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『ΖΖ』の外伝作品『機動戦士ガンダムΖΖ外伝 ジオンの幻陽』では、主人公フェアトン・ラーフ・アルギスの搭乗機で、銀色に塗装されている。気密性の高さから宇宙空間で運用された。 | 『ΖΖ』の外伝作品『機動戦士ガンダムΖΖ外伝 ジオンの幻陽』では、主人公フェアトン・ラーフ・アルギスの搭乗機で、銀色に塗装されている。気密性の高さから宇宙空間で運用された。 | ||
− | 第一次ネオ・ジオン抗争から8年後の宇宙世紀0096年を舞台とした『[[機動戦士ガンダムUC]]』のOVA版では、地球上のジオン軍残党の戦力として登場。[[ジュアッグ]]と共にダカールに上陸した機体はジムⅡを擱座させ、その後[[ネモ]]と交戦し片腕を奪うも、ビームサーベルによって貫かれ倒された。カークス隊の戦力として[[トリントン基地]]を襲った機体はその水中用として開発された特性を遺憾なく発揮する形で、湾内より奇襲をしかけ配備されたアクア・ジムを倒した。守備部隊に猛威を振るったが、緊急出撃した[[バイアラン・カスタム]]には敗れてしまい、更に機能停止した機体は盾の代わりとしてその防御性をゾゴックのブーメランカッターの攻撃を防ぐために逆利用されてしまっている。 | + | 第一次ネオ・ジオン抗争から8年後の宇宙世紀0096年を舞台とした『[[機動戦士ガンダムUC]]』のOVA版では、地球上のジオン軍残党の戦力として登場。[[ジュアッグ]]と共にダカールに上陸した機体はジムⅡを擱座させ、その後[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]と交戦し片腕を奪うも、ビームサーベルによって貫かれ倒された。カークス隊の戦力として[[トリントン基地]]を襲った機体はその水中用として開発された特性を遺憾なく発揮する形で、湾内より奇襲をしかけ配備されたアクア・ジムを倒した。守備部隊に猛威を振るったが、緊急出撃した[[バイアラン・カスタム]]には敗れてしまい、更に機能停止した機体は盾の代わりとしてその防御性をゾゴックのブーメランカッターの攻撃を防ぐために逆利用されてしまっている。 |
リギルド・センチュリー(『[[ガンダム Gのレコンギスタ|Gのレコンギスタ]]』)の時代においては「クラシックコレクション」として博物館にレプリカが保管されている。 | リギルド・センチュリー(『[[ガンダム Gのレコンギスタ|Gのレコンギスタ]]』)の時代においては「クラシックコレクション」として博物館にレプリカが保管されている。 |
2023年7月31日 (月) 21:01時点における最新版
カプール | |
---|---|
外国語表記 | Capule[1] |
登場作品 | |
デザイン | 小林誠 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 水陸両用モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | AMX-109 |
頭頂高 | 16.5 m |
本体重量 | 38.7 t |
全備重量 | 57.5 t |
動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 |
3,680 kw (1,840 kw×2) |
スラスター総推力 | 6,800 kg |
潜行限界深度 |
120 m(MS時) 2,300 m(水中形態時) |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
センサー有効半径 |
12,300 m(大気中) 7,600 m(水中) |
開発 | ネオ・ジオン軍 |
所属 |
ネオ・ジオン軍 ジオン残党組織 |
主なパイロット |
ネオ・ジオン兵 タマン |
概要[編集 | ソースを編集]
見た目からは想像出来ないが一年戦争時に投入された水陸両用モビルスーツであるハイゴッグの発展型。ハイゴッグと同様、伸縮自在のフレキシブル・ベロウズ・リム状の腕部と脚部が採用されており、手足を収納する事で巡航形態に変形が可能。変形した姿はほぼ球形で、それによって水の抵抗を少なくしており、水中戦では非常に高い性能を発揮する。また、ガンダリウム合金製の二重装甲によって耐圧性、耐弾性にも優れ、並のビーム兵器の攻撃も耐え凌ぐ事が可能となっており、気密性も非常に高い事から、やろうとさえ思えば宇宙空間での運用も可能である。
武装では、両腕部の先端に装備されているアイアンネイルの他に、モノアイ部分から発射されるビーム砲や腹部に一門内蔵されているソニックブラスト、胸部の装甲をスライドさせて展開する8基のミサイルランチャー等も設けられており、原型機であるハイゴッグよりも火力面が向上している。
劇中での様相[編集 | ソースを編集]
『ΖΖ』本編では第24話に登場。当初は地球に残っていたネオ・ジオン兵の隊長が偵察がてらに搭乗していたが、本機が宇宙の拠点であるアクシズで開発された上に、海洋での運用データが全く無かったのが原因で、「海のない所で開発された水中用モビルスーツは信用できない」として、ネオ・ジオン兵隊長はザク・マリナーに乗り換えている。残された本機は、傭兵として現地徴用された漁師の青年・タマンが搭乗し、ジュドー・アーシタのΖΖガンダムと交戦するが、ジュドーの説得によりタマンは本機から降り、自爆させた。
『ΖΖ』の外伝作品『機動戦士ガンダムΖΖ外伝 ジオンの幻陽』では、主人公フェアトン・ラーフ・アルギスの搭乗機で、銀色に塗装されている。気密性の高さから宇宙空間で運用された。
第一次ネオ・ジオン抗争から8年後の宇宙世紀0096年を舞台とした『機動戦士ガンダムUC』のOVA版では、地球上のジオン軍残党の戦力として登場。ジュアッグと共にダカールに上陸した機体はジムⅡを擱座させ、その後ネモと交戦し片腕を奪うも、ビームサーベルによって貫かれ倒された。カークス隊の戦力としてトリントン基地を襲った機体はその水中用として開発された特性を遺憾なく発揮する形で、湾内より奇襲をしかけ配備されたアクア・ジムを倒した。守備部隊に猛威を振るったが、緊急出撃したバイアラン・カスタムには敗れてしまい、更に機能停止した機体は盾の代わりとしてその防御性をゾゴックのブーメランカッターの攻撃を防ぐために逆利用されてしまっている。
リギルド・センチュリー(『Gのレコンギスタ』)の時代においては「クラシックコレクション」として博物館にレプリカが保管されている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
一貫してMS形態のみの登場で、巡航形態や変形能力は未実装。
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第3次スーパーロボット大戦
- DCの戦力として登場。水中用のMSの中では最強で、中盤のシナリオ「女スパイ潜入」ではブーン搭乗の機体を含め、多数登場するので水中にいると侮れない。変形はしない。PS版では『第4次』や『F』に登場しなかったためか、ユニットグラフィックがシャープに描き直されている。
- スーパーロボット大戦EX
- マサキの章、リューネの章では自軍で使用可能。SFC版では武装がイマイチだったギラ・ドーガよりもマシな性能だったが、PS版では立場が逆転。射程が短く性能も低いため使いにくくなった。それでも移動力はそこそこ高く水陸Aなので、ザク改やGP-01Fbよりは強いのだが。
- 敵としても弱くなっているため水中戦の多いシュウの章序盤では助かる。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α外伝
- 直接登場はしないが、今作にて姿が酷似している∀ガンダムのカプルが登場するため、宇宙世紀ガンダムシリーズのキャラが何度か名前を出している。『α外伝』はおろか『α』にもカプールはいないのに色とサイズが違うことまで知っていたので、ゲーム中に登場しないだけで戦った経験はあるのかもしれない。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦BX
- ジオン残党軍の機体としてユニットアイコンのみ登場。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦
- 初登場作品。HDリメイク版では「俺の名前はカプールだ。伸ばすのを忘れるなよ!」の攻撃時の台詞や、ザクIIへの特殊台詞で「お前とは遠い未来で会いそうな気がする」等、『∀ガンダム』を意識した台詞がある。
関連作品[編集 | ソースを編集]
- ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス
- ザコ敵。カプールmk-II、カプールヴォーゲという上位種も登場する。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
- アイアンネイル
- 両腕に装備されているクロー。一時ではあるがネモのビームサーベルを受け止め、またアクア・ジムの頭部を押しつぶすことが可能。なお「アイアン」という名ではあるが別に鉄製というわけではなく、これは「(鉄のような)強固さ」という意訳、もしくはゴッグの武装から名前を引き継いだだけだろう。
- SFC版『EX』では意外と攻撃力が高く機体の少ない時などには便利だったが、PS版では最弱武器になり使い所がなくなってしまった。
- ミサイルランチャー
- 胸部に内蔵されている。
- レーザービーム
- 頭部に装備。巡航形態でもモノアイカバーを一部だけ展開することで使用可能。
- ソニックブラスト
- 腹部に内蔵された武装。劇中では使用していないため、どんな武器なのかいまいち不明瞭。
- 『旧シリーズ』では音波や衝撃波系武器の演出となっていた。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- M
関連機体[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ MS/MECHANIC、機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]、2022年2月6閲覧。
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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