「ゴッドワルド・ハイン」の版間の差分

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'''ゴッドワルド・ハイン'''は『[[機動戦士Vガンダム]]』の登場人物。
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:初登場作品。[[アビゴル]]は登場しない為、他の機体に乗る。隠しマップでは[[ゾンビ兵|ゾンビ化]]し[[ゴトラタン]]に乗るが、他のパイロットよりも一回りレベルが低い為に[[2回行動]]してこない。設定ミスだろうか?
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=== TV版 ===
 
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;「カサレリア!」
 
;「カサレリア!」
:[[ウッソ・エヴィン]]との別れの際に発した言葉。ここで言う「カサレリア」とは、別れの挨拶の意である。
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;「坊主、[[宇宙]]で戦う戦士の鉄則を教えてやる。それはな、『目の前の生き残るチャンスを逃さない事』だ」
 
;「坊主、[[宇宙]]で戦う戦士の鉄則を教えてやる。それはな、『目の前の生き残るチャンスを逃さない事』だ」
:第22話「宇宙の虎」より。ウッソに生き残る為のチャンスを与えた時の台詞。
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:第22話「宇宙の虎」より。ウッソに生き残るためのチャンスを与えた時の台詞。
 
;「やったな、小僧!」
 
;「やったな、小僧!」
 
:散り際の台詞。[[アビゴル]]を撃破されながらも生身でウッソ機のコクピットに取り付くが、ワイヤーガンで反撃され爆炎の中に消えた。
 
:散り際の台詞。[[アビゴル]]を撃破されながらも生身でウッソ機のコクピットに取り付くが、ワイヤーガンで反撃され爆炎の中に消えた。
:上記の台詞は二通りの解釈がなされる。すなわち、ウッソ本人は「ゴッドワルドが最後に自分を褒めてくれた」と解釈したが、'''ゴッドワルドの怒りに満ちた表情や口調、機外へ吹っ飛ばされてもなお銃を構えてあがく様子からは、とてもウッソを褒めているようには見えない'''。むしろ、単に反撃された恨み節でしかないように思える。
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:ウッソは「ゴッドワルドが最後に自分を褒めてくれた」と解釈したが、'''ゴッドワルドの怒りに満ちた表情や口調、機外へ吹っ飛ばされてもなお銃を構えてあがく様子からは、とてもウッソを褒めているようには見えない'''。むしろ、単に反撃された恨み節でしかないように思える。
:ウッソが事実に反して「ゴッドワルドが褒めてくれた」と言い聞かせたいだけなのか、それとも[[ニュータイプ]]的な感応により視聴者の与り知らない所でゴッドワルドから賞賛の意思を受け取っていたのか…? いずれにせよ、やるせないシーンである。
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:ウッソが事実に反して「ゴッドワルドが褒めてくれた」と言い聞かせたいだけなのか、それとも[[ニュータイプ]]的な感応により視聴者の与り知らないところで賞賛の意思を受け取っていたのか…? いずれにせよ、やるせないシーンである。
  
 
=== 漫画版 ===
 
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;「了解いたした」
 
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:初台詞。タシロに出撃を命じられて。TV版を知っている読者は、初見で盛大に当惑した事だろう([[#余談|余談]]を参照)。
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:初台詞。タシロに出撃を命じられて。TV版を知っている読者は、初見で盛大に当惑したことだろう([[#余談|余談]]を参照)。
 
;「Vガンダム殿 一手お相手ねがいたい」
 
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== 搭乗機体 ==
 
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;[[アビゴル]]
 
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:初出撃の際には機能不全を起こした為、ゴッドワルドから'''「ろくに性能が出なかった品物だ」'''と酷評されたが、再調整され次の出撃時には本来の性能を発揮した。
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:初出撃の際には機能不全を起こしたため、ゴッドワルドから'''「ろくに性能が出なかった品物だ」'''と酷評されたが、再調整され次の出撃時には本来の性能を発揮した。
  
 
=== SRWでの搭乗機体 ===
 
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:『[[新スーパーロボット大戦|新]]』で搭乗。
 
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:『[[新スーパーロボット大戦|新]]』で搭乗。
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;[[ドッゴーラ]]
 
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:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』『[[スーパーロボット大戦D|D]]』で搭乗。
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:『α』『[[スーパーロボット大戦D|D]]』で搭乗。
  
 
== 余談 ==
 
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*初期稿では決定稿より若く小ずるい印象で描かれていたが、歴戦の勇士という人物背景にそぐわないために変更された<ref>角川書店『ニュータイプ100%コレクション23 機動戦士VガンダムVOL.2 SHAHKTI'S PRAYER』76頁。</ref>。
 
*初期稿では決定稿より若く小ずるい印象で描かれていたが、歴戦の勇士という人物背景にそぐわないために変更された<ref>角川書店『ニュータイプ100%コレクション23 機動戦士VガンダムVOL.2 SHAHKTI'S PRAYER』76頁。</ref>。
*[[漫画|漫画版]]『機動戦士Vガンダム』では第5章に登場。'''外見・精神共に古代の[[武士道|侍]]を思わせる人物であり、非戦闘時には前垂れに「撃」の文字が記された褌のみの姿で無重力座禅を行っている'''。TV版の面影は'''眉毛の形状ぐらい'''である。
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*[[漫画|漫画版]]『機動戦士Vガンダム』では第5章に登場。'''外見・精神共に古代の[[武士道|侍]]を思わせる人物'''であり、非戦闘時には'''和室で前垂れに「撃」と書かれた褌のみの姿でむき身の日本刀を片手に無重力座禅を行っている'''。TV版の面影は'''眉毛の形状ぐらい'''である。
**外見は『[[機動武闘伝Gガンダム]]』の[[ウルベ・イシカワ]]に近い。
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**外見は『[[機動武闘伝Gガンダム]]』の[[ウルベ・イシカワ]]に、キャラクター的には『[[機動戦士ガンダム0083]]』の[[アナベル・ガトー]]に近い。
**TV同様アビゴルを駆り、古代の侍が使っていた“居合い斬り”や“[[見切り]]”の応用で[[Vガンダム]]を追い詰めるが、[[ニュータイプ]]に覚醒したウッソによって逆転され、彼と戦えた事を誇りに思いながら落命する。
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**TV同様アビゴルを駆り、古代の侍が使っていた“居合い斬り”や“[[見切り]]”の応用で[[Vガンダム]]を追い詰めるが、[[ニュータイプ]]に覚醒したウッソによって逆転され、彼と戦えたことを誇りに思いながら落命する。
**そのTV版とのギャップの大きさや武人を思わせる戦いぶりから、一部のファンに妙なインパクトを与えた。
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**そのTV版とのギャップの大きさや武人を思わせる戦いぶりから、一部のファンに妙なインパクトを与えた。「ゴッドワルド中尉」としか記載されていなかったためTV版とは別人の可能性も残っていたが、2024年の新装版発売時に「ゴッドワルド・ハイン」と記載され、彼が漫画版時空におけるゴッドワルドであると確定した。
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**「裸体で日本刀片手に座禅」は『Vガンダム』放送と同年公開の[[映画]]『ロボコップ3』のヴィラン、オートモが元ネタと思われる。
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**エンターブレイン『スーパーロボット大戦D パーフェクトバイブル』でも漫画版設定に触れられている(179頁)。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

2024年12月18日 (水) 22:00時点における最新版

ゴッドワルド・ハイン
外国語表記 Godwald Hein[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 中田譲治
デザイン 逢坂浩司
初登場SRW 新スーパーロボット大戦
SRWでの分類 パイロット
テンプレートを表示
プロフィール
異名 人喰い
種族 地球人
性別
所属 ザンスカール帝国
所属部隊 ベスパ機関
軍階級 中尉
テンプレートを表示

ゴッドワルド・ハインは『機動戦士Vガンダム』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

ザンスカール帝国ベスパ機関に所属する、凄腕のモビルスーツパイロット。「人喰い」の異名を持つ。

ウッソ・エヴィンと初めて出会った時に遭難していたところを救われており、その後再会した時は可変モビルスーツアビゴル」を駆り、敵として戦うことになる。ウッソとの戦闘の末に敗れ、最後は乗機の爆発に巻き込まれて命を落とす。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
ジュピトリアン所属。アビゴルが登場しないため、コンティオドッゴーラに乗る。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦D
ネオ・ジオンルートでは序盤から登場。彼を知るミリアルドは自軍に注意を促すなど強敵として知られており、扱いの良い作品。序盤から中盤はアビゴル、後半はドッゴーラに乗る。

単独作品[編集 | ソースを編集]

新スーパーロボット大戦
初登場作品。アビゴルは登場しないため、他の機体に乗る。隠しマップではゾンビ化ゴトラタンに乗るが、他のパイロットよりも一回りレベルが低い為に2回行動してこない。設定ミスだろうか?
新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
フリーバトルに登場。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

α
自爆ド根性信頼隠れ身友情復活

特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]

α
シールド防御L3、切り払いL3
D
底力L7、援護攻撃L1、援護防御L1、コンボL3
切り払いL4、シールド防御L4

人間関係[編集 | ソースを編集]

ウッソ・エヴィン
彼に戦士の心意気を教え込む事に。
タシロ・ヴァゴ
上司。漫画版では彼に出撃命令を与えられた。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

ゼクス・マーキス
D』ではライバル関係であり、対決に火花を散らす。

名台詞[編集 | ソースを編集]

TV版[編集 | ソースを編集]

「カサレリア!」
ウッソ・エヴィンとの別れの際に発した言葉。ここで言う「カサレリア」は別れの挨拶の意である。
「坊主、宇宙で戦う戦士の鉄則を教えてやる。それはな、『目の前の生き残るチャンスを逃さない事』だ」
第22話「宇宙の虎」より。ウッソに生き残るためのチャンスを与えた時の台詞。
「やったな、小僧!」
散り際の台詞。アビゴルを撃破されながらも生身でウッソ機のコクピットに取り付くが、ワイヤーガンで反撃され爆炎の中に消えた。
ウッソは「ゴッドワルドが最後に自分を褒めてくれた」と解釈したが、ゴッドワルドの怒りに満ちた表情や口調、機外へ吹っ飛ばされてもなお銃を構えてあがく様子からは、とてもウッソを褒めているようには見えない。むしろ、単に反撃された恨み節でしかないように思える。
ウッソが事実に反して「ゴッドワルドが褒めてくれた」と言い聞かせたいだけなのか、それともニュータイプ的な感応により視聴者の与り知らないところで賞賛の意思を受け取っていたのか…? いずれにせよ、やるせないシーンである。

漫画版[編集 | ソースを編集]

「了解いたした」
初台詞。タシロに出撃を命じられて。TV版を知っている読者は、初見で盛大に当惑したことだろう(余談を参照)。
「Vガンダム殿 一手お相手ねがいたい」
武道の奥技"見切り"だ どんなビームもわたしにはあたらん」
「み・・見事だ Vガンダム・・ きさまと戦えたこと・・ わたしはほこりにおもう・・・・」
散り際の台詞。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

「中佐、そのような中傷を受ける言われは有りませんな」
α』第22話(宇宙へ向かうルート)「ガンダム、星の海へ」より。
同盟関係上シーマの援軍に駆け付けた際、彼女から戦果の不甲斐無さを嘲笑されて立腹するクロノクルを制し努めて冷静に意見するが、シーマにとっては「宇宙の虎」も敷皮雑魚の弾除けでしかなかった模様。
「このパイロットもまだ子供ではないか…一体、どういう部隊なのだ!?」
同上。カミーユとの戦闘前会話。少年兵が多く集うリガ・ミリティアロンド・ベル隊)の陣容に戸惑う。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

アビゴル
初出撃の際には機能不全を起こしたため、ゴッドワルドから「ろくに性能が出なかった品物だ」と酷評されたが、再調整され次の出撃時には本来の性能を発揮した。

SRWでの搭乗機体[編集 | ソースを編集]

コンティオ
α』で搭乗。
ブルッケング
』で搭乗。
ゴトラタン
『新』で搭乗。
ドッゴーラ
『α』『D』で搭乗。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 初期稿では決定稿より若く小ずるい印象で描かれていたが、歴戦の勇士という人物背景にそぐわないために変更された[2]
  • 漫画版『機動戦士Vガンダム』では第5章に登場。外見・精神共に古代のを思わせる人物であり、非戦闘時には和室で前垂れに「撃」と書かれた褌のみの姿でむき身の日本刀を片手に無重力座禅を行っている。TV版の面影は眉毛の形状ぐらいである。
    • 外見は『機動武闘伝Gガンダム』のウルベ・イシカワに、キャラクター的には『機動戦士ガンダム0083』のアナベル・ガトーに近い。
    • TV同様アビゴルを駆り、古代の侍が使っていた“居合い斬り”や“見切り”の応用でVガンダムを追い詰めるが、ニュータイプに覚醒したウッソによって逆転され、彼と戦えたことを誇りに思いながら落命する。
    • そのTV版とのギャップの大きさや武人を思わせる戦いぶりから、一部のファンに妙なインパクトを与えた。「ゴッドワルド中尉」としか記載されていなかったためTV版とは別人の可能性も残っていたが、2024年の新装版発売時に「ゴッドワルド・ハイン」と記載され、彼が漫画版時空におけるゴッドワルドであると確定した。
    • 「裸体で日本刀片手に座禅」は『Vガンダム』放送と同年公開の映画『ロボコップ3』のヴィラン、オートモが元ネタと思われる。
    • エンターブレイン『スーパーロボット大戦D パーフェクトバイブル』でも漫画版設定に触れられている(179頁)。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. CHARACTER|機動戦士Vガンダム 2022年1月5日閲覧。
  2. 角川書店『ニュータイプ100%コレクション23 機動戦士VガンダムVOL.2 SHAHKTI'S PRAYER』76頁。