しか指揮官が登場していないので何度も顔を合わせることになる。最後は地獄王ゴードンと合体して現れてマジンカイザーと戦い、身を挺してかばったグレートマジンガーを撃破する成果を上げるも、カイザースクランダーを装備して完全版になったマジンカイザーのファイナルカイザーブレードを食らい爆発四散した。
- スーパーロボット大戦W
- OVA版設定。さやかを人質に仲間と戦わせる、という原作よりもきちんとした策でマジンガーZを破壊した。その後光子力研究所を攻めたが、正気に戻った甲児&鉄也のダブルマジンガーコンビに叩き落とされた。最後は原作通りと思いきや、最終話直前にラウ・ル・クルーゼや、シンクライン皇太子と共に出てくる。ガルラとの同盟は危険であると進言する(ただし却下された)など知的な部分も見ることができるが、皮肉にも最後は再び彼らと共闘した。弓教授に変装したが成り行きでミス一番星コンテストに参加させられたり、ボン太くんに叩きのめされるなど、普段通りの間抜けな演出も目立つ。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- 暗黒大将軍の部下として登場。ソーディアンの破片より、フラグメントを作り出す。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 初めて声付きになった。後のシリーズのように、エコーはない。月面で登場する。
- スーパーロボット大戦GC
- 初めてOVA版設定で登場。音声も久々の新規収録。あしゅらマジンガーや地獄王ゴードンも登場した。
- スーパーロボット大戦XO
- OVA版設定。
人間関係
- Dr.ヘル
- 上司。Wでは、Dr.ヘルの正確な死の描写が無い事を逆手にとって決戦後も実は生きていたということになっており、あしゅらもヘルから直してもらっている。
また、桜多吾作の漫画版では彼から離反し、独自勢力で世界征服を狙った。 - ブロッケン伯爵
- 同僚。犬猿の仲。
- ピグマン子爵
- 同僚その2。原作ではあしゅらの死後に登場したため、対面するシーンは無い。ただし、TV版、永井豪版、桜多吾作版にて、あしゅら男爵を題材にした幻覚を用いていた。また、真マジンガー版では最初から登場しているため、あしゅらとも顔なじみ。
- ゴーゴン大公
- 最期の決戦前にDr.ヘルの元を脱走してきたあしゅら男爵に対し、妖機械獣を「盗んでいけ」と言って与えている。αでは途中で援軍(数体の戦闘獣)を送っている。
- 鉄仮面
- Dr.ヘル一派のサイボーグ兵士で、あしゅらの直属の部下。
- ローレライ
- シュトロハイム博士の「娘」。「父の仇」として怨まれる。
CB版『第2次』では、DCにおける部下。特に怨みは買っていない様子。 - 兜甲児
- 宿敵。毎回作戦を破られ、Dr.ヘルの前で土下座させられることになる。
- トリスタン、イゾルデ
- 『真マジンガー』にて登場したミケーネの神官と巫女の夫婦にして自身の半身。
他作品の人間関係
ダイナミック系
- 闇の帝王
- 母国の元首。
団龍彦の小説作品では部下だったが、後に反逆する事に。 - 地獄大元帥
- 『グレートマジンガー』におけるDr.ヘル本人。IMPACTでは上司。
桜多吾作版では、反逆した事を根に持たれ、「無能な部下」呼ばわりされる。 - 暗黒大将軍
- SCでは上司。
- ナイーダ
- 第3次では部下。弟を失った憎しみを利用してロンド・ベル隊にぶつけようとし、過去にはあしゅら自身に反抗的であった彼女の弟を洗脳していたりしていた。
- ゲッターチーム
- スパロボでは甲児達マジンガー勢に次ぐ仇敵であり、度々激突している。
スーパー系
- 破嵐万丈
- 第4次で「汚名挽回」と言ってしまったが為、彼に突っ込まれてしまう。
- プリンス・シャーキン
- 旧シリーズでは同僚。α外伝ではルート次第で彼と共に敵として登場する。
- リヒテル
- 第4次では同じDC所属であるが波長は合わず、正々堂々と早乙女研究所に襲撃予告したリヒテルに呆れ、愚劣な騎士道精神かぶれと批判した。
…リヒテルとあしゅら男爵を「軍の指揮官」として考えた場合、この一件ではあしゅら男爵の方に分がある。 - 耐爬
- Jにて共闘。
- サダック
- Wではあしゅらが失敗続きで一度投獄された際、彼に助け出される。しかし、彼が自分を捨て駒にしてDr.ヘルを利用しようとしている事を看破して、すぐに粛清した。
- ホネルバ
- Wではいち早く裏切りに気付き、あしゅらは彼女を撃退してDr.ヘルへの忠誠を見せ付けた。
- マーグ、ロゼ
- 第2次Z 破界篇中盤でギシン星人との協力関係に基づき、彼らの援護にゴーストファイヤーV9を送り込む。
- ギミー・アダイ、ダリー・アダイ
- 第2次Z破界篇では、自身の姿がトラウマになっていた模様で、再世篇で成長した時でも、そのトラウマは残っていた。
ガンダムシリーズ
- シャア・アズナブル
- 旧シリーズでは、同じDC所属の同僚だった。ちなみに彼も鉄仮面をつけている。
『新』では「バルマー帝国に屈した地球人」同士。スペースコロニーを占拠していたが、このことをシャアがどう思っていたかは不明。基本的に仲はあまり良くない。 - ドズル・ザビ
- 旧シリーズでは同僚。FC版『第2次』では怒鳴りつけていたが、『第3次』や『第2次G』ではドズルのほうが格上になる。
- マ・クベ
- αでは彼からドラゴノザウルスを受け取った。
リアル系
- マキ・イズミ
- あしゅらは彼女のギャグに大笑いする。
- ミスマル・ユリカ
- あしゅらには彼女が非常に艦長らしくない女性に見えるらしく、Wではミス一番星コンテストにて彼女に票を入れた
- ガウルン
- Jにて共闘。影では彼に化け物呼ばわりされていた。
- ボン太くん
- Wでは彼にコテンパンにされ、本気で彼のことを恐れるように。更にあしゅらは何故か名前を覚えられず「ゾン太くん」「ドン太くん」などと発言して、部下の鉄仮面に突っ込みを受けている。律儀に「くん」付けしている。
バンプレストオリジナル
名台詞
マジンガーZ
- 女「やっと着いたか」
男「尾けられていないだろうな?」
「よろしい。久しぶりにDr.ヘルにお目通りするとするか」 - 『マジンガーZ (TV)』全体で初のセリフ。配下の鉄仮面とのやり取りで、横からのアングルがふりむきざまに女と男が切り替わり、最後に全体を見せることで、あしゅらの特徴を一通り表現している。
- 「ふふふふふ、あはははは。やいDr.ヘル。よくも今までこの俺様をこき使いやがったな。俺も人に少しは恐れられたあしゅら男爵だ。そういつまでもお前の言いなりにはならんぞ!こうしてくれる!」
- 12話。事前説明もなしに巨人製造銃で巨大化させられ、感想を求められた際の返答。調子に乗って下剋上をしようとするもあっさり縮小化で元に戻され、「巨大化で気が大きくなって心にもないことを」と平謝りする羽目になった。
- 「お許しください、Dr.ヘル」
- Dr.ヘルがお仕置きをした際によく言う。撃墜された時にもよく言う。
- 「Dr.ヘル、なんと醜悪な顔でございましょう」
- 劇場版『マジンガーZ対デビルマン』で、復活したデーモン族を一瞥して漏らした感想。あしゅらの口からこの台詞を吐かせる確信犯的なスタッフのお遊びである。
- 「…Dr.ヘルに伝えて下さい…あしゅらは、最期まで勇敢に戦ったと…!」
- マジンガーに最後の勝負を挑み、ゴーゴンに託した遺言。
- 「なぜだブロッケン!」
- 漫画版のいまわの際の台詞。ブロッケンを責めているが、この時グールはコントロール不能にされたため不可抗力ではあった。
- 「いつもいつもばかにしくさる くそじじいに首なしやろうめ みているがいい! 世界征服くらい このわしひとりでもできることを とくとみせてやる!」
「ふん なにをぬかすか くそじじいめが オレは日本だけじゃない 世界を相手にするのだ」
「ははは くそじじいめいいざまだぜ このあしゅらさまが世界征服するのを指をくわえてみているがいい」 - 桜多吾作版で独自の地球征服計画「RI計画」を遂行中の、さらにはマジンガーZを強奪しDr.ヘルに叛旗を翻した時の台詞。テレビ版での不遇な扱いの数々が嘘のような格好良さである。
- 「悪事…だと きさま なんべん言ったらわかるんだ 良いとか悪いとかはなんできまる いや だれが決めたんだ 人間だ! 人間が決めたんだぞ!! 自分の身を守る事もできぬ 一部のよわ~いふぬけ共が唱えたセリフが 正義と平和だ!! だが本当はちがう!! 太古の昔から 生き物は強いものが生き残り弱いものを滅ぼし 子孫を残してきた そこには正義も悪も無い ただ強ければ生き 弱ければ死ぬって事なのさ 強くなければ生き残れない それがこの地球のおきてなんだよ ふふ…たしかに正義の味方…平和を守る…なんていうのは聞こえはいい だけど それで腹がふくれるかい…一円の得にだってなりゃしねーじゃねーか あげくのはてが 一生懸命やりすぎて学校らくだいだ! (ははははは)ざまあねーよ」
- 上記のマジンガーZ強奪時に付いて来た兜甲児に、自身への協力を否定された際の台詞。これはこれでこの現実の確かな一面を示す名言であろう。
- 「く…兜め わしにさからうとは そんなに貧乏したいのか」
「か…兜よ 抵抗するのか わしに降伏するよりは死をえらぶというのか」
「や…やめろ おねがいだ やめてくれ」 - 「最後の最後まで望みを捨てない」マジンガーZと兜甲児にRI計画の基地を破壊される際の台詞。悪役の宿命とは言え、これまでの苦労と本編でのハジけ振りを鑑みると一抹の物悲しさの漂う結末である。
真マジンガー 衝撃! Z編
- 女「あぁ…可笑しいな。不思議な事に笑いがこみ上げてくる…」
男「本当だ…笑いが止まらんよ…」
「何故なら、あれは確かに神であり、悪魔でもある…」
「そして同時に我等の仇…まさか…まさかこんな所で出会うとは!」
「数千年の時を超え、待ち望んでいた我等が仇との再会…!」
「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!」
男「待っていろぉぉ!」
女「待っていろぉぉ!」
「ゼウスゥゥゥゥッ!!」 - 「真」にて、マジンガーZの起動を目の当たりにして。甲児と同じくその目には「神」の姿がオーバーラップしていた。この後、要塞のガラスを突き破り、一気に海上へ浮上。そのまま水上を十傑衆よろしく疾走するという今川作品ではお馴染みの演出が炸裂し、怒涛の人外っぷりを遺憾なく発揮したあしゅら男爵に度肝を抜かされた視聴者もいただろう。
- 男「さて…いよいよアレを試してみるか…!」
女「よし…!一度やってみたかったのよ!」
「パイルダァァ・オォーン!」 - 自身の策により甲児とさやかを捕らえ、マジンガーも鹵獲する事に成功。
その後、パイルダーを操縦し、パイルダー・オンまでしようとするが『マジンカイザー』の時とは違い、見事失敗するのであった。
ちなみに第2次Z破界篇ではパイルダーの事を「ちょっと可愛い」と発言している。 - 男「面白くない…!」
女「こんな物二度と乗ってやるもんか!」 - 上記の台詞の後、念願のパイルダー・オンを試みるも失敗し、憤慨して。清々しいまでの手のひら返しである。よほど腹に据えかねたのか格納庫を後にする際「兜甲児の操縦するものにロクなものはない!」とぼやいていた。
- 「やあ諸君、とうとうここまでわたくしの話を見てしまいましたねえ」
男「わたくしことあしゅら男爵がDr.ヘルによって蘇らせられた時からこの『地獄』、いや! 新しい世界が待ち受けていたように『あなた』にも!」
女「そう、ここまであしゅら男爵の物語を今まで読んだり見たりした『あなた』にも、これから新しい『マジンガーZ』の世界が待ち受けているのです。そしてわたくしも例外ではなく…」
男「誰よりもわたくし自身が参加するのです」
「なぜなら、これから待ち受ける新しい『マジンガーZ』の世界こそ……」 - 第16話冒頭におけるモノローグ。元ネタは漫画『デビルマン』第3巻の不動明のモノローグから。この際、原作漫画の映像がフェードアウトする演出がとられるメタ的な手法がとられた。
- トリスタン「感謝するぞ、錦織つばさ。我らを一人にしてくれたことを!」
イゾルデ「そのおかげで、儀式に必要な捧げ物はこの手に!」
あしゅら「それこそ、私達二人の自決の血! さぁ甦れ……ミケーネの神々よぉぉぉぉっ!!」 - 最終話においてスタッフロールが流れる中、ゴーゴンを立会人に血の儀式を決行した際の台詞。神官と巫女の血を受けて封印は解かれ、七大将軍が、七つの軍団が地上に現れる。そして、最後に現れた暗黒大将軍が、抜き払う剣に倒れたマジンガーを映しつつ富士山を横薙ぎに両断する……という場面で「衝撃!Z編」は幕を閉じる。なお、この時あしゅらが自決に使った方法は素手で体を接合面から真っ二つにするというもの。
スパロボシリーズでの名台詞
マジンガーZ
- 「今度こそギャフンと言わせてやるわ!」
- EXで甲児と対決した時の台詞であるが、ミオには「いつの時代の言葉よ!」と突っ込まれる羽目になり、事実上の迷言となる。
- 「とうとうここまできおったか…だが、それもここまでだ! 私の意地にかけても、この基地は守りぬいてみせる!! これまでの汚名を挽回するのだ!」
- 第4次より。このシナリオで死亡するあしゅら男爵なりの悲壮な決意である筈なのだが、万丈に汚名は返上するものだと突っ込まれ、EXのギャフンに続いて迷言となってしまう。
- 「おお、Dr.ヘル…お許し下さい!あしゅらは…あしゅらは!」
- IMPACTでのバードス島決戦でブードを撃沈され、辞世の句も遺せぬまま爆死する。
マジンカイザー
- (この女だ! 何も考えていないようなしゃべり方、能天気と紙一重の底抜けの笑い顔…)
(この女を艦長に選べばナデシコは無力化するはずだ) - Wにて弓教授に化けた状態でナデシコの艦長を決める水着コンテストに参加させられた時、最も艦長として役に立たなそうな人物を見つけたときのセリフ。…彼の投票が決め手でミスマル・ユリカは引き続きナデシコの艦長となった。
- 「お、おのれえ!なぜ、学校にあのような爆発物が設置されている!?どうなっているんだ、日本の教育は!?」
- 上記のコンテストの最中、機械獣軍団を出撃させ、会場である陣代高校を襲おうとしたが、校庭に仕掛けられていた地雷によって爆破されてしまった時のセリフ。悪役とは思えぬような正論ではあるが、かの戦争ボケ男たる相良宗介には通用するはずもなかった。
- 「もしそうだとしても学校にマジンガーを持ってくるとは非常識にもほどがある!!」
- 同じく、コンテスト中のセリフ。これまた正論である。
- 「言われなくても、そうさせてもらう! …そして、私がまず倒すべき者…」
「それは貴様らガルラだ!!」
「貴様らの魂胆は読めている! ヘル様を利用しようとした罪、その身で償え!!」 - Wにて、自分達を利用しようとしたサダックを粛正する際のセリフ。
- 「問答無用! 言い訳なら地獄で聞くわ!! 食らえっ!!」
- Wにおいて、敗色濃厚と知るや自分だけ脱出しようとしたホネルバに対しての台詞。その後地獄王ゴードンの攻撃でホネルバの戦闘機を撃墜する。なお、脱出した描写こそ無かったもののホネルバは生きていた。
真マジンガー 衝撃! Z編
- 「ひ、ひいっ!!鬼ぃぃっ!!」
- 第2次Z破界篇にて竜馬との戦闘前台詞、…というより竜馬の威圧に押されての悲鳴。さすがのあしゅら男爵も竜馬の前では動揺するしかなかった。
……別世界の話ではあるが竜馬はその鬼すらも凌駕するのだからタチが悪い。 - 「バアルの襲来が近い。今はその時ではないだろう」
- 「死線! 総攻撃Dr.ヘル!」エンドデモにて、ガイオウとの会話にて。原作ではこの後自害することでミケーネの面々を呼び出していたが、再世篇ではバアルの存在から先延ばしにしている。
- 「健闘を祈らせていただきます、次元の将よ」
「願わくば、また再びともに銀河を駆ける日の来ることを」 - 去り際。トリスタンとイゾルデ達ミケーネ帝国も、はるか昔にガイオウら次元将と共にバアルと戦ったらしい。
余談
- あしゅら男爵のそのインパクトのある容姿のせいかパロディに用いられる事もあり、例えばヤングマガジンで連載されていた古谷実氏の作品「行け!稲中卓球部」で銭湯の番台に座るあしゅら男爵のコスプレをしたオヤジというものがある。ただし、このキャラクターは何故かあしゅら男爵の女の顔の方が男湯だったりする。
- 劇団R:MIXによる舞台劇「魔王降臨」の登場人物にこのあしゅら男爵の容姿とキャラクターをそのままにしたような「アシュレイ=ダンケルク」なるものが登場しており、演ずる役者が一人で男声と女声を使い分けているという。ある意味、あしゅら男爵を生身の人間で再現したような形である。
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