「スレッガー・ロウ」の版間の差分
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2018年8月6日 (月) 23:12時点における版
スレッガー・ロウ | |
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外国語表記 | Sleggar Law |
登場作品 | |
声優 |
玄田哲章(TV版) 井上真樹夫(劇場版) |
デザイン | 安彦良和 |
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
所属組織 | 地球連邦軍 |
所属部隊 | ホワイトベース隊 |
軍階級 | 中尉 |
スレッガー・ロウは『機動戦士ガンダム』の登場人物。
概要
地球連邦軍の航空機パイロットで、ホワイトベースが再び宇宙に上がる際にホワイトベース隊に補充されることになる。ホワイトベースのクルーとして着任した者たちの中では、最年長にして唯一のベテラン正規軍人。
一見して軟派な女好きに見えるが、軍人としての実力は確かで、ホワイトベースがシャアの指揮するザンジバルに攻撃を受けた際には、砲手に着いた者の中で唯一ザンジバルへの直撃弾を見舞っている他、クセのあるGファイターの操縦をいち早くモノにしている。また、年長者としてリュウとは違った教養の高さを持っており、ミライが個人の感情で婚約者カムランのホワイトベース護衛の申し出を拒否した時には、平手打ちをして諭している。
上記の一件でミライと惹かれ合うことになり、ソロモン攻略戦の際はミライに母の形見の指輪を預け、別れ際にキスを交わす。しかし、ドズルが搭乗するビグ・ザムに特攻し、帰らぬ人となる。
TV版ではGファイター、劇場版ではコアブースターに搭乗し、漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではジムに搭乗する。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- 加入時は、他のメンバーよりレベルが高い。ソロモン戦では原作同様に特攻イベントがあり、起こすと死亡する。PS版では声はTV版の玄田氏が起用されている。
- 『F』で再登場するため、 『F』に繋がる場合は特攻しないのが正史の様である。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 声はTV版。原作通り、コアブースターに乗ってくる。また、ブライトの不倫疑惑に巻き込まれる。条件次第でビグ・ザムに特攻し死亡する。
- 多くの攻略本にはイベントの存在だけ触れられて条件が書いておらず、条件が判明するまではガセネタというのが定説であった。ただし起こすためにはプレイヤー側の戦力が一定数を割り込む必要がある。当然落とされた味方ユニットの修理代も請求されるが、こうまでして得られるメリットはビグ・ザムのHPが半減するだけでデメリット(スレッガー及びその時点での乗機が永久離脱)の方が大きい(ただしビグ・ザムのHPが2000未満だとそのまま相打ちで死ぬ)。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 声は劇場版。一年戦争時にソロモン戦が中断されたので生存しており、コアブースターに乗って行動を共にしていたブライトとともに仲間に加わる。どうも、ミライとは結局上手くいかなかったようだが、閑職にまわされたブライトの部下だった辺り、関係は良好のようである。ソロモン戦では原作同様に特攻イベントがあるが、死亡はしない(上手く脱出して生き残る)。ちなみに以降のαシリーズに置ける彼の動向は不明(単に以降の作品にファーストガンダムが参戦していないせいではあるが)。
- 余談だが、講談社の『スーパーロボット大戦αイベント攻略全書』においてはライターのミスからか、『α』がスレッガーのスパロボシリーズ初登場作品の様な書かれ方をしている(井上氏演じる劇場版スレッガーなら、確かに今作が初登場だが…)。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 習得精神コマンドが3つ変更されリアル系よりの構成になった。集中とガッツを併用することでまず被弾しなくなる。捨て身も健在なので最強のオールドタイプといっても過言ではない。
単独作品
- スーパーロボット大戦GC
- 序盤が一年戦争の展開のため、原作通りジャブローで補充要員として加入。声はTV版で新規収録も行われた。今回は特攻イベントはない(ソロモン戦で例の台詞は発するが)。クイックセーブ後の中断メッセージにも出てくるパターンがある。
- スーパーロボット大戦XO
- ソロモン戦での例の台詞の後にもう少し会話が続き、アムロに「生きて帰るんですよ」とシローの受け売りの台詞を言われたりする。ドズルとの戦闘前会話も追加されたが特攻イベントまでは追加されずに済んだ。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
- 第3次
- 根性、ド根性、加速、気合、熱血、必中
- F完結編
- ド根性、熱血、ひらめき、気合、加速、愛
- α
- ド根性、鉄壁、信頼、熱血、気合、捨て身
- α(DC)
- 集中、必中、加速、熱血、気合、捨て身
- GC(XO)
- ド根性、鉄壁、集中、熱血、必中、突撃
特殊技能(特殊スキル)
パイロットBGM
- 「颯爽たるシャア」
人間関係
- ミライ・ヤシマ
- 恋仲となるが、結局は結ばれなかった。
- ブライト・ノア
- 恋敵にはなるが、双方ともにホワイトベース隊の一員として信頼していた。
- アムロ・レイ
- リュウ・ホセイ同様、アムロにとってはホワイトベース隊における兄貴分的立場だった。
- カイ・シデン
- 割とウマが合っていた。
- ハヤト・コバヤシ
- 後輩。『α』では、フラウと所帯を持った彼と7年ぶりに再会を果たし、恰幅が良くなったと評した。
- ドズル・ザビ
- 因縁の相手であるが、TV版のスレッガーの声優玄田哲章は映画版のドズルの声優になっているなど、戦闘場面以外でも縁のある関係。
他作品との人間関係
- マクシミリアン・ジーナス
- 『α(DC)』で出逢っていきなり結婚を決意した彼の性急振りには、ナンパ師の先人たるスレッガーも様々な意味で面喰らった模様。
名台詞
- 「この人は本気なんだよ。わかる!?」
カムラン「何も叩かなくても…」
「アンタもアンタだ!なんで言い返さない!?悔しくないのか!?」 - 危険を顧みずミライのために案内役を買って出るカムラン相手にぐずるミライを平手打ちにした際の説教。カムランの気持ちもミライの気持ちもくんだ上での言葉であり、彼がホワイトベースクルーの中でも大人であることがよくわかる。
- 「ハハ…な~ンてお上手なんでしょ、ボク♪」
- 第36話より。愛機Gファイターでチベを撃墜後、続け様にムサイを仕留めてご満悦で発した台詞だが、自画自賛に値するだけの力量を示したシーンでもある。
- 「悲しいけど、これ戦争なのよね」
- スレッガーの代表的な名台詞。「私情は禁物よ。やつのためにこれ以上の損害は出させねえ」という台詞の次に続く台詞であり、ビグ・ザムに特攻するときに発している。『GC(XO)』の中断メッセージでは「ゲームをやるときには適度な休憩を取る……悲しいけどこれ、ルールなのよね」とアレンジされている。
- 「ちょいこっち、ちょいこっち……」
- 後には「そうそう、ホイッ(TV版)/そう!(劇場版)」と続く。SRWでも攻撃時の台詞として使われている。
スパロボシリーズの名台詞
αシリーズ
- 「ほう…外見はホワイトベースと似ているが、中身は全然違うんだな」
- 第3話(リアル系ルート)「ホワイトベース救出」のシナリオエンドデモにて。ホワイトベースを案内されながら呟いた台詞。
- 「見た所、この艦の金の出所も軍とは違うようだしな。さしずめ、月の大企業から直接…って所だろ?」
「ま、乗組員も連邦軍とは違う所から来た連中の方が多そうだし」 - 上記の台詞の後、持ち前の鋭い洞察力で色々と看破し始めた台詞。
- 「敵が襲ってくるにしても、こちらと同じ戦闘機系の機体だろう。そうなれば要は腕前の問題さ」
- 第48話「誰がために鐘は踊る」でのブリーフィング後、コアファイターをはじめとする小型戦闘機のみで行なうミッションへ不安を隠せないジュドーに送った、ベテラン感あふれるアドバイス。
- 「お前、その子と出会ったばかりなんでしょうが?いきなり結婚は早いんじゃないの?」
- 第62話「愛・おぼえていますか」で、ナンパしたばかりの女性と過程を端折っていきなり結婚宣言をブチ撒けたマックスへ、フォッカー&モンシア同様呆気に取られる。
- 「愛、ねえ…」
- 相手がメルトランディである為、スパイの可能性を危惧するフォッカー&モンシアへ「僕達には障害を克服出来る愛があります!」と反論するマックスを見据えての一言。
- 「ああ。正直、今のホワイトベースの扱いにゃ嫌気が差してたんでね」
「ガンダムはとっくに取り上げられたし…今はただの輸送船に成り下がっちまってる。元の乗組員もブライト艦長と俺だけだし…ま、それだけ俺達が連邦軍のお偉方に恐れられてたってことかな」 - カミーユから今後の身の振りをどうするか聞かれ、このままエゥーゴに参加する旨を明かした台詞。ブライト同様に今の連邦に自身の居場所がない事を伺わせる。
単独作品
- 「まあまあ、お嬢さん。そう堅くなりなさんなって」
「女神様のお言葉は、素直に受け止めましょうよ」 - 第40話「宇宙要塞ア・バオア・クー」より。「この戦いは勝てますよ」と告げるララァを、「何の根拠があって」と訝しむエマをとりなした際に。
搭乗機体
- Gファイター
- アニメ版での搭乗機。
- コアブースター
- 劇場版での搭乗機。
- ジム
- ソロモンで戦死していなければ受領するはずだった機体。媒体によっては普通にパイロットに。
- ガンタンク
- 『THE ORIGIN』で搭乗。
余談
- 後の作品である『ガンダムビルドファイターズトライ』では彼のオマージュキャラであるスガ・アキラが登場している。彼はスレッガーの愛称で呼ばれ、Gファイターの改造ガンプラのGボンバーを使用している。
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