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*[[登場作品]]:[[ガンダムシリーズ]]
 
 
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**[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]
 
**[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]
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*最高速度:381km/h(280km/hとする資料もある)
 
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*開発:ツィマッド社
 
*開発:ツィマッド社
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*所属:[[ジオン公国軍]]
 
*主なパイロット:[[ガイア]]、[[オルテガ]]、[[マッシュ]]【[[黒い三連星]]】、他
 
*主なパイロット:[[ガイア]]、[[オルテガ]]、[[マッシュ]]【[[黒い三連星]]】、他
  
ツィマッド社が開発した[[ジオン軍|ジオン公国軍]]の量産型[[モビルスーツ]]。局地戦用として開発され、脚部に熱核ジェットエンジンを搭載している。これによって[[ホバー]]走行が可能となり、地上での高い機動性を誇っている。また、防御力も高い。
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ツィマッド社が開発した[[ジオン公国軍]]の量産型[[モビルスーツ]]。局地戦用として開発され、脚部に熱核ジェットエンジンを搭載している。これによって[[ホバー]]走行が可能となり、地上での高い機動性を誇っている。また、防御力も高い。
  
 
劇中では、まず先行量産型が[[黒い三連星]]に配備され、[[アムロ・レイ]]の駆る[[ガンダム]]と交戦。得意技である「ジェット・ストリーム・アタック」で翻弄したが、[[マチルダ・アジャン]]の[[ミデア]]の援護もあり、敗れている。その後、量産されて地上での主力として運用された。なお、[[ランバ・ラル]]はホワイトベースとの戦いのために[[マ・クベ]]にドムの支給を要請しているが拒否されて届かなかった。
 
劇中では、まず先行量産型が[[黒い三連星]]に配備され、[[アムロ・レイ]]の駆る[[ガンダム]]と交戦。得意技である「ジェット・ストリーム・アタック」で翻弄したが、[[マチルダ・アジャン]]の[[ミデア]]の援護もあり、敗れている。その後、量産されて地上での主力として運用された。なお、[[ランバ・ラル]]はホワイトベースとの戦いのために[[マ・クベ]]にドムの支給を要請しているが拒否されて届かなかった。
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ちなみに、本機の熱核ロケットエンジンの開発には『機動戦士ガンダム MS IGLOO』(SRW未参戦)に登場したEMS-04ヅダの土星エンジンの技術が使われている。
 
ちなみに、本機の熱核ロケットエンジンの開発には『機動戦士ガンダム MS IGLOO』(SRW未参戦)に登場したEMS-04ヅダの土星エンジンの技術が使われている。
  
黒い三連星が使っていた三位一体攻撃であるジェット・ストリーム・アタックは後に『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』にて形を変えつつ復活している。なお、この更に前に『[[機動武闘伝Gガンダム]]』にてネオ・ホンコン在住のチンピラ三人組が相手(この時の相手は生身の[[サイ・サイシー]])を囲んでグルグルと回るジェット・ストリーム・クラッシュという技を使っている。ただし、[[ドモン・カッシュ]]の乗る[[ゴッドガンダム]]に足を引っかけられてアッサリと破られている。
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黒い三連星が使っていた三位一体攻撃であるジェット・ストリーム・アタックは後に『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』にて形を変えつつ復活している。なお、この更に前に『[[機動武闘伝Gガンダム]]』にてネオ・ホンコン在住のチンピラ三人組が相手(この時の相手は生身の[[サイ・サイシー]])を囲んでグルグルと回るジェット・ストリーム・クラッシュという技を使っている。だが、[[ドモン・カッシュ]]の乗る[[ゴッドガンダム]]に足を引っかけられてアッサリと破られている。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
;[[スーパーロボット大戦]]
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=== [[旧シリーズ]] ===
:初登場作品。パイロットは存在しない。
 
 
;[[第2次スーパーロボット大戦]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦]]
 
:[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の戦力として登場。[[黒い三連星]]が乗る。
 
:[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の戦力として登場。[[黒い三連星]]が乗る。
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:[[宇宙]]にも「ドム」として登場するが、セリフ内では[[リック・ドム]]と呼ばれている。
 
:[[宇宙]]にも「ドム」として登場するが、セリフ内では[[リック・ドム]]と呼ばれている。
 
;[[スーパーロボット大戦EX]]
 
;[[スーパーロボット大戦EX]]
:マサキの章で[[黒い三連星]]が乗るほか、序盤のMAPで登場。[[マラサイ]]に乗る[[ジェリド・メサ|ジェリド]]が「マラサイでは無理か」と愚痴を零すと、[[オルテガ]]'''「オレ達なんざドムだぜぇ」'''と零す……ファンは複雑な気分である。敵ユニットが改造された状態で出られるようになったのは次作である[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]からなので、それまで[[一年戦争]]の[[モビルスーツ]]で戦う事が多かった彼らにとっては受難の日々であった。
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:マサキの章で[[黒い三連星]]が乗るほか、序盤のMAPで登場。[[マラサイ]]に乗る[[ジェリド・メサ|ジェリド]]が「マラサイでは無理か」と愚痴を零すと、[[オルテガ]]は「'''オレ達なんざドムだぜぇ'''」と零す...ファンは複雑な気分である。改造された状態で敵ユニットとして出られるようになったのは次作である第4次からなので、それまで[[一年戦争]]の[[モビルスーツ]]で戦う事が多かった彼らにとっては受難の日々であった。
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
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;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次S]])
:序盤から雑魚として登場。しかし[[黒い三連星]]が乗る機体は序盤であるにもかかわらず全能力が7段階まで改造済みで別物と化しており([[ガイア]]曰く「フルチューンすればドムとて、まだまだ現役よ!」)、前作をプレイしていたファンはこの扱いにはさぞかし溜飲を下げた事だろう。<br />なおロボット大図鑑では、出演作品が『[[機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争]]』となっているが、これは誤り。
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:序盤から雑魚として登場。しかし[[黒い三連星]]が乗る機体は序盤であるにもかかわらず、全能力が7段階まで改造済みで、これまで相手にしてきたものとは別物と化しており([[ガイア]]曰く「フルチューンすればドムとて、まだまだ現役よ!」)、前作をプレイしていたファンはこの扱いにはさぞかし溜飲を下げた事だろう。
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:なお、ロボット大図鑑では出演作品が『[[機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争]]』となっているが、これは誤り。
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=== [[αシリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
 
:序盤で条件を満たすとお馴染みのジェット・ストリーム・アタックを主人公に仕掛けてくる。ただし合体攻撃ではなくただの連続攻撃である。またイベントのためにこちらが喰らうダメージが微々たる物になっている。
 
:序盤で条件を満たすとお馴染みのジェット・ストリーム・アタックを主人公に仕掛けてくる。ただし合体攻撃ではなくただの連続攻撃である。またイベントのためにこちらが喰らうダメージが微々たる物になっている。
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=== 単独作品 ===
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;[[スーパーロボット大戦]]
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;[[スーパーロボット大戦GC]]
 
;[[スーパーロボット大戦GC]]
 
:最初に[[黒い三連星]]が乗るほか、一般[[ジオン兵]]もこれに乗るため、[[捕獲]]して運用可能。射程の長いP属性のジャイアント・バズが便利。
 
:最初に[[黒い三連星]]が乗るほか、一般[[ジオン兵]]もこれに乗るため、[[捕獲]]して運用可能。射程の長いP属性のジャイアント・バズが便利。
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== 装備・機能 ==
 
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=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
;拡散ビーム砲
 
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=== [[合体攻撃]] ===
 
=== [[合体攻撃]] ===
 
;ジェット・ストリーム・アタック
 
;ジェット・ストリーム・アタック
:黒い三連星の[[合体攻撃]]。本来は宇宙での対艦攻撃として考案されたが、ホバー走行が可能な本機のおかげで地上でも使用可能となった。何気にこの機体でやるのはXOだけだったりする(他は[[ドライセン]]か[[リック・ドムII|ドムII]])。GCではイベントのみで行う。
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:黒い三連星の[[合体攻撃]]。本来は宇宙での対艦攻撃として考案されたが、ホバー走行が可能な本機のおかげで地上でも使用可能となった。何気に本機で繰り出すのはXOだけだったりする(他は[[ドライセン]]か[[リック・ドムII|ドムII]])。GCではイベントのみで行う。
  
 
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<!-- :「曲名」:採用作品や解説など -->
 
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== 対決 ==
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;対[[ガンダム]]
 
;対[[ガンダム]]
:補給中の[[ホワイトベース]]にドム3機の[[黒い三連星]]が襲い掛かる。[[ガンキャノン]]では足止めできず、[[ガンダム]]が立ち向かう。そして[[ガイア]]もまた[[ガンダム]]を狙っていた。そして[[黒い三連星]]は重力下で初めてジェットストリームアタックを仕掛けるが、[[ガンダム]]は切り抜ける。[[ガイア]]は手応えを感じ取って、再びジェットストリームアタックを仕掛ける。アムロは真正面から立ち向かうが、ドムの目暗まし(拡散ビーム)で視覚を奪われ、後方の[[オルテガ]]の射撃を[[ガイア]]を踏み台にして(「'''俺を踏み台にしたぁ!?'''」)、さらに後方の[[マッシュ]]を切り付ける。さらに[[マチルダ・アジャン|マチルダ]]の[[ミデア]]の突撃で[[オルテガ]]が押し戻されると、激昂した[[オルテガ]]はブリッジを両腕で潰す。この一連の攻撃で[[ガイア]]は[[マッシュ]]を、アムロは[[マチルダ・アジャン|マチルダ]]を失う結果となった。
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:補給中の[[ホワイトベース]]にドム3機の[[黒い三連星]]が襲い掛かる。[[ガンキャノン]]では足止めできず、[[ガンダム]]が立ち向かう。そして[[ガイア]]もまた[[ガンダム]]を狙っていた。そして[[黒い三連星]]は重力下で初めてジェットストリームアタックを仕掛けるが、[[ガンダム]]は切り抜ける。[[ガイア]]は手応えを感じ取って、再びジェットストリームアタックを仕掛ける。アムロは真正面から立ち向かうが、ドムの目暗まし(拡散ビーム)で視覚を奪われ、後方の[[オルテガ]]の射撃を[[ガイア]]を踏み台にして(「'''俺を踏み台にしたぁ!?'''」)、さらに後方の[[マッシュ]]を切り付ける。さらに[[マチルダ・アジャン|マチルダ]]の[[ミデア]]の突撃で[[オルテガ]]が押し戻されると、激昂した[[オルテガ]]はブリッジを両腕で潰す。
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:この一連の攻撃でガイアはマッシュを、アムロはマチルダを失う結果となった。
  
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
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;[[グフ]]
 
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:試作機のプロトタイプ・ドムのベース機である[[グフ]]試作実験機の基となっている。つまり、本機の開発の大元となった機体である。
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:試作機のプロトタイプ・ドムのベース機である「[[グフ]]試作実験機」の基となっている。つまり、本機の開発の大元となった機体である。
 
;[[ガンダム試作2号機]]
 
;[[ガンダム試作2号機]]
 
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:『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』に登場。型式番号はMS-09H。ドワッジの改良型で、運動性が向上している。また、[[地球連邦軍]]の基地から奪ったビームカノンを装備しており、火力も強化されている。[[デザート・ロンメル]]が搭乗した。SRW未登場。
 
:『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』に登場。型式番号はMS-09H。ドワッジの改良型で、運動性が向上している。また、[[地球連邦軍]]の基地から奪ったビームカノンを装備しており、火力も強化されている。[[デザート・ロンメル]]が搭乗した。SRW未登場。
 
;ペズン・ドワッジ
 
;ペズン・ドワッジ
:ペズン計画によって開発された。ドム([[リック・ドム]])の改良機。型式番号はMS-10。本来のドワッジは元々はこちらを指すがZZガンダムに登場したものと区別する為にこの名で呼ばれることが多い。モノアイスリットの部分が十字型から逆丁字型になっているのが特徴。「トミノメモ」によるとホワイトベース隊が再び宇宙に上がった際にリック・ドムの別名として登場予定だったらしい。SRW未登場。
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:ペズン計画によって開発された。ドム([[リック・ドム]])の改良機。型式番号はMS-10。本来のドワッジは元々はこちらを指すがZZガンダムに登場したものと区別する為にこの名で呼ばれることが多い。モノアイスリットの部分が十字型から逆丁字型になっているのが特徴。「トミノメモ」によるとホワイトベース隊が再び宇宙に上がった際にリック・ドムの別名として登場予定だったらしい。SRW未登場。
;RFドム
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;RFドム
 
:『[[機動戦士ガンダム F90]]』に登場するドム([[リック・ドム]]?)の改良機。形式番号はOMS-09RF。オリジナルと比べて装甲が強化されており武器もすべてビーム兵器になっている。ドムより性能は高いが生産数は少ない。SRW未登場。
 
:『[[機動戦士ガンダム F90]]』に登場するドム([[リック・ドム]]?)の改良機。形式番号はOMS-09RF。オリジナルと比べて装甲が強化されており武器もすべてビーム兵器になっている。ドムより性能は高いが生産数は少ない。SRW未登場。
  
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== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==

2013年7月4日 (木) 16:58時点における版

MS-09 ドム(Dom)

ツィマッド社が開発したジオン公国軍の量産型モビルスーツ。局地戦用として開発され、脚部に熱核ジェットエンジンを搭載している。これによってホバー走行が可能となり、地上での高い機動性を誇っている。また、防御力も高い。

劇中では、まず先行量産型が黒い三連星に配備され、アムロ・レイの駆るガンダムと交戦。得意技である「ジェット・ストリーム・アタック」で翻弄したが、マチルダ・アジャンミデアの援護もあり、敗れている。その後、量産されて地上での主力として運用された。なお、ランバ・ラルはホワイトベースとの戦いのためにマ・クベにドムの支給を要請しているが拒否されて届かなかった。

バリエーション機に本機の宇宙仕様であるリック・ドムがある。

連邦兵からつけられたあだ名は「スカート付き」。

ちなみに、本機の熱核ロケットエンジンの開発には『機動戦士ガンダム MS IGLOO』(SRW未参戦)に登場したEMS-04ヅダの土星エンジンの技術が使われている。

黒い三連星が使っていた三位一体攻撃であるジェット・ストリーム・アタックは後に『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』にて形を変えつつ復活している。なお、この更に前に『機動武闘伝Gガンダム』にてネオ・ホンコン在住のチンピラ三人組が相手(この時の相手は生身のサイ・サイシー)を囲んでグルグルと回るジェット・ストリーム・クラッシュという技を使っている。だが、ドモン・カッシュの乗るゴッドガンダムに足を引っかけられてアッサリと破られている。

登場作品と操縦者

旧シリーズ

第2次スーパーロボット大戦
DCの戦力として登場。黒い三連星が乗る。
第2次スーパーロボット大戦G
同上。
第3次スーパーロボット大戦
宇宙にも「ドム」として登場するが、セリフ内ではリック・ドムと呼ばれている。
スーパーロボット大戦EX
マサキの章で黒い三連星が乗るほか、序盤のMAPで登場。マラサイに乗るジェリドが「マラサイでは無理か」と愚痴を零すと、オルテガは「オレ達なんざドムだぜぇ」と零す...ファンは複雑な気分である。改造された状態で敵ユニットとして出られるようになったのは次作である第4次からなので、それまで一年戦争モビルスーツで戦う事が多かった彼らにとっては受難の日々であった。
第4次スーパーロボット大戦第4次S
序盤から雑魚として登場。しかし黒い三連星が乗る機体は序盤であるにもかかわらず、全能力が7段階まで改造済みで、これまで相手にしてきたものとは別物と化しており(ガイア曰く「フルチューンすればドムとて、まだまだ現役よ!」)、前作をプレイしていたファンはこの扱いにはさぞかし溜飲を下げた事だろう。
なお、ロボット大図鑑では出演作品が『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』となっているが、これは誤り。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
序盤で条件を満たすとお馴染みのジェット・ストリーム・アタックを主人公に仕掛けてくる。ただし合体攻撃ではなくただの連続攻撃である。またイベントのためにこちらが喰らうダメージが微々たる物になっている。

単独作品

スーパーロボット大戦
スーパーロボット大戦GC
最初に黒い三連星が乗るほか、一般ジオン兵もこれに乗るため、捕獲して運用可能。射程の長いP属性のジャイアント・バズが便利。
スーパーロボット大戦XO
GCの移植版だが、三連星のみ合体攻撃可能になったため、早めに1機でも墜としておく事を勧める。
スーパーロボット大戦Scramble Commander
アプサラスとの決戦時に無限増援で登場。

装備・機能

武装・必殺攻撃

拡散ビーム砲
胸部右側に1門内蔵されている武装。出力が低く、目くらまし程度の効果しかない。
ヒートサーベル
背部に1本マウントしている近接戦用の武装。熱を帯びた刀身で対象を溶断する。
ジャイアント・バズ
本機の主兵装で、口径は360mm。その名の通り、かなり大型の武装。グフが使用していた事もあった。
ラケーテン・バズ
ドム・トローペンの主兵装。本機も使用可能。
120mmマシンガン
通称「ザク・マシンガン」。上部にドラムマガジンを装備し、そこから給弾する。本機も使用可能。
シュツルムファウスト
MS用のロケットランチャー。命中精度は低いが無反動で撃てて、かつ広範囲に爆風を起こす牽制用の武装。

合体攻撃

ジェット・ストリーム・アタック
黒い三連星の合体攻撃。本来は宇宙での対艦攻撃として考案されたが、ホバー走行が可能な本機のおかげで地上でも使用可能となった。何気に本機で繰り出すのはXOだけだったりする(他はドライセンドムII)。GCではイベントのみで行う。

特殊能力

剣装備
切り払いを発動。

移動タイプ

ホバー

対決・名場面など

ガンダム
補給中のホワイトベースにドム3機の黒い三連星が襲い掛かる。ガンキャノンでは足止めできず、ガンダムが立ち向かう。そしてガイアもまたガンダムを狙っていた。そして黒い三連星は重力下で初めてジェットストリームアタックを仕掛けるが、ガンダムは切り抜ける。ガイアは手応えを感じ取って、再びジェットストリームアタックを仕掛ける。アムロは真正面から立ち向かうが、ドムの目暗まし(拡散ビーム)で視覚を奪われ、後方のオルテガの射撃をガイアを踏み台にして(「俺を踏み台にしたぁ!?」)、さらに後方のマッシュを切り付ける。さらにマチルダミデアの突撃でオルテガが押し戻されると、激昂したオルテガはブリッジを両腕で潰す。
この一連の攻撃でガイアはマッシュを、アムロはマチルダを失う結果となった。

関連機体

リック・ドム
宇宙仕様への改造機種。
リック・ドムII
グフ
試作機のプロトタイプ・ドムのベース機である「グフ試作実験機」の基となっている。つまり、本機の開発の大元となった機体である。
ガンダム試作2号機
リック・ディアス
ドライセン
ネオ・ジオン軍が再設計した機種。
ドムトルーパー
SEED世界に於けるドムのリメイク。オリジナルより強い。
ドム・トローペン
機動戦士ガンダム 0083 スターダストメモリー』『機動戦士ガンダムUC』(SRW未参戦)に登場。型式番号はMS-09F/Trop。砂漠・熱帯用に改良された機体。SRW未登場。
ドワッジ
機動戦士ガンダムΖΖ』『機動戦士ガンダムUC』(SRW未参戦)に登場。型式番号はMS-09G。ドムシリーズの最終量産型で、通信機能の強化や稼働時間の延長などの改良が行われている。主にアフリカで運用されていた。SRW未登場。
ドワッジ改
機動戦士ガンダムΖΖ』に登場。型式番号はMS-09H。ドワッジの改良型で、運動性が向上している。また、地球連邦軍の基地から奪ったビームカノンを装備しており、火力も強化されている。デザート・ロンメルが搭乗した。SRW未登場。
ペズン・ドワッジ
ペズン計画によって開発された。ドム(リック・ドム)の改良機。型式番号はMS-10。本来のドワッジは元々はこちらを指すがZZガンダムに登場したものと区別する為にこの名で呼ばれることが多い。モノアイスリットの部分が十字型から逆丁字型になっているのが特徴。「トミノメモ」によるとホワイトベース隊が再び宇宙に上がった際にリック・ドムの別名として登場予定だったらしい。SRW未登場。
RFドム
機動戦士ガンダム F90』に登場するドム(リック・ドム?)の改良機。形式番号はOMS-09RF。オリジナルと比べて装甲が強化されており武器もすべてビーム兵器になっている。ドムより性能は高いが生産数は少ない。SRW未登場。

余談

バーチャロン』のセガが過去に出したシューティングゲーム「スペースハリアー」には本機と形状が酷似したロボット、その名もまんまの「ドム」という敵がいる。
なお、こちらはモノアイが三つ目であるほか(面構えはスタンディングトータスのほうが似ている)、緑色の機体を筆頭に、青・赤・金などカラーバリエーションは本家以上に豊富だったりする。

商品情報

プラモデル

フィギュア

書籍

話題まとめ

銅大の読書日記 2003年04月
ドムについての考察。

資料リンク

リンク