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2024年10月14日 (月) 01:30時点における最新版
ミーム・ミドガルド | |
---|---|
外国語表記 | Meam Midgard[1] |
登場作品 | |
声優 | 水野龍司 |
デザイン |
安田朗(原案) 菱沼義仁(アニメ版) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦α外伝 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(ムーンレィス) |
性別 | 男 |
所属 |
|
役職 | 特殊工作員 |
ミーム・ミドガルドは『∀ガンダム』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
アグリッパ・メンテナーの命を受けて地球でディアナ暗殺を企てる特殊工作員。どうみても善人には見えない風貌をしている。地球では、カモフラージュの為にキース・レジェのパン工場で工場長を務め、キースの片腕的な立場にあった[2]。
どんなことをしてでも成り上がるという野心を秘めている[3]こともあって任務に忠実かつ冷酷な人物だが、内心ではスパイ的に動く自分の任務に後ろめたさを感じているように独白したり、暗殺対象のディアナにも一人の月の民として彼なりに敬意を表しており、いろいろと思うところがあったようだ。
地球人の子孫でそれを理由に月で迫害されていたテテス・ハレを私兵として使い、ディアナを暗殺させようとしたが、作戦に失敗した為に口封じで射殺している。後にディアナを月へ連行する任務を受け、ギンガナム艦隊の協力により拉致に成功。ジャンダルムで月へと向かおうとが、途中でキャンサーとムロンによってディアナを逃がされてしまう。
月帰還後は、ギンガナム旗下に入る。冬の宮殿にて、ディアナとアグリッパの二人による黒歴史に関する互いの主義主張を聞いた後は、双方共に非があると考えるようになり、月のシステムを安定を望んだ結果、ディアナへの最後の忠誠として、ひたすら自己保身と私利私欲の為だけに行動していたアグリッパを射殺。その後はディアナも抹殺しようとしたが、失敗してしまい、ジャンダルムで冬の宮殿に砲撃を行った結果、∀ガンダムに秘められていた月光蝶システムを起動させてしまう事になった。
最期は、自らが取り返しのつかない事をしてしまったのを悔いてディアナに許しを乞おうとしたところ、不運にもハリー・オードに見つかってしまい、スモーの手で潰されるという凄惨な形で粛清された。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α外伝
- 初登場作品。ディアナ暗殺を目論まず、アグリッパ殺害は別のキャラの役目となっているため、原作イベントはディアナ拉致くらい。それでもDVEが割とあり、ギンガナム艦隊との決戦マップまで生存する。
- 戦闘ではアルマイヤーの艦長として敵対することが多い。能力はそこそこ程度で、持っている援護を活かす機会もあまりないため強敵ではないが、出撃制限の厳しいマップでは厄介な場合もある。またディアナ拉致以前の第20話「黒歴史の遺産」/「過去からの侵略」では、ガンダム試作2号機に強奪し、逃走を図る形で登場する。ここでミドガルドを逃がした場合、第38話「月光蝶」後半MAPでアルマイヤーを撃墜した後に2号機に乗って再登場するが、いずれも初期気力が100なので、核を見舞われる心配は無い。
- 担当声優の水野龍司氏はスパロボ初参加。なお、以降新録をする事なく2022年9月12日に死去した為、水野氏にとって本作が最初で最後のスパロボ参加となった。
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Z
- 今回は非戦闘キャラ。原作通りアグリッパの指示を受ける形で行動していたが、ひそかにパプテマス・シロッコとも通じており、彼からディアナを世界全体の女王として擁立させることを聞かされた結果、ディアナ自身の為にもなると信じて彼女を新地球連邦に引き渡そうとする。しかし、ハリーやラクスに阻まれた上に、ギンガナムまでもがターンXで介入してくるという想定外の事態に陥ってしまう。ギンガナムがこの機に乗じて自分諸共ディアナを抹殺しようとしている事を看破したミドガルドは、せめてディアナの命だけでも守るべく、ギンガナムとハリーの二人に今回の事態は自らの独断である事を主張。ハリーの介錯を受ける形でその命を散らす形で男を見せた。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
特殊技能[編集 | ソースを編集]
人間関係[編集 | ソースを編集]
- ディアナ・ソレル
- 暗殺ターゲット。敬意は表しているが、同時に月の民を戦いに導いた罪人として裁かれるべきだとも思っている。
- 『Z』では、既にムーンレィスでも半ば孤立していた彼女の境遇に複雑な思いがあった様で、彼女の為になると信じ「世界の女王」として擁立させようとしていたシロッコに引き渡そうとしていた。しかし、そこに現れたギンガナムがどさくさにまぎれて自分諸共彼女を殺そうとしていたのに気付き、最後は彼女だけでも守るべく、死を選んだ。自らの最後には、ディアナも思う所のある表情を見せていた。
- テテス・ハレ
- 部下。栄達を餌に諜報員として手駒に仕立て上げ、ディアナ暗殺の片棒を担がせる。最終的に口封じのために自らの手で殺害する。その際、煙幕の中でロランに背負い投げされている最中の彼女の眉間に銃弾を命中させている。
- アグリッパ・メンテナー
- 彼の命で忠実に行動していた。その後、彼の独善的な真意を知ったことで決別。「ディアナへの最後の忠義」として自らの手で彼を射殺している。
- 福井版の小説では秘書のような役割。
- キース・レジェ
- 潜伏していたパン工場における上司。
- ハリー・オード
- 自らが月光蝶システムを起動させてしまった事を悔いてディアナに許しを請おうとするも、彼に粛清された。
- 『Z』でも同様に討たれるが、ディアナをギンガナムから守る為に自らの命を差し出し、乗機のハイザックを撃墜されるという形で粛清された。
- ギム・ギンガナム
- コミックボンボン版では、行き場を無くした事で彼の艦隊と合流しようとしたが、「卑しいスパイ」と一蹴され、乗艦ごと抹殺されてしまった。
- 『Z』では、彼が自分諸共ディアナを始末しようとしていた事を見抜き、身を挺して自らの独断である事を主張。潔く粛清を受け入れた最後を認められたのか、ギンガナムも「興が冷めた」と評してその場を引き下がった。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- パプテマス・シロッコ
- 『Z』では、彼がディアナを「世界の女王」として擁立しようとしていた事で、その身を引き渡そうとしていた。
- フロスト兄弟
- 『α外伝』では、同じくギンガナム艦隊所属の同僚で、ガンダム試作2号機奪取の際に協力を受けた。
- アンドリュー・バルトフェルド
- 『Z』では、自らがディアナを守る為に自ら討たれる道を選んだ事を見抜かれていた。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「今の声はスエッソン・ステロのはずだ。名家の威光をかさに着た水ぶくれめ」
- ギンガナム艦隊へ合流した際、マヒロー隊を見て。『α外伝』ではDVE。
- 「そうだった…ヒゲのモビルスーツはターンA…黒歴史の象徴のマシンなのだ、文明を滅ぼした……」
「わ、私は…私は…とんでもない事をしている…私は黒歴史のマシンを目覚めさせてしまったのだ…私は何をしようとしているのだ…!?」
「ディアナ・ソレル様!ディアナ!船を港につけろ!」
「ターンAが見えない…!? ターンAはどこだ!? …………ひゃああああっ!!」
「スモー…!ハリー大尉は…親衛隊……!」 - 冬の宮殿に向けて砲撃を行った結果、∀ガンダムの月光蝶を発動させてしまったことに錯乱して。この後、ハリーの「ディアナの法の裁き」により、命を落とす。『α外伝』では1段目と5段目のみDVE。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「ギム・ギンガナム! そして、ハリー・オード!」
「この度の事は全て私の独断! 我が身で全てを収められよ!」 - 『Z』第43話「運命と自由と」において。ギンガナムがどさくさにまぎれてディアナを殺そうとしている真意に気付いた結果、最後はディアナへの忠義の為に自らの命を差し出し、粛清を受け入れた。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
- ジャンダルム
- 原作での乗艦。SRW未登場。羽衣のような特異な形状の推進機関を最大の特徴とする。ディアナを拉致して月に連れ去る際に乗り込み、その後も引き続き指揮を執り、最終的に最期を迎える場所ともなった。
- なお、スパロボには出ないため、原作でこの艦が活躍した場面の再現イベントでは代わりにアルマイヤーに乗り込んでいる。
SRWでの搭乗機体[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
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