「ゼラ・ギンス」の版間の差分

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ラ・グラミス攻防戦終盤、ゼハートが戦死した事で、状況を打開する為に専用機のヴェイガンギアで出撃して多数の連邦軍のMSを撃墜し、[[ガンダムAGE-1グランサ|三]][[ガンダムAGE-2ダークハウンド|機]][[ガンダムAGE-FX|の]][[ガンダムタイプ #アドバンスド・ジェネレーション作品(機動戦士ガンダムAGEシリーズ)|ガンダム]]を相手に互角の立ち回りを演じて見せた。だが、戦闘中に[[シド]]が乱入。ヴェイガンギアを乗っ取りに来たシドを逆に乗っ取るも、シドの殺戮本能を抑える事が出来ずに[[暴走]]する。それによってラ・グラミスを破壊し始め、地球連邦軍と[[ヴェイガン]]の両軍を殲滅せんと大暴れしたが、最終的にはキオによって機体を破壊、救出された。
 
ラ・グラミス攻防戦終盤、ゼハートが戦死した事で、状況を打開する為に専用機のヴェイガンギアで出撃して多数の連邦軍のMSを撃墜し、[[ガンダムAGE-1グランサ|三]][[ガンダムAGE-2ダークハウンド|機]][[ガンダムAGE-FX|の]][[ガンダムタイプ #アドバンスド・ジェネレーション作品(機動戦士ガンダムAGEシリーズ)|ガンダム]]を相手に互角の立ち回りを演じて見せた。だが、戦闘中に[[シド]]が乱入。ヴェイガンギアを乗っ取りに来たシドを逆に乗っ取るも、シドの殺戮本能を抑える事が出来ずに[[暴走]]する。それによってラ・グラミスを破壊し始め、地球連邦軍と[[ヴェイガン]]の両軍を殲滅せんと大暴れしたが、最終的にはキオによって機体を破壊、救出された。
  
「'''[[クローン]]'''と'''[[強化人間]]'''」という[[ガンダムシリーズ]]では[[死亡フラグ|極端に死亡率の高い境遇]]を二つ抱えているのにも関わらず、生存することができた稀有なキャラクターでもある。
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「'''[[クローン]]'''と'''[[強化人間]]'''」という[[ガンダムシリーズ]]では[[死亡フラグ|極端に死亡率の高い境遇]]を二つ抱えているのにも関わらず、生存する事ができた稀有なキャラクターでもある。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
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:初登場作品。第41話「君の中の英雄」の最終目標として[[ヴェイガンギア・シド]]で登場。今回はラ・グラミスを無差別攻撃するのではなく、'''セカンドムーンごと制御を乗っ取り[[地球]]へ[[コロニー落とし|落として]]人類を殲滅しようとした'''。
 
:初登場作品。第41話「君の中の英雄」の最終目標として[[ヴェイガンギア・シド]]で登場。今回はラ・グラミスを無差別攻撃するのではなく、'''セカンドムーンごと制御を乗っ取り[[地球]]へ[[コロニー落とし|落として]]人類を殲滅しようとした'''。
 
:パイロットとしては本作最強クラスの強さを持ち、命中率・回避率は[[ジスペル]]に匹敵する恐るべき[[レベル]]に達している。
 
:パイロットとしては本作最強クラスの強さを持ち、命中率・回避率は[[ジスペル]]に匹敵する恐るべき[[レベル]]に達している。
:原作では(尺の都合等によって)出番が短かったゼラ・ギンスであるが、『BX』において[[ラストボス|ラスボス]]に相応しい実力を発揮する事になった。彼もまた、[[スパロボ補正]]の恩恵を被ったキャラクターだと言えよう。
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:原作では(尺の都合等によって)出番が短かった彼も、『BX』において[[ラストボス|ラスボス]]に相応しい実力を発揮するなど、原作以上に[[ハザード・パシャ|存在感のあるキャラクター]]となった。
  
 
== パイロットステータス ==
 
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[[ゼハート・ガレット|ゼハート]]をしのぐ『[[機動戦士ガンダムAGE|ガンダムAGE]]』最強のパイロットであり、全能力が非常に高いレベルでまとまっている。原作では接近戦を好んだが、データ的には射撃の方が高い。
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[[ゼハート・ガレット|ゼハート]]をしのぐ『[[機動戦士ガンダムAGE|ガンダムAGE]]』最強のパイロットであり、全能力が非常に高いレベルでまとまっている。原作では接近戦を好んだが、データ的には[[射撃 (能力)|射撃]]の方が高い。
  
 
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:BXの敵キャラでは最多の特殊スキル数をマーク。能力自体は第38話で戦った[[フル・フロンタル]]とさほど変わらないが、彼にない底力と、乗機の宇宙適応Sの重ね技で、'''必中無しだと命中率0%'''という恐るべき事態を引き起こしかねない。
:これでもかというほど攻撃に特化した構成で、Xラウンダー+底力+見切りの相乗効果で命中・回避率が恐ろしいレベルになっており、こちら側も[[ニュータイプ]]や[[イノベイター]]、[[Xラウンダー]]等の「命中率に修正がかかる専用スキル」を持つキャラクターで攻撃しても命中率が100%にならないことも。照準値を15段階改造しても命中率100%に届かない可能性もある。
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:これでもかというほど攻撃に特化した構成で、Xラウンダー+底力+見切りの相乗効果で命中・回避率が恐ろしいレベルになっており、こちら側も[[ニュータイプ]]や[[イノベイター]]、[[Xラウンダー]]等の「命中率に修正がかかる専用スキル」を持つキャラクターで攻撃しても命中率が100%にならない事も。照準値を15段階改造しても命中率100%に届かない可能性も有る。
 
:さらにプレッシャー・底力・ガードと機体の[[HP回復]]L3によって耐久力も尋常ではなく、加えてラ・グラミスの地形効果と互いの[[指揮官]]の効果を得ている[[ザナルド・ベイハート|ザナルド]]&[[草壁春樹|草壁]]を同時に相手にしなければならない(また、出現位置の関係上ゼラは二人の指揮官の効果の範囲内にいる事が多い為、更に最終命中・回避率が上昇する)という状況が相対的な強さに拍車をかけている。
 
:さらにプレッシャー・底力・ガードと機体の[[HP回復]]L3によって耐久力も尋常ではなく、加えてラ・グラミスの地形効果と互いの[[指揮官]]の効果を得ている[[ザナルド・ベイハート|ザナルド]]&[[草壁春樹|草壁]]を同時に相手にしなければならない(また、出現位置の関係上ゼラは二人の指揮官の効果の範囲内にいる事が多い為、更に最終命中・回避率が上昇する)という状況が相対的な強さに拍車をかけている。
:プレッシャーを回避するために、パイロット特性:技量を持った味方に隣接して攻撃するなど、少しでもダメージを与える工夫を凝らしていきたい。
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:プレッシャーを回避するために、パイロット特性:技量を持った味方に隣接して攻撃する等、少しでもダメージを与える工夫を凝らしていきたい。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[フェザール・イゼルカント]]
 
;[[フェザール・イゼルカント]]
 
:ヴェイガンの指導者。オリジナルに当たる人物。
 
:ヴェイガンの指導者。オリジナルに当たる人物。
:ちなみに、ゼラとイゼルカントは髪の毛の色が違う(若き日のイゼルカントは黒、ゼラは水色)が、強化措置の副作用なのかは不明。
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:ちなみに、ゼラとイゼルカントは髪の毛の色が違う(若き日のイゼルカントは黒、ゼラは水色)が、強化措置の副作用なのか否かは不明。
 
;[[ゼハート・ガレット]]
 
;[[ゼハート・ガレット]]
 
:本来ゼラが担うはずだった役割を引き継いだ人物。
 
:本来ゼラが担うはずだった役割を引き継いだ人物。
 
;[[ファルク・オクラムド]]
 
;[[ファルク・オクラムド]]
 
:ゼラを出撃させた宇宙要塞ラ・グラミスの司令官。
 
:ゼラを出撃させた宇宙要塞ラ・グラミスの司令官。
;[[キオ・アスノ]]
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;[[フリット・アスノ]]、[[アセム・アスノ]]、[[キオ・アスノ]]
:ゼラとの戦闘の末に彼を助け出した人物。
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:ゼラと交戦した地球連邦軍所属の[[パイロット]]達。最終的に、キオによってゼラは救出された。
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:ちなみに『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第41話「君の中の英雄」においてフリットは、ひとりの人間のエゴによって生き方を歪められたゼラについて'''「自分の息子アセムや孫キオが歩むかもしれなかった、もう一つの道」'''と評している。
  
 
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
 
;[[マリーダ・クルス]]
 
;[[マリーダ・クルス]]
:強化を受けたクローン人間であるマリーダはゼラに対して何か思うところがあるような特殊戦闘セリフを発する。
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
;『ヴェイガンギア、出る…』
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;「ヴェイガンギア、出る…」
:最終話「長き旅の終わり」より。出動命令が下り、冷めた口調で出撃する。当初は命令通り淡々と連邦のモビルスーツを破壊していたのだが…。
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:最終話「長き旅の終わり」より。出動命令が下り、冷めた口調で出撃する。当初は命令通り淡々と地球連邦軍のモビルスーツを破壊していたのだが…。
;『まだ終わっていない…全ての連邦軍モビルスーツを…殲滅…!』
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;「まだ終わっていない…全ての連邦軍モビルスーツを…殲滅…!」
:セカンドムーンを救う為、連邦と[[ヴェイガン]]は一時停戦。だが、ゼラは[[キオ・アスノ|キオ]]の「戦いはもう終わったんだ!」という呼び掛けにこう切り返す。
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:セカンドムーンを救う為、地球連邦軍と[[ヴェイガン]]は一時停戦。だが、ゼラは[[キオ・アスノ|キオ]]の「戦いはもう終わったんだ!」という呼び掛けにこう切り返す。
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:受けた命令を口にしながら、友軍であるヴェイガンの[[モビルスーツ]]や[[戦艦]]も容赦無く破壊しているあたりに、[[シド]]との[[合体]]に端を発した[[暴走]]の深刻さがうかがえる。
;『うわあああああああ!』
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;「うわあああああああ!」
 
:[[ヴェイガンギア・シド]]破壊時の悲鳴。基本的に感情を持たないが、本能レベルでの感情は持ち合わせている模様。
 
:[[ヴェイガンギア・シド]]破壊時の悲鳴。基本的に感情を持たないが、本能レベルでの感情は持ち合わせている模様。
;『私は福(よ)き音(しらせ)を与えるために父から遣わされた原罪なきものだ。私は不完全な人類という種を、機械と融合させることによって新しい段階へと押し上げる――!』
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;「私は福(よ)き音(しらせ)を与えるために父から遣わされた原罪なきものだ。私は不完全な人類という種を、機械と融合させることによって新しい段階へと押し上げる――!」
 
:[[小説|小説版]]における発言。こちらでは暴走によるものではなく、明確な自らの意思を以って破壊活動を行っている。
 
:[[小説|小説版]]における発言。こちらでは暴走によるものではなく、明確な自らの意思を以って破壊活動を行っている。
  
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*『[[機動戦士ガンダムAGE]]』の「[[ラストボス|ラスボス]]」にあたるキャラなのだが、'''「セリフは最終話の僅か1話のみ」'''という[[ガンダムシリーズ]]の中でも異色なラスボスである。
 
*『[[機動戦士ガンダムAGE]]』の「[[ラストボス|ラスボス]]」にあたるキャラなのだが、'''「セリフは最終話の僅か1話のみ」'''という[[ガンダムシリーズ]]の中でも異色なラスボスである。
 
**それ故か、一部では「ガンダムシリーズ史上、最も影が薄いラスボス」と評する声も存在している(ただし、他媒体ではラスボスに相応しい活躍をしているのだが…)。
 
**それ故か、一部では「ガンダムシリーズ史上、最も影が薄いラスボス」と評する声も存在している(ただし、他媒体ではラスボスに相応しい活躍をしているのだが…)。
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**なお、スペシャルエディション[[OVA]]『機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN』には、ゼラ・ギンスが全く登場しない。そのため、当作品のラスボスの役割は[[ゼハート・ガレット]]が担っている。
  
 
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==

2024年1月30日 (火) 10:00時点における最新版

ゼラ・ギンス
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 浪川大輔
デザイン 長野拓造(原案)
千葉道徳(アニメ版)
初登場SRW スーパーロボット大戦BX
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 強化クローン人間(Xラウンダー
性別
所属 ヴェイガン
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ゼラ・ギンスは『機動戦士ガンダムAGE』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

フェザール・イゼルカントの遺伝子を使用して作られた強化クローン人間。キオ編から三世代編に差し掛かるあたりで初登場。当初は培養ポッドの中で調整を受けていた。

当初はイゼルカントの人格データを移植し、彼の後継者とする予定だったが、イゼルカントがマーズレイに罹患して余命僅かであったため、このプランは断念。その結果、Xラウンダー能力と戦闘能力を極限にまで高める調整を施した上で、イゼルカントの後を引き継いだゼハート・ガレットの元にヴェイガンギアごと移送された。そのため感情を持たず、機械的にしか言葉を発しない上に最低限の会話しかできない。極限まで高められた戦闘力は本物で、フリットアセムキオの三人を同時に相手取ってもなお互角に渡り合える程

ラ・グラミス攻防戦終盤、ゼハートが戦死した事で、状況を打開する為に専用機のヴェイガンギアで出撃して多数の連邦軍のMSを撃墜し、ガンダムを相手に互角の立ち回りを演じて見せた。だが、戦闘中にシドが乱入。ヴェイガンギアを乗っ取りに来たシドを逆に乗っ取るも、シドの殺戮本能を抑える事が出来ずに暴走する。それによってラ・グラミスを破壊し始め、地球連邦軍とヴェイガンの両軍を殲滅せんと大暴れしたが、最終的にはキオによって機体を破壊、救出された。

クローン強化人間」というガンダムシリーズでは極端に死亡率の高い境遇を二つ抱えているのにも関わらず、生存する事ができた稀有なキャラクターでもある。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦BX
初登場作品。第41話「君の中の英雄」の最終目標としてヴェイガンギア・シドで登場。今回はラ・グラミスを無差別攻撃するのではなく、セカンドムーンごと制御を乗っ取り地球落として人類を殲滅しようとした
パイロットとしては本作最強クラスの強さを持ち、命中率・回避率はジスペルに匹敵する恐るべきレベルに達している。
原作では(尺の都合等によって)出番が短かった彼も、『BX』においてラスボスに相応しい実力を発揮するなど、原作以上に存在感のあるキャラクターとなった。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

能力値[編集 | ソースを編集]

ゼハートをしのぐ『ガンダムAGE』最強のパイロットであり、全能力が非常に高いレベルでまとまっている。原作では接近戦を好んだが、データ的には射撃の方が高い。

特殊スキル[編集 | ソースを編集]

BX
XラウンダーL9、プレッシャーL4、底力L9、援護攻撃L3、気力限界突破カウンター見切りガード全体攻撃L3
BXの敵キャラでは最多の特殊スキル数をマーク。能力自体は第38話で戦ったフル・フロンタルとさほど変わらないが、彼にない底力と、乗機の宇宙適応Sの重ね技で、必中無しだと命中率0%という恐るべき事態を引き起こしかねない。
これでもかというほど攻撃に特化した構成で、Xラウンダー+底力+見切りの相乗効果で命中・回避率が恐ろしいレベルになっており、こちら側もニュータイプイノベイターXラウンダー等の「命中率に修正がかかる専用スキル」を持つキャラクターで攻撃しても命中率が100%にならない事も。照準値を15段階改造しても命中率100%に届かない可能性も有る。
さらにプレッシャー・底力・ガードと機体のHP回復L3によって耐久力も尋常ではなく、加えてラ・グラミスの地形効果と互いの指揮官の効果を得ているザナルド草壁を同時に相手にしなければならない(また、出現位置の関係上ゼラは二人の指揮官の効果の範囲内にいる事が多い為、更に最終命中・回避率が上昇する)という状況が相対的な強さに拍車をかけている。
プレッシャーを回避するために、パイロット特性:技量を持った味方に隣接して攻撃する等、少しでもダメージを与える工夫を凝らしていきたい。

人間関係[編集 | ソースを編集]

フェザール・イゼルカント
ヴェイガンの指導者。オリジナルに当たる人物。
ちなみに、ゼラとイゼルカントは髪の毛の色が違う(若き日のイゼルカントは黒、ゼラは水色)が、強化措置の副作用なのか否かは不明。
ゼハート・ガレット
本来ゼラが担うはずだった役割を引き継いだ人物。
ファルク・オクラムド
ゼラを出撃させた宇宙要塞ラ・グラミスの司令官。
フリット・アスノアセム・アスノキオ・アスノ
ゼラと交戦した地球連邦軍所属のパイロット達。最終的に、キオによってゼラは救出された。
ちなみに『BX』第41話「君の中の英雄」においてフリットは、ひとりの人間のエゴによって生き方を歪められたゼラについて「自分の息子アセムや孫キオが歩むかもしれなかった、もう一つの道」と評している。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

マリーダ・クルス
強化を受けたクローン人間であるマリーダは、ゼラに対して何か思うところがあるような特殊戦闘台詞を発する。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「ヴェイガンギア、出る…」
最終話「長き旅の終わり」より。出動命令が下り、冷めた口調で出撃する。当初は命令通り淡々と地球連邦軍のモビルスーツを破壊していたのだが…。
「まだ終わっていない…全ての連邦軍モビルスーツを…殲滅…!」
セカンドムーンを救う為、地球連邦軍とヴェイガンは一時停戦。だが、ゼラはキオの「戦いはもう終わったんだ!」という呼び掛けにこう切り返す。
受けた命令を口にしながら、友軍であるヴェイガンのモビルスーツ戦艦も容赦無く破壊しているあたりに、シドとの合体に端を発した暴走の深刻さがうかがえる。
「うわあああああああ!」
ヴェイガンギア・シド破壊時の悲鳴。基本的に感情を持たないが、本能レベルでの感情は持ち合わせている模様。
「私は福(よ)き音(しらせ)を与えるために父から遣わされた原罪なきものだ。私は不完全な人類という種を、機械と融合させることによって新しい段階へと押し上げる――!」
小説版における発言。こちらでは暴走によるものではなく、明確な自らの意思を以って破壊活動を行っている。

搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

シド
ヴェイガンギアに取りついたEXA-DBの守護者。
ヴェイガンギア
ゼラが当初搭乗したMS。
ヴェイガンギア・シド
シドとヴェイガンギアが合体した機体。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 機動戦士ガンダムAGE』の「ラスボス」にあたるキャラなのだが、「セリフは最終話の僅か1話のみ」というガンダムシリーズの中でも異色なラスボスである。
    • それ故か、一部では「ガンダムシリーズ史上、最も影が薄いラスボス」と評する声も存在している(ただし、他媒体ではラスボスに相応しい活躍をしているのだが…)。
    • なお、スペシャルエディションOVA『機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN』には、ゼラ・ギンスが全く登場しない。そのため、当作品のラスボスの役割はゼハート・ガレットが担っている。

資料リンク[編集 | ソースを編集]