「リック・ディアス」の版間の差分

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2017年5月1日 (月) 12:04時点における版

リック・ディアス
外国語表記 Rick Dias
登場作品

ガンダムシリーズ

メカニックデザイン 永野護
分類 攻撃用量産型モビルスーツ
型式番号 RMS-099
頭頂高 18.7m
本体重量 32.2t
全備重量 54.7t
動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,833 kW
スラスター推力 37,400 kg×2(後腰部)
装甲材質 ガンダリウムγ
センサー有効半径 11,500m
開発 アナハイム・エレクトロニクス
所属 エゥーゴ
主なパイロット クワトロ・バジーナ
アポリー・ベイ
ロベルト
アムロ・レイ
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概要

アナハイム・エレクトロニクス社が開発したエゥーゴ初のオリジナルモビルスーツ

第2世代モビルスーツの代表的な存在であり、ドムガンダムを融合したような機体。開発は旧ジオン系の技術者が中心となっている。

装甲材にはアクシズで開発され、クワトロ・バジーナ大尉からアナハイム・エレクトロニクス社にもたらされた新素材「ガンダリウムγ」を使用している。これによって、既存の装甲材と同程度の強度が数分の1の厚さで得られるので、大幅に軽量化され、プロペラント積載量の飛躍的な増加に成功しており、高い機動性を誇る。また、背部にバインダーが装備されており、本機の運動性を向上させている。このバインダーは取り外す事でシールドや投擲武装として使う事も出来る。

本来の型式番号はMSA-099だが、地球連邦軍の目からエゥーゴの動向を誤魔化すためにRMS-099とされた。

ちなみに、装甲材にガンダリウムγを採用した事から開発時は「ガンマガンダム」のコードネームで呼ばれ、後にクワトロ大尉から、宇宙用の機体を意味する「リック」と喜望峰の発見者「バーソロミュー・ディアス」にちなんで、「リック・ディアス」と命名された。

ガンダムMk-IIと比べても互角といわれる程の優れた性能を秘めており、ティターンズの新鋭モビルスーツとも対等に渡り合っている。このように高性能な機体ではあるが生産コストが高めであるため、士官用の機体として少数が量産されるに止まった。

劇中序盤から登場し、クワトロ用の赤い機体と一般の黒い機体が存在する。

クワトロ用の赤い機体はリック・ディアス (クワトロ専用)を参照。

クワトロが百式に乗り換えて以降は、一般機も全て赤いカラーリングに変更された。

ロベルト戦死後はアーガマにアポリー率いるリック・ディアス隊が結成されている。

登場作品と操縦者

赤い機体は『第3次』から登場していたが、黒い機体は遅れての参戦となった。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
黒い方にアポリーとロベルトが乗っている。はっきり言って自軍MSの中でも最低クラスの性能。強力な機体が揃ってくるにつれパイロット共々倉庫に追いやられていく。
スーパーロボット大戦α外伝
バザーで購入が可能。今回の量産型の特徴どおり武器改造のコストパフォーマンスがよく、同じタイプのユニットの中ではクレイバズーカの火力が一歩抜きん出ている。移動能力の関係でガンブラスターという壁は存在するが、それに次ぐ実力を秘めている。

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
原作通りにアポリーやロベルトが黒に乗っている。単機での全体攻撃がないために標準以下の性能になっている上、射程のあるP武器がトライチャージを除き、バルカンしかないため小隊長には果てしなく不向き(赤はサーベルに射程がある)。クレイバズーカが結構攻撃力があるので小隊員としては使いやすいが、VPS装甲には注意。赤いリック・ディアスと比べると性能は劣る。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦IMPACT
黒は隠しとして登場。

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd

関連作品

リアルロボット戦線
名称表記は「リックディアス 黒」。クワトロ機とは違い、敵専用機。
ランバ・ラル黒い三連星も乗る。

装備・機能

武装・必殺武器

基本装備

バルカン・ファランクス
頭部に内蔵されている近接防御兵装。使用時はカバーを開く。
ビームサーベル
腰部に1本マウントしている。
ビームピストル
バックパックに2つマウントされている。手に持たずにその状態のまま発射する事もできるため、後方迎撃用にも使用される。
クレイバズーカ
本機の主兵装。弾数は7+1発。バックパックにマウント可能。
多目的ランチャー
指の付け根にある装備。トリモチやダミーバルーンを発射可能。

オプション装備

ビームライフル
元々はガルバルディβの武装。本機も使用しているシーンがある。

特殊能力

剣装備
切り払いを発動。

移動タイプ

サイズ

M

対決・名場面

アッシマー
第16話「白い闇を抜けて」にて。ブラン・ブルタークのアッシマーに対し、カミーユガンダムMk-IIアムロのリック・ディアスが交戦する。この戦闘はアムロの搭乗するリック・ディアスの独壇場で、アムロの優れた技量がブランのアッシマーを追い詰めていく。最後にブランはカミーユのMk-IIに取り付き、ビームサーベルを奪ってカミーユを道連れにしようとするが、アムロがアッシマーの右腕を切断し、胸部にサーベルを突き刺して撃墜。ブランは「アッシマーがぁ!!」と叫んで戦死している。

関連機体

強化型・バリエーション機

シュツルム・ディアス
背部バインダーを大型のものに換装した強襲用強化型。
ディジェ
リック・ディアスを改修した陸戦型。

関連機

ドムガンダム
開発の際に参考にされ、ドムとガンダムの中間的な機体。
ガンダム試作2号機
バインダーはこの機体のフレキシブル・バインダーが原型。
百式ネモ
後続の機体で、武装を多く共有している。

余談

  • 長いガンダムの歴史の中で、アムロシャアが共通して操縦した事がある唯一のMSである。搭乗のみなら他にディジェがある。

商品情報

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